2017年09月19日

あの半年、この半年

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 この世に大きな安堵のひと息を遺し、主人が浄土へ渡った日から半年が経ちました。 殆どひと時も離れず過ごした、あの幸せな最後の半年と同じ長さの月日である筈なのに、なんという違いなのでしょう。

 これからの季節は、あの半年を思い出し なぞっていくようで、足がすくみます。

 病状を告げられた診察室の風景、患部が光ったレントゲン写真、主治医の他に居並んだ医師たちの沈痛な面持ち、それらが何を意味するのか、これからどんなことが起こっていくのか、その時は未だ実感もなく、また深く探ろうともしませんでした。 はっきりと宣告もせず、かといって積極的に治療していきましょうとも言わない若い主治医。 それでも私たちは、あらゆる手を尽くして治していくことしか考えていませんでした。 最後の最後まできっと治ると信じて、出来ること考えられることを尽くして望みをつないでいました。

 毎晩遅くまで働き、長期の出張も多かった主人が、やっと私の手元に戻ってきてくれ毎日一緒に暮らせた日々、激痛を抑えるために服用していた大量の医療麻薬の所為もあるのか、穏やかで優しい仏様のような人になっていました。 意地やプライドのような枷からも解き放たれて、素直に思ったことを口にしてくれて、ずっとこんな風に暮らせたらどんなにいいだろうと思っていた夢のような暮らしのできた半年でした。 神様が私たちに最後に与えてくださった幸せな贈りものの半年でした。

 それなのに、今は思い出すのが怖いのです。 その幸せな日々がもうすぐ終わってしまうことも知らずに過ごしていた自分。 まるでタイムマシンに乗って、その自分に何かを伝えにいくようで足がすくむのです。 

 段々と日が短くなり、暗く寒い日々がやってきても、あの優しいぬくもりは戻っては来ない。 いいえ、きっと主人は違う形で私の心を温めてくれることでしょう。 心の奥底に優しい優しい気持ちを秘めた人でしたから。 主人を信じ、恐れず前に進むことにいたします。



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2017年09月14日

花の百名山・三ツ峠山ハイク(3) 編集中…

(画面構成、種名など確認中・・・)

三ツ峠ハイクの末篇(3)は、三ツ峠山から天上山公園ロープウェイで河口湖に下るコース沿いの観察記録です。

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【レイジンソウ/伶人草】キンポウゲ科トリカブト属

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【シモバシラ/霜柱】シソ科シモバシラ属

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【ススキ/薄】イネ科ススキ属

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【クサボタン/草牡丹】キンポウゲ科センニンソウ属

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【キハギ/木萩】マメ科ハギ属

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左【ヒヨドリバナ/鵯花】キク科フジバカマ属
右・下【ナンテンハギ/南天萩】マメ科ソラマメ属 別名:フタバハギ

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【タムラソウ/田村草】キク科タムラソウ属

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【キバナカワラマツバ/黄花河原松葉】アカネ科ヤエムグラ属

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左【マルバハギ/丸葉萩】マメ科ハギ属
右・下【ツルフジバカマ】マメ科ソラマメ属 クサフジの小葉9~12対に対し、5~8対と少なく葉巾も広い
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【タマアジサイ/玉紫陽花】アジサイ科アジサイ属

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【タマゴタケ/卵茸】

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【ママコナ/飯子菜】ゴマノハグサ科ママコナ属 ミヤマママコナは花の内部の隆起が黄色で、苞に鋸歯がない。

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【ミヤマウズラ/深山鶉】ラン科 葉の模様を鶉に見立てた命名 (拡大した花についている黒いものは虫)  雲取山では見つけられずにいたので、ここで出会えて嬉しかった。 シカの餌にならずに生き延びていって欲しい。

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【イヌセンボンタケ?】

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【根元が露わになった巨樹】

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小御嶽神社からの眺め、富士スバルラインが登って行くのが見えた

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【ヤブマメ】マメ科

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【キヌタソウ】アカネ科

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【センニンソウ】キンポウゲ科センニンソウ属 センニンソウ属=クレマチス属の基本種 日本はクレマチス属の原種の宝庫

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【ボタンヅル】キンポウゲ科センニンソウ属 センニンソウと良く似ているが、花はやや小さく、葉の形が全く違う。 もっとよく似たコボタンヅルなどとの見分け方については別記の予定。

 天上山公園カチカチ山ロープウェイは、昔話に題をとり創作した太宰治版の「かちかち山」の舞台になっていることから名づけられているのだそうだが、ウサギとタヌキのキャラクターの看板やらハート形の鐘やら、太宰が最も嫌いそうな何とも俗っぽい施設が造られており、通り過ぎるだけでも気恥ずかしい。 それでも観光客は名前に釣られてか訪れるようで、外国人の方々も多くて、日本人としてもその趣味の悪さに身が縮む思いがする。 見晴らしはご覧のように素晴らしいので、もう少し落ち着いた風情の施設になってくれることを願うばかり。

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【ロープウェイ駅から河口湖を望む】


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2017年09月13日

花の百名山・三ツ峠山ハイク(2) 

 三ツ峠ハイク中篇(2)です。 

 北斎と娘のお栄の足跡を辿る番組で、北斎の「赤富士・凱風快晴」が三ツ峠から見た富士山の姿であることを、「三ツ峠山荘」のご主人が語ってらっしゃいました。

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 「三ツ峠山荘」のテラス・ベンチ前で5月の下見時に撮ったものですが、遮るものなく聳える富士山の裾野の広がりを見ると、確かに場所から「赤富士」を描いたのだ、かつて北斎も同じ場所まで登って来ていたのかと、「画狂人」の一念の強さに感動します。

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【サラシナショウマ/晒菜升麻】キンポウゲ科サラシナショウマ属
【ノハラアザミ/野原薊】キク科アザミ属
 山頂に近づくにつれ、ダイナミックなお花畑の気配が出てきました。 (以前の姿を知る人からすると、寂しい限りとのことですが、それでもまだまだ数多くの花々に会うことができます。)

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【ハナイカリ】リンドウ科ハナイカリ属

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【タチコゴメグサ/立小米草】ゴマノハグサ科コゴメグサ属

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左【クサボケ・果実】バラ科ボケ属 別名:シドミ、地梨 生薬名:和木瓜(わぼっか)
右【ウスユキソウ】キク科ウスユキソウ属

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【ホソバノヤマハハコ】キク科ヤマハハコ属 雌雄異株
 上:雌株(雌花) 下:雄株(雄花)
 ヤマハハコと思いましたが、葉の表にも銀色の毛が生えていて葉の幅も細いことからホソバノヤマハハコではないかと思いましたが、どうでしょう。 後で葉が短く幅がもっと広い個体もあり、同じものなのか迷っています。

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【オヤマボクチ/雄山火口】キク科ヤマボクチ属

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【イヌゴマ/犬胡麻】シソ科イヌゴマ属

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【マツムシソウ】マツムシソウ科マツムシソウ属

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左【オオマツヨイグサ】アカバナ科マツヨイグサ属 太宰治の「富士には月見草がよく似合う」の言葉にある月見草(ツキミグサ)はこのオオマツヨイグサではないかとされている。 本来のツキミソウは江戸時代に渡来した白い花で、開花は日暮〜未明の月明かりの下でしか見られず、富士山を背景にしてに見ることは難しい。 
右【?】キク科

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【?】セリ科

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【?】セリ科

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【ウメバチソウ/梅鉢草】ニシキギ科(前ユキノシタ科)ウメバチソウ属

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【コウゾリナ/剃刀菜、髪剃菜】キク科コウゾリナ属 茎葉に手が切れそうな固いザラツキ

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【フジアザミ】キク科アザミ属 富士山周辺に多い 草丈1mにもなる大型のアザミ 総苞片や葉に鋭いトゲ

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【タムラソウ】キク科タムラソウ属 アザミに似ているがトゲがない

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【ホツツジ】ツツジ科ホツツジ属 ミヤマホツツジの雌しべはくるりと巻いて上を向く

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【シロバナフウリンツツジの果実】ツツジ科ドウダンツツジ属 サラサドウダンの純白花

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【崩れた登山道に浮島のように残ったお花畑】

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【三ツ峠山の碑】

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【イワキンバイ/岩金梅】バラ科キジムシロ属 ミヤマキンバイと迷ったが、茎にも葉をつけていることから同定

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【ズミ/酢実?】バラ科リンゴ属 不分裂葉と分裂葉が混在する 

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左【メタカラコウ/雌宝香】キク科メタカラコウ属 舌状花が1〜3コしかない
右【トリカブト/鳥兜】キンポウゲカトリカブト属 生薬名:附子(ぶし、ぶす)

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左【オトコヨモギ/男蓬】キク科ヨモギ属
右【ノリウツギ/糊空木】アジサイ科アジサイ属

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【サンショウバラ/山椒茨】バラ科バラ属

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【ワレモコウ/吾亦紅】バラ科ワレモコウ属

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【ツリガネニンジン/釣鐘人参】キキョウ科ツリガネニンジン属

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【ソバナ/岨菜】キキョウ科ツリガネニンジン属

P9056766 (207x310).jpgP9056767 (207x310).jpg【ウツボグサ/靫草】シソ科ウツボグサ属

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【テンナンショウ/天南星の仲間の群落・果実】サトイモ科テンナンショウ属

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【轟音轟かせ何度も旋回する自衛隊ヘリ】

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左【コウリンカ/紅輪花】キク科キオン属 オレンジ色の細い舌状花は、最初水平、のち下垂する
右【シラヤマギク/白山菊】キク科シオン属 下部の葉はハート形で翼付の長い葉柄、上部へ行くほど小さい葉

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【龍の顔の浮かぶ倒木】

その(3)へ続く・・・


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2017年09月12日

花の百名山・三ツ峠山ハイク(1)

 本日雨天中止となった三ツ峠山ハイキングの下見時の記録です。 流石に「花の百名山」の一つに挙げられるだけあって、写真に残しただけでもざっと100種類、とても全部は掲載できませんが、代表的な花々をご紹介します。

<2017-09-05 撮影>
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【テンニンソウ/天人草】

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【ツリフネソウ/釣舟草】     【ハナタデ/花蓼】

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【クサボタン/草牡丹】

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【イタドリ/虎杖】

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【ユウガギク/柚香菊】

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【ヤマムグラ/山葎】       【イヌトウバナ/犬塔花】

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【ホソエノアザミ?/細柄の薊】  【オオバアサガラ/大葉麻殻】

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【タニソバ/谷蕎麦】         【バライチゴ/茨苺】

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【ツノハシバミ/角榛】         【カジカエデ/梶楓】

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【キブシ/木五倍子】          【アブラチャン/油瀝青】

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【ノリウツギ/糊空木】  【ツルニンジン/蔓人参】別名:ジイソブ

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【コウシンヤマハッカ/甲信山薄荷】

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【アサノハカエデ/麻葉楓】

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【ハンカイシオガマ/樊かい塩竈】

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【トモエシオガマ/巴塩竈】

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【ソバナ/岨菜】花、草姿、果実    【メタカラコウ/雌宝香】

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【オクモミジハグマ/奥紅葉白熊】

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【オクモミジハグマの葉】    【?】セリ科? ウコギ科?

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【テンナンショウの仲間】果実       【クロイチゴ/黒苺】

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【トウゴクミツバツツジ/東国三葉躑躅】【クジャクシダ/孔雀羊歯】

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【タカオヒゴタイ/高尾平子帯】

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【カイフウロ/甲斐風露】

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【コウモリソウ/蝙蝠草】       【キバナアキギリ/黄花秋桐】

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【ミヤマシャジン?/深山沙参】 ソバナより一回り大きくふっくらした花

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【キヌタソウ/砧草】

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【ミヤマタニタデ/深山谷蓼】      【ミズタマソウ/水玉草】

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【ノハラアザミ/野原薊】        【ヤマホタルブクロ/山蛍袋】

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【ハナイカリ/花碇】

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【シモツケソウ/下野草】草本 モミジ型の葉

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【シモツケ/下野】木本 ユキヤナギ似の葉

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【タムラソウ/田村草】

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【レンゲショウマ/蓮華升麻】

沢山ありすぎて、画像から選んで名前を付けるだけでも朦朧として来ました・・・間違っていたり抜けていたりするかもしれませんが、今日はここまで〜💤 (つづく)



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30回目の記念日

  
 去年と変わらぬ部屋の中
 あなただけがみつからない

 元気になったら
 一緒にあちこち旅しようねと
 指切りしたのに

 私を一人残して
 旅立っていった あなた

 私の分の切符を持って
 いつかきっと迎えに来てね



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2017年09月10日

「ダーウィンが来た!」に観察人Tさん登場

 本日の NHK 19:30〜の「ダーウィンが来た!」は、吉祥寺の井の頭公園の人気者 カイツブリ の特集です。 井の頭公園で長年このカイツブリを愛し見守り続けて来た、拙ブログのカラスウリ仲間でもある観察人Tさんこと田中利秋さんが、カイツブリ・マイスター、またカイツブリを守る為(在来の小魚・エビなどカイツブリの餌となる生物を外来種が捕食してしまうとカイツブリが暮らせなくなる)、池のかいぼりの提唱者として登場されます。 こうご期待!

 私も正座し固唾を呑んで拝見します。 井の頭公園のカイツブリの事は、拙ブログでも取り上げたことがありますが、小さな体で勇敢に雛を守り育てる姿は健気で、ついつい応援したくなります。
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田中さんとのご縁の始まりは、かれこれ12年以上前になるのですね・・・ご一緒したカラスウリとコウモリの観察会の記録を見つけて来ました。 
「夕暮れ観察会・あなたが知らない夕暮れのドラマ」
(2005年8月6日)
この時に、コウモリのお話をされていたKさんと、今イベントなどをご一緒させて頂いているのもまた、不思議なご縁としかいいようがありません。



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2017年09月09日

亡き人に綴る手紙

 重陽の日の今日、岩手県陸前高田市の鬱蒼とした森の中のカフェ前に、大震災で亡くなった大切な家族や友人たちへ、伝えることのできなかった言葉や思いを手紙にして届ける「漂流ポスト」が置かれていることを、ふと思い出しました。

 店主の赤川勇治さんは、
「一行でもいいから書くことによって、自分の気持ちが分解していくんじゃないか、表に出るんじゃないかということで手紙にたどりついた。」
と、ポスト設置への思いを話していらっしゃいました。

 私が、この「天地(あめつち)に遊ぶ」に、皆様の目に触れるには重過ぎる内容の日記を綴って来たのも、自分以外の人に伝わるように書くことで自分の気持ちを客観的に見詰め、また文字にしていくことで幾らかずつでも辛く悲しい喪失感を昇華していける気がしたからでした。

 それでもやはりここには書けない気持ちが抱えきれない程あります。 主人への手紙を綴って綴って、いつか「漂流ポスト」に投函しに出かけてみようと思います。 そこでは、大切な人を突然亡くした方々のお手紙も読ませていただけるのだそうです。 亡き人の気持ちになって自分に返事を書いた方もいらっしゃるそうです。 

 主人だったら私の手紙に、どう返事を書いてくれるかな。 それを一番分かっているのは、誰よりも長く一緒に傍に居た私なのでしょう。 

 そのことに気づかせてくれて、ありがとう。 今日、「漂流ポスト」を思い出させてくれたのは、貴方から私への「菊花の契り」のようなメッセージだったのですね。 



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2017年09月08日

12345件目のコメント

拙ブログの記事数1200件目で、

コメント12345件目は、

鎌倉とんぼさん でした!

流石、何かを持っていらっしゃいますね

いつもお見守り、また お導き頂きまして、ありがとうございます。
これからも、どうぞよろしくお願い申し上げます。


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二俣尾の平溝川(9月)

  (水生生物の画像を一部拡大しました。)
 美味しいランチをいただいた後は、マイクロバスで移動し、先日観察した多摩川の支流・平溝川を遡った綺麗な沢での水生生物観察です。 上流で綺麗な水である分、水温も低く4〜5度とのこと、余り長くは入っていられない冷たさです。 

 この日のスターは何と言っても、この見目麗しい「ヤマメ(山女)」の幼魚です。 なんて美しいのでしょう・・・ウットリ魅入ってしまいます。 山ではタマゴタケ、川ではヤマメ、私にとっては神様の意匠の極みに思えます。
<2017-09-03 平溝川にて>
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【ヤマメ】サケ科 
 サクラマスと同種の海へ下らない陸封型の標準和名
 「渓流の女王」と呼ばれる

ほかの魚たちだってそれぞれに魅力的なのは勿論です!
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【アブラハヤ】

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【カジカ】

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【ヘビトンボ(幼虫)】       【オオヤマカワゲラ(幼虫)】

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【サナエトンボの仲間のヤゴ】

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【カワニナ】【サナエトンボのヤゴ】   【ハグロトンボのヤゴ】

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【チラカゲロウ(幼虫)】

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【サワガニたち】

 きれいな沢の中に住んでいる生き物たちと間近に接して、子供も大人も目を輝かせていました。 観察させてもらった後は、そっと元の棲家にお帰りいただきました。 お騒がせしてごめんなさい。

 頭上では終始、薄黄色のトンボが群舞していました。 何トンボかとカメラを構えて留まるのを待っていたのですが、ちっとも留まってくれません。 色からしてウスバキトンボではないかと思い調べてみると、「殆ど留まらず飛んでいる」との記載があり、「ああ、正にこれだ!」と思わず叫んでしまいました。
…ということで、写真は撮れなかったので、カフェトンボさんの「トンボフィールド観察記」のウスバキトンボのページを、是非ご覧ください。



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2017年09月07日

ブログランキング再登録


 *現在の「自然観察」カテゴリー内の順位です。
 (お陰様で2日から6日間で56位→20位まで来られました。)
 *ランキングは30分毎に更新されるそうです。 
 *この表は拙ブログの右バーの下の方にも載せています。

 
 人気記事にランキングされていた古い記事を見直していたら、昔は「ブログランキング」のリンクバナーをマメに貼っていたことを思い出しました。 その頃は未だ、該当するカテゴリーが見当たらず、「人文」やら「エコロジー」やらに登録していました。 その内、ブログを更新する時間がなくなり一時は非公開にしたり殆ど閉鎖状態となったりして、リンクバナーも貼らなくなり、いつしかすっかり忘れておりました。

 久しぶりに「ブログランキング」の内容を見てみたら、「自然観察」のカテゴリーが出来ていて、今のメインはここに落ち着いてきているので、2017年9月2日より再登録してみることにしました。

 コメントを残すのはちょっと面倒だったり気が重かったりする方も、1クリックで「読んでますよ〜!」と応援して頂けると、頑張って更新する気力が湧いてきます。 実際に交流のある方とも、またお会いしたこともない方々とも拙ブログを通じてご縁がつながり、共感したり励ましたりして頂いていること、心より嬉しく、また心強く思っております。

「天地(あめつち)に遊ぶ」にお寄りくださり、また一緒に遊んでくださり、真にありがとうございます


人気ブログランキング  バナーの柄は季節などによって変えています。 
 
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2017年09月03日

二俣尾の森(9月)

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毛状巻(絹)雲(もうじょうけんうん)たなびく青い空 一番上空に現れる雲で、お天気が数時間後には変わる(温帯低気圧が近づいている)兆しとか。 (道路からでは、どうしても電線が入ってしまい、すみません)

 この日は親子の自然体験で再び二俣尾の森を訪れました。 前回から丁度1週間後でしたが、雨後の森はしっとりしていて趣が違っていました。

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雨に濡れてツルツルの木橋と清らかな沢の流れ

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【アキノタムラソウ】シソ科アキギリ属
 特徴的な奇数羽状複葉が見られない小株
 更に未だ薹を立てるに至らない子株の根生葉(長い葉柄が見られる)

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【マンリョウ】サクラソウ(ヤブコウジ)科ヤブコウジ属
 早くも真っ赤な実を鈴なりに実らせています

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左【ヤマジノホトトギス】ユリ科ホトトギス属
  花弁はほぼ水平に開き、
  花は茎の先か葉腋に普通1〜2個ずつ付け、
  茎に下向きの毛が生える
右【トヤマシノブゴケ】

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【ツルアリドオシ】アカネ科ツルアリドオシ属
 果実は2つの花の子房がくっつき球状となるので、
 先端に2つの花の萼の跡が残る。

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【カメムシタケ(ミミカキタケ)】 
 カメムシに生えるきのこ(冬虫夏草の一種)

 木陰の暗がりで2pほど地上に出ていた(写真左下)橙黄色の子実体(写真中右で拡大)から下を注意深く掘り下げ、そっと寄生されたカメムシ(写真中左で拡大)ごと、フユイチゴの葉の上に置いたところ。

 冬虫夏草の仲間の菌は、生きているうちに経皮的感染、体内で増殖し、寄主を殺す…こうして、生物も植物もきのこの仲間が分解することで森の生態系は循環していきます。


 森でウォークラリーを楽しんで体験館に戻ってくると、調理スタッフの皆さんが竈でダッチオーブンなどを使って、おいしいお料理を作って待っていてくださいました。 

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上:火にかける前のダッチオーブンの様子
中左:竈で調理中のダッチオーブン(蓋の上にも薪を置き上下から加熱)
中右:今日のランチメニュー 豚汁とご飯とチキン
下:ハーブチキンの野菜添え(ジャガイモ、ニンジン、玉ねぎ、エリンギ、ミニトマト、セロリ、ニンニク、ローズマリー、オリーブオイル、塩、胡椒など)



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2017年09月02日

秋のアザミ3種(高尾山域)


 高尾山域に秋に咲く3種の代表的なアザミの比較です。 秋のこの山域では、殆どこの3種しか見られないのですが、以下の事を踏まえていても、同定にちょっと迷うこともあります。 

 雨が降ればアズマヤマアザミの総苞片の粘りや、トネアザミ(高尾ではタイアザミと呼ぶ人が多い)の総苞片の痛みが感じられなくなり、花の重みでノハラアザミが俯いていたりもします。 タイアザミが上向きで咲いていることもあります。 

 ノハラアザミの根生葉が下草の陰で見えないこともあります。 総苞片の反り返りも全くないとは言えないような微妙な感じの個体もあります。

 やはり沢山の実物を見て、慣れ親しむしかないようです。

アズマヤマアザミ
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【アズマヤマアザミ/東山薊】キク科アザミ属
 ・花期 9〜11月
 ・頭花が茎に接してびっしりと多数つける
 ・頭花は横向き〜斜め下向きにつける
 ・花色はややくすんだうすピンク(フジバカマのような色)
 ・総苞片に蜘蛛毛 やや粘着
 ・総苞片のトゲは短く、殆ど反り返らない。


タイアザミ または トネアザミ
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【タイアザミ/大薊・痛薊】【トネアザミ/利根薊】キク科アザミ属
 ・花期 9〜11月(ナンブアザミは8〜10月)
 ・ナンブアザミ(中部以北の多雪地に普通分布)の変種
 ・関東地方の山地に極普通分布、中部・近畿にも分布
 ・頭花を横向き・斜め下向きにつける。
  (ナンブアザミも同じ)
 ・葉・総苞片のトゲが、太く・長く・先が尖っていて痛い
  (ナンブアザミに比して)
 ・葉は羽状に深く切れ込むものが多い。
  (ナンブアザミはあまり切れ込まないものが多い)


ノハラアザミ
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【ノハラアザミ/野原薊】キク科アザミ属
 ・花期 8〜10月
 ・中部以北に分布
 ・人家の近く〜林縁まで広く分布
 ・開花時にも根生葉(長さ30pにもなり、主脈に赤みがあるものが多い)
 ・頭花は上向きに2〜3個つく
 ・総苞片は鐘形でクモ毛がある



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2017年09月01日

コガタコガネグモと隠れ帯・X

<2017-09-01 高尾山にて>
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【コガタコガネグモ/小型黄金蜘蛛(メス)】 コガネグモ科 メス 6〜12o  オス 4〜5o

 秋になるとよく見かける、赤茶の濃淡とクリーム色の縞模様がオシャレなクモ。 円網の上に幼体では円盤状、成長すると写真のようなX型の「隠れ帯*」を作る。 但し、全部のクモが隠れ帯を作るわけではなく、巣を張った環境にもより、メリットの少ない場所では隠れ帯を作らないらしい。 

 クモの巣自体の張り方も美しいが、「隠れ帯」もまた芸術的で惚れ惚れしてしまう。 クモは、山を歩いていて蜘蛛の巣に引っかかるのは不快だし、家に巣が張られるとみすぼらしい雰囲気になるし、天井からツーと下がって来たりやコソコソ歩いたるする様子は忍者か泥棒のようで、どうも嫌われることの多い虫だが、その姿、生態のいろいろ、分からないことも多く、なんとも魅力的で興味が尽きない。 

「隠れ帯(白帯)は何のため?」
 「隠れ帯」という名がついているが、かえって目立ってしまい、ちっとも隠れられてはいないように思える。 そもそもそこに網が張ってあることに気付かないことで、餌となる者たちは網にかかる筈ではないか。 小さな虫からすれば、この帯の陰でクモの姿が見えないことはあるかもしれないが…。

 昆虫の専門家たちもいろいろその役目を調べていて、幾つかの効果が挙げられていた。 (日本では古くから「隠れ帯」の呼称が用いられてきたが、先入観を除くため単に「白帯」とも呼ばれる。)

・隠れ帯の白い部分はが光(紫外線)をよく反射させ、光に集まる虫を引き寄せ捕獲量を増やす為。

・鳥や大型昆虫に網を壊されないよう、網の存在を知らせる為。
 (但し、このことにより却って捕食者に存在を知らせることにもなり、襲われやすくもなるらしい)

・繁殖期にメスがオスを引き寄せる為。

・自身の姿を大きく見せて身を守る為。

・直射日光を遮り体温上昇を抑える。(山桜考:だとしたら、帯の裏側にいた方が…)



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秋の空

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 今日は高尾山で秋の花ハイキングの下見。 
 昨晩は「朝雨のち曇りのち午後から雨」の予報でしたが、今朝は「曇りのち15時頃から雨」に変わっていました。 雨に降られる覚悟で装備をしていたのですが、出かける頃には、なんと青い空に羊雲が並ぶ美しい秋の空が広がっていました。

 優しいあなた、またお願いを聞いてくれて、ありがとう! 元気に行ってきますね! 



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2017年08月27日

二俣尾の多摩川(8月)

 先日は森できのこ観察でしたが、この日は川で水生生物の観察です。 あいにく前日の雨でかなり増水しており、浅瀬で石をひっくり返してトビゲラの幼虫などを観察することができず、網でガサゴソが主体でした。

<2017-08-27 二俣尾 多摩川にて>
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【アブラハヤ】速い流れから湾入部に退避してきたのかアブラハヤの幼魚が沢山網にかかり、観察用の浅い桶では飛び出してしまって可哀そうなので、観察後はもう捕まえないように子供たちにもお願いしました。

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【サワガニ】カニの仲間は産卵後、暫く腹部に抱卵したまま卵の中で幼生を育て、殆どはゾエアという幼生初期の段階で放出しますが、サワガニは、数十個とカニの中では少ない数の卵を抱卵し、稚ガニまで育ててから放出します。 プクプクに育ったコガニ達がびっしり抱えらえていました。 過保護のカニコですね。

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【シマドジョウ?】

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【カジカガエル?のオタマジャクシ】

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【スナヤツメ】 ヤツメウナギの仲間で、眼の後ろに鰓孔が7つ並び本物の眼と合わせて8つの眼と見えることからの命名。 今はなかなか見つからない希少種らしい。 幼生の頃は未だ眼が開いていない。

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【ハグロトンボのヤゴ(幼虫)】 蝶のようにひらひら飛ぶ黒い羽根に細長い体の優雅な成虫の姿とは異なり、ちょっと悪そうな面構え! 

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【モンカゲロウの幼虫】

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【何かの卵のう(調べ中)】

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【エビ】上から見て何エビか私には分かりません。 在来種のエビの目は真横に出ているとのこと。

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【ダビドサナエ?(トンボ)のヤゴ(幼虫)】足跡型の触角が特徴

 水生生物は父の川釣りの餌、若しくは捕まえて来て飼っていたカワイイ生き物としての認識しかなく、詳しく種類を調べるところまで興味が達していませんでしたが、去年から川遊びのあるイベントや虫研修などで、再び触れる機会が増え、よく分かっていない分、嵌ってしまいそうです。



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2017年08月26日

磯研修(柴崎海岸)

昨年の4月、三浦半島 芝崎海岸における磯研修に参加しました。 (この後、私事いろいろ続き更新できぬままでした。 未だ種名なども調べきれていないのですが、できる範囲でアップしておき、時間ができた時に加筆する予定です。)

<研修地: 神奈川県 三浦半島 柴崎海岸>
<研修日: 2016年4月23日>

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【ケヤリムシ】太陽を浴びて気持ち良さげに波に揺られていました。

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【ムラサキウニ】岩に隠れたマックロクロスケたち

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【イワフジツボ】【ベッコウガサ?】   【イトマキヒトデ】

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【カジカの仲間?】     【キヌバリ】縞模様
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【イソスジエビ?】

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【キヌハダウミウシ】なるほど、絹のスカーフのようにも

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【オトメウミウシ】なぜ乙女? 一番ナメクジに似ている気が…

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【アオウミウシ】こっちを見ていますね〜カワイイ♪

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【クロシタナシウミウシ】【アオウミウシ】仲良し?

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【サラサウミウシ】背中の更紗模様と黄色い縁取りが決め手

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【クロシタナシウミウシ】標準色
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【クロシタナシウミウシ】変異色 とても同じとは思えないが上の真っ黒なクロシタナシウミウシの色変わりらしい 縁取りのフリルに面影が感じられる?

「ウミウシ」の仲間は、「海の宝石」などとも呼ばれ、その美しい色彩でファンも多いのですが、ほとんど同じような仲間の生物でありながら陸に居る「ナメクジ」は忌み嫌われるばかりです。 かといって、陸でウミウシのようなカラフルな色彩のナメクジがいたら気持ち悪いでしょうか… 

 いや、陸というよりも生息場所ですね。 ナメクジは地味でなくては身体を守れないような暗い湿った物陰に住んでいるのですから仕方ありません。 

 その代り、色どり豊かな植物の上に住んでいるイモムシやケムシにはカラフルなのが多いです。

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【クモガタウミウシ】【クロシタナシウミウシ】【アオウミウシ】
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踏んだり触ったりすると、紫色液体を噴出し忍者さながらに煙幕を張るアメフラシは地味です。 「雨降らし」の名前は、身を守る為の紫色のモヤモヤガ雨雲に見えるから、梅雨時に産卵の為に岩の浅瀬に集まる(集まってくると雨が降る)からなどと言われています。
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【アメフラシ?】未だ子供のアメフラシ?

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【ヤマトウミウシ?/イソアワモチ?】  【ナマコの仲間?】

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【ナマコの仲間?】

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【生×釜揚げしらす丼】う〜ん、私は「生」よりやはり「釜揚げ」シラスの方が好きかな〜 



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2017年08月25日

二俣尾の森(8月)

 子供のディキャンプ下見で初めて青梅市二俣尾の森へやってきました。 個人所有の森を市で借り受けているので、手入れはされていても荒らされていない魅力的な森です。

タマゴタケが沢山出ているということでしたが、乾燥続きできのこの発生はかなり少なめでした。 それでもきのこ目の効く面々があちこちから探し出して来てくれました。

私はまだまだ きのこ修行中。 図鑑と首っ引きで調べたものの自信は持てず「?」だらけです。 段々と「?」が取れるよう、更に観察を続けたいです。

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【シロオニタケ/白鬼茸】 幼菌         成菌
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【シロオニタケ】 傘の様子   【コオニテングタケ/小鬼天狗茸?】

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【コンイロイッポンシメジ/紺色一本占地?】【オニイグチモドキ/鬼猪口擬?】

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【ビョウタケ/鋲茸?】           【アイカワタケ?】

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【フサタケ/房茸?】

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【アカイボタケ/赤疣茸?】        【   】

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【シロアンズタケ/白杏茸?】       【  】

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【イグチの仲間】触れたところが変色 

きのこだけでなく、今では希少になってしまった植物や昆虫の棲家でもあるようで、これからまた訪れる日々が楽しみになりました。

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【クモキリソウ/雲霧草】     【ミヤマクワガタ/深山鍬形】



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2017年08月19日

目の中に砂嵐と竜巻3つ

 キャンプ中、暗闇の中で炎を見た時だったか、ふいに視界に黒い靄が立ち込め、その背後に無数の黒い点が漂っているのが見えた。 

 黒い靄は左目にも三日月形のが住み着いてしまっているが、とうとう右目にもやって来たかと愕然とした。 それでも夜のうちは未だコンタクトをとって朝になれば消えているかも…という淡い期待を持っていたが、翌朝、明るくなった空を見上げると、はっきりとした全面的砂嵐と竜巻が3つ漂っているのが見えて、暗澹たる気持ちになった。

 「神様、どうか視力だけは持っていかないでください。」

 祈るような気持ちで家路を急ぎ、最寄の眼科へ向かったがお盆休み。 やはりこれは『かかり付けの眼科へ行った方が良いよ』という主人の導きかなと思った。

 翌19日は主人の月命日、守っていてくれていると感じながら電車に乗り、いつもの眼科で眼底検査と念の為、麻酔をかけレンズを嵌め込んでの眼球の前側の網膜の検査も受けた。 結果、網膜剥離には至らず、水晶体の老化(またか…)による飛蚊症とのことで、要経過観察となる。 一先ずはホッとした。

 眼には気を遣い、外歩きには紫外線防止サングラス、PC作業時にはブルーレイ防止グラスをかけているし、眼のヨガも続け、これまでにはブルーベリーを意識的にとり、1か月前からはルテインのサプリも始めたばかりだったのに…。 やはり去年からの身体的疲労・心労が溜まっていたのだろうか。

       *          *          * 

 という訳で、眼を休める為、しばらくパソコン作業から遠ざかっていましたが、ルテインが効いたのか何がどうしてなのか分かりませんが、段々と砂粒の数は減り竜巻も消えはしないものの小さくなって来たようでほっとしています。

 それでも大好きな本や新聞など活字を読むのに、モヤモヤが鬱陶しくて集中できないのが哀しいです。 慣れていくしかないのでしょうね。 <2017-08-30 記>



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ラベル:眼科 飛蚊症
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2017年08月18日

パウロの森でキャンプ


 お盆休みから週末にかけてケロが長いお休みをとってずっと一緒に居てくれる予定だったのですが、迷走台風のせいで延期になった仕事が休暇予定日に入ることとなり、新盆の法要が終わると直ぐに大阪へ戻ることになってしまいました。 新盆の後にぽっかりと空いた寂しさを埋めたくて、まだ参加OKというキャンプに飛び入りさせて貰うことにしました。

 聖パウロの森で早速迎えてくれたのは、森の妖精きのこたち。

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絵本の世界のように可愛いらしい【タマゴタケ】3兄弟 美味食茸

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【テングタケ】【ツルタケダマシ?タマゴテングタケモドキ?】どれも毒茸

テントを張って、さぁお昼は、 
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手作りの竹のお椀、竹で組んだ台で「そうめん流し」 
青ネギ、ミョウガ、シソ、生姜・・・薬味もいっぱい刻みました。

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丸太に縦に十文字を入れて切り口に炭を置いて燃やしていくスウェーデン式焚火 きれいに燃え尽きると4つ脚の椅子かテーブルが出来上がるそうですが、これはちょっと燃えすぎてしまったようです。

P8176174 (210x140).jpg ダッチオーブンで炊き上げたエビ・アサリ・イカ入り、サフランで仕上げた絶品のパエリヤ、鶏肉とコンニャクとカシューナッツのクワ焼き、森で皆が集めたタマゴタケ入りコンソメスープ、ネギたっぷり納豆卵焼き の 夕食献立。 食べ始める前のもっときれいな状態で写真を撮らず、シェフに申し訳ないです。



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夕食の後は、日の入り前からムササビの巣穴と思われる3か所のポイントに分かれての張り込み。 私は森の斜面にある杉の木の洞の下でじっと目を凝らし続け(途中ちょっと寝てました…すみません)ましたが、ムササビの鳴き声も姿も気配も全く感じられず、残念。 それでも夕闇の森の中で佇むひと時はなかなか得難い経験でした。 私が今までムササビが飛ぶのを見た場所は、森の中の道路の上、広場の中など空が開けた所でした。 どうもムササビが気持ちよく滑空するには、この森は木々が茂りすぎている気がします。

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他の箇所のムササビ観察も不発に終わったようですが、来年は巣箱を掛けてみようなど意欲満々のうちに、いよいよ火を囲んでの宴が始まりました。 料理長手作りのベーコンと野菜のBBQの美味しかったこと!

 テントサイトはマサカの傾斜地で、それでもマシな場所を譲ってもらったものの重力には勝てず、知らず知らず滑り落ちては下側の先輩の陣地を脅かしていたようで、申し訳ありませんでした〜 

 翌朝は、昨日のタマゴタケ入りスープで作った雑炊にネギとオカカたっぷりのふんわり卵焼き、淹れたての薫り高いレギュラーコーヒー、ごちそうさまでした!  

 いよいよ全山踏破コース+ちょっと探検の始まりです。 
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【聖パウロの森からピークへ向かう】  【ベニバナボロギク】キク科

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左【ボタンヅル/牡丹蔓】キンポウゲ科センニンソウ属
右【マツカゼソウ/松風草】ミカン科

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【イヌトウバナ/犬塔花】シソ科トウバナ属
 (近似種のヤマトウバナ、ミヤマトウバナとの判別点)茎の下部這い上部斜上し高さ20〜50p 葉裏に腺点多 頂部・葉腋に花序 花5〜6p白〜僅かに淡紫を帯びることも 萼に開出長毛密生

 だんだんと道が険しく…いや、ここは果たして道なのか?という岩に取り付きよじ登るようなコースを行くかと思えば、沢から先は隣の森という所へ行きついたり、ここは一度降りてみたかったやら、ここは行けそうな気がするとか…なかなかタフな歩きでした。  

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【ヘクソカズラ】アカネ科      【ダイコンソウ】バラ科

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【タマアジサイ】アジサイ科   【キンミズヒキ】バラ科

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見晴らし台からの眺め

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【フクラスズメの幼虫(幼齢)】食草イラクサ科【オオカギバ】食草ウリノキ科

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【アマランサス(ヒモケイトウ/紐鶏頭)】 と 【ミヤマアカネ】
 
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【アメリカホド(イモ)】マメ科ホドイモ属 別名:インディアン・ポテト
 見たこともないエンジ色のマメ科の花に驚いて写真を撮り、帰宅して調べてアメリカホドイモと分かりました。 地中に連なった塊根(イモ)をたくさんつけるという。 牧野富太郎先生は「馬鈴薯」の正体をホドイモ(在来種)ではないかと考察されていたのを読んだことがありますが、これはアメリカ原産のホドイモの仲間で、より多くの大きなイモを付けるらしい。 こんなところでホドイモの仲間に会えるとは! 今年は何故こんなに牧野先生とのご縁がつながることが多いのだろうか。 
 
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 とても大きなハナイカダの実(1pくらい)を更にアップにしたら、なんとこっちを見ているような…甘いと聞いてつまんで食べてみようかと思った私を威嚇しているようでした。

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【ミズタマソウ】アカバナ科 
 産毛に露をまとった種は、まさに名前そのままの姿でした。

 森の周りの明るく開けた場所には、森には見られない植物が生えていたり、畑にはブルーベリーありパッション・フルーツあり、いろいろな作物や植えられた花々を見ながらバス停へ向かう道も飽きることなく、森へ通う日々が一層楽しみになりました。 長い間お休みをいただき、定例作業などにも参加せずに、楽しい時ばかり参加してすみません。 もう少し落ち着いたら、また森に戻ってきますのでよろしくお願いいたします。 



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2017年08月15日

新盆

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 亡き人の思い出語り偲ぶ盆 貴方の笑う声に空見ゆ

 とめどなく葉月の雨の降り続く 愛しむ涙のかれぬが如く

 わが胸に住み共に生く われの喜び君に届けむ (山桜) 



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2017年08月11日

カマキリの脱皮

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 先日、武蔵野自然塾でFさんよりカマキリの脱皮のお話を伺いながら、そう言えばカマキリが脱皮するところも脱いだ皮も見たことがないなぁ…と思っていたところ、家の庭のシモツケを刈り込んでいる時に脱ぎ立てのカマキリの皮をみつけました。 カマキリはてっきり自分で脱いだ皮も無駄なく食べてしまうのかと思っていましたが、こうして脱ぎ残していくのですね。 

 初めてカマキリの抜け殻を見、慌てて脱ぎ立てホヤホヤのカマキリを探したら、丁度お隣との境界の塀を伝って向こう側に逃げていく所。 タッチの差でシャッターを切り損ねました。 まだ柔らかい体は外敵に狙われやすいでしょうから、素早くその場から立ち去ったのでしょう。 

となると、やっぱり抜け殻は食べないのかな? 今まで見たことがなかったのは、セミの抜け殻と違って薄くて軽くて風に飛ばされやすいからかもしれません。 ふっと吹けば天にも昇る天女の羽衣のようでした。



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2017年08月07日

2017m今年の山・雲取山へ登る(本番)

【コース】JR青梅線・奥多摩駅−<バス>−鴨沢(WC)〜お祭〜(後山林道)〜三条の湯(泊)〜水無尾根〜三条ダルミ〜雲取山(東京都最高峰2017.09m)〜避難小屋(WC)〜小雲取山(1937m)〜雲取奥多摩小屋〜五十人平ヘリポート〜ブナ板〜七ツ石山(1767m)〜七ツ石小屋〜堂所〜小袖〜鴨沢−<バス>−JR奥多摩駅

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【JR奥多摩駅舎】      【アカメガシワ】トウダイグサ科 実

 迷走台風5号の動きを気にしつつも、晴男・晴女のパワー強くカンカン夏日下の奥多摩駅集合となる。 バス車窓から見る奥多摩湖岸の露肌広く、いつもは見られぬ島も顔を出し湖面の照り返しがキラキラ眩しい。 トイレのある鴨沢バス停下車、炎天下の林道歩きを覚悟したが、意外や日差し遮る優しき雲たなびき爽やかな風も吹き出し大いに助けられた。 その風に乗って漂う、クズ、クサギ、ヤマユリの花などの香りの違いを楽しむ。 

 アカメガシワのサボテンのような実を見ている時、お客様から故郷福井ではこの葉で塩魚と麹と飯を包んで作る鮓(熟れ寿司)を(今は酢飯でも)作るというお話を伺え、「カシワ=炊き葉」の名を頂いている由縁に確証が得られ嬉しかった。 

P8066074 (207x310).jpg「お祭*(地名)」から後山林道を登る。 7月の大岳〜御岳では手の届かぬ所に数輪咲いていただけのイワタバコが、そこかしこに群生・満開。 小株〜大株の葉の大きさ、花付きや花色の濃淡での風情の違いなども堪能出来た。 沢山咲いていると「ああ、またか」とつい見過ごしてしまいがちだが、良く知るためのチャンスと捉え逃さず観察を楽しみたい。 それにしても足下の崖にピンクの滝のように咲き揃ったイワタバコは見事だった。 崖下に下りて仰ぎ見られたら最高なのだか未だ命は惜しい。

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足元をこわごわ覗いて見下ろしたイワタバコ
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他の場所で下から見上げたイワタバコ

 林道終点より山道に入る。 やや急登ながら、谷筋から吹き上がる冷気、滝から舞い上がる飛沫、緑陰から響くヒグラシの声、下界の暑さを忘れさせてくれる清涼さの中を行き、3時前には三条の湯へ到着。 幸運にも我等一行の貸切状態で、早速明るい内からつるつるの温泉にのんびりゆったりと浸かり今日の汗と疲れを流す。 
「ああ、いいお湯でした〜! さっぱりしたわ〜」
と、部屋に戻って来られた皆さんは、つやつやピカピカのたまご肌で10歳程も若返ったご様子!(自分にも効果があったかは鏡が怖くて未確認。)

 夕食には、三条の湯の社長さんが撃ち取った鹿肉ローストの赤ワインソース添えや自家農園の新鮮野菜(お澄ましの茗荷の辛さが最高)もたっぷり、各々赤白ワイン・ビール・冷酒などで盛り上がり、ずっと気になっていたフォークギターを弾いて欲しいとリクエスト。 忙しくて断られるかと思いきや、食器の片づけも手早く済ませ、早速番頭?ヤスさん、ご登場♪ 

 1曲目が何だったのか記憶にないのは、心の奥の琴線に触れ突然涙が溢れて止まらなくなってしまったから…。 その上の「涙そうそう」には降参、「皆で盛り上がる曲をお願いします!」と言うのに、真打登場の社長さんは輪をかけて哀しい歌(松山千春、ユーミン、小田和正…)好きで、困ったなぁ、もう。 それでも、ほぼ同年代の歌の輪は徐々に盛り上がり、前に出て「上を向いて歩こう」を歌って下さったお客様あり、リクエストあり手拍子ありコーラスあり、何やら懐かしい山小屋の歌の集い、青春時代に戻ったような熱き夕べとなった。
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 夕方〜夜の雨の後、深夜2時頃には満天の星空だったそうな。 泣き歌い疲れ、朝までぐっすりで見損ない、残念。

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 谷間の朝の薄日の下で見送ってくれた山百合の花

 翌朝は素晴らしい晴天下5時半出発。 山頂で日の出を迎えたら最高だったに違いないが、今回我らは温泉の楽しみを優先したので、二兎は追えない。 三条の湯から暫くは急登が続くので歩きに専心、心肺と足慣らしの為ゆっくり確実に歩を進める。 安全担当みっきいさんが下見後に連絡してあった道崩れ箇所もきちんと補修されてあって有難い。

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【ホタルブクロ】キキョウ科      【ヒヨドリバナ】キク科 

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尾根に出ると雲一つない青空!
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 展望の期待も高まり、水無尾根から亜高山樹林と笹原の急登をひたすら上る…

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 いよいよ念願の今年の山、雲取山2017.09m山頂に無事到達! 富士山は雲の中に隠れてしまっていたが、青い空の下、記念の年に登頂できた幸運に感謝したい。 集合写真の後、皆さんそれぞれに感動の面持ちで記念碑と記念写真を撮りあっていらした。 山頂の碑は記念年に新しい石造りのものに建て替えられている。 「二千十七年の記念碑」の方は今年限定とのこと。

 雲取山のお花畑は今やシカ避けネットの中だけの僅かな空間のみ。 ヤマハハコ、コオニユリ、シモツケ、シュロソウ、ギボウシの仲間などが咲いていた。
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  その外は、鹿不嗜好性植物、マルバダケブキ、イワオトギリ、ワラビ、イワニガナ(ジシバリ)ばかりが目についた(更に下の方ではフタリシズカが大繁殖)。 刈り込みで返り咲きする性質のシモツケが、恐らく鹿に食べられた後、ほんの小さい背丈で咲いてピンク色を添えてくれているのが健気だった。 人を見ても身じろぎもしない鹿、この日も悠然と尻尾を振りながら黙々と草を食んでいた。

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【マルバダケブキ/丸葉岳蕗】キク科
 苞に包まれたつぼみの塊がだんだんほどけて花開いていく。

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【イワオトギリ/岩弟切】オトギリソウ科

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鹿が食べ残したマルバダケブキとワラビばかりが広がるかつてのお花畑山域。 三条の湯の社長さんは、元のお花畑を取り戻すために鹿射ちをされているとか。

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 来し方雲取山を眺めることの出来る七ツ石山へ向かう途中から白いガスの勢いが増し、七ツ石山に登り着いたときには雲取山はみるみるとガスに呑み込まれつつあった。 

 急速に天候が変化していく兆しが見えたが、降雨予報は三条の湯での情報で3時過ぎから1o程とのこと、何とかバス停までは降らずに済んでほしいと祈りつつ、七ツ石山での休憩を短縮、七ツ石小屋広場で昼食。 隊長がコッヘルでどんどん湯を沸かしてくれ、カップ麺やカップご飯から食欲を刺激する香りが立ち上る。 何でも日清の「カレーメシ」は三種(ビーフ、シーフード、スパイシーチキン)とも絶品らしい。 待ち時間5分と長いので、その間に水汲みとトイレを済ませるのがよろし、とのこと。

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【岩弟切】   【ミゾホオズキ/溝酸漿】ハエドクソウ科(前ゴマノハグサ科)

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【ノリウツギ/糊空木】アジサイ科

後発の我が隊はポツポツと水滴を感じ、早めに撤収。 念の為、ザックカバーと雨具の上着装着で出発。 この時点で暑くても面倒でも雨具の下も履いて頂くべきだったかと今更ながら思う。 降らなかった場合に脱ぐのは面倒なだけだが、濡れてしまってから履くのは手遅れだ。 しかしその時点で後の降雨時刻と降水量は私には予想できなかった。 

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【蛍袋】萼片と萼片の間が反返る     【山蛍袋】萼片と萼片の間が膨れ盛上る

途中、平将門公を祀る祠に手を合わせ、無事下山を祈念、下山途中に突然激しい降雨に見舞われつつも全員滑りも転びもせず、無事バス停に到達することが出来た。 元々の下山予定時間にたっぷりとした余裕が含まれていたのも心強かった。 

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 予め連絡してあった鴨沢の「山の休憩所・かゑる」カフェのご夫婦(元山小屋勤め)は、ずぶ濡れの私達を気持ちよく迎えて下さり、着替えもさせて頂けて大変助けられた。 靴を脱ぐのが面倒でなければ、座敷も含めて20名は収容できるそうなので是非利用されたし。 ナッツ付缶ビールやお汁粉、楽しいグッズの販売もあり。

「記念の年に雲取山に登れて感激」
「三条の湯にゆったりと浸かれて最高」
「久し振りにギターと歌で楽しい夕べ」
「鹿を食べた翌日に鹿に会ってビックリ!」
「お花畑復活の為に鹿を撃ちに来たい(免許有)」
「2日目の上り下りが長くて心配だったが、無事に歩けて良かった」
「森の中の花や土やいろいろな香りに癒された」
「雨の中を歩ききり、そんな中でも転ばず歩けて自信がついた」
「ずぶ濡れもいずれ愉快な思い出話になる」
等々、嬉しい感想を沢山頂いた。

 今回の参加者の皆さまは、我々のハイクに参加され続ける内に、山好き・山登り嗜好となり、ご自分でも意欲的に山へ行かれるようになった常連の方々ばかりで、歩きも確実で頼もしく知識も智恵も豊富、楽しく生きていきたいという前向きで気持ちのいい方ばかり、却って励ましや教えを頂き感謝感謝の山行であった。

<主な観察の記録> 
【木本】
〔花〕合歓木(ネムノキ)、凌霄花(ノウゼンカズラ)、臭木(クサギ)、木萩、令部(リョウブ)、糊空木?、藤空木、駒繋(コマツナギ)
〔実〕鬼胡桃、赤芽槲(アカメガシワ)、熊四手/紙垂(クマシデ)、千鳥の木(山柴楓)、大葉麻殻(オオバアサガラ)、三葉木通(ミツバアケビ)、野葡萄、深山?榛木(ミヤマハンノキ)、大亀の木(虫狩)、深山桜、夏茱萸(ナツグミ)、七竈(ナナカマド)、檀(マユミ)、木五倍子(キブシ)、更紗満天星(サラサドウダン)  〔その他〕桂、橅、栃、樅、落葉/唐松(カラマツ)、白檜曽(シラビソ)、米栂(コメツガ)

【草本】 掃溜菊(ハキダメギク)、竹似/煮草(タケニグサ)、盗人萩(ヌスビトハギ)、河原撫子(カワラナデシコ)、仙人草、牡丹蔓(蕾)、山鍬形(ヤマクワガタ・実)、深山塔花、岩煙草、玉川杜鵑(タマガワホトトギス)、銀龍草(ギンリョウソウ・実)、山百合、蛍袋、山蛍袋、山葎(ヤマムグラ)、砧草(キヌタソウ)、深山谷蕎麦、深山谷蓼、丸葉岳蕗、蕨(ワラビ)、岩弟切(イワオトギリ)、沢弟切、山母子(ヤマハハコ)、車百合、下野(シモツケ)、棕櫚草(シュロソウ)、大葉擬宝珠(オオバギボウシ)、溝酸漿(鬼灯)(ミゾホオズキ)、糊空木(ノリウツギ)、二人静、丸実の山牛蒡、夏水仙、野萱草(ノカンゾウ)

【昆虫】キアゲハ、アオスジアゲハ、ルリタテハ、ミヤマカラスアゲハ、オオミドリシジミ、ウラギンシジミ、ヒラタクワガタ?♀、コクワガタ♂、ヒグラシ、ツクツクボウシ
【鳥】コゲラ、キビタキ、コマドリ、オオルリ、ゴジュウカラ(木マワリ)、ジョウビタキ(冬鳥の筈なのに)、カケス、ウグイス、ガビチョウ
【動物その他】ニホンジカ、ヒキガエル、ヤマアカガエル、トカゲ(カマドウマ捕食中)、クガビル

(例によって本番は本文、観察の記録に合う写真を撮れる機会少なく、ご容赦ください。)



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2017年08月05日

ツクツクボウシ初鳴き

 夏の到来を告げるアブラゼミが鳴き出すのが随分遅いと思えば、夏の終わりを告げるツクツクボウシが早くも鳴き出してしまった。 

 気温が低く日照が少ない影響だろうか? 7月が暑かっただけに8月に入ってからの低温と雨続きは、まるで梅雨にもどってしまったかのようだ。



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2017年08月02日

アブラゼミ初鳴き

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 梅雨明けしてからぐずついた天気が続き、真夏の太陽が照りつける日が少ないせいか、アブラゼミの鳴き声がなかなか聞こえてこなかったが、8月も2日になってようやく
 🎵ジワジワジワ・・・ジャワジャワジュワジュワ〜〜〜〜
と、夏らしいアブラゼミの鳴声を聞くことが出来た。

 子供の頃、小金井〜杉並に暮らしていたが、一番ありふれて身近に沢山見られたのはアブラゼミ。 ミンミンゼミは、祖母の住む秋葉原に行く途中、乗換の電車待ちの間、御茶ノ水の駅の辺りで鳴声を聞く位で、姿を見ることは滅多にない貴重なセミだった。 神田川沿いの茂みや聖徳太子廟や神田明神の杜など、余り人が踏み込まない土地がミンミンゼミを守っているのだと子供心に思っていた。

 そして今、森の近くに住んでいるので、貴重なミンミンゼミもいっぱいいるのだと思っていたら、今は都会はミンミンゼミの方が多く、アブラゼミは湿った森を好み乾燥に弱いので、ヒートアイランドの都会では数を減らしてしまっているのだという。 ありふれたアブラゼミが貴重になる時代が来るとは思わなかった。 これは、本当なのかな。 子供心にしみ込んだ記憶が邪魔して、もう一つ信じ切れていない。 

 アブラゼミについて、ホントなのかな? と、思うもう一つは、名前の由来。 今はネット情報優先時代なので、ウィキペディアに載っていることがあっという間に広まってしまう。

 アブラゼミの名前の由来は、「鳴声が油で揚げものをしている時の音に似ているから」と書いてある。 まぁ、確かにそう言われればそう聞こえないことも無いけれど、あの鳴声を聞いて揚げ物している時の油の音を連想するだろうか? 今も直ぐそこで鳴いているけど、全然天ぷらも唐揚げも思い浮かばない。

 では、ゴキブリのことを「アブラムシ」とも呼ぶのは何故? ゴキブリは鳴かないし、身体の色が(昔の)油の色だからでは? アブラゼミだってあの茶色い羽を見て「油」を想像したと考えるのが自然だと思うが、へそ曲がり? ごく素直な考えだと思うのだけど。

(写真: 羽化したばかりのアブラゼミ 2014-08-02)



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2017年08月01日

また八月が来た

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7月末に観察園の大掃除で色んなホコリを浴び、喉をやられたかも…と思っていたら案の定、朝から喉が痛くて体が怠い。 梅雨が明けたと言うのに、急に涼しくなってしまいエアコンを掛けるまでも無いと窓を開けて寝たのが良くなかったのか。 独り身で健康が勝れないということの不安を初めて感じた。

 昨日届いたばかりのお仏壇の扉を開け、過去帳の「一日」を開き、手を合わせる。 
 「どうか山へ行く日までに元気になれますように」

 八月と言えば、毎年主人の母の所へ行き、お墓詣りをして一緒に温泉などに行くのが結婚してからの恒例だった。 皆が元気な頃は、今年は何処へ行こうかと考える範囲も広かったが、ここ数年は主人も母も遠出がシンドイ状態で近場ばかりになっていた。 

 それでも家族そろって旅する楽しみで心躍る八月だった。 お正月、GW、8月と年三度の母を連れての旅行が、去年の八月で最後になってしまうとは、あの時はまるで考えもせず、主人が長い運転に耐えられるのだろうか、代わりに移動で疲れたケロが運転して大丈夫だろうか、自分が術後の身体で旅行が出来るだろうかという不安があるばかりだった。 

 去年の8月1日、私は胆嚢摘出手術を受けた。 主人は背中の痛みを堪えながら車を運転してお見舞いに通って来てくれていた。 やがて退院の日の会計を待つ間、
 「折角今、この辺で一番大きな病院に来ているのだから、背中の痛みを診て貰ったら?」
と勧めたのに、週明けにペインクリニックに行く予定の主人は、ちょっと考えてはいたけれど、遂にその気になってはくれなかった。

 外は焼けつくような日差し、森の中にある病院はお互いの声も聞こえないほどの蝉の声に包まれていた。 強い痛みを抱えつつも日々鍛えたしっかりとした身体で荷物を持ち、いつものように愛車に身体を滑り込ませる主人を頼もしく見ていたあの夏の日。 長い間、看病とお見舞いばかりだった私と主人の立場が反対になって、少しは私の気持ちも分かってくれたかなと嬉しいような気持もしていた。 まさか重い病が主人の身体を蝕んでいるとは思いもせずに。

 あの時、もっともっと強い気持ちで引きずってても診察を受けさせていたら、今も主人は元気で傍に居てくれただろうか? 今更考えてもどうにもならないことを、ついつい考えてしまう。 きっとこれからも、八月が来て蝉の声を聞くたびに。 

(写真)
 去年八月、最後に皆で詣でた時の夏の日差しに包まれた
 大洗磯前(いそさき)神社 本殿



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2017年07月30日

コパルを磨き古代を覗く

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(左)【オルソセラスの化石】生きている化石オウムガイの仲間。直角石とも呼ばれる。古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前)
(右)【恐竜の背骨の化石】 種名はメモし忘れ、ごめんなさい。

 2日続けて武蔵野自然塾のイベント助手で「恐竜と昔のいきもの、コパルを磨いて古代をのぞいてみよう」に参加した。 タイトルを聞いただけでワクワクしてくる人気のイベントで抽選に当たった親子さんの中には、お父さんの方が前のめりな方も見られたほどだった。

 化石もコパル(完全な琥珀になる前の半化石)も「石」なので、兎に角重いのは間違いない。 講師の方には、周到な準備は勿論のこと、持込自体も大変なことと頭が下がる。

 宇宙の始まり、地球の始まり、生命の誕生、化石の出来方、恐竜とは? 等々、ちょっとレベルが高いかな?と思うような話も、そういう学術的な話を聞ける場に少し大人になった気持ちで昂揚した子供たちが聞き入っている様子がうれしい。

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 丁度テレビで「ジュラシック・パーク」をやっていたばかりなので、さぞや皆も見て今日のイベントを楽しみにしていたことと思ったら、一人も見ていなくて残念・・・最近の子供は映画も見ないのかなぁ その映画の中では、恐竜の血を吸ったまま琥珀の中に閉じ込めらた蚊の中から取り出された恐竜の遺伝子でクローンを生み出して大変なことになってしまったのだが、そんな話も聞いて子供たちのコパルを磨く手に俄然力入る。

 見事虫を磨き出した子あり、虫は居なくても綺麗な磨きコパルをお母さんのお土産(お母さんは虫ナシが嬉しいですよね)にした子あり、持ち帰ってまだまだ磨くゾ!の子あり、夏休みの楽しいイベントは終了した。

*琥珀もコパルも樹脂が化石かしたものだが、完全に化石化した琥珀になる為には3000万年以上、コパルになるのでも1000万年以上の経過が必要とのこと。



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ラベル:化石 恐竜
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2017年07月27日

大岳山(1266.5M)真夏に涼

【コース】
JR青梅線・御嶽駅―<バス>−滝本駅―<ケーブルカー>−御岳山駅〜御嶽神社下〜長尾平分岐〜天狗の腰掛杉〜芥場峠〜(道標05-690)中沢の頭〜(山頂下)大嶽神社〜大岳山山頂〜(道標05-730)綾広の滝分岐〜ロックガーデン東屋〜天狗岩〜長尾平分岐〜御嶽神社下〜御岳山駅ー<ケーブルカー>−滝本駅ー<バス>−JR御嶽駅 

(今回も下見(20日)と本番(27日)を合わせての観察記録です。)

 梅雨明け宣言も出て、いよいよの真夏、涼を求めて奥多摩の大岳山(おおだけさん・おおたけさん)1266.5Mへ! ケーブルカーを降りると直ぐに谷から吹き上がる冷気がヒンヤリと心地よい。

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ケーブルカー御岳山駅前広場「御岳平」からの展望(20日)

今年のレンゲショウマの一番花です。
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他はぜ〜んぶ蕾でした。(20日富士峰園地外周ネット際にて)
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あちこちで咲き始めました!(27日御嶽神社随身門下階段脇にて)
【レンゲショウマ/蓮華升麻】キンポウゲ科レンゲショウマ属 日本特産種 1属1種
 平開して花びらに見える部分は萼片で中央の先が紫色に色づいた筒状の部分が花弁です。 種名は花が蓮の花、葉が晒菜升麻に似ていることから。 御岳山は日本一の群生地として知られ、8月中頃が最盛期で「レンゲショウマ祭」も開かれ賑やかになります。

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【ヤマユリ/山百合】ユリ科 
 芳香を放ち堂々と花開く山百合、「山の女王様」と平伏してしまう気高さです。
 
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左【ミヤマタニワタシ/深山谷渡】マメ科ソラマメ属
右【オカトラノオ/丘虎の尾】サクラソウ科オカトラノオ属

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【キヌタソウ/砧草】アカネ科ヤエムグラ属(共に20日)
 「砧」に似た実を付けるということですが、未だ確認したことがなく残念です。 しかしこの小さな花の実が目立つほど大きく実るとも思えず、本当に実の形が名前の由来なのか・・・。 私自身「砧打ち」の意味は知り、お茶道具の中の花入等で「砧」の形は見たことがありますが、実際に「砧」を見たことが無いので、何故この小さな植物にその名前が付いているのか、それ程身近な道具だったのか、色々想像が膨らんで楽しいマイブームの植物です。
 
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【アカショウマ/赤升麻】ユキノシタ科チダケサシ属 (20日)
上段:白い花穂と拡大  下段:結実した果穂と拡大

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【産安社(うぶやすしゃ)】       【安産杉(夫婦杉)】

「富士峰園地」や「産安社」はコース外で、20日下見時と27日先着組の皆さんのみ歩きました。

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【モミジガサ/紅葉傘】キク科   【キクバドコロ/菊葉野老】ヤマノイモ科

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【マムシグサ/蝮草】サトイモ科の実 【ソバナ/岨菜、杣菜】キキョウ科の蕾

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【ミヤマトウバナ?/深山塔花】シソ科トウバナ属
 トウバナの仲間は同定が難しい・・・

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【ムラサキニガナ/紫苦菜】キク科アキノノゲシ属

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【サワオトギリ/沢弟切】オトギリソウ科  【トチバニンジン?/栃葉人参】ウコギ科

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【カノツメソウ/鹿爪草】セリ科 別名ダケゼリ 上部の三出複葉が特徴

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P7276014 (207x310).jpg 【クマヤナギ/熊柳?】
クロウメモドキ科クマヤナギ属 落葉つる性木本

 小型であったのでミヤマクマヤナギと迷ったが、左の写真のように花芽の無い伸びあがった別の枝先に「ツル性」が見られたことから一応クマヤナギと同定。 

クマヤナギには小型のものもあるとの記載もあり、この個体はそれに該当するのかもしれない。 

葉脈は7‐8本と数えられる。



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【静寂の雲霧の中を歩く】

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【タマアジサイ/玉紫陽花】アジサイ科アジサイ属(27日)
 蕾が真ん丸のゴルフボールのような形で苞に包まれていることが名前の由来です。 このように開いてしまうと、もう何故タマアジサイなのか分かりませんね。

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【ギンバイソウ/銀梅草】アジサイ科ギンバイソウ属 多年草 (20日)
 真ん中の両性花の方が派手で中性花(アジサイ科のいわゆる装飾花)が目立ちません。 先が2つに割れた足袋のような形の葉が珍しい。 花粉好きのヨツスジハナカミキリのデートスポットになっています。

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【ヤマアジサイ/山紫陽花】アジサイ科アジサイ属 落葉低木(20日)
【クサアジサイ/草紫陽花】アジサイ科クサアジサイ属 多年草(27日)

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左【タニタデ/谷蓼】アカバナ科ミズタマソウ属(27日)
 タデとつくがタデ科ではなくアカバナ科 丸い実の頃になればミズタマソウ属に納得がいく。
右【ヒナノウスツボ/雛の臼壷】ゴマノハグサ科ゴマノハグサ属
 臼壷の中にお雛様が座っているように見え・・・ますか? とても小さな花で風で揺れピンボケですみません。 昔の人は、本当にこんな小さな花の中まで良〜く見てお雛様の姿を見出していたのでしょうか。

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【ミヤマナミキ/深山浪来】シソ科タツナミソウ属(20日)
【サワギク/沢菊】キク科キオン属(20日) 細く切れ込んだ葉が涼しげな沢菊。 27日には全部羽毛のある種になっていました。

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【タマガワホトトギス/玉川杜鵑】ユリ科ホトトギス属(蕾20日、花27日)ロックガーデンにて
 沢沿いの湿った所を好む。「玉川」は京都木津川の支流で山吹の花の名所。 山吹色のホトトギスの意味で「玉川」の名を冠するという。

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【ウバユリ/姥百合】ユリ科 蕾(20日) 花(27日)
 花が咲くころ葉(歯)が落ちる=「姥」というが、必ずしも葉は落ちていない。 瑞々しくすくっとした立ち姿で良く目立つのに、この名前の所為でおどろおどろしいイメージがあるのが気の毒に感じる。

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【天狗岩】            【武蔵御嶽神社・奥の院】

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【ヤマユリとガクアジサイ/山百合・額紫陽花】
 ケーブルカー駅前のアーチの手前、余りにも淡いブルーと白の色彩が美しかったので思わず足を止めましたたが、看板などを入れずに撮るのにちょっと苦労しました。

 大岳山は遠くからでも良く分かる形(キューピー山、デベソ山などとも呼ばれる)なので、一度登って見たかったというお客様も多く、岩場を慎重に一歩一歩クリアして見事山頂に到達できたことを、
「すごい達成感ありました!」
と、とても喜んでくださり、こちらこそ嬉しかったです。 

 晴天で眺望のあるハイキングも勿論素晴らしいですが、白い霧や雲の中、幽玄の静寂に実を置いて歩くのも山ならではの楽しみです。 またその霧や雲が立ち込めることで育つのが、レンゲショウマやタマガワホトトギスですから、欠かすことの出来ない大切な自然の気象です。 



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posted by 山桜 at 00:00| Comment(2) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

御嶽と御岳

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【武蔵御嶽(みたけ)神社 奥宮遥拝所】

JR青梅線「御嶽」駅で降り、「御岳山」に向かう多くの人が思う疑問のひとつ、

 『何故JRの駅は「御嶽」で、
  山の名前は「御岳」の漢字を使うのだろう?』

 『山の名前は「御岳山」なのに、
  神社は「御嶽神社」の漢字を使うのだろう?』

 思うに、先ず「御嶽山」と書いた場合は、木曽「御嶽山(おんたけさん)」を第一に指すので、全国に数多ある「おんたけさん」や「みたけさん」の最高峰(3,067M)で筆頭である「木曽の御嶽山」に崇敬の心を表し、こちらは謙り「御岳山」の漢字を用い「みたけさん」と呼んでいるのではないでしょうか。 

 またJRの駅名「御嶽」の方は、御岳山にある「武蔵御嶽(みたけ)神社」最寄りの駅であることから、「御嶽」の字を用いているとのことでした。 ケーブルカーの「御岳山」駅との混同を防ぐ意味もあるのかもしれません。 事実、先日JR御嶽駅で「ケーブルカーの乗り場はどこですか?」と聞かれました。 漢字を違えていても勘違いされる方は存在するということですから、意識的に区別しているのは正解だと思います。

 ところで「嶽」という漢字の成り立ちは、「山」と「獄」。
「獄」は「裁きを受ける場」、
 真ん中の「言」は神への言あげ、またはご神託?
 左右の「ケモノ偏」と「犬」は生贄。

「人の命運を握る程の霊力のある山」との意味と思われます。
「武蔵御嶽神社」の方には「嶽」の字が掲げられているのも「ご神威」の具現でしょうか。

 神社の形としては、

     (神)
   (人・神官)  
    
「山」の麓、「言」神託を得る神官(人)、両脇に眷属の「山犬」
ということも考えられます。(こんなことは武蔵御嶽神社の正式HPのどこにも記載はなく、私の勝手な想像ですので、誤解のありませんように。)

 そのHPでもご祭神の「櫛眞智命神(くしまちのみことのかみ)」
や、櫛眞智命神を祀る旧(明治まで)社名「大麻止乃豆乃天神社(おおまとのつのあまつかみのやしろ)」
について殆ど触れられていないことも不思議なのですが、調べてみるとどうやら、

「くしまち」=「奇しき=霊妙なる/まち=卜占(鹿卜・亀卜)を司る神」
「おおまとのつ」=「大きく丸い地の津(船着き場)」

とも思われ、これらは上記の「獄」の意味とも一致しそうです。

 「岳」は「嶽」の新字体とされていますが、成り立ちは「丘」と「山」。
「尖ったゴツゴツした山」と言う程の意味で、随分レベルが落ちる気がします。

 何故成り立ちの違う漢字を旧字体と新字体のように扱っているのかにも謎を感じます。

 山伏の修行の場でもある御嶽神社、大口真神として祀られている眷属が山犬(狼)で、日本武尊・倭建命(ヤマトタケルノミコト)を助けてここに祀られたという伝説もあり、愛犬を連れた参拝も許されています。

 「山伏」「嶽」どちらにも「犬」の字が入っているのも興味深いことです。

山伏= 山(神)・人・犬
 嶽= 山(神)・言(人)・犬」

と置き換えることも出来るのでは・・・?

 久し振りにまた、こちらの世界の考察に足を踏み入れてしまったようですが、不思議なことに考えを巡らせていると、あっという間に時が過ぎてくれるので、今の私は大いに救われます。



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2017年07月20日

父転ぶ

 大岳山のからの下山中、普段なら歩き途中でメールなど見ないのだが、受信音に胸騒ぎがして確認すると母からで、散歩に出た父が自宅すぐ横で転倒し大腿骨を骨折、救急車で運ばれ明日手術を受けると言う。 一瞬動揺したが、既に安全な病院に運ばれて頭も打っておらず意識もはっきりしているとのことで、焦っても仕方ない、予定通りの下見を続けて帰宅。 情報を得て、翌日の手術の時間前に病院へ行き、父に会うことが出来た。 病院への無料のシャトルバスが丁度ない時間帯で、地図を見ながら歩くと20分程だった。

 普段から毎日一時間は歩き、健康オタクを自認するほど食生活から運動まで健康管理に努めている父であるが、近道をしようとして段差を超えられず足を引っ掛けて転倒したようだ。 平地を歩いているだけだと、どうしても腿が思うように上がらなくなる。 良く歩いている人でも、躓き転倒は要注意だ。

 父が私に、
「お前に頼みたいことがある」
等と言うので、すわ遺言?何事か?と思いきや、
「お母さん一人だけになると野菜を食べないから、きちんと食べるようにしてね」
だって・・・。 こんな状況でも母の食生活を心配しているなんて、泣けてくる。

 傍に居た母に、
 「幸せだね、羨ましいよ」と言うと、
 「そうやっていい人ぶって、ズルいんだから」

 亡き主人とは違い、煩いくらいに母に声を掛け構う父なので、母にはこの幸せが分からないようだ。 無ければ無いで欲しくなり、有れば有ったでうっとおしい。 無い物ねだりは人の常なのだろう。



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ラベル:骨折
posted by 山桜 at 00:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月19日

ちびトトロの木

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 ケロが小さい頃、公園を一緒に散歩していると、

 「あ〜っ、木の上にちびトトロがいっぱい!!
 とってとって〜〜!」

と、主人にねだり、主人もまだ若くて元気でジャンプして手を伸ばしてみたり、(周りに危険を及ぼさないことを確認して)木の枝などで狙ってみたりしてみましたが、ちびトトロの実はしっかりと枝についていて、なかなか落とせるものではありませんでした。 

 何とかして丸のまんまのヒマラヤ杉ボックリを手に入れたいと、毎年の様に大騒ぎして挑んでいましたっけ・・・。 何年かして嵐の翌日だったか、労せずに丸ごとを拾えてしまった時は何だか興醒めでした。 なかなか手に入らない憧れの実であって欲しかったんですよね。

 その後主人が入院した病室の窓辺にもヒマラヤスギの木があり、まるでサツキとメイがお母さんの病室にトウロコモシを届けた後、木の枝に座っていた様子さながらにヒマラヤ杉ボックリが並んでいるのが見えたものです。 それもそのはず、この病院はその物語の一つのモデルとなった病院だったのです。

 ケロの手を主人と私でそれぞれに繋ぎ、真ん中にぶら下げて三人で歩いた道、ちびトトロの実をいっぱいにつけたヒマラヤスギを仰ぎ見ながら、今は一人、歩きます。 ケロが巣立ったら、二人手を繋いで歩きたかった道なのに。

 「あ、あそこであなたとケロが笑った気がする」
 「案外そうかもしれないよ・・・」
 優しく風がそう言って通り過ぎてゆきました。

 ケロが帰って来た新暦のお盆の連休中、一緒にお仏壇を見ていろいろなお道具も共に求めました。 一人ではなかなか決められないことも、ケロがいると頼りになって心強いです。 私の中には主人の心が宿っていてくれますが、ケロの身体の中には主人の遺伝子も宿っている、主人が生きた証なのだと思うと、命のバトンを繋いで生まれて来てくれたこと、共に人生を歩んでくれていること、本当に有難いことと思います。

【ヒマラヤスギの実】
 秋に茶色に熟すとバラバラになって落ちるのですが、天辺の部分だけはばらけずに落ち、その姿からシダーローズ(ヒマラヤ杉の薔薇)とも呼ばれています。
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posted by 山桜 at 00:00| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする