2017年11月23日

新四国 高尾山八十八ヶ所巡礼(讃岐編)

讃岐の國(香川県)「涅槃の道場」23霊場
<蛸杉の右> 21、22、20、66番(並び順)
PB148510 (207x310).jpgPB148507 (207x310).jpg
【シロダモの実】        第六十六番 雲辺寺 ウンペンジ

<蛇滝水行道場柵内>67、68番
(撮影できず)

PB148518メグスリノキ (207x310).jpgPB148519ウリノキ (210x140).jpg
【メグスリノキの落ち葉】   【ウリノキの落ち葉】

<蛇滝下り口左>
PB148521 (207x310).jpgPB148522 (207x310).jpg
第六十九番 観音寺 カンオンジ    第七十番 本山寺 モトヤマジ

PB148524 (440x293).jpg
第七十五番 善通寺 ゼンツウジ(2体、その1、2)

PB148525 (207x310).jpg
第六十九番 観音寺 カンオンジ(その2) 

PB148530 (373x560).jpg
第七十番 本山寺 モトヤマジ(2体、その3、4)

<高齢者ホーム柵内の高台> 74、72、71、73番(並び順)
PB148541 (207x310).jpgPB148540 (207x310).jpg
第七十一番 弥谷寺 イヤダニジ   第七十二番 曼荼羅寺 マンダラジ

PB148542 (207x310).jpgPB148539 (207x310).jpg
第七十三番 出釈迦寺 シュシャカジ   第七十四番 甲山寺 コウヤマジ

ここからが「新四国八十八ヶ所巡礼・高尾山」名物?登り返しです! 滑りそうな足元に気を配りつつ慎重に下って来た道をまた登り直すという、まさに「歩きの修行」のクライマックス、ここで体力に自信がない方は、下りきって蛇滝入口バス停からバスに乗ってJR高尾駅に戻ることも出来ます。 何も無理して一日で回らなくとも、又の機会に続きから回っても良いのですから。

 登り返す途中で、「左 金毘羅社」の碑と微かに残る旧道跡が…ここから登れたら近道なのですが、残念ながら今は廃道、危険なので一般の方は通ることが出来ません。 さぁ、気を取り直して登りましょう。 同じ道でも下りと登りは趣が違いますし、私はこの道が大好きなので全然苦になりません。(それで再度後続班の皆さんと下って千代田稲荷さんへ参拝してきました。)

PB148534 (207x310).jpgPB148532 (207x310).jpg
千代田稲荷社の参道      参道入口石鳥居の扁額
(別記有りますので、ご参照ください。)

PB148623 (207x310)ムサシアブミ.jpgPB148624 (207x310)ムサシアブミ.jpg
【ムサシアブミの実と葉】(手前に倒れた姿です)

PB148543スズメウリ (207x310).jpgPB148549セキヤノアキチョウジ (207x310).jpg
【雀瓜】ウリ科       【関谷の秋丁子】シソ科

<蛇滝の下>
PB148520 (207x310).jpgPB148521 (207x310).jpg
第七十五番 善通寺(その3) 第六十九番 観音寺(その3)

PB148522 (207x310).jpgPB148625ミヤマフユイチゴ (207x310).jpg
第七十番 本山寺(その5)  【ミヤマフユイチゴの実】

こちらの3体は面差しが似ていますし、同じ奉納元なのでしょう。 何体も奉納があるということは、そのお寺さんの信仰の厚さ、また経済的豊かさも想像されます。

PB078348 (207x310)ツルリンドウ.jpgPB148621ツルギキョウ (207x310).jpg
【ツルリンドウの実】     【ツルギキョウの実】

PB148590 (373x560).jpg

PB148600キッコウハグマ (207x310).jpgPB148620ハダカホオズキ (207x310).jpg
【キッコウハグマの花】キク科 【ハダカホオズキの実】ナス科

 さて、75番は幾つもあるのに76番がみつからず、見落としが無いか不安にかられつつ十一丁目茶屋まで登り返して一服。 一号路を金毘羅社へ向かって下ります。

PB148609 (207x310).jpgPB148601 (207x310).jpg
金毘羅社          第七十八番 郷照寺 ゴウショウジ 
  
PB148610 (207x310).jpgPB148605 (207x310).jpg
第七十九番 高照寺 コウショウジ  第八十番 国分寺 コクブンジ

PB148606 (207x310).jpgPB148607 (207x310).jpg
第八十一番 白峰寺 シロミネジ   第八十二番 根香寺 ネゴロジ

PB148608 (207x310).jpg
第八十三番 一の宮寺 イチノミヤジ  第八十四番 屋島寺 ヤシマジ

PB148602 (207x310).jpgPB148604 (207x310).jpg
第八十五番 八栗寺 ヤクリジ    第八十六番 志度寺 シドジ

PB078360 (373x560).jpg
第八十六番 志度寺 シドジ

PB148603 (207x310).jpgPB148589 (207x310).jpg第八十七番 長尾寺 ナガオジ

PB078359 (373x560).jpg
麦播き銀杏(むぎまきいちょう) 
かつて麓の畑ではこの銀杏の黄葉を麦播きの暦としていたそうです。

 ここから長い長い1号路の下り道、歩きにくい勾配、ヘアピンカーブの連続、滑る舗装路、滑り止めの石道がまた滑る、転ぶとその石が尖っていて大変・・・と、私にとってはここが一番の難所に感じます。

<不動院本堂前> 結願
PB078362 (373x560).jpg
第八十八番 大窪寺 オオクボジ 

 最初に「高尾山内八十八大師 巡拝案内図」を頂いた麓の不動院に戻り、お大師様の像に参拝して結願(けちがん)となりました。 案内図の裏面に、不動院・琵琶滝・蛇滝の3か所の印を押して頂くと、薬王院護摩受付所にて「巡拝証」を頂くことが出来ます。 

 この日はちょうど母の誕生日でしたので、「巡拝証」に参拝日と名前を書いていただき(お布施 二百円)ました。 入院中の父も、腰椎骨折している母も、きっと良くなることでしょう。 

 最後までお読みいただきました皆様にも佳きことがありますように・・・。  合掌


人気ブログランキング 
posted by 山桜 at 15:47| Comment(1) | 神社・仏閣 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月22日

永遠の片思い

 歴史的な何かがあった日でもない、数字のごろ合わせのような「〇〇の日」は、消費を促す切欠として生み出されたもの。 それでも、誰かがきっと今日「いい夫婦の日」のお蔭でちょっと幸せな気持ちを味わっていると思うと、嫌な気持ちにはなりません。

PB188739 (440x293).jpg

 ただ、昨年の今日、まぶしい程の紅葉を見上げ二人で歩いていたことを思うと、心が揺れます。 まさか、一年後の今日、貴方がこの世から姿を消しているなんて・・・思いもしませんでした。

PB188733 (440x293).jpg

 もみじの木漏れ日の下
 あなたは何を思って歩いていたの
 聞きたかったこと
 話したかったこと
 口元まで出かかっては
 いつも飲み込み笑ってた

 口に出してしまったら
 今の幸せが崩れてしまいそうで
 
 今はもう
 湖にたずねても
 山に問いかけても
 風も応えてはくれない

 心の中に住んでいる
 遠い憧れの人に
 話しかける夜
 永遠の遥かな遠距離 片思い


人気ブログランキング
posted by 山桜 at 00:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月21日

朝日キラキラの霜

 すっかり眠り込んでいたのか目覚まし時計のアラームも聞こえず、FITの活動日に初めての寝坊! いつもは家を出る1時間半前に起床しているのに、30分でお弁当も何も全部支度して慌てて飛び出しました。 外は一段と冷え込んでいて、こめかみや鼻の先がキーンとする寒さ

 高尾のパウロの森の入口、一面に霜が降りてまるでうっすら雪が積もったような美しさでした。

PB218798 (440x293).jpg
PB218799 (440x293).jpg

 秋だ紅葉だと思っているうちに、冬が確かに忍び寄って来たようです。


人気ブログランキング 1クリック頂けたら、心もホカホカ
ラベル:パウロの森
posted by 山桜 at 00:00| Comment(2) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月19日

赤い実・ハダカホオズキ

PB148627ハダカホオズキ (207x310).jpg ヒヨドリジョウゴの実に似ていますが、下の写真のようにハダカホオズキは蔓性ではなく、横に広がるように沢山分枝する草姿です。 またヒヨドリジョウゴのようなホコホコした産毛はまとっていません。

 萼は、ほんのり膨らんでいるものの、ホオズキのように実を包むほどには大きくならないず、実がむき出しのままなので「裸ホオズキ」の名を貰いました。
<2017-11-14撮影>
PB148593ハダカホオズキ (373x560).jpg
PB148592 (373x560)ハダカホオズキ.jpg
【ハダカホオズキ/裸酸漿・鬼灯】
 ナス科ハダカホオズキ属 多年草
 分布:本州〜沖縄、小笠原諸島
 草丈:60〜90cm
 花期:8〜9月 花径:約8cm 花色:白〜淡黄色
  実:液果7〜10mm 緑から赤く熟す

 8〜9月頃に咲く、白〜淡黄色の花の様子です。 葉柄の付根から花柄が1〜4本直接伸びます。(枝分かれしない)
P9016330ハダカホオズキ (373x560).jpg
P9016331ハダカホオズキ (373x560).jpg
P9016333 (207x310)ハダカホオズキ.jpgP9016332 (207x310)ハダカホオズキ.jpg
<2017-09-16撮影>

PB058324ハダカホオズキ (207x310).jpg  こちらは「パウロの森」で見て「ハダカホオズキ?」と思って撮影したのですが、実の付き方(実柄が枝分かれしている)、萼の形(下部が膨らんでいない、萼片が残っていて、実との境が一直線になっていない)、実の形(円形、ハダカホオズキは楕円形)が異なっていて正体不明です。 何か近縁種と交雑したのでしょうか?  また行った時、よく観察し直して来ます。
PB058322ハダカホオズキ (440x293).jpg
PB058321ハダカホオズキ (373x560).jpg
<2017-11-05撮影>


人気ブログランキング 1クリックで応援頂けると、またガンバレます ありがとうございます
posted by 山桜 at 00:00| Comment(2) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月18日

千代田稲荷大明神・高尾

 嘗ては高尾山の寺社への表参道という蛇滝入口からの登り道の途中、川を渡った先の高齢者ホーム上手に「千代田稲荷大明神」はあります。 

 母の実家が神田明神の氏子なので何かご縁を感じ、以前から気になっていたものの、なかなか参拝の機会なく過ごしていました。 この日も2度前を通りながらお参りできず、残念に思っていたところ、こういうことを「ご縁」というのでしょう…奇跡のようなことが重なって思いがけず3度目の正直で参拝することが出来ました。 そしてこの日は母の誕生日、確かにお招きを受けたことと感じます。

PB148532 (373x560).jpg
参道口の石鳥居の扁額「千代田稲荷大明神」「日の出辨天」

PB148533千代田稲荷略縁起 (460x307).jpg
「千代田稲荷略縁起」 元は太田道灌により千代田城(江戸城・今の皇居)の守護神として祀られ、後に徳川家康により紅葉山(本丸と西丸の間にある高地、江戸城内で最も高い場所)に祀られ、明治維新の時に「信仰厚き女官(滝山)」により紅葉のご縁で紅葉の名所の高尾へ・・・この「滝山」といえば、TVドラマ「大奥」で浅野ゆうこが演じた大奥総取締(御年寄)でしょうか? 遥々この高尾まで来られたこともあるのかしら、と想像が膨らみます。 渋谷の道玄坂にも同じ名前のお稲荷さんがあるそうで、その関係も気になります。

PB148534 (373x560).jpg
鳥居をくぐって石段を登ります。 上の方にもいくつか鳥居が見えます。 一体どれだけ登るのでしょう。

PB148536 (440x293).jpg
見上げると真っ赤な紅葉

PB148544 (373x560).jpg
一つ目の階段を登り終えて、来し方を振り返り、またどんどんと登って・・・

あらら? え、あれれっ?? 
PB148570 (373x560).jpg

PB148558千代田稲荷拝殿跡と本殿 (440x293).jpg
なんと拝殿は、土台だけを遺して跡形もありませんでした。
(帰宅後に調べると、2013年2月11日、賽銭泥棒が賽銭箱にお金がなかった腹いせに放火、全焼してしまったとのこと。 なんと罰当りな…ちゃんと逮捕されているそうですが、灰になってしまった拝殿は本に戻る筈もなく、残念です。)

本殿は残っているようでしたが、何だかあまりお近くで撮影するに忍びなく手を合わせるに留めます。

PB148568 (440x293).jpg
PB148567 (440x293).jpg

PB148559 (207x310).jpgPB148560 (207x310).jpg
狐さんたちは、健気に境内を守ってくれています。
PB148562 (373x560).jpg
PB148561 (373x560).jpg
しなやかに流れるような美しいお姿、そしてとても優しいお顔をされています。 

 奥山に 祠守りて苔狐 紅葉眺めつ 日は落ちて (山桜)

PB148566 (373x560).jpg
小さな石の祠にカワイイ狐さんたちが集って楽しそうでした。

PB148565 (373x560).jpg
お顔が朧げですが、若しかして辨天様?

PB148564 (373x560).jpg
こちらはお不動さまですね。

そろそろ合流する方々の声が聞こえてきたような・・・名残惜しいですが、お暇を申し上げて参道を戻ります。 石段はところどころ浮いているようで、余りにも紅葉が綺麗なのでついつい眺めてしまいますが、油断なりません。
PB148569 (207x310).jpgPB148571 (207x310).jpg

PB148573 (440x293).jpg

PB148574 (373x560).jpg

PB148575 (373x560).jpg

PB148576千代田稲荷参道 (373x560).jpg
PB148578千代田稲荷参道からの紅葉 (373x560).jpg
PB148579 (373x560).jpg
PB148581 (440x293).jpg
PB148582 (373x560).jpg
PB148583 (373x560).jpg
蛇滝から流れ落ちる沢沿いの道、石段も湿っていて滑りそう・・・最後まで気を抜かず、最初の鳥居に戻りつきました。 静かな心地よいお宮さんでした。 季節ごとにまたお参りしたいと思います。


人気ブログランキング 1クリックで応援頂けると、またガンバレます ありがとうございます
posted by 山桜 at 00:00| Comment(2) | 神社・仏閣 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月16日

新四国 高尾山八十八ヶ所巡礼(伊予編)

伊予の國(愛媛県)「菩提の道場」26霊場 
 四国でも海岸沿いから山の方に入ったところにある霊場にならって、高尾山の中でも少しコースから離れた小高い場所に登っています。 番号順に並んでおらず場所も入り組んでいて、一番見つけるのが難しい所です。 ただ、一般の人があまり歩いていないので、静けさの中でお遍路が出来ていい雰囲気でした。

<有喜院 仏舎利塔広場> 48、49、51、62番 
PB148495 (207x310).jpgPB148496 (207x310).jpg
第六十二番宝寿寺ホウジュジ    第五十一番石手寺イシテジ

PB148497 (207x310).jpgPB148498 (207x310).jpg
第四十九番浄土寺ジョウドジ    第四十八番西林寺サイリンジ

PB148499 (440x293).jpg

PB148503 (373x560).jpg
小天狗     飯綱大権現    大天狗

PB148502 (207x310).jpgPB148505 (207x310).jpg
有喜院 仏舎利塔       第六十三番吉祥寺キッショウジ
(43、45、54、60、47、55番 撮影できず)


PB148508 (207x310).jpgPB148509 (207x310).jpg
神変堂            神変堂・扁額
神変堂に祀られている「神変大菩薩(しんぺんだいぼさつ)」とは、修験道の開祖・役小角(えんのおづぬ)に光格天皇より贈られた諡号です。 扁額は故吉田元総理の筆です。

<神変堂右>64、65番
PB148507 (207x310).jpgPB148506 (207x310).jpg
第六十四番前神寺マエガミジ    第六十五番三角寺サンカクジ

前神寺のお像の前で「おお、チャンスの神様!」、前髪しかないんですよね。 三角寺というお名前も面白いです。 謂れが気になります。 吉祥寺も全国的には、キチジョウジと読むほうが少ないのかしら?


人気ブログランキング 1クリックで応援頂けましたら、またガンバレます ありがとうございます
posted by 山桜 at 00:00| Comment(2) | 神社・仏閣 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月15日

新四国 高尾山八十八ヶ所巡礼(土佐編)

土佐の國(高知県)「修行の道場」十六霊場
<大師堂の左側>(並び順)24、25、26、27、28、番外、29
PB148473 (207x310).jpgPB148474 (207x310).jpg
第二十四番 最御崎寺 ホツミサキジ  第二十五番 津照寺 シンショウジ

 段々とお大師様の像のお顔の違いが分かるようになり、お目にかかって手を合わせるのが楽しみになって参りました。

PB148475 (207x310).jpgPB148476 (207x310).jpg
第二十六番 金剛頂寺 コンゴウチョウジ 第二十七番 神峯寺 コウミネジ

羅漢さんではないですけれど、どこかに自分や家族や知り合いに似ているお顔があるような気がします。

PB148477 (207x310).jpgPB148478 (207x310).jpg
第二十八番 大日寺 ダイニチジ     番外霊場

 時々、こうした番外編の石像や石碑が出てきたり、順序良く並んでいなかったり、全く視力も衰えてきたお遍路泣かせであります。 

PB148479 (207x310).jpgPB148472 (207x310).jpg
第二十九番 国分寺 コクブンジ    真っ赤に実った南天の実

 こんなに鳥にも食べられず、見事にたわわに実った南天は珍しく、やはり霊場には何か特別な気が流れているように思え、南天の実にまで手を合わせたい気持ちになりました。

<大師堂の右側>(並び順)34、35、33、32、31、30、36
(写真見つからず、撮り忘れた模様・・・何が起こったのでしょう、ちょっと怖いような)

PB148480 (210x140).jpgPB148484 (207x310).jpg
高尾山薬王院本堂の屋根と紅葉    福徳稲荷社

PB148485 (207x310).jpgPB148481 (207x310).jpg
飯縄(いづな)大権現堂 と その上の崖の補修工事

 山仕事をされている方々の姿に惹きつけらるのは、やはり自然と対峙している真剣勝負の気迫を発していらっしゃるからでしょうか。 いつまでも見ていたい気持ちに駆られます。

<天狗社右>        <飯縄大権現堂右石段沿>
PB148482 (207x310).jpgPB148486 (207x310).jpg
第三十七番岩本寺イワモトジ    第三十八番金剛福寺コンゴウフクジ

<奥ノ院裏右手>
PB148488 (207x310).jpgPB148491 (207x310).jpg
左:奥ノ院裏右手の護摩所とその裏手に並ぶ霊場石像二体
右:富士浅間社

<奥ノ院の裏右手の二体>
PB148489 (207x310).jpgPB148490 (207x310).jpg
羽の生えた烏天狗?      第三十九番 延命寺 エンメイジ

 天狗さん?の方は石碑に浮彫になっていて、その石碑の上に赤いお帽子が被せてあるので、遠目には頭が欠けてしまったように見えどっきり! 近づいてみて、ホッとしました。

 以上 土佐の國の霊場十六ヶ所でした。 
 途中の7ヶ所にもお参りはしているのですが、撮影が抜けてしまったのには、何かきっと理由があるのでしょう。 改めてお参りに行きたいと思います。

 歩いて巡るのも確かに修行ですけれど、こうして後で振り返りをまとめるのもなかなかの修行で・・・これは思ったよりも大変、いささか疲れて参りました。 へとへとの私にお接待は・・・ないですね、自分でお茶っこいれましょう。


人気ブログランキング 1クリックで応援頂けると、またガンバレます ありがとうございます
posted by 山桜 at 00:00| Comment(5) | 神社・仏閣 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月14日

新四国 高尾山八十八ヶ所巡礼(阿波編)

PB148409 (373x560).jpg
PB148410 (440x293).jpg
高尾山は紅葉の名所、ようやく日当たりのよい場所では色づいて参りました。

PB078361 (207x310).jpgPB078343 (207x310).jpg「新四国高尾山八十八ヶ所の道」「これより阿波の國」の碑 

PB148411 (373x560).jpg
清滝  
 ケーブル清滝駅 と呼びながら、清滝がどこにあるのか知らず仕舞いの方が大勢いらっしゃるようですが、お掃除小僧の裏手にありますので、探してみてください。    

わたくしもこれでいろいろ抱えておりますので、四国八十八ヶ所お遍路に肖りたいと思います。

PB148412 (440x293).jpg
PB148420 (440x293).jpg
清滝の左手に並ぶお大師様 
「高尾山内 八十八大師めぐり」の始まりです。

 実は私は、この赤いお帽子の石像群をずっとお地蔵様だとばかり思っていましたが、以前、FITの先輩に、
「薬王院脇の橅の木は「地蔵ブナ」と呼ばれているけれど、
 ブナの木の前の像はお大師様なのですよ。」
と教えて頂いて、初めてその手に独鈷が握られていることに気が付きました。 お地蔵様であれば、如意宝珠と錫杖です。 なんでもいい加減に見ていると気づかないことだらけです。

PB148413 (440x293).jpg
赤や黄色のもみじ葉は、光を透かして一層鮮やかです。

PB148408ヤツデ (207x310).jpgPB148417ヒイラギ花 (207x310).jpg
白いヤツデの花と若い実、柊の花はいい香り

お大師様の像は台に「第何番霊場 〇〇寺」等と刻まれているのですが、判読不明のこともあり間違いがあるかもしれません。 怪しい部分は、次に高尾山へ参った時に確認いたしましょう。

阿波の國(徳島県)「発心の道場」二十三霊場

<清滝の右手高台 第一番〜第八番>
PB078334 (207x310).jpgPB078335 (207x310).jpg
第一番 霊山寺 リョウゼンジ   第二番 極楽寺 ゴクラクジ

PB078336 (207x310).jpgPB078337 (207x310).jpg
第一番 霊山寺 リョウゼンジ?  第三番 金泉寺 コンセンジ

PB078338 (207x310).jpgPB078339 (207x310).jpg
第四番 大日寺 ダイニチジ    第五番 地蔵寺 ジゾウジ

PB078342 (207x310).jpgPB078340 (207x310).jpg(藪蘭の実)第六番 欠?   第七番 十楽寺 ジュウラクジ  

PB078341 (373x560).jpg
第八番 熊谷寺 クマタニジ

清滝横で第一番〜第八番(第六番は未確認)のお大師様にお参りした後、ケーブル清滝駅の左手沢沿いの6号路を琵琶滝に向かいます。

PB148430モミジバフウ (207x310).jpgPB148423ノコンギク (207x310).jpg
モミジバフウの落ち葉   ノコンギク/野紺菊

PB148440 (440x293).jpg
岩屋大師 嵐の中で病気の母親と子供が難儀していたのをみかねた弘法大師様が手を合わせると、雨風をしのげる洞窟が突然開いたとの伝説があります。 

PB148442琵琶滝 (373x560).jpg
琵琶滝 滝に打たれる水行の場

PB148449 (373x560).jpg
琵琶滝 不動堂  屋根に降り積もっているのは、ムクロジ(無患子)の葉です。 この夏〜秋、沢山の実を拾ってサポニンの造り出す泡の実験をしました。

 6号路から別れる琵琶滝右手からの登りは高尾山でも上級コースとされる、なかなかキツイ道です。 修行をされている方々が「懺悔懺悔、六根清浄」と唱えながら登って行かれる姿を時折見かけます。

 四国の遍路の道に高尾山の立地を当てはめて、お大師様は各々ふさわしい場所に建立されています。 このキツイ登りは、四国でも山中を歩く順路を模しているそうです。 急登の途中の右手に忽然と現れる二本松前の広場に、第九番〜第十六番までのお大師様がいらっしゃいます。

<二本松の広場 第九番〜第十六番>
PB078347 (373x560).jpg
木漏れ日差す、静穏な佇まいです。

PB148450 (207x310).jpgPB148451 (207x310).jpg
第九番 法輪寺 ホウリンジ    第十番 切幡寺 キリハタジ

PB148452 (207x310).jpgPB148453 (207x310).jpg
第十一番 藤井寺 フジイデラ   第十二番 焼山寺 ショウザンジ

PB148454 (207x310).jpgPB148456 (207x310).jpg
第十三番 大日寺 ダイニチジ    第十四番 常楽寺 ジョウラクジ

PB148455 (207x310).jpg
第十五番 国分寺 コクブンジ    第十六番 観音寺 カンオンジ 不明

PB148460ツルギキョウ (207x310).jpgPB148465オオモミジ (207x310).jpg
【ツルギキョウ/蔓桔梗】の赤い実  【オオモミジ/大紅葉】の紅葉

 二本松広場で暫し休息の後、また十一丁目茶屋への道を登る途中、以前の花を紹介した「ツルギキョウ」が幾つも赤い実をつけていました。 「ツルリンドウ」「ツルニンジン」と名前も草姿も似通っているので、分かっていても言い間違えること有り、出会えたらとっても嬉しいのに、インストラクション上の要注意イイマチガエ植物たちです。

<十一丁目茶屋前>
PB148517 (207x310).jpg
第十七番 井戸寺 イドジ

<十一丁目茶屋右高台>
PB148516 (207x310).jpgPB148515 (207x310).jpg
第十八番 恩山寺 オンザンジ     第十九番 立江寺 タツエジ

<蛸杉右>
PB148512 (207x310).jpgPB148514 (207x310).jpg
第二十番 鶴林寺 カクリンジ     第二十一番 太竜寺 タイリュウジ

PB148513 (207x310).jpgPB148511 (207x310).jpg
第二十二番 平等寺 ビョウドウジ (第六十六番 雲辺寺 ウンペンジ)

<神変堂左>
PB148469 (207x310).jpg
第二十三番 薬王寺 ヤクオウジ

 これにて、阿波の國の「発心の道場」二十三か所霊場を回ったことになります。(なぜか第二十二番の横に建立の第六十六番 雲辺寺を除く) 順路通りにもきちんと順番にも並んでない所がありますので、刻まれた文字が判読不能なことも多く時に混乱しますが、それもこれも修行ですね。

 さて、土佐の國「修行の道場」へとお遍路の旅は続きます。


人気ブログランキング 1クリックで応援頂けると、またガンバレます ありがとうございます
posted by 山桜 at 00:00| Comment(6) | 神社・仏閣 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月10日

花嫁のヴェール・クサボタンの実

 釣鐘型の花を多数つけていた センニンソウ属=クレマチス属のクサボタンが実り、種から伸びていた花芯が長く伸びて、お日様を浴びてキラキラ光る白い羽毛を開いていました。 それはまるで、花嫁さんの繊細なレースのヴェールのよう!

PB028299 (440x293)クサボタン.jpg

PB028266クサボタン (373x560).jpg
これは未だ羽毛が開く前の状態。

PB028267 (373x560)クサボタン.jpg
真っ白な羽毛が沢山集まると存在感が増します。

PB028272クサボタン (440x293).jpg

 お花も負けずに可愛らしくて、青い花好きの私は見つけたら立ち止まらずにはおれません。
P9056516 (440x293)クサボタン.jpg
CIMG3060クサボタン (420x560).jpg
【クサボタン/草牡丹】キンポウゲ科センニンソウ属

P9056517クサボタン (207x310).jpgP9056809 (207x310)クサボタン.jpg
花は全然似ていませんが、葉の形が牡丹ににていることから名付けられたということです。 「百花の王」と言われる「牡丹」は、葉っぱが似ているだけでも特筆すべきことだったのでしょう。 「〇〇牡丹」という名前の多いことは、魚で鯛の仲間でなくとも「〇〇鯛」が多いのと同様でしょうか。


人気ブログランキング 1クリックで応援頂けると、またガンバレます ありがとうございます 
posted by 山桜 at 00:00| Comment(4) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月09日

黄葉紅葉の三頭山

 奥多摩三山(御前山・大岳山)の一つ、三頭山(みとうさん)に黄葉・紅葉・富士山を楽しみにやってきました。 
 下見(2日)・本番(9日)共に、期待通りの富士山に出会えて感激でした!

<コース>
JR武蔵五日市駅−(バス)−都民の森(入口)−森林館―鞘口(さいぐち)峠―見晴し小屋―展望台―東峰―中央峰―西峰ームシカリ峠⇔避難小屋(WC利用)−テラス―三頭大滝―(大滝の道=森林セラピーロード、ウッドチップの道)−森林館−都民の森入口−JR武蔵五日市駅
(歩行距離5.5km 歩行時間約4時間 標高差約540m)


PB028217富士山 (440x293).jpg
【富士山】<記載ナシは2017-11-02撮影>

PB028180 (207x310).jpgPB028179 (207x310).jpg
【ヤマトリカブト/山鳥兜】キンポウゲ科トリカブト属
 実の形はキンポウゲ科の近縁、レンゲショウマ、オダマキにも似ている。

PB028182 (207x310).jpgPB028181フッキソウ (207x310).jpg
【フッキソウ/富貴草】ツゲ科フッキソウ属 
 別名:吉祥草(ユリ科に同名の別種有) 常緑小低木
 よく庭木の下草などに植えられていますが結実することは稀で、この真珠のような実は珍重されるそうで、出会えて幸運でした。

PB028184 (207x310).jpgPB028188カメバヒキオコシ (207x310).jpg
左【ウバユリ/姥百合】ユリ科 
  実の中に詰まった種は風に舞って・・・
右【カメバヒキオコシ/亀葉引起】シソ科 
  花後に紫に色づいた萼

PB028185オトコヨウゾメ (440x293).jpg
【オトコヨウゾメ】レンプクソウ科ガマズミ属

PB028190ニシキギ (440x293).jpg
PB028192ニシキギ (207x310).jpgPB028194リンドウ (207x310).jpg 
上・左【ニシキギ/錦木】ニシキギ科ニシキギ属
右【リンドウ/竜胆】リンドウ科リンドウ属

PB028196マムシグサ (207x310).jpgPB098364 (207x310).jpg
【マムシグサ/蝮草】サトイモ科テンナンショウ属
【ヒトツバカエデ/一葉楓】ムクロジ科カエデ属<11-09>

PB028189 (207x310).jpg
PB028199 (207x310).jpgPB028202 (207x310).jpg
PB098366 (440x293).jpg
<11-09>
PB028200 (440x293).jpg
【紅黄葉で彩られた山や森】

PB028197コアジサイ (210x140).jpgPB028244 (210x140).jpg
【コアジサイ】アジサイ科アジサイ属
【ハウチワカエデ/羽団扇楓】ムクロジ科カエデ属

PB028221御前山? (440x293).jpg
【御前山?】

PB028203大岳山 (440x293).jpg
大岳山 (440x293).jpg
【大岳山】

PB028212 (440x293).jpg
【馬頭刈山】

PB028210 (440x293).jpg
【三峰?】

PB028214三頭山 (207x310).jpgPB028216 (207x310).jpg
PB028224 (207x310).jpg【三頭山・東峰(1,528m)】【三頭山・中央峰(1,531m)】
【三頭山・西峰(1,527m)】の三つの峰を合わせて「三頭山」と呼ばれています。 三角点が東峰にある理由は不明。 東峰と中央峰は数分の距離で殆どの見渡せる場所からは重なって見え、三頭ならず双頭山に見えているそうです。 (まだ私には、三頭山の遠景のどれがどの峰にあたるのかよくわかっていないので、断言は出来ません。)


PB028218富士山 (440x293).jpg
PB028220富士山 (440x293).jpg
PB028227富士山 (440x293).jpg
PB098371 (440x293).jpg
<11-09>この日は棚引く白雲が印象的でした。
【富士山】飽きもせず、またしても何枚も撮っております。

PB028219 (440x293).jpg
【三ツ峠山】先月荒天中止で、本番に行けなかった山

PB028238ガマズミ (440x293).jpg
【ガマズミ】レンプクソウ科ガマズミ属

PB028228ドウダンツツジ (210x140).jpgPB028231 (210x140).jpg
【ドウダンツツジ/満天星、灯台躑躅】ツツジ科ドウダンツツジ属

PB028233 (440x293).jpg
【ミズナラ/水楢】ブナ科コナラ属 
 環境は気候により、黄・赤・茶色と様々な色に染まります。

PB028237 (440x293).jpg
【ブナ/橅】ブナ科ブナ属
 こちらもミズナラ同様、様々な色に染まります。

PB028262 (440x293)イヌブナ?.jpg
【イヌブナ/犬橅】ブナ科ブナ属

PB028235 (373x560).jpg
【ジグザグ?橅】

PB028240 (440x293).jpg
【コハウチワカエデ/小羽団扇楓?】

PB028302 (373x560).jpg
【ムシカリ/虫狩】レンプクソウ科ガマズミ属(旧スイカズラ科ムシカリ属)
 別名:オオカメノキ(大亀の木)
 葉痕の段々が可愛い顔に見えます。

PB028245 (207x310).jpgPB028247 (207x310).jpg
左【カジカエデ/梶楓】ムクロジ科カエデ属
右【シオジ】モクセイ科トネリコ属

PB028250 (373x560).jpg
【沢】
PB028253 (373x560).jpg
【三頭大滝】

PB028259 (440x293).jpg
【コミネカエデ/小峰楓?】ムクロジ科カエデ属
PB028257 (210x140).jpgPB028289 (210x140).jpg
【バイカツツジ?】ツツジ科
【ミツバツツジ?】ツツジ科
PB028277 (207x310).jpgPB028278 (207x310).jpg
左【シロヨメナ/白嫁菜】キク科
右【ヤクシソウ/薬師草】キク科
PB028267 (207x310).jpgPB028300 (207x310).jpg
【クサボタン/草牡丹】キンポウゲ科センニンソウ属 
 仙人草の仲間の特徴の白髭をもつ種

PB028279 (440x293)マルバウツギ.jpg
【マルバウツギ】アジサイ科ウツギ属

PB028281 (207x310)アワブキ.jpg
PB028298アワブキ (440x293).jpg
上【アワブキ】アワブキ科アワブキ属  下【泡吹+瓜膚楓】

PB028295キブシ (440x293).jpg
【キブシ/木五倍子】キブシ科キブシ属

PB028297イタヤカエデ (440x293).jpg
【イタヤカエデ/板屋楓】ムクロジ科カエデ属
PB028296 (440x293).jpg
【ウリハダカエデ/瓜膚楓】ムクロジ科カエデ属
PB028301 (440x293).jpg
【コミネカエデ/小峰楓?】ムクロジ科カエデ属
上の写真を拡大してみましたが、やはりも一つはっきりせず。
PB028293 (440x293).jpg
【オオモミジ/大紅葉】ムクロジ科カエデ属
 このように黄色になるものも、赤くなるものもあり色々。
PB028303 (440x293).jpg
【コハウチワカエデ/小羽団扇楓】ムクロジ科カエデ属

PB098377 (440x293)ダンコウバイ.jpg
【ダンコウバイ】クスノキ科クロモジ属<11-09>

PB028285ウワミズザクラ (440x293).jpg
【ウワミズザクラ】バラ科サクラ属<11-09> 
 特徴的な淡い色合い

PB098374 (210x140)コナラ.jpgPB028292 (207x310).jpg
左【ミズナラ/水楢】ブナ科コナラ属<11-09>
右【アキノキリンソウ】キク科アキノキリンソウ属

PB028290 (440x293).jpg
PB028291 (440x293).jpg
【秋色に染まる山々】

正に秋を満喫のハイキング、カエデの仲間も14種類数えました。 3枚複葉で綺麗なサーモンピンクのメグスリノキ(カエデ属)の葉は何枚も拾ったのに、写真も撮らず持ち帰りもせずで、記録に残せず残念でした。


人気ブログランキング 1クリックで応援頂けると、またガンバレます ありがとうございます
posted by 山桜 at 00:00| Comment(6) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月08日

キッコウハグマ(亀甲白熊)

この日、2年ぶりにキッコウハグマの花に出会えました。 
PB078358キッコウハグマ (440x293).jpg
(この手前の花は、筒状花が2つしか咲いていませんが、通常は3つ咲いて、花弁が全部で15枚に見えます。)

PB148600キッコウハグマ (373x560).jpg
(11-14のハイキングできちんと3つ咲いているのを見つけたので、写真を追加します)

【キッコウハグマ/亀甲白熊】キク科モミジハグマ属
 分布:北海道〜九州
 草丈:10cm程
 花期:9〜11月 先が5裂した白い筒状花が3つ集まった頭花をつける
  葉:地際に輪生状に広がる長い柄を持つ葉の形が亀甲型(変化が多くハート形に近いものもある)なのが名前の由来。 また、ハグマは白熊と書き、白毛のヤクに尾で作った装飾毛のこと。 兜の飾りや、仏具の払子などに用います。 これを赤く染めたものを赤熊(シャグマ)、黒毛のものを黒熊(コグマ)と呼びます。

PA223140キッコウハグマ (373x560).jpg
キッコウハグマはこのような閉鎖花が多く、普通の花の開花はなかなか見ることが出来ません。
 
PA241163キッコウハグマ (373x560).jpg
PA241180キッコウハグマ花 (440x293).jpg
 こちらは2年前に見た花たち。 8ミリ程の小さな頭花、薄暗い場所に咲いていて、風に揺らぎやすく短い時間で急いで撮影するのはとても難しいです。


自然観察ランキング
posted by 山桜 at 00:00| Comment(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月07日

独活(ウド)・独りで活きる

 今年は何故だかとてもウドに惹きつけられて、折に触れ何枚も写真を撮っていました。 実が熟す頃まで待つと、花の頃の感動が失せてしまいそうなので、ここで一度まとめてみました。

 ウドは漢字では「独活」、これは元は生薬名「ドッカツ」(=セリ科のシシウドの根、日本のウド/ウコギ科は和独活で代用とされた)それに日本古来の呼び名「うど」をあてたものです。 

 沢山の小花を沢山の丸い穂(散形花序)にしてあちこちに向けて咲かせている様子は、色々なことに興味を持って頭を突っ込み、沢山の方々に支えて頂きながらも我が道を独りで活きてゆく己の姿に重なります。 

P9106914ウド (440x293).jpg
未だ固い蕾をぎっしり抱く<2017-09-10 練馬・畑> 

 この蕾も食べられるのだそうです。 ウコギ科特有の香り、いいですよね〜 こういうアクのあるものは天ぷらにすると最高です。 私は八百屋さんで売っているタラノメよりは、ウドの芽の天ぷら方が美味しいと思います。 

P9106916ウド (207x310).jpgPA288115ウド (207x310).jpg
固い蕾と膨らんで開いてきた蕾の穂<2017-09-10 練馬・畑>

 「芹」「蕗」「独活」、シャキシャキとして香りのよい山菜は、家人も大好物でした。 好きな食べ物が同じって、一緒に生きていく上で大事なことですよね。 これからも喜ぶ面影を胸に一緒に食べていきたいです。

P9237391 (207x310)ウド花.jpgP9016413 (207x310).jpg
蕾<2017-09-23練馬・畑> 開花<2017-09-01高尾・自生>
P9016412ウド (373x560).jpg
開花<2017-09-01 高尾・自生> 
柔らかな雰囲気の栽培種に比べ自生種は凛とした野生の強さがあります。

同じウコギ科のヤツデの花とも似ていますね。
PA288117ウド (373x560).jpg
P9287476 (373x560)ウド花.jpg
P9287475 (373x560)ウド花.jpg
PA288131ウド (373x560).jpg
開花〜花のアップ<2017-09-28 練馬区>

PA047647ウド (373x560).jpg
実りの始まり <2017-10-04 裏高尾> 

PA288116ウド (373x560).jpg
充実してきた実 <2017-10-28 高尾> 

【ウド/独活】ウコギ科タラノキ属
 分布:北海道〜九州 
 花期:8〜10月 雌雄異花・同株
 草丈:1〜1.5m
 葉:互生 2回羽状複葉 細鋸歯 細毛有
 茎:太く固い 剛毛有
 利用:食用、薬用
 和名由来:埋土、埋所、空穂土、動くひとりでに、など諸説
 その他:捨てる部分が無い程に有用な植物だが、草丈高く茎太いにもかかわらず、柱などの用途には役に立たないことから「独活の大木」という不名誉な言葉が生じた。


人気ブログランキング 1クリック応援、宜しくお願いいたします
posted by 山桜 at 00:00| Comment(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月06日

熾火でミニ・バウム・クーヘン

 親子で森の中の活動を楽しむイベントの中で、自然観察に出かけたお父さんと子供たちと離れ、お母さんたちだけの火のそばでの団欒をミニ・バウム・クーヘン(竹を芯に使うので別名:バンブー・クーヘン)を焼きながら過ごしました。

 クーヘンのタネはホットケーキミックス、砂糖、バター、卵、牛乳です。 砂糖ととかしバターをたっぷり加えること、タネをたれない固さにするのが美味しく焼くコツです。 

PA318152バウムクーヘン (207x310).jpgPA318153バウムクーヘン (207x310).jpg
少しずつ種を塗り付けて回転させながら焦げ目がつくまで焼き、また種を塗って焦げ目をつけて
・・・を、ひたすら繰り返していきます。

 PB058314バウムクーヘン (207x310).jpgPB058315バウムクーヘン (207x310).jpg
 だんだん年輪を重ねて太くなってきましたよ。 やっと2cmくらいの厚みになって出来上がりです。 もっともっと厚く焼いていけば大きなバウム・クーヘンになりますが、時間もかかり重さも増してなかなか大変なことです。

PA318158バウムクーヘン (440x293).jpg
 芯を抜いて輪切りにすれば、小さなバウム・クーヘンの出来上がり! これはリハーサルで山桜が焼いた分です。 半分の分量で焼きました。

PB058316バウムクーヘン (207x310).jpgPB058317バウムクーヘン (207x310).jpg
PB058318バウムクーヘン (207x310).jpgPB058320バウムクーヘン (207x310).jpg
 お母さんたちが森の静寂と火の温かさに包まれ、暫し青春の頃を思い出しながら焼き上げた様々なバウム・クーヘンたち。 どんな思いが焼きこまれていたのでしょうか・・・。 帰ってきた子供たちが、切り分けるのも待ちきれないハイエナのように群がって、あっという間に平らげてしまいました。 ごちそうさまでした!


人気ブログランキング
posted by 山桜 at 00:00| Comment(2) | 青少年活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月05日

森のナメコたち

 パウロの森の中、地面に半分埋めた桜の榾木にナメコが生えて来ていました!

PA318161ナメコ (440x293).jpg
 このぐらいの幼菌の姿は、お店で売っているナメコにちかいですが、

PA318159ナメコ (440x293).jpg
PA318160ナメコ (373x560).jpg
 このくらい育ってしまうと、森で見かけても私にはナメコとは分からないです。 でも、美味しそうな雰囲気は伝わって来ます! これ以上開いてしまうと美味しくないのだそうで、収穫しお土産に頂いて帰りました。(これは菌を植えつけて栽培しているものです。 似たようなきのこをみかけても専門家のお墨付きなしでは決して食べないでください。)

 さてお料理する前に、まじまじと観察・・・う〜ん、森のい〜い香りが漂います。
PB068328ナメコ (210x140).jpgPB068329ナメコ (210x140).jpg
PB068330ナメコ (373x560).jpg
 小さな傘の部分だけ摘み取った姿とは違って、ちゃんときのこらしいきのこなんですね。

 きのこ研修で教えて頂いたように、熱湯を回しかけて浸し、手で触れるぐらいに冷めたら良く汚れを降り落とし、水がきれいになるまで何度か水を変えて下ごしらえ。 すると、例のぬめりのある見慣れたナメコの状態になりました。

PB068332ナメコ蕎麦 (440x293).jpg
 思い切って贅沢なナメコ山盛り蕎麦を作ってみました。 新鮮なナメコは香りも旨味もたっぷり肉厚な噛みごたえもたまらない素敵な一品でした。


人気ブログランキング 1クリック応援賜れば、更新の励みになります。 ありがとうございます
posted by 山桜 at 00:00| Comment(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月04日

銀杏(ギンナン)に寄せて


PA117672ギンナン (440x293).jpg

 今年は銀杏の生り年のようで、どこも鈴なりに実って、また降るように落ち積もっていました。

 銀杏は美味しいけれど、果肉の部分が臭くてまたかぶれることもあり、食べられるようにするまでの手間がかかる為か、拾う人も少なくなっているようです。 

 近くの公園でも毎年、早起きしなければ拾えない程、綺麗に皮を剥いて片づけて拾っていかれる人がいらしたのですが、今年はいつ行ってもたくさんの実が落ちたままただ踏まれていくばかり。 きっとあの几帳面に拾っていた方は、引っ越されたのか旅立たれたのか、この地には居なくなってしまわれたのでしょう。

PA318139 (440x293).jpg

 我家でも、銀杏が大大大好きな人があちらの世界へ行ってしまい、私もとうとう拾って始末をして・・・の元気は出ず仕舞いでした。 銀杏を紙袋に入れて塩を降って電子レンジにかけ、パンパン弾けなかった残りの実をカチッと割る力仕事は私、固い皮を剥くのも私、家人は残った薄皮を丁寧に剥いて食べる係でした。

DVC00196.JPG

 でも、晩酌の合間たまに気が向けば、食事の用意をしている私の為に、こんな風に綺麗に楊枝にさして置いてくれることもあったのです。 
「ほうら、剥いておいてやったぞ」
そういって得意そうに笑っていた顔を思い出します。 

 本当は自分で剥きながら熱々のを頂くのが美味しいのですけれど、その気持ちが嬉しくて泣きそうになりましたっけ・・・。 今はそのことを思い出して涙が止まりません。 泣かずに銀杏を頂ける日が、いつかまた来るのでしょうか。 


人気ブログランキング
ラベル:ギンナン
posted by 山桜 at 00:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月03日

カワイイのに掃溜菊

 気の毒な名前を付けられた植物は数多いですが、この可憐な小菊もその内の一つ。 牧野富太郎先生が世田谷の掃き溜めで発見、命名されたという熱帯アメリカ原産の帰化植物です。 花径5ミリ程と、とても小さいので見かけていても、その可愛らしさに気づかれないことも多いかもしれませんが、よ〜く見て頂ければなかなかチャーミングなこと、お分かり頂けると思います。

PB058327ハキダメギク (440x293).jpg
P9106920ハキダメギク (440x293).jpg

真ん中の部分は更に小さな黄色い筒状花の集まりで花手毬のようです。 その周りに先が三つに切れ込んだ白い舌状花が5枚、綺麗に縁取っています。 こんな小さな世界でも手を抜かない美しさ! ついつい見惚れてしまいます。

PA288136ハキダメギク (440x293).jpg

【ハキダメギク/掃溜菊】キク科コゴメギク属 
 原産地:熱帯アメリカ(ブラジル、ベネズエラ等)
 分布:大正末期〜明治初期に東京に上陸 関東以西の都会・住宅地・その近郊農地など
 花期:6〜11月  
 花径:5ミリほど


自然観察ランキング 1クリックで応援頂ければ、更新する励みになります。 ありがとうございます
posted by 山桜 at 00:00| Comment(6) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月02日

アサギマダラ・幼虫

 浅葱色と言えば、私が真っ先に思い浮かべるのは新撰組の袖口に白い山形の段だら模様が入った羽織の色(当時既に下級武士の用いる羽裏の色で野暮ったい田舎者のイメージだったとか、切ないなぁ)です。 浅葱とは今でいうワケギとか青ネギとかの株立ちする青ネギの仲間です。 やや緑を含んだ水色の色合いが若いネギの葉色に似ているからこう名付けたのでしょうか? ごく薄い藍染めの色のことで、藍染は空気に触れる前は緑色をしているのですが、その時の色が浅葱に似ているからなのかも?などと想像しています。 また、話が横道にそれましたね・・・

<2017-10-31撮影>
PA318304 (440x293).jpg
その浅葱色を幼虫の頃から備えている、アサギマダラの未だ1cmにも満たない幼齢幼虫です。 (拡大写真)

PA318156 (440x293).jpg
 食草はガガイモ科の植物(アルカロイド系の毒素を体内に貯め込む為)で、ここ高尾山域ではよくキジョランの葉裏でみつかります。 幼齢幼虫は、先にこのような1cm径くらいの丸い輪を描いて傷をつけ、しおれて柔らかになった内輪の部分を食べていきます。 

 これは毒素を遮断しているのだとの説も聞きましたが、毒素を取り入れるために食べているのに遮断するかしらん? 終齢幼虫に近づけば、こんなことはせずに端からバリバリ食べますので、やはり幼い内は萎れさせて食べやすくしているのではないかな、若しくはやはり体が小さい内は毒が強すぎるので少し絞り落としているのかもしれませんね。

どちらにしても、大した知恵だと感心します。 やはり蝶の中でも知能レベルが高そうです。


自然観察ランキング お役に立てました折は、1クリックで応援を頂けますれば、歩みゆく元気が湧いて参ります
posted by 山桜 at 00:00| Comment(6) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月01日

三原色の幼虫・クロシタアオイラガ

 「さて、お昼にしましょうか」
という時、ポチッとテーブルの上に不時着したのは・・・

PA318144 (373x560).jpg
1.5cmほどの小さな体ながら、透き通るような美しい黄緑色のボディに青とピンクと白のライン、黄色の角に映える黒いトゲトゲを施したクロシタアオイラガの幼虫でした。 この姿を見たら、誰も素手で触ろうとはしないと思いますが、毒刺毛に触れると痛みと腫れで大変です。

こういうことがあるので、野外活動では必ずツバのある帽子をかぶりましょう!

PA318147 (440x293).jpg
でも、この配色の美しさをみるだけでしたら、幾らでも存分に

PA318146 (373x560).jpg
イモムシの類の多くは大事な頭を守る為、お尻の方を頭っぽくみせる工夫をしています。 この子のお尻にも目のような模様がありました。

PA318149 (440x293).jpg
本物の顔の方をクローズ・アップしたら、ツケマツゲびゅんびゅんのきゃりーぱみゅぱみゅみたい? 本当の目はもっと下だけれどね。


自然観察ランキング 1クリックで応援頂けましたら、とても嬉しく存じます
posted by 山桜 at 00:00| Comment(6) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月27日

大菩薩嶺ハイキング

 朝から雲一つない青空、風も穏やか、絶好のハイキング日和に恵まれました! (雨の続いた今年、当初は10月は20日に予定されていた当ハイクも26日に順延での催行でした。)

 先ず、上日川峠ロッジ長兵衛〜福ちゃん荘へ
PA267972 (373x560).jpg
【カラマツ/落葉松・唐松】の黄葉は、少し散り始めてはいたものの、真っ青な空に向かい繊細な葉をつけ伸び行く梢を見上げ、秋の空気を胸いっぱい吸い込みました。 ハラハラと風に舞う針葉が光にきらめくのを見てウットリです。

次は細長い生き物系が苦手な方は飛ばしてください。)
PA268048 (440x293).jpg
どうも山桜、蛇さんとの遭遇率が高いようで。 目の前を横断のお出迎えを受けました。

PA268047 (440x293).jpg
 【ミズナラ/水楢】は赤〜茶色まで様々な色に染まりますが、ここでは黄葉が綺麗でした。

福ちゃん荘を後にして唐松尾根を登りゆくと、唐松の枝越しに第一富士山、発見!
PA267981 (440x293).jpg
バスの中からもチラチラと姿を見せていましたが、やはり目の前にど〜んと現れると感激です。 これからずっと拝めると分かっていても、暫し呆然と佇んでしまいます。
 
PA267982 (440x293).jpg
もう一息ガンバッテ登ると、もうそこは遮るもののない富士展望を含む大パノラマが広がっていました! 手前の湖は大菩薩湖(人工湖)です。

PA267988 (440x293).jpg
PA267990 (440x293).jpg富士山に連なる南アルプスの山々と甲府盆地

PA267998 (373x560).jpg
PA267996 (207x310).jpgPA268000 (210x140).jpg
大菩薩嶺の頂上は苔むした順路の先の樹林の中で眺望はありませんが、やはり山頂は押さえておきましょう。 一度通過した雷岩まで戻って、雄大な富士山を眼前に眺めながらの昼食です。

PA268001 (440x293).jpg
PA268002 (440x293).jpg
PA268009 (440x293).jpg
PA268010 (440x293).jpg
PA268015 (373x560).jpg
もうどこまで撮ってもキリの無い、富士山撮影三昧・・・

PA268008 (373x560).jpg
PA268026 (440x293).jpg
来し方振り返ると、森林限界を超えた明るい尾根道「天空の回廊」がくっきりと見渡せました。

PA268030 (440x293).jpg
PA268038 (440x293).jpg
再び富士山と南アルプスの山々をクローズアップ。 富士山頂の右上を飛んでいるのはドローン? 撮影している時は気付きませんでした。

PA268031 (207x310).jpg
大菩薩峠の看板前、菩薩様?のお顔は相変わらず行方不明なようで、お気の毒です。 

PA268033 (373x560).jpg
【ブナ/橅】もこちらでは、ミズナラと競うような鮮やかな黄葉でした。

PA268040 (373x560).jpg
PA268042 (440x293).jpg
【ナナカマド/七竃】は、すっかり葉を落として真っ赤な実だけが目立っていました。


自然観察ランキング 1クリック応援を頂けましたら、大変嬉しく存じます
posted by 山桜 at 00:00| Comment(2) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月26日

富士山初冠雪

 久しぶりの快晴、山梨県大菩薩嶺に行ってきました。

PA268001 (440x293).jpg

 23日の富士山初冠雪のニュースではチラホラだった雪も昨晩の積雪で、ご覧のように見事な真っ白い冠となりました。 雪冠と青い山肌との境目の真ん中よりやや左に「疾駆する馬」の形がくっきりと浮かんで見えました。

 快晴で気温もそれほど低くならず風も収まり絶好のハイキング日和、富士山もず〜っと美しい姿を見せ続けてくださいました。 このありがたくも贅沢な大菩薩嶺ハイクの続きはまた後で。 心地よい疲れに包まれて、おやすみなさい・・・


自然観察ランキング お役に立てました折は、1クリックで応援を頂けますれば、歩みゆく元気が湧いて参ります
ラベル:富士山 大菩薩嶺
posted by 山桜 at 00:00| Comment(10) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月25日

ハロウィンのカボチャ

PA278105ハロウィンカボチャ (373x560).jpg

 我家はハロウィンとは無縁なのですが、所属する自然塾の秋祭の飾りで初めて本物のハロウィン用のオレンジのパンプキンをくりぬいて、ジャック・オー・ランタン を作りました。 元々は白いカブで作られていたものが、アメリカ大陸に渡った時に、印象的なオレンジ色のパンプキンに代用されて広まったのだそうです。

PA278103ハロウィンカボチャ (210x140).jpgPA278104ハロウィンカボチャ (207x310).jpg
 
 作る途中の様子も追加します。 こうして作ってみると、学生時代の英会話の先生が、日本に来てハロウィン用のカボチャがみつからず、柿の実を使って作ったという気持ちが良くわかりました。 色といい中の実の柔らかさ具合といい匂いといい、ちょうど食べごろの柿にそっくりでした。 味は食べてみる勇気が無くて分からず、ごめんなさい。

 元々古代ケルト人のお祭から発展したといわれるハロウィンも、すっかり商業ベースに乗って日本でも広がりました。 どこか日本のお盆にも似た風習だったからなのか、それともそんなことも知らずオレンジと黒のカボチャやコウモリのデザインが良かったのか、仮装パーティが面白くて広がったのか、いつまでこの喧騒が続くのか不思議な気持ちで眺めています。

 「百鬼夜行」と言えば、日本人も昔からいろいろ魑魅魍魎の世界を想像するのが好きでしたね。 国立歴史民俗博物館のサイトの「百鬼夜行絵巻」をご紹介します。(1クリックで飛べます。) 日本のお化けたちのことも忘れないで欲しいものです。


人気ブログランキング
posted by 山桜 at 00:00| Comment(4) | 祖先からの伝言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月24日

青い実・イシミカワ

 熟す過程で段々と彩りを変えていく実は、とりどりの色が混ざって、一色で埋め尽くされた美しさとはまた別の味わいがあります。  

 人間が見て『素敵な配色だな〜』と思うこの彩は、採食者たちにとってはどのような効果があるのでしょう。 完熟した(発芽力が高い)実を食べてもらいたい為に、未熟果が完熟果を引き立てているという説もあります。

PB011311イシミカワ (440x293).jpg

【イシミカワ/石実皮・石見川・石膠】タデ科イヌタデ属 蔓性多年草
 分布:日本全土
 花期:7〜10月 薄緑色で目立たない花
 葉茎:葉柄がハスの葉のように葉の裏面についている
    葉は互生 やや矢じり型の三角形 丸い苞葉あり
    茎や葉柄に下向きの刺があり周りの者に絡み付く
  実:白緑〜赤紫〜瑠璃色 と熟していく実が混在する
    (色づいている部分は中の黒い種を覆う萼片)   

PB011310イシミカワ (440x293).jpg

 同じ時期、同じような色合いが混在する実に【ノブドウ】がありますが、あちらは虫の寄生による色の変化でいわば病変(といっても綺麗なので見る方からすれば嬉しい)、こちらは健全な状態での色の変化です。 

P9187368イシミカワ (440x293).jpg

 一番上の写真では残っている実の房の下にあるのは、托葉です。 丸いお皿に盛られたお菓子のようにも、派手な飾りのついた貴婦人のお帽子のようにも見えます。 下の方の写真のように、段々と苞葉が欠けてしまっているものもあります。

PB011313イシミカワ (440x293).jpg

 未だ若い果実は白緑一色なのに、次第に差が出て色づいていくのが面白く、また不思議でもあります。


自然観察ランキング お役に立てました折は、1クリックで応援を頂けますれば、歩みゆく元気が湧いて参ります
posted by 山桜 at 20:00| Comment(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月23日

青い実・ヤブミョウガ

P9257453ヤブミョウガ実 (373x560).jpg
<2017-09-25>
P9012620ヤブミョウガ (440x293).jpg
<2016-09-01>

 「ヤブミョウガの実は、まるでラピスラズリ・・・」
 毎年のようにこの青い実を眼にすると、ついそう口にしてしまいます。 先日の小学生の遠足の時につぶやくと、すかさず、
 「飛行石!」
と、言ってくれた子がいて、思わずハイタッチしてしまいました。 今の小学生も「ラピュタ」を知っていてくれるんですね〜嬉しいな🎵 この美しい青色が写真にうまく写せないのが残念です。

P9016328ヤブミョウガ (373x560).jpg
<2017-09-01>

 実は最初白く、段々緑色に、最後に熟すと、青紫色になります。
この熟した青い実の中に面白い形の種が入っているのですが、それはまた別の機会にご紹介しますね。

P7300065 (440x330)ヤブミョウガ.jpg
<2015-07-30>

 こちらは真っ白な花の頃、7月の末頃です。 似ているようで、よく見ると葉っぱの付き方も違いますし、その葉の手触りもザラザラしていて、滑らかな茗荷の葉とは異なります。

P7300067 (420x560)ヤブミョウガ.jpg
P7300068ヤブミョウガ (440x330).jpg
<2015-07-30>

 小さな蝶々が飛んでいるような可愛らしい花、花を見るとミョウガやショウガの仲間ではなく、ツユクサの仲間だというのが分かります。 雄花と雌花があって、長い雌蕊が目立つのが雌花、黄色い雄蕊の葯が目立つのが雄花です。 

 薄暗いところに生えていて、梅雨の頃に花が咲くので濡れていることが多く、私の腕では余りよく撮影できていないのが残念です。 来年こそ!


自然観察ランキング ポチっと応援、ありがとうございます
posted by 山桜 at 00:00| Comment(2) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月22日

雨の道を投票へ

 台風21号北上中、未だこちらは雨は本降りですが風はなく、長靴履けば散歩もまた楽し🎵と、市内最高地点にある投票所へ向かいました。
PA227824 (210x140).jpgPA227814 (207x310).jpg

 ここら辺の土壌は鉄分が多いらしく、いつも水が流れている溝は沈殿物で赤く染まっています。 前方の坂道は、沢というかちょっとした滝?状態になって来ました。 『おいおい山桜、一体どんな山の中に住んでいるんだ?』と、思われそうですが、ちゃんと舗装道だけ通っても行けるんですよ。 折角の雨の日、わざわざ膝丈の長靴を履いて、敢えて通って来た山道です。 まぁ、近くにこんな山道があるには違いないんですけど・・・。 小山の入口、人家近くでは、

PA227813 (207x310).jpgPA227839 (210x140).jpg

【コムラサキ/小紫】シソ科(旧クマツヅラ科)ムラサキシキブ属 別名:コシキブ の紫色、【ナンテン/南天】メギ科ナンテン属 の朱色が、雨に濡れてひときわ鮮やかです。 コムラサキは、湿地に自生するそうですが、自生種を未だ見たことがありません。 この鮮やかで大粒なコムラサキは園芸種の野生化でしょう。

PA227808 (440x293).jpg
 
 【ウメモドキ(梅擬)】モチノキ科モチノキ属 大分虫に葉が喰われていますが実は沢山残っています。 実(み)物として生け花にも用いられるのでお馴染みな方も多いと思います。 

PA227810 (440x293).jpg

 いつもは地面に張り付いているゼニゴケの仲間(ムラサキミズゼニゴケ?)もザワザワっと浮き上がっています。 赤い一粒は上から落ちてきたウメモドキの実です。

PA227812 (440x293).jpg

【ガマズミ】レンプクソウ科(旧スイカズラ科)ガマズミ属 の実もますます赤みを増しています。

PA227840 (440x293).jpg

 あ、【サワフタギ/沢蓋木】ハイノキ科ハイノキ属 の実! 大好きな心ときめく瑠璃色の実です。 別名のルリミノウシゴロシ(瑠璃実の牛殺)の「牛殺し」は、葉が似ているカマツカの別名、材が固く牛の鼻に孔をあけたり鼻輪にしたりしたことから)

PA227817 (373x560).jpg

 長引く雨で巣網もズタズタ・・・ジョロウグモのご夫婦は、引っ掛かる虫もおらず網を補修する気力もなくブラリと脱力して台風の過ぎ去るのをまっているようです。 中央の大きく派手な模様の蜘蛛がメス、左上隅の小さく地味な蜘蛛がオスです。

PA227826 (440x293).jpg

 ソックリな花をつけ同じ場所に混在していることもあり紛らわしいのですが、上が【アキノウナギツカミ】、下が【ミゾソバ】別名:ウシノヒタイ(葉の形から) 共にタデ科タデ属 です。 見分け方は、知りたい人は少ないでしょうけれど^^;、また日を改めて書きますね。 里山の植物は人々の暮らしと密接にかかわってきたので、その地方による別名・愛称が多くて面白いです。

PA227819 (207x310).jpgPA227822 (207x310).jpg
 
 普段は高い木の上の【エノキ】アサ科(旧ニレ科)エノキ属 の実も雨の重みで枝が下がって目の前に。 オレンジの実はやがて黒紫色に熟し鳥たちの恰好の餌になります。 人間が食べても甘くて美味しいのですが、いつもはなかなか手が届かず・・・雨の日にはこんな思わぬプレゼントがあるので、出かけないのは勿体無い! 

 【シロダモ】クスノキ科シロダモ属 は、秋に花が咲き、一年かけて実は真っ赤に熟しますので、雌株であれば花と実が同じ時に見られます。 この木は花ばかりで実は付いていないので、たぶん雄株でしょう。 花の中をみれば、どちらか分かるのですが今日はそこまで出来ませんでした。

PA227836 (207x310).jpgPA227841 (207x310).jpg

 柿の実も枝が折れそうなほどたわわになっています。 柿の木は枝が折れやすいので登ってはいけないと子供の頃によく言われましたが、結構丈夫そう・・・もしかして、登って柿の実をとらないように(登って落ちないように)そう言って教えて来たのかと勘ぐってしまいます。 目の前にありましたが、流石に柿泥棒は出来ません。

 【スイカズラ/忍冬】の実もヒスイ色の若い実をつけていました。 やがて秋の深まりと共に黒く熟していきます。

 さて、長靴装備を良いことに森の茂みを歩き、暗くなるので傘を足元に置いて撮影、すっかり濡れそぼって投票所に現れた私、風邪気味で喉が痛かったのでマスクもしていて怪しさ満載だったかも・・・いえいえ、こんなに頑張って(楽しんで)投票に来たんですから国民の鑑ですよね! さて、結果は??

↓こちらへも温かな1票を、よろしくお願いいたします

自然観察ランキング
posted by 山桜 at 19:03| Comment(8) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月21日

赤い実・オトコヨウゾメ

PA047641 (440x293)オトコヨウゾメ.jpg

【オトコヨウゾメ】レンプクソウ科ガマズミ属
 分布:本州〜九州
 花期:4月下〜6月 
 花径:6〜9mm 淡紅色を帯びた白色 雄蕊は花弁より短い
  葉:対生 やや菱形の卵形 鋸歯がカクカクしている

 春の可愛らしい花も、秋の葉陰に揺れる赤い実も、菱形でカクカクした鋸歯の葉も、どれをとっても大好きな木の一つなのですが、名前だけが残念です。 染物に使われるガマズミに似て、余り染まらない? または実が多い割に美味しくないということで「役立たず」的ニュアンスの「オトコヨウゾメ」と付けられたようですが、男性にも失礼ですし、このたおやかな女性的風情にふさわしくなく感じます。

PA047631オトコヨウゾメ (440x293).jpg

 ガマズミの仲間ですが、実は垂れ下がるようにつき、楕円形です。 コバノガマズミと葉の大きさなどは似ていますが、この実の付き方と実の形で見分けがつきます。 

 鋸歯は四角い角の連続に見えます。 また押し葉にすると黒変するのも特徴です。

P4254289オトコヨウゾメ (440x293).jpg

P4254281オトコヨウゾメ (440x293).jpg

 花数はガマズミより少ない代わりにやや大きくふんわりとした感じ、ほんのり淡紅色を帯び、雄蕊は突出しません。 花の重みと花柄の長さで垂れ下がって咲くことが多いです。



自然観察ランキング お役に立てましたら、1クリック応援、よろしくお願いします
posted by 山桜 at 00:00| Comment(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月20日

赤い実・ガマズミ


 秋の花々が少なくなってきた頃、実りの秋、草木の実がさまざまに色づきを増して来ます。 これから暫く、秋の実の色合いを追いたいと思います。 先ずは「あき」の語源ともなった赤き色づきの実から参りましょう。
 
DVC00505ガマズミ (440x330).jpg
<20015-09-07 狭山丘陵>9月の初め頃から少しずつ色き始めます。

P9187360ガマミズ (373x560).jpg
<2017-09-18 狭山丘陵>大分赤くなりましたが未だ酸っぱいので殆ど鳥にも食べられていません。

【ガマズミ/莢蒾、蒲染など】レンプクソウ科ガマズミ属 落葉低木
(クロンキスト体系の分類ではスイカズラ科でした)
 分布:北海道〜九州
 花期:5〜6月
 花径:5〜8o 白い小花が多数集まる 雄蕊が長く突出
 果実:6oほどの卵形 9〜10月頃色づく 完熟果は甘い
  葉:対生 6〜15cmの広卵形〜円形 浅い鋸歯 葉面凹凸
    表面は脈上のみ有毛、裏面は腺・星状毛など多
 語源:「神の酢実」「噛み酢実」「蝦蟇(ガマ)に似た葉で染め物用の木」「蝦蟇に似た葉の酢っぱい実」など
 *染物に使うのは枝の部分で、実は食用(果実酒など)です。 

PA223174ガマズミ (440x293).jpg
<2016-10-22 狭山丘陵> 手前の一つだけ大きく異質になっている実は、ガマズミミケフシという虫こぶで、ガマズミミケフシタマバエに寄生されています。)

PA223172ガマズミ (440x293).jpg
<2016-10-22 狭山丘陵> 赤い斑が入った葉が綺麗でした。

DVC00720ガマズミ (440x330).jpg
<2016-11-22 狭山丘陵>黄金色の葉になって、実に白い粉が吹く頃には甘くなって食べられますが、鳥との早い者勝ちです。

DVC00895ガマズミ (440x330).jpg
<2017-05-25 狭山丘陵>長いおしべが目立つ花

 今まで沢山目にしてきたのに、写真を探したら満足なものが無くてガッカリでした。 ありふれた植物でいつでも撮れるという気持ちがいけないのかもしれません。 これからは気持ちを入れ直して身近なものからしっかりと観察に取り組みたいです。



自然観察ランキング お役に立てましたら、1クリック応援、よろしくお願いします
posted by 山桜 at 00:00| Comment(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月19日

光る蛹・ツマグロヒョウモン

 去年の10月、庭の草むしりをしていたら、草陰にメタリックな反射光を見つけて驚きました。

DVC00843 (420x560)ツマグロヒョウモン.jpg
<2016-10-04撮影>

 急いでカメラを取りに戻って撮影し、
「見て見て、すごいよ〜こんな光ってる蛹見たことない!」
と、主人に見せたのを覚えています。 主人も驚いて、
「何これ? 家の中に持ってくるなよ〜っ」
と、私の先の行動を読まれて牽制されてしまいました^^;

 もう、そうして止めてくれる人がいなくなって7ヶ月、段々と家の中が私の子供の頃の部屋のように、拾ってきたもの捕まえて来たものに侵略されつつあります。 どうしよう・・・

DVC00845 (420x560)ツマグロヒョウモン.jpg

 背中に人工物のようなキラキラ光るトゲをもった蛹は、調べてみるとあのツマグロヒョウモンの蛹でした。

??〓 863.jpg
ツマグロヒョウモン幼虫  <2009-09-09>

 いい写真が見つからずスミマセン、この黒と赤のトゲトゲ毛虫のような幼虫の姿と言い、キラキラの反射板付き蛹と言い、子供の頃には身近にいなかった蝶なので、ビックリさせられてばかりです。

DVC00841 (420x560)ツマグロヒョウモン.jpg

 草をむしってしまって明るくなったら、あの不気味なきらめきは目立たなくなってしまいました。 元々動けない状態の蛹は、鳥などに食べられないように隠れた場所にぶら下がったつもりだったでしょうに、若し見つかっても暗がりで光って脅かす予定だったでしょうに、私がたまに庭仕事をすると必ずこうして迷惑を被る生物が出てしまい申し訳ない気持ちになります。 

PA163129 (440x293).jpg ユウガギクで吸蜜中のツマグロヒョウモン♂くん、やっぱりまたカメラ目線でした。 
 


自然観察ランキング お役に立てましたら、1クリック応援、よろしくお願いします

posted by 山桜 at 00:00| Comment(2) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月18日

ケロ、ありがとね〜!

PA187783 (440x293).jpg

連休に帰ってきてくれたケロ、誕生日には帰れなくてごめんね…って、1日遅れちゃったけどって、素敵なプレゼントを送ってくれて、ありがとう

自分ではピンクのものを買うことが無いから、お部屋がぱぁ〜〜っと明るくなったよ! うれしいなぁ

PA207807 (373x560).jpg

こっちは一人であけるのは勿体無いので、今度ケロが来た時に一緒に飲もうね〜



人気ブログランキング 1クリックで応援、ありがとうございます
ラベル:プレゼント
posted by 山桜 at 00:00| Comment(4) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月17日

風遣い・アサギマダラ

PA047625 (440x293).jpg

 ふわりふわ〜りと風に乗って優雅に舞うアサギマダラを見かけると、時間を忘れて目で追ってしまい、近くの花で翅をゆったりと閉じたり開いたりしながら吸蜜を始めれば、思わずカメラに捉えたくなります。

PA047626 (440x293).jpg

 今の時期のお好みの花は、このアザミ、フジバカマの仲間のヒヨドリバナ、ハグマの仲間などキク科が多いようです。 まぁ、もともと秋はキク科の開花が多いのですけれど、小さな花がたくさん集まって一つの花のようになっているので、まるで蜜壺がいっぱい並んでいるのと同じで吸蜜効率が良さそうです。 知能が高そうなアサギマダラなら、その辺も考えてるかもしれません。 甘い蜜に辿りついてウットリとしているのか、例によって全く害がなさそうな阿呆に見えるのか、少しぐらい近づいても飛ばずにいてくれます。

PA047628 (440x293).jpg
 
 ステンドグラスに例えられる美しい翅を惜しげもなく広げて見せてくれ、感動です! 黒い縁取り枠の中の浅黄色(やや緑を帯びた水色)は、長旅に向くようにか鱗粉が少ないので透明感があります。

PA060994アサギマダラ (440x293).jpg

PA047642 (440x293).jpg
 
 逆光を浴びると、向こう側の翅も透けて見えるのが良くわかります。

P9016397 (440x293).jpg

 夏〜秋の季節の変わり目、産卵に向けての婚活中なのか集まって来た沢山の個体に巡り合えました。 気を付けていると、割に身近にいるものです。 上のようなグラウンドの横、こちらのような高く伸びあがった蔓の先、下のような陰樹のアオキの茂みでもお日様が当たっていれば翅を休める姿を見ることが出来ます。

P9137232 (440x293).jpg

P9137233 (440x293).jpg

【アサギマダラ/浅黄斑】タテハチョウ科
 分布:全国(九州以北) 遠距離を旅することで知られる
    越冬は関東以西(幼虫の食草の一つキジョランの分布域)
 幼虫の食草:ガガイモ科の植物(含有するアルカロイド系毒素を身に貯める)

PA127705 (207x310).jpgPA127709 (207x310).jpg

 キジョランの葉裏にぶら下がったこの鈍く光る塊が、アサギマダラの蛹です。 10月下旬にはそろそろ蛹から羽化〜成虫の時期も終わり、産卵〜幼虫で越冬の時期となり、再び成虫の飛翔に会えるのは3月の後半となります。 

PA127726 (373x560).jpg
 
 カシワバハグマの花の蜜にストローを延ばし夢中になって吸っています。 長旅で傷めたのか、向こう側の前翅の先がボロボロになって欠けています。 こうして近づいてみると、体の部分もまだら模様にになっているのが分かります。 幼虫〜成虫まで同じような模様なのは、結構珍しいのではないかしら。

PA233190 (440x293)アサギマダラ.jpg

 アサギマダラの旅の記録を取るために翅に採集地名が書かれています。 研究の為とはいえ、やはり痛々しく感じます。 何か別の方法はないものでしょうか。

PA127754 (440x293).jpg
 
 アップにしてみると、そのヒラヒラのんびり滑空しているような姿からは想像できない、鋭い眼差しにギクリとしました。 やはり日本全国を旅して回る内に数々の試練を乗り越えてきたのでしょう。 先日見たツマグロヒョウモンたちのちょっとおどけた目(失礼)とは、段違いの侍のような気迫を感じました。。

 あの優雅な飛び方にしても、鱗粉までも削り落とし、疲れない省エネを追求した果てに手に入れた姿なのでしょう。 天地の理に学ぶことは、どんなに学んでも学びきれず、果てしなく続く道です。



 お役に立てましたら、1クリック応援、よろしくお願いします
posted by 山桜 at 10:17| Comment(8) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ひよっこロス

 
 スキスキスキス〜キ〜 スキステキスキ〜 という太田裕美さんがあの愛らしい声で歌う「恋のうた」が耳について離れず、今もついつい口ずさんでしまいます。
 
9月で終わってしまった朝ドラの「ひよっこ」、『もうやっていないんだ、今頃皆どうしてるかなぁ』と、その後が気になるドラマがまた一つ増えてしまいました。 

 特に、前にも気になる人物としてブログに書いたマッシュルーム・カットでBeatles LOVEの宗男おじさん、
 「誰かに助けてもらったら誰かを助ければいい。 
  それでいいんだよ。 人を救うのは人だよ」
という言葉が忘れられません。

 スキスキスキス〜キ〜の「恋のうた」がテーマソングだったお米屋さんのさおり(米子)と三男、それぞれに運命の伴侶を失った後の大人の恋・シェフと愛子さん、 乙女寮の同期生・澄子(福島)と豊子(青森)のハワイ旅行の顛末などは、きっとスピンオフか続編で描かれるものと今から心待ちにしています。

 主人公のみね子とヒデは当分ラブラブでそうなのでほっといていいかな。 早苗さんは、NYで彼とどうなっても生きていくでしょうし、演じたシシド・カフカさんはこの先、きっと一番売れそうです。 漫画家二人もまぁ、どうでもいいか。 藤子不二雄風の設定で画風は石ノ森章太郎系でした。 メガネの方が顔が分からないと売れないだろうと、たびたびメガネを外していたのが印象的でしたが、結局どういう顔か分からないままでした、残念。 

 その分、古館二世は、演じたヤスハルのキャラが立っていたので顔が売れましたが、親の顔がちらついて好感度が落ちるという、親の七光りならぬ残念な親のブラックホールを跳ね返せるかどうかが見ものです。

 主人公が大人に成長する前に終わった朝ドラといえば、「あまちゃん」もそうでした。 ただ、「あまちゃん」は、その後を描いて欲しいとは思いません。 あのトンネルの向こうの光に向かってアキとユイちゃんが手をつなぎ、二人で歩いていくラストは秀逸でしたから、あとはそれぞれが想像して何通りのドラマになっていって良いと思っています。

  主人は家に居るようになってから、以前にも増して朝ドラを楽しみに見ていました。 もし元気だったら、きっと「ひよっこ」も泣き笑いしながら一緒に見ていたと思います。 3月末の入院で、毎日見ていた「ごちそうさん」の再放送の最後が見れずに心残りだったでしょう。 治療の後遺症で味覚が鈍くなってしまっていましたが、美味しいものが大好きでしたし「ごちそうさん」の登場人物の描き方が深いと絶賛していました。 「あまちゃん」も再放送を全部見て、すっかりアキ(能年玲奈 → のん)のファンになっていましたっけ。 能年ちゃん、早くテレビに復活してくれると嬉しいなぁ

 ← サウンドトラック 感動シーンが蘇ります!



人気ブログランキング 1クリック応援、ありがとうございます
posted by 山桜 at 00:00| Comment(0) | 映画・ドラマ・芸能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする