2019年10月23日

即位の礼・天のお祝い



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 即位の礼の朝は雨。出来れば雨があがって欲しいという気持ちと、ご成婚パレードの時のように、その時になれば奇跡のように日が差すに違いないという予感がありました。そして、それは本当に、予想を上回る美しさの天の慶びとして表われました。これはもう、何をおいても書き残しておかねばと、久し振りに出て参りました。

 素晴らしい瞬間のお写真を撮ってくださったこちら方々は、共有をお許しくださっていますので、撮影者を表記の上、ご紹介させていただきます。

即位の礼・虹(byおしざわ氏ツイッター).jpg
「即位の礼の13:00頃 東京の空にかかった大きな虹」
(おしざわ氏撮影・ツイッターより)

即位の礼・富士山(byりっちゃん氏ツイッター).jpg
「即位の礼の日、初冠雪の富士山を巻き上げた神秘的な雲」
 (りゅうちゃんさん撮影・ツイッターより)

 虹も雲も、どちらも龍の化身とされます。
その瞬間を寿ぎ、お力が天に湧き上がるが如き虹の神秘、
初冠雪の富士山に三重に巻き付いた龍雲の神々しい躍動感、
日本人に生まれ、天皇陛下のこの御力にお護りいただける
幸せに、言葉にならない感動を覚えました。

 天皇陛下は、天の中心・北辰。
北辰に従う北斗七星も龍であり水をもたらす柄杓。
龍は水の神であり、陛下のご研究は正に「水問題」。

 今、日本は水害の最中にあり、どれだけ御心を痛めていらっしゃることでしょう。 
この問題は地球的規模であり、今後日本のみならず世界的規模の問題となるでしょう。 日本から治水の大切さを発信しその技術を共有していけたら、それこそが陛下の御心にかなう日本のあり方と思います。

 この他にも、静岡の浅間神社の桜の花が丁度花開いたとか、三種の神器「天叢雲剣」を奉る熱田神宮から皇居に向けて、雨雲とその雨雲を断ち切る一太刀が振り下ろされたとか、神話の世界が目の前に繰り広げられたかのような話が広まっています。

 国民をこのような浮き立つ興奮の世界に導いてくださること自体…嗚呼、この気持ちを共有してくださる方々にはこれ以上の言葉は無用ですね。

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posted by 山桜 at 22:30| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月13日

台風19号・・・無事に朝を迎えました。



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 この連休中に予定されていたイベントも勿論中止、刻々と近づく台風情報を見ていると、当地への大雨警報が「大雨特別警報」という聞いたことの無いものに変わり、住まいの自治体の防災アプリ情報以外に、お隣の県の警報までスマホに届いて、これまた聞いたことの無い警報音が鳴り響き続け、
「命を守る行動をとって下さい・・・」
と繰り返します。これはいよいよ尋常なことではないと、必要品をザックに取り纏め(いつもの状態と殆ど変りないのですが)、神様仏様K様に手を合せ、一番安全と思われる部屋で待機しておりました。

 暴風雨の音で、防災無線は何を言っているのか殆ど聞き取れません。 一番情報が必要な独り暮らしの高齢者が、恐らくは放送以外に情報を知る手段が無いのではと思うと心配です。 今は私の母でさえ、携帯やタブレットを使える時代ではありますが・・・。

 あちこちの河川が危険水域を超えそうになり、ダム・貯水池が緊急放水を検討し始め、当地の湖川は大丈夫なのか、見に行くわけにもいかず、アプリ情報を追いながらドキドキでした。

 何はともあれ、次第に風も収まり無事に朝を迎えられホッとしましたが、各地の被害状況、未だ台風の影響下にある地方の状況を知るにつれ、このまま気候変動が続き、このクラスの台風がどれだけ日本列島を襲うのかと思うと、暗澹たる気持ちになります。 

 三匹のこぶたの童話ではないですが、藁ではないにせよ、私に終の棲家であろう「木のお家」に住み続けることは出来るのでしょうか・・・

 どうかこの台風の被害が広がらず、復興が少しでも早く進みますようにと祈っております。
posted by 山桜 at 10:45| Comment(8) | 時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月28日

目まぐるしく9月も過ぎ行く・・・



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 明日のイベント幹事が無事に終われば、
 久しぶりに一日お休みがとれます。

 沢山の子供たちの笑顔が見られますように・・・
 お天気が持ちますように・・・。

 ワールドカップ・ラグビー、応援したいけど、
 早く寝なくては・・・

 アラーム音に邪魔されず、ゆっくり眠れる幸せまで、
 あと、もうひと頑張り!


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posted by 山桜 at 21:17| Comment(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月11日

天陽くんと靖枝さん



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 あれもこれもブログに更新できない内に、あっという間に日が過ぎて行きます。 少し前の話題になってしまいますが、お許しください。

 「なつぞら」の天陽くんが、自らの手で子供の頃から開墾したジャガイモ畑の真ん中で、大空に麦わら帽子を放ち、空を仰ぎながら旅立って行きました。

 この北の大地に根を下ろし生涯離れることの無かった、そしてもう動くことも出来なくなった我が身の最後の力を振り絞って、
「俺はずっとここに居るぞ〜!」
と伝えに来たのでしょうか。 それとも、帽子に魂を乗せて自由な空に解き放ったのでしょうか?

 世は「天陽くんロス」と、ファンの方々の哀しみを伝えました。

 私は、最後の最後に、家に戻って家族に気持ちを伝え、大好きだった馬の絵を渾身の力を籠めて完成させ、自分の畑の真ん中で青空の下旅立って行けた天陽くんの死を羨ましいと思い、哀しみはありませんでした。

 ただ、残された苦労を共にしてきた妻の靖枝さんが、天陽君が倒れていたその畑の土に頬をつけ縋りつくように一人突っ伏していた姿を見て、あの半身を引きちぎられたような思いが甦り、久しぶりにボロボロ泣きました。

 32回目の、一人で迎える3回目の結婚記念日がやってきます。 
posted by 山桜 at 15:10| Comment(4) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月06日

天地真理



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「天地真理」 何と読まれましたか?
「てんちしんり」か「あまちまり」かで、年齢が分かりますね。

 子供の頃、天地真理さんのファンでした。 それなのに、「天地(あめつち)の理(ことわり)」に倣い「天地(あめつち)に遊ぶ」などというブログタイトルをつけながら、天地真理さんの名前のことを、今の今まで、全く関連付けていなかったことに気が付いて、愕然としています。

 「マリちゃん」は「マリちゃん」であって、「天地の真理」と結びつけることがありませんでした。

 確か本名ではなかった筈・・・と思い、調べてみると、「斉藤真理」さんが本名で、「真理」という名前は、お坊さんが名付け親だったそうです。 芸名の姓「天地」を付けた人は誰だったのでしょう。 凄い名前に負けずに見事、国民的トップ・アイドルに駆け上ったのですね。

 余りにも純朴すぎたのか稼がせるだけ稼がせた後、彼女を本気で支えてくれる人がいなかったのか・・・。 御本人は、どんな境遇でも、いつも弾ける笑顔でしたけれど、一時は痛々しくて彼女の言葉を聞くのも、変わってしまった姿を目にするのも辛かったです。

 今はお嬢さんとファンの方々に支えられて、高齢者ホームで暮らしていらっしゃるそうです。 

 私の中では、今もマリちゃんの可愛い笑顔とファルセットのかかった優しい歌声は変わらずにいます。

 このところ心の中に繰り返し浮かんでくるフレーズは、

 「水色の恋」 
  あの人にさよならを 言わなかったの
  さよならは お別れのことばだから…

 「ひとりじゃないの」
  一人じゃないって 素敵なことね
  貴方の肩越しに 草原も輝く
  二人で行くって 素敵なことね
  いつまでも どこまでも・・・

天地真理さん、一生心に持ち続けていられる素敵なプレゼントをありがとうございます。 
ラベル:天地真理
posted by 山桜 at 15:47| Comment(2) | 映画・ドラマ・芸能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月25日

白谷沢から棒ノ折



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 山の名前は、麓に住んでいる地域によって表記や呼び方が違うことがあります。 山の向こうとこっちで呼び方が違っていても、昔は何の問題もなかったでしょうし、それぞれの文化は尊重されるべきですし、国境問題や領土問題とは違って、至って緩やかなものです。(地域によって若しかして、根深い食い違いもあるのかもしれませんが…)

 東京都側からは「棒ノ折」と呼ばれる山は、埼玉県側では「棒ノ嶺」と呼ばれており、頂上は埼玉県なのでしょう「棒ノ嶺」の山頂標が立っています。 私は都民ですし、以前書きましたように百軒(本当は百間)茶屋の女将さんに名前の謂れを教わりましたし、昔から呼び慣れているので「棒ノ折」でいきますこと、お許しください。

 さて、降り続いた雨の後で増水してるだろうな・・・と思いつつ、白谷沢から入る棒ノ折の下見に行ってきました。 飯能から乗ったバスの車中、見下ろすと河原が全く無い程に増水した濁流。 名栗湖(有間ダム)こそ静穏な水面でしたが、何処からか流れ込む水の轟音が響いていました。

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有間ダム(名栗湖)

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ニガクサ            コボタンヅルの実

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アカメガシワの実        ヒメヤシャブシの実

 登山口から程なく現れたのは、
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藤垂の滝?

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岩肌を飲み込むように流れる沢の水

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文字通り「ゴルジュ(喉)」に吸い込まれていく激流

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真っ白に噴き出す天狗滝

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足元に気を付け、慎重に沢を渡っていきます。

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跳べる時はリズムよくタッタッタッと渡ってしまう方が楽なことも。
(I会長撮影)

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これで沢歩きともお別れ      権次入(ごんじり)峠

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ヤマジノホトトギス

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棒ノ折(棒ノ嶺)」山頂はガスの中 オオバヤシャブシの実

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山頂広場            東屋で一服

4月に高水側から登った時は真っ白な雪で覆われていた山頂には、ススキが高く伸びていました。
P4111031棒ノ折山頂到達1401 (210x140).jpg
今年の4月11日の山頂

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マツカゼソウ         苔で覆い尽くされた倒木

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反対側の沢の勢いは、やや大人しいながらも行く手を阻まれる

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清東(せいとう)橋へ下る手前の山葵田に噴き出す滝

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キヨスミイトゴケ       ワサビ

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イワタバコ           フジウツギ


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「ちわき」外観         室内

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お蕎麦               鮎岩魚の釜飯

「あ〜っ!」
という間にI会長のおしゃもじが返り、鮎はご飯の中に消えてしまいました〜残念・・・
(お蕎麦や釜飯は、単品では頼めず、「〇〇膳」という形で供されます。)

 雰囲気良く、お食事も美味しい「ちわき」でゆっくり休憩も出来、後はバスに乗って帰るばかり…と、「ちわき」を出てバス停に向かう間に、突如、滝の様な雨が降り出し、さぁ大変! 

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 バス停にあるのは屋根のあるゴミ集積所だけ。 ザックをゴミ置き場に入れつつ、急いで傘を広げザックカバーを掛け、斜向かいのお家のガレージの軒を借りてバスを待ちましが、バス停にいないのでバスが気付かず通り過ぎてしまわないかと気が気ではありません。 幸い通り雨で、バスが来るころには殆どやみそうになり、バス停に行けたのでヤレヤレでした。

 どうもこのところ、最後の最後で雨に降られます。 まぁ、そういう時期ということなのでしょう。 こんな季節は、本当に油断大敵です。


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posted by 山桜 at 23:21| Comment(4) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月23日

ヒグラシとクサヒバリ



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 流石の猛暑も疲れて来たのか、8月も下旬に入ると急に涼しい風が吹き始め、今日「処暑」の朝は、ひんやりとした空気で目が覚めました。

 アブラゼミやミンミンゼミは、何処へ行ってしまったのでしょう。 草むらからは秋の虫の音が聞こえ始めました。 未だ鳴いている蝉は、涼しい朝夕が好きなヒグラシだけ。

 カナカナカナカナ・・・と森の中に消えていくヒグラシと、フィリリリリリリ・・・と草むらから儚げに立ちのぼるクサヒバリ*の音色は、どこか似ていて、夏の終わりと秋の気配を知らせてくれるように物悲しく優しく、じんわりと心に沁みます。

 蝉蟋蟀 声交わしつつ 季(とき)招く (山桜)

 *クサヒバリは、スズムシに似ていて、より小さく薄い茶色の大きく分ければコオロギの仲間です。


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posted by 山桜 at 23:59| Comment(4) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月19日

ハクサンシャクナゲ/白山石楠花



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 前の月に瑞牆山でアズマシャクナゲをたっぷり観察した後で、ハクサンシャクナゲとの違いが良く分かりましたので、この機会に、特徴をまとめてみました。 違いにご興味がありましたら、前記事のアズマシャクナゲと比べてみてください。

 ハクサンシャクナゲの花は、アズマシャクナゲより、やや小ぶりで黄緑色の蜜標(虫を蜜腺に招く斑点)が目立ちます。

<2012-08-07 富士山>
DVC00590ハクサンシャクナゲ (443x332).jpg
DVC00589ハクサンシャクナゲ (443x332).jpg
ハクサンシャクナゲ ツツジ科ツツジ属シャクナゲ亜属
花期 6−8月
   (アズマシャクナゲより開花やや遅い)
花  白〜淡黄色、淡紅色
   黄緑の蜜標(斑点)が目立つ(大きな特徴の一つ)
   総状花序 5−15個 
   花冠3〜4p 5裂の漏斗状 
   雄しべ 10本 雌しべより短い
    
分布 北海道、本州、四国(剣山、石鎚山の山頂部)、
   朝鮮半島北部
   亜高山〜高山針葉樹林帯
   (アズマシャクナゲより上の標高にも生えるが
   樹高が30p程とずっと低くなる。)

<2019-07-17 北八ヶ岳>
P7172458ハクサンシャクナゲ (443x590).jpg
このように白に近い花でも、この地域では、花びらの真ん中あたりがほんのり淡紅色を帯びて見えるものが多く見られました

P7172396 ハクサンシャクナゲ1128 (443x590).jpg
葉  革質、常緑、互生、枝先では丸く密生
   丸みの楕円 先端に腺突起
   葉の基部は「角ばった丸」「やや湾入もあり」
   (葉柄に直角に近い角度で着くか、やや湾入する)
   葉裏は普通淡褐色薄毛密生
   (アズマシャクナゲのようにスポンジ状ではない)
   (無毛のものは、ケナシハクサンシャクナゲと呼ぶ)
   (富士山は有毛種のみ、福島の吾妻山は無毛種のみ)
   葉身 6−15cm、葉巾 1.5−3p(最大巾は中央)
   葉柄 0.5−2cm
   冬季を中心に両縁が裏に巻き込みことが多い

 葉の縁が裏側に巻き込むのは、冬季の寒さ積雪に耐える為と言われています。 アズマシャクナゲでも、寒さの厳しい地域では巻き込みが見られます。


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2019年08月18日

アズマシャクナゲ/東石楠花



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 瑞牆山の下見時、下の方では殆ど終わってしまっていたアズマシャクナゲが、上の方では最後の花々を咲かせて待っていてくれました。 ふわっと柔らかなピンク色の花は、何とも魅惑的で、
「うわ〜っ、きれい〜〜!」
と、思わず声が出てしまいます。

<2019-06-18 瑞牆山 山梨県>
P6181997アズマシャクナゲ1149 (443x590).jpg
P6181985アズマシャクナゲ1142 (443x590).jpg
アズマシャクナゲ ツツジ科ツツジ属シャクナゲ亜属
日本固有種
別名 シャクナゲ(ホンシャクナゲと区別する時には不適)

花期 5−6月  
花  総状花序 3−12個 
   花冠4〜6p 5裂の漏斗状 
   雄しべ 10本 雌しべより短い
   (ホンシャクナゲは花冠7裂、雄しべ14本)
   花柄 1.5−3p 縮れ毛が生える
分布 東北、関東、中部の亜高山帯

P6181998アズマシャクナゲ1149 (443x590).jpg
蕾の時には紅色が濃く、開花後段々と淡い紅色になっていきます。

P6181986アズマシャクナゲ葉1142 (443x590).jpg
葉 革質、常緑、互生、長楕円披針形
  基部は「くさび形」で葉柄に沿って流れる
  葉表は無毛、葉裏は淡褐色の綿状軟毛密生(スポンジ状)
  葉身 5−15cm、葉巾 1.5−3p(最大巾は先端寄り)
  葉柄 1−2.5cm

P6181980倒木とアズマシャクナゲ (443x590).jpg
 登山道脇の日当たりの良い場所では、開花終盤の様相でしたが、手の届かない沢や倒木の向こうの日陰では、まだまだ今が盛りと咲いていました。

 高嶺の花、手の届かない花ほど、より美しく見えるものですね・・・。

 因みに、「石楠」は、後にトベラ(トベラ科、葉がシャクナゲに良く似ている)と訂正(それも誤用)され、今では中国では、オオカナメモチ(バラ科)を指すことが判明していますが、日本での慣習として誤用のまま漢字が使用されています。 

 そんな誤用がそのまま、漢字検定などでも難読漢字として多数扱われているのが現状ですが、読めないことには意味も通じないので、已む無く漢字表記も掲載中です。


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2019年08月10日

イワタバコ/岩煙草



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<2019-08-07 雲取山>
P8072694イワタバコ1210 (443x332).jpg

雲取山のイワタバコは、とても花付きが良く、紫の星が降り注ぐように咲き揃っていました。

P8072811イワタバコ (443x590).jpg

鎌倉とんぼさんのお好きな花の一つでした・・・美しいお写真が写真集「鎌倉の窓」遺されています。

P8072692イワタバコ1151 (443x332).jpg

P8072812イワタバコ (443x332).jpg

高尾山で見られるイワタバコは、下の写真くらいの花付きが普通なので、あまりにも鈴生りの花に興奮して、写真を撮りすぎてしまいました。

紫の花弁の中のオレンジ色が、独特のお洒落な配色です。

P8072688イワタバコ1150 (443x590).jpg
イワタバコ イワタバコ科
「水の滴るような岩場で大きく垂れ下がる葉がタバコの葉に似ているので・・・」と話しても、今や「タバコの葉」を見たことのある人も少なくてピンと来ないようで困ります。

 タバコはナス科の植物で、子供の頃に茨城の方の畑で見たことがありますが、トウモロコシのように背丈のある(自分が小さかった所為もあるかも?)大きな植物で、朴の木の葉程の大きさの柔らかな葉を沢山垂らしている様子は、確かにイワタバコの葉ともよく似ていました。

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posted by 山桜 at 21:39| Comment(4) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月03日

ノハラナデシコ



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<2019-07-20 裏高尾 木下沢>
 一度草が刈られた後にもう一度草が生えだしたような明るい道端、ナデシコの仲間なのは間違いないのですが、見たことのない花に出会いました。 これは外来種だろうと思い調べてみると、ノハラナデシコという和名が付けられていました。

 ヨーロッパ原産、1967年、もう50年以上前に長野県で初めてみつかり、本州〜九州に帰化しているそうですが、今まで気付いたことがありませんでした。 それほど繁殖力が強くないのか、気に入った環境に入り込めていないのか? 一年草なので、条件の合わない場所では生き延びて子孫を残すのはなかなか難しいのかもしれません。 帰化植物が、何でも猛烈に強い繁殖力で在来種を凌駕する訳ではないのですね。

P7202578ノハラナデシコ (443x590).jpg

ナデシコの英名のpinkそのままの花色に、霧を吹いたような白い斑点があるのが特徴です。 この写真では、もう落ちてしまっていて残念ですが、淡青紫の葯が着いていると更に素敵です。

未だ蕾があるので、次の開花が見られたら嬉しいな・・・。

P7202579ノハラナデシコ (443x590).jpg
ノハラナデシコ 野原撫子 ナデシコ科ナデシコ属
Dianthus armeria L. (海辺のナデシコ)

学名に「海辺の」と付いているのに、海無し県の長野に最初に降り立ったのも、イマイチ広がっていない原因かもしれません。 何だか、広がって欲しいような書き方になっているような? それほど可愛らしいナデシコでした。


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posted by 山桜 at 20:18| Comment(4) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月02日

7月初の大岳山



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<2019-07-01>               2019-08-02投稿
瑞牆山から戻って間もなくの大岳山は、雲か霧の中という白い靄の中でした。 予定通り10:05にケーブル御嶽駅を出発。 少し肌寒い位で歩き易く、草木も露を帯びてキラキラと・・・ 

P7012188ヤマホタルブクロ1015 (210x280).jpg P7012190ヤマホタルブクロ1017 (210x280).jpg
ヤマホタルブクロ 10:15
 ヤマホタルブクロは蕾の時から、萼の裂目の部分がプクリと膨らんでいます。

石垣を覆い尽くし繊細な作りの無数の花を揺らすのは、
P7012193ユキノシタ1018 (443x590).jpg
ユキノシタ 10:18

P7012195キリンソウ1018 (210x280).jpg P7012196シモツケソウ?1019 (210x280).jpg
キリンソウ?        シモツケソウ
山野草を沢山植えていらっしゃる旅荘の前に咲いていたのは、原種シモツケソウか園芸種のキョウガノコか、托葉の形でシモツケソウ?と一応同定しましたが、微妙です。

左手の明るい斜面の上、柵の下辺りを青紫色に彩っていたのは
P7012198ヤマタツナミソウ1024 (210x280).jpg P7012199クワガタソウ1026 (210x280).jpg
ヤマタツナミソウ10:24   クワガタソウ 10:26
クワガタソウは、右手の石垣の中にひっそりと咲いていました。

黄色の花の競演
P7012200キツリフネ1026 (210x280).jpg P7012201キバナハタザオ?1027 (210x280).jpg
キツリフネ 10:26      キバナハタザオ? 10:27
小さな黄色いアブラナ科の花は色々あるのですが、細い花びら、果実の形からキバナハタザオ?としました。 葉や茎の様子等も見ておかないとダメですね。

P7012203階段下鳥居1034 (210x280).jpg P7012205神門1035 (210x158).jpg
御嶽神社階段下の鳥居 10:34       神門

鈴生りのまだ固い蕾は雫を纏う
P7012204レンゲショウマ1034 (443x590).jpg
レンゲショウマ 10:34
花は勿論すてきなのですけど、この丸い蕾も可愛らしくて大好きです。

P7012206霧中の杉林1043 (443x332).jpg
霧中の幻想的な杉林 10:43

P7012207マタタビ1047 (210x158).jpg
マタタビ 10:47 こちらも未だ蕾・・・

P7012209アズマヒキガエル1052 (210x280).jpg P7012215アカショウマ1114 (210x280).jpg
アズマヒキガエル 10:52    アカショウマ 11:14

P7012213ガクウツギ1056 (210x280).jpg P7012223ヤマアジサイ1129 (210x280).jpg
ガクウツギ 10:56       ヤマアジサイ 11:29
似たお花ですが花期が少しずれていて、ガクウツギは殆ど終盤、ヤマアジサイは咲き始めです。 ガクウツギの装飾花の縁には殆ど鋸歯がなくツルリとしていて、ヤマアジサイには鋸歯がありギザギザしています。

P7012216水場1115 (210x280).jpg P7012218東屋1116 (210x158).jpg
水場 11:15             東屋 11:16
ロックガーデン分岐点の水場と東屋です。 往路は真っ直ぐ大岳山方面に向かい、復路ではここまで戻ってから、ロックガーデン(綾広の滝)方面へ向かいます。

P7012219木橋1123 (210x280).jpg P7012221クサアジサイ1124 (210x280).jpg
木橋 11:23          クサアジサイ 11:24

P7012225アズマヒキガエル1132 (210x280).jpg P7012226アワブキ スミナガシ食痕1143 (210x280).jpg
アズマヒキガエルアワブキ スミナガシ幼虫の食痕 11:43
この日は、程よいお湿りが気に入ってか、またもやアズマヒキガエルがひょこひょこ姿を現しました。 アワブキの木は、あまり数が多くないので、あればスミナガシの幼虫や蛹がみつかる確率が高いのです。 食痕はあったのですが、幼虫の姿は見つけられませんでした。 長い2本の触角を伸ばしピエロのようにも見える幼虫、会いたかったなぁ

P7012227道標・芥沢峠1156 (210x158).jpg P7012228道標芥沢峠1156 (210x158).jpg
芥場峠・道標 11:56
サルギ尾根から奥ノ院に登った時にも通過した「芥場峠」。地図には大きく載っているのに、道標にその文字がないのは、ちょっと不親切と思うのですが・・・

P7012229ギンリョウソウ1156 (443x590).jpg
ギンリョウソウ 11:56 後ろ向きでサファイアの瞳は見えず。

P7012230コアジサイ1159 (440x330).jpg
コアジサイ 11:59
P7012232コアジサイ1200 (210x280).jpg P7012231アズマイバラ?1200 (210x280).jpg
コアジサイ 12:00      アズマイバラ 12:00
高尾山では殆ど見られないコアジサイですが、奥多摩に来れば白〜淡青紫、淡紅紫など多彩な色のコアジサイが楽しめます。
右は、ノイバラより少し花が大きく、葉はやや肉厚で光沢有、頂小葉が大きく先が尖っていたので、アズマイバラ(別名:ヤマテリハノイバラ、オオフジイバラ)だと思います。

P7012233クモの巣1202 (210x280).jpg P7012234道標1204 (210x158).jpg
クモの巣              道標 12:04

P7012235鎖場1208 (210x280).jpg P7012222?1128 (210x280).jpg
鎖場 12:08

P7012237木々合間風景1218 (443x332).jpg
木立の向こうの馬頭刈尾根 12:18

P7012239大嶽神社下道標1224 (210x158).jpg P7012240大嶽神社鳥居 (210x280).jpg
大嶽神社下道標1224          大嶽神社鳥居 12:24
 
P7012248大嶽山荘跡1307 (210x158).jpg P7012249大岳山荘内 (210x158).jpg
大岳山荘跡

大嶽神社⇔大岳山山頂のレポが無くてすみません。 
昨年の下見の様子はこちらをどうぞ → http://niko2hiking.seesaa.net/article/461222381.html?1564720347

P7012250ミヤマタニソバ1313 (210x158).jpg P7012263アカショウマ1319 (210x280).jpg
ミヤマタニソバ 13:13     アカショウマ 13:19

P7012267ヒナノウスツボ1323 (210x280).jpg P7012269アズマヒキガエル ヤマカガシ1325 (210x280).jpg
ヒナノウスツボ 13:23     アズマヒキガエル ヤマカガシ 13:25
「わぁ〜カワイイ♪」と、揺れてピント合わせが難しいヒナノウスツボに夢中になっていると、先をゆく二人の先輩が何やら騒がしく・・・
「何か見つけましたか!?」
と近づくと、カエルの足を咥えた蛇が黄色いお腹を見せて回転中!
「うわ〜〜〜っ、無理無理無理!!!」
滅多に上げない悲鳴と共に先輩の後に隠れ、息を整えてからパチリと撮ったのが、上右の写真です。 余り気持ちの良いものではないので、敢えて小さな写真にしておきますね。 はぁ〜思い出しても動悸があがります、ビックリしたなぁ!

P7012273道標1400 (443x332).jpg
道標 1400

P7012275ギンバイソウ1421 (210x280).jpg P7012284ギンバイソウ1432 (210x280).jpg
ギンバイソウ 14:21
去年の下見時(約10日程後)には既に咲いていたギンバイソウが、今年は未だ蕾が固くて来週の本番に咲いてくれるか心配・・・ この真珠の様な蕾も可愛い。

往きにも通過したロックガーデンへ分岐に戻り、綾広の滝へとロックガーデンの道を下ります。

P7012276綾広の滝1426 (443x590).jpg

P7012281綾広の滝1426 (443x332).jpg
綾広の滝 14:26
御岳山域屈指のパワースポットは靄に包まれ、一層幻想的でした。

P7012283お浜の桂1428 (443x590).jpg
お浜の桂 14:28

P7012286苔とキノコ1434 (443x332).jpg
苔とキノコ(シロヒメホウキタケ?)14:34
「もののけ姫」のコダマ達のよう

P7012285テバコモミジガサ1433 (210x158).jpg P7012289イワタバコ1436 (210x280).jpg
テバコモミジガサ 14:33    イワタバコ 14:36
ロックガーデン付近のモミジガサは、葉が普通種よりずっと小型なので、「手箱紅葉傘」という、素敵な名前を頂いています。
イワタバコも大きな葉の下に、小さな蕾を着け始めたばかりでした。

ロックガーデン
P7012288ロックガーデン1436 (443x590).jpg
P7012293ロックガーデン1438 (443x590).jpg
P7012296ロックガーデン1439 (443x590).jpg

P7012299サワギク1528 (443x332).jpg
サワギク 15:28

P7012302長尾茶屋1537 (443x332).jpg
長尾茶屋15:37
一度はこちらでゆっくりコーヒーかワインでも頂いてみたいところですが、下見中で寄れず残念。 


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posted by 山桜 at 21:16| Comment(2) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月30日

お寺で頂いた大賀蓮咲く



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 自分の眼では、その驚くべき成長ぶり吸水量の凄さに驚いていたのに、家にあるから何時でも撮れると思っていて、結局、写真を全く撮っていなかったことに今頃気が付きました。

 最初に出てきた小さな浮葉の後から、ぐ〜んと力強く伸びあがる地上葉が出て、あっという間に生い茂り、もう小さな壺は何が何だか??という状態になってしまいました。 ちょっと油断しているとたちまち壺の中の水を吸い上げて土が見える程になってしまいます。 

 膝を傷めて庭仕事もままならず、しばらく放置していたら、なんと葉っぱの上に大きな蕾が!! 

DSC_0131蓮 蕾 (433x770).jpg
 この時点で、蕾の高さは既に目の高さ位ありました。 
 その後、ぐんぐん伸びつつも、毎日見ていても一向に花開く気配がなく・・・ それが昨日、少し先が解れて来たようで期待をたかめていたところ・・・
 
 やっと一週間後の今朝、 見事に花開いてくれました!

P7302621蓮 花 (443x332).jpg

 もう見上げるほどの高さになって、地上からは花の中をみることができません。

P7302631蓮 花 (443x590).jpg
 2階からやっと見ることが出来ました。 
 なんと清らかで美しい花でしょう・・・鎌倉とんぼさんとのご縁がなければ、蓮を育てよう等と思うことも無かったと思います。 成長を楽しみに見守っていてくださった、鎌倉とんぼさんにご覧にいれ、喜んで頂きたかったです・・・いえ、きっと天から目を細めて見て下さっていますね。 Kさんも父もきっと一緒でしょう。
 「いや〜綺麗ですね! お見事です。」
 そう、仰ってくださる声が聞こえて来るようです。 合掌


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posted by 山桜 at 11:56| Comment(8) | 園芸・庭仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月29日

アケビコノハの幼虫



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<2019-07-22 北高尾パウロの森>
 「本物に会いたい!」とずっとずっと憧れ続けていたこの子に、やっと対面できました。

 イモムシ系が苦手な方は、空間を空けておきますので、スルーしてくださいね。


P7222608アケビコノハ幼虫 (443x332).jpg
アケビコノハの幼虫

 どうです、この見事な意匠、そしてそれを生かす奇妙なポーズ!
s字型に曲げた体の最初のカーブの所に大きな目玉模様が2対あって、前からもの敵も後ろからの敵も威嚇できるようになっています。 

 ミツバアケビの葉の中に潜んでいたのを、FITの仲間が見つけてくれました。 バスの時間が迫っていなければ、前方・後方からのアングルで撮りたかったのですが、残念・・・こんなことばっかり。 時間のあるときには、現れてくれないものなのでしょうか。

 成虫が翅を畳んで止まっている時は、名前通りの見事な枯葉型前翅の中に、派手な目玉模様の後翅を隠していてカッコイイのです。 枯葉模様に葉っぱの柄の細部まで再現されていて驚きます。 しかしあまりにも上手く隠れているので、これもなかなか見つからない。

 次は成虫に会いたいなぁ・・・


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posted by 山桜 at 18:59| Comment(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月28日

6月の瑞牆山(後編)



                      自然観察ランキング

ヤスリ岩が見えた瞬間は何度思い出しても嬉しいので、もう一枚
P6252080 (443x332).jpg
ヤスリ岩

そしてアカバナヒメイワカガミを当日見れなかった方々の為にアップをもう一枚
P6252082アカバナヒメイワカガミ (443x590).jpg
アカバナヒメイワカガミ

P6182003マイヅルソウ1207 (210x280).jpg P6182010ヤマブキショウマ1224 (210x280).jpg
マイヅルソウ         ヤマブキショウマ 蕾

P6252084 (443x590).jpg
見えてからが遠いとはいえ・・・

P6252086 もうひと頑張り1314(210x280).jpg P6182011頂上間近1235 (210x280).jpg
頂上まであと一頑張り・・・岩稜が切れて空が見えて来ました!

P6182019瑞牆山2,230m (210x280).jpg P6182020瑞牆山2,230m (210x158).jpg
瑞牆山 2,230m 山頂

山頂周りでも可愛い花たちが迎えてくれました。
P6252105 (210x158).jpg P6252087ツマトリソウ1322 (210x280).jpg
アズマシャクナゲ        ツマトリソウ

P6182012頂上からやすり岩1236 (443x590).jpg

P6182013絶壁を覗き込む人1237 (210x158).jpg P6182014稲葉会長 (210x280).jpg
絶壁を覗きこむ人      I会長、絶景、やりましたね〜!

P6252093瑞牆山山頂最高!A (210x280).jpg P6181766 (210x158).jpg
天空のランチタイム  気持ちいい、最高〜〜〜!!
でも、ちょとスリリング・・・他のグループの方のザックが転げ落ちたのを見てドキッ! 拾える処で止まってよかったです。

P6252096 (443x332).jpg
八ヶ岳
7月の山笑(やまにこ)プラスは、北八ヶ岳の天狗岳に登りますよ!

P6252094パノラマ独り占め (443x332).jpg
パノラマ独り占めランチ  こちらにも皆さんがいらっしゃると思い、端っこまで詰めていてくださったのに、皆さん八ヶ岳が見える側に行ってしまったので、思わぬ独り占め状態になったそうですが、こちらの眺めも最高ですね〜! 

さて、名残惜しいけれども、岩山を下りるのは慎重に行きたいので、時間の余裕を持って下山開始。 登るときには気付かなかった花を見つけました。
P6252101ミヤマハンショウヅル (443x332).jpg
ミヤマハンショウヅル

P6182024シャクナゲと飯盛山?1332 (443x590).jpg
シャクナゲの道の向こうの端正な山は飯盛山?

P6181999鎖場1150 (210x280).jpg P6181761 (210x158).jpg
鎖場 一人ずつ慎重に

P6182025キバナノコマノツメ1341 (210x280).jpg P6182028シロバナノヘビイチゴ1414 (210x280).jpg
キバナノコマノツメ       シロバナノヘビイチゴ

毎度同じことを言うようですが、下りの写真が殆ど撮れていないのは、それだけ気の抜けない下山路だった証拠です。

P6182034サラサドウダン1458 (210x280).jpg P6182035レンゲツツジ1458 (210x280).jpg
サラサドウダン       レンゲツツジ


P6182031林道渡り階段下りる1429 (210x158).jpg P6182033瑞牆山荘前到着1439 (210x158).jpg
林道渡り向かいの階段下りる      瑞牆山荘前に無事到着!

P6182036ウマノアシガタ1459 (210x280).jpg P6182044ヤブソテツ? (210x280).jpg
ウマノアシガタ       クサソテツ(新芽は山菜のコゴミ)

折角予定より早く到着したのに、帰りのバスが遅れていて焦りましたが、その時間にビールやらソフトクリームやら楽しめました。 バスの運転手さんの腕前で何とか予約していた特急に間に合う時間に到着。 みなさん無事に乗れたとのことでホッとしました。 スタッフと帰りを急がれないお客様は、韮崎の駅中のお蕎麦屋さんで一杯やって、のんびりと鈍行で帰宅しました。(おしまい)

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posted by 山桜 at 21:52| Comment(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月27日

6月の瑞牆山(前編)



                      自然観察ランキング

6月18日の下見、25日の本番を併せての瑞牆山(みずがきやま)レポです。 両日とも梅雨時に良く晴れてくれ、特に本番の快晴ぶりのお蔭で頂上からの展望は素晴らしいものでした!

P6181929瑞牆山荘1011 (210x158).jpg P6181939 (210x158).jpg
JR韮崎駅からバスで約1時間20分、瑞牆山荘前に到着 標高は既に1,520mです。

山荘前はミニお花畑
P6181930レンゲツツジ1012 (210x280).jpg P6181931クリンソウ1012 (210x280).jpg
レンゲツツジ        クリンソウ

P6181932ヒロハノマンテマ?♂1012 (210x280).jpg P6181935ヒロハノマンテマ?♀ (210x280).jpg
ヒロハノマンテマ? ナデシコ科マンテマ属 雄花と雌花
外来の園芸種のようで、山荘のご主人にも伺いましたが名前は分かりませんでした。 

P6181940瑞牆山登山口1015 (210x280).jpg P6181941瑞牆山登山口1015 (210x280).jpg
瑞牆山登山口 山荘の目の前です。

P6181942エゾハルゼミ1023 (210x158).jpg P6181943ナラメリンゴフシ/ナラメリンゴタマバチ1025 (210x280).jpg
エゾハルゼミ      ナラメリンゴフシ(楢の芽の虫こぶ)

P6181946大岩1026 (210x280).jpg P6181947大岩群1027 (210x158).jpg
奇岩峰・瑞牆山の登山道、早速大きな岩がゴロゴロと現れました。

P6181949黒森の里宮様1041 (443x332).jpg
P6181950黒森の里宮様1041 (443x332).jpg
黒森の里宮様 ご由緒

P6181954花崗岩の道1044 (210x280).jpg P6181955花崗岩の道1044 (210x280).jpg
花崗岩の間を縫うような登山道

木々の開けた所から・・・
P6252059あれが目指す瑞牆山A (443x332).jpg

P6252060目指す瑞牆山1055 (443x332).jpg
目指す瑞牆山の堂々たる奇岩峰が目に飛び込んできました!

そこから約10分程で、
P6181957富士見平小屋1056 (443x332).jpg
富士見平小屋に到着。

P6181959イワセントウソウ花1113 (210x280).jpg シロバナノヘビイチゴ1100 (210x280).jpg
イワセントウソウ       シロバナノヘビイチゴ

P6252061富士見平小屋ベンチ1109 (210x280).jpg P6252062ノアザミとレンゲツツジ1110 (218x290).jpg
富士見平小屋前のベンチからは名前通り富士山が見えるビューポイントがあるのですが・・・こんなに快晴の日でも、富士山は雲の中でした〜残念!      ノアザミレンゲツツジ

P6182027コミヤマカタバミ1341 (210x280).jpg P6181948ミズナラ虫こぶ (210x280).jpg
コミヤマカタバミ       また別のミズナラの虫こぶ

P6181962道標天鳥川(あまとりがわ)1123 (210x158).jpg P6252064天鳥川を渡る1139 (210x280).jpg
天鳥川(あまとりがわ)渡る

P6181964天鳥川1123 (443x590).jpg
何処までも透明な天鳥川の清冽な流れ

P6181965桃太郎岩広場1124 (210x158).jpg P6181967キバナノコマノツメ1126 (210x280).jpg
桃太郎岩 道標        キバナノコマノツメ 登場

P6252067奇岩桃太郎岩 (443x590).jpg
桃太郎岩 の横を進む
大きな桃がパックリ割れた形の巨岩。 ここから生まれたのなら桃太郎は巨大な上に孫悟空の力も併せ持ったかもしれません。

P6181974桃太郎岩つっかえ棒1128 (210x280).jpg P6181975階段@1128 (210x280).jpg
いつから始まったものだか、ここに限らずあちこちの山の巨岩の下に、このようなつっかえ棒が沢山見られます。 遊び心なのか、本当に心配してのことか、若しくは自分の杖をここに預け帰途に持って帰ったものが、いつしかこんな風習のようになったのか、謎が深まります。 どなたか起源をご存知でしょうか?

P6181976崩落跡1130 (210x158).jpg P6181978流水木で荒れた山肌1133 (210x280).jpg
大雨による崩落跡        流水木で荒れた山肌

P6181979キバナノコマノツメ1134 (443x332).jpg
キバナノコマノツメ/黄花の駒の爪の群生

P6181980倒木とアズマシャクナゲ (210x280).jpg P6181983階段A1136 (210x280).jpg
倒木の向こうのアズマシャクナゲ   階段A

P6181984アズマシャクナゲ1139 (210x280).jpg P6181985アズマシャクナゲ1142 (210x280).jpg
アズマシャクナゲ 

P6181988岩だらけの道1144 (210x280).jpg P6181989コヨウラクツツジ1144 (210x280).jpg
岩だらけの登山道       コヨウラクツツジ

P6181991巨石とつっかえ棒1145 (210x280).jpg P6181992巨石とつっかえ棒1145 (210x158).jpg
またしても巨岩と無数のつっかえ棒

P6181997アズマシャクナゲ1149 (443x590).jpg
アズマシャクナゲ/東石楠花ま

P6252068タカネサギソウ?1228 (210x280).jpg P62520701232 (210x280).jpg
タカネサギソウ?       マイヅルソウ

P6252077岩だらけの道 (210x280).jpg P6252073岩場を攀じ登る (210x280).jpg 
何処までも岩だらけの道    岩場を攀じ登る     

突然頭上に、
P6252076やすり岩1240 (443x590).jpgP6182006やすり岩1213 (443x590).jpg
ヤスリ岩 登場!

その下のテーブル状の岩の上には、可憐な花たちが・・・
P6182008アカバナヒメイワカガミ (443x590).jpg
P6182009アカバナヒメイワカガミ1215 (443x332).jpg
アカバナヒメイワカガミ  (つづく)

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posted by 山桜 at 23:33| Comment(2) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月23日

5月の三ツ峠山(後編)



                      自然観察ランキング

さて、三ツ峠山の最高峰・開運山1,785mでお昼を頂き、元来た道を三ツ峠山荘まで戻ります。 途中右手にWCあり。 木無山分岐を左へ進みます。
<2019-05-19 三ツ峠山>
P5191224クサボケ1235 (207x310).jpg P5191225何岩?1236 (207x310).jpg
クサボケの花に誘われて寄り道していたら左奥の方から人の声・・・戻っ来られた方々が興奮気味に、
 「スリルあったわ〜!」
と仰るので、ついつい好奇心でその左奥へ・・・そこはロッククライマーが上ってくる切り立った岩の上でした。
P5191229何岩?1237 (440x660).jpg
元の道に戻って振り返ると先程の岩が見えて・・・あの上に居たのですね・・・うわ、思ったよりもスゴイ所に居たようです!

これまでも沢山のスミレたちと出会いましたが、この道に入ってからは更にスミレのオンパレードでした。 特にエイザンスミレは色や配色に個性があって楽しめました。 アケボノスミレも咲き始めた所で初々しい姿が印象的でした。

P5191338エイザンスミレ1246 (207x310).jpg P5191232アケボノスミレ1245 (207x310).jpg
エイザンスミレ/叡山菫       アケボノスミレ/曙菫

アケボノスミレは花が咲く頃には、未だ葉が展開しきっていないことが多いので、エイザンスミレだと思って見過されてしまいがちです。 エイザンスミレに比べると花びらに丸みがあり、紅色が強いです。

P5191339エイザンスミレ1259 (207x310).jpg P5191236エイザンスミレ1254 (207x310).jpg 
エイザンスミレ/叡山菫         エイザンスミレ/叡山菫      

P5191235タチツボスミレ1249 (440x293).jpg
タチツボスミレ/立坪菫

P5191240アケボノスミレ1304 (207x310).jpg P5191249アケボノスミレ1315 (207x310).jpg 
アケボノスミレ/曙菫

P5191255ヒトリシズカ1329 (207x310).jpg P5191266?テンナンショウ1344 (207x310).jpg
ヒトリシズカ/一人静      ホソバテンナンショウ?/細葉天南星    

P5191244ホオノキ1314 (440x660).jpg
ホオノキ 芽の展開

P5191253カラマツ新緑1328 (210x140).jpg P5191254新緑1329 (207x310).jpg
カラマツ林 や 落葉樹林の新緑

P5191256エンレイソウ1333 (207x310).jpg P5191257エンレイソウ1333 (207x310).jpg
シロバナエンレイソウ/白花延齢草

P5191259眼下の町1338 (207x310).jpg P5191261尾根道1339 (207x310).jpg
眼下に見える町           新緑の尾根道

P5191262ニリンソウ1339 (210x140).jpg P5191264トリカブト1340 (210x140).jpg
ニリンソウヤマトリカブトは同じ場所によく生え、芽吹時は似ているので注意!

P5191270鉄塔1345 (207x310).jpg P5191269河口湖1345 (210x140).jpg
見晴らしの良い鉄塔下へ到着     河口湖が見えました     

P5191274イカリソウ1358 (207x310).jpg P5191277アカネスミレ1400 (207x310).jpg
イカリソウ/碇草        アカネスミレ/茜菫

P5191279ウグイスカグラ1415 (207x310).jpg P5191281ワダソウ1446 (207x310).jpg
ウグイスカグラ/鶯神楽      ワダソウ/和田草

P5191284 (207x310).jpg P5191289ミツバウツギ1507 (207x310).jpg
新緑の道              ミツバウツギ/三葉空木

P5191290エゾノコリンゴ?1507 (207x310).jpg P5191291エゾノコリンゴ?1507 (207x310).jpg
P5191292エゾノコリンゴ?1507 (440x660).jpg
エゾノコリンゴ?/蝦夷の小林檎

P5191296河口湖1513 (440x293).jpg
河口湖 15:13 かちかち山ロープウェイ駅近くから

本番では、ここからロープウェイに乗って下山予定ですが、大分早めに着いたことですし、折角なので歩いて下山してコースの状況を確認することにしました。

「天上山公園」の敷地内となっており、途中までは普通に山道ですが下へ行くほど整備されています。

P5191297チゴユリ1514 (207x310).jpg P5191298イカリソウ1514 (207x310).jpg
チゴユリ/稚児百合      イカリソウ

P5191299アカネスミレ1526 (207x310).jpg P5191300アカネスミレ1526 (207x310).jpg
アカネスミレ 15:26

P5191305富士山1531 (440x293).jpg
広々とした展望台付近で、やっと少し姿を見せてくれた富士山 15:31

P5191309富士山 (440x293).jpg

途中何度か眺めの良い広場とベンチがありました。 上まで登らずこの辺りまでの散策を楽しむ人も多いのでしょう。

P5191313キツネノボタン1542 (207x310).jpg P5191314ウマノアシガタ1542 (207x310).jpg
キツネノボタン        ウマノアシガタ

P5191315ウマノアシガタ1542 (440x660).jpg
ウマノアシガタ 15:42
ウマノアシガタの花は、キラキラとした光沢で太陽の光を跳ね返し、

P5191317ホタルカズラ1543 (440x293).jpg
ホタルカズラ 15:43
ホタルカズラは、真ん中の白い星形と青い花色が蛍の光を想像させたようです。

P5191322登山口1545 (440x293).jpg
登山口の神社下に合った石碑 15:45

ここから河口湖駅までは10分と掛からず到着でした。 ロープウェイの下の駅から(駅まで約15分)よりも近いし、ロープウェイに乗らずに歩いて下りても花々も楽しめて面白い下山路でした。


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posted by 山桜 at 23:53| Comment(4) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月22日

ヤマサギソウ/山鷺草?



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 小さな蘭の仲間が未だ良く見分けられません。 おまけに薄暗い林床で小さな花、こちらの視力も怪しくなって、後で撮って来た写真を見ても悩ましいことで・・・。 これも自信ないのです。 お分かりの方はいらしたら、教えて頂けると大変嬉しいです。 草丈は20cm程でした。

<2019-07-15 北高尾パウロの森>
P7152378ヤマサギソウ? (443x590).jpg

P7152377ヤマサギソウ? (443x590).jpg
ヤマサギソウ/山鷺草? ラン科ツレサギソウ属


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posted by 山桜 at 22:50| Comment(2) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月14日

鎌倉とんぼさん、お安らかに・・・

鎌倉とんぼさんの蓮215_1 (440x292).jpg
鎌倉とんぼさんご撮影の蓮の花 
長い間、山桜のPCの扉の背景に使わせて頂いておりました。

 思い起こせば、既に20年近くの長きにわたり勿体無いご縁を頂き、いつもいつも温かく癒し励まし救いの手を差し伸べて下さった鎌倉とんぼさんが、7月5日に急逝されていらしたとのお報せに昨日接し、愕然と言葉を失い震えが止まらず、ただただ今もって信じられない気持ちでぼうっと手を合せ佇んでおるばかりでした。

 このままでは、何をする気持ちにもなれないので、また書くことで落ち着けたらと思い、書き始めます。

 つい先月まで、いつもと変わらない元気なご様子で拙ブログにもコメントを頂戴し、「夏越の大祓」の為の「人形(ひとかた)」を送って下さっていました。 その時のお便りでお引越しをされたと伺い、SNSの書き込みで喉の痛み等も書かれていらしたので、お引越しで大分疲れていらっしゃるのではと心配してお送りしたメッセージにもお返事がなく、このようなことも初めてでどうされたのかと按じておりました。

 そして、いつもは大祓の後には直ぐにお札やお守りなどをお送りくだされていたのに、今回は一週間が過ぎ十日が過ぎ、二週間になろうとしてもお便りが無いので、流石にこれはご体調が勝れないのではと不安な思いでSNSを開いたところ、丁度その日に急逝のお報せが、おそらくはご家族さまによるプロフィールの更新の形で記載されていて、愕然、呆然自失。 何故か鎌倉とんぼさんが書いてくださった「吉祥天」の梵字(種字)が急に大きく目にとまり、手を合せたばかりのことでした。

 鎌倉とんぼさんには、本当にいつも助けて頂いてばかりでした。 この三月の主人の三回忌には、鎌倉とんぼさんに設計していただいた五輪塔を建立し、納骨と三回忌の供養を執り行うことが出来ました。 一人娘のケロがお墓の継承で悩むことのないように、いつかは五輪塔をと主人とも話し、願っていたことが実現したのも、鎌倉とんぼさんのお導きのお蔭です。

 清々しい白御影石に薬研彫で刻まれた、鎌倉とんぼさんの梵字(種字)や、五輪塔内に収められた経筒のお写経や来迎図等に守られて、お蔭様で主人も安らかに過ごしております。 

 沢山の方々の為にあらん限りのお力を尽くされ、この世のお仕事を全うされてのお旅立ち・・・あちらの世界に行かれても尚、ますます人々の為に尽くされていかれるのでしょうね。 本当に尊いありがたいご存在に頭が下がるばかりです。 

 これまでに頂いたお言葉、ご著書やHP等に残された貴重なお言葉の数々、そして優しい眼差しでシャッターを切られた素晴らしいお写真の数々を胸に、お教えいただいたことに恥じない人生を歩んでまいりたいと存じます。

 いつまでネット上に遺しておいて頂けるか分かりませんけれど、より多くの方々の目に触れることを祈って、鎌倉とんぼさんのHPのリンク先を貼っておきます。 神職の明階位をお持ちでありながら、仏教にも重きを置いて調和をとられた明治の神仏分離法以前を体現されていらした方と思います。

 京都の賀茂別雷神社(上賀茂神社)に縁をお持ちで、賀茂別雷大神を祀られておいででした。 雷鳴を耳にする度に、お姿を思い浮かべておりました。 それは、これからも変わりません。 どうぞお心安らかにと心よりお祈り申し上げます。 合掌

「矢島俯仰のページへようこそ」
 *貴重な日本全国の名墓録 の他、
 *「鎌倉の窓」(写真集)
  自然や風景に寄せる温かい眼差し
 *「神様のぶらんこ」(掲示板)
  悩んでいる方々のご相談への丁寧なお答え

  等に触れることが出来ます。
  但し、ここ数年は、SNSでお話しされることが増えていて、HPはお休み状態でした。
posted by 山桜 at 00:00| Comment(6) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月12日

メダケ赤衣病菌と かぐや姫



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 先日、明石神社鳥居近くでみた竹藪のオレンジ色のさび病の一種?といっていたものの名前は、
メダケアカゴロモ病菌/女竹赤衣病菌 でした。
P4300590メダケノ赤衣病菌 (440x660).jpg

胞子が水を含むと、このようにブヨブヨにふくれて盛上り、粘土代わりにも使えるのだとか・・・。 知っていたら試したかな? 今回は先を急いでいたので遠慮したかもしれません。

P4300591メダケノ赤衣病菌 (440x660).jpg
メダケ/女竹 「竹」の名が付くが、稈が伸びきっても葉鞘が落ちない「ササ」の仲間。 関東地方に多いアズマネザサに似るが、ずっと葉が細長くしな垂れ下がるのが特徴。

 メダケは、マダケや孟宗竹よりずっと細くしなやかで、嘗ては釣竿を始め身近で色々な道具に使われ、役立っていた植物ですが、今や顧みられることも少なく気の毒な状態です。 見た目は気持ちの良いものではありませんが、この菌にとりつかれたとしても枯れてしまうことは無いそうです。

 さて、このメダケ、別名が「なよたけ」と聞き、「なよたけのかぐや姫」を思い浮かべました。 こんな細い竹の中から生まれたのであれば、本当に「親指姫」クラスの小さな小さなお姫様だったことになります。 金色に輝くマダケか孟宗竹のような太めの竹から生まれた挿し絵ばかり見て来ましたが、スクナヒコナの神や一寸法師の大きさを考えると、また、こんな風に金色ならぬ赤衣を纏っていたメダケから生まれた、も、ありなのではと思いました。

 勿論、「なよたけ」=メダケ とは限らず、枕詞の様な使われ方、若しくは単に「しなやかで優しい風情の竹」から生まれたということかもしれません。 でも、こんなに細い竹の中から生まれたと思う方が、それを見つけたお爺さんの驚きや、大切に育て上げたお気持ちが偲ばれるようで、嬉しくなってしまいました。
posted by 山桜 at 00:00| Comment(3) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月11日

ニセカラクサケマン



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「明石探訪」で不明植物調べを後回しにして先を急いで書いていたら、ブログ仲間の玉井人ひろたさんから早速、名前を教えて頂いたのが、この「ニセカラクサケマン」という、ヨーロッパ・北アフリカ(地中海沿岸)からの帰化植物でした。

<2019-04-30 明石市上ノ丸>
P4300580ニセカラクサケマン (440x660).jpg
ニセカラクサケマン/偽唐草華鬘 ケシ科カラクサケマン属
学名:Fumaria capreolata
英名:White ramping fumitory
原産:地中海沿岸
花期:4〜10月
用途:アルカロイド採取
日本初確認:1987年沖縄県うるま市

P4300581ニセカラクサケマン (440x660).jpg
全体の柔らかさ、白みを帯びた葉、花序の付き方などは、ムラサキケマンの白花「シロヤブケマン」に良く似ていますが、花の先が殆ど開いていないように見える所は「ケマンソウ」や「コマクサ」に似ていました。

P4300582ニセカラクサケマン (440x660).jpg
何より変わっていたのは、蔓性で他のものに絡まって大きく株を広げていたところです。 私が見たのは、何株かの合体かは不明ですが、1m四方程に広がり絡み付いていました。

P4302334.JPG
大きく丸い萼片!?
ムラサキケマン等のキケマン属には見られない特徴です。 キケマン属の萼片は細い糸状で殆ど目立たず・・・というか、ちゃんと確認したことがないくらい、存在感がないのですが、こちらでは、まるで、冠の耳飾り(「緌(おいかけ)」*)のように立派な萼片が付いていました。

萼片は、緑色の花柄の付根の円い半透明の部分、距つきの細長い花筒を両側から挟むように付いていますが、お分かりでしょうか?

*緌おいかけ:冠の左右耳の上あたりに付けるもので、馬尾毛で作った半円形のもの。冠をかぶりとめる緒の端の房が形式化されたものという。武官警固の時に用いるもの。

P4300583ニセカラクサケマン (440x660).jpg
切れ込みの深いタイプの葉と蕾
図鑑によると、クレマチス属のように葉柄で絡まるのだそうですが、そこは確認しておらず残念。

比較の為に、似た植物を載せておきます。
P3261794ムラサキケマン (210x280).jpg P3261793シロヤブケマン (210x280).jpg 
ムラサキケマン     シロヤブケマン
ケシ科キケマン属
シロヤブケマンはムラサキケマンの白花で、ムラサキケマンの群落の中結構混じって比較的良く見かけます。 ニセカラクサケマンの花と色合いは一番似てますね。

P4301246ムラサキケマン (210x280).jpg DVC00710ケマンソウ (210x280).jpg
ムラサキケマンの実     ケマンソウ/華鬘草
ムラサキケマンの実は、ヒラヒラの短冊みたい、ニセカラクサケマンの実は、丸く黄色く熟すのだそうです。
ケマンソウ、これこそ〇〇ケマンの仲間の大元で「鯛釣草」の別名で流通する堂々たる園芸種となっています。(白花もあり) 

DVC00746ジロボウエンゴサク (210x280).jpg P3261792エゾエンゴサク (210x280).jpg
ジロボウエンゴサク/次郎坊延胡索  エゾエンゴサク
共に ケシ科キケマン属 の中で 地下に根茎を作るタイプ

ジロボウエンゴサクは、花付きがまばらで、どちらかといえば青味がちの時が多いかな。(状態によってはもっと赤味勝ち) 私のイメージの中で、一番青い花なのは、エゾエンゴサクです。

                    
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posted by 山桜 at 10:18| Comment(2) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月10日

5月の三ツ峠山1,785m(前編)



                      自然観察ランキング

 これも既にほぼ2か月前、本番日が強風予報で延期となった為、他の予定と重なり参加できず、スタッフ下見時も参加できなかった為、後日の単独下見時の記録です。
<2019-05-19 三ツ峠>
P5191133富士急906 (440x293).jpg
富士急「三ツ峠駅」で向かい側に停車中の渋い車両
この他にも色々な車両が走っており、また駅名表示板のように「機関車トーマス」等ともコラボ中の模様。

P5191137三ツ峠登山口1024 (210x140).jpg P5191135ワチガイソウ1023 (207x310).jpg
河口湖駅発バスー三ツ峠登山口下車10:24 早速ワチガイソウ発見

P5191138三ツ峠登山口の滝1026 (440x293).jpg
登山口近くの滝を左に見て橋を渡り、登山道を上り始めます。

P5191139サワシバ 基部側脈分岐1028 (207x310).jpg P5191140ツリバナ1029 (207x310).jpg
サワシデ/沢四手          ツリバナ/吊花の蕾

P5191141カジカエデ1031 (210x140).jpg P5191142フタバアオイ1032 (210x140).jpg
カジカエデ/梶楓         フタバアオイ/双葉葵

P5191143駐車場入口看板1035 (210x140).jpg P5191144駐車場トイレ1035 (210x140).jpg
駐車場の「三ツ峠登山道」看板10:35 駐車場のトイレ10:35

P5191145ヤグルマソウ1046 (207x310).jpg P5191146クリンユキフデ1047 (207x310).jpg
ヤグルマソウ/矢車草     クリンユキフデ/九輪雪筆


ワチガイソウ 10:53
P5191150ワチガイソウ1053 (440x660).jpg

P5191328ムシカリ1117 (440x293).jpg
ムシカリ/虫狩 11:17

P5191325ワチガイソウ1049 (207x310).jpg P5191330ヒゲネワチガイソウ1118 (207x310).jpg
ワチガイソウ             ヒゲネワチガイソウ
P5191164ヒゲネワチガイソウ1118 (440x293).jpg
ヒゲネワチガイソウ 11:18

P5191151カラマツ林1056 (440x293).jpg
カラマツ林の新緑10:56

P5191152エイザンスミレ1058 (207x310).jpg P5191326ヒナスミレ1101 (207x310).jpg
エイザンスミレ 10:58       ヒナスミレ 11:01

P5191327ルイヨウショウマ1105 (210x140).jpg P5191155タチツボスミレ1105 (207x310).jpg
ルイヨウショウマ 11:05       タチツボスミレ 11:05

P5191156コウモリソウ1107 (207x310).jpg P5191157イワガラミ1109 (207x310).jpg
コウモリソウ:11:07         イワガラミ 11:09

P5191158マイヅルソウ1109 (207x310).jpg P5191160道標1114 (210x140).jpg
マイヅルソウ 11:09        道標 11:14

P5191166アケボノスミレ1119 (207x310).jpg P5191167アケボノスミレ1119 (207x310).jpg
アケボノスミレ 11:19
花が咲く頃、ハート形の未だ葉は殆ど展開せず、丸まっている。
広がって見える葉は、マイヅルソウのもの。

P5191169マメザクラ1121 (207x310).jpg P5191177マメザクラ1129 (207x310).jpg
P5191179マメザクラ1130 (440x660).jpg
マメザクラ 11:30

P5191173イノデ1127 (207x310).jpg P5191174イノデ1127 (207x310).jpg

P5191175クルマバツクバネソウ1128 (207x310).jpg P5191186カラマツ1140 (210x140).jpg
クルマバツクバネソウ11:28    カラマツ 11:40

P5191181マメザクラ1132 (440x660).jpg
マメザクラ 11:32

P5191182ウリハダカエデ1134 (207x310).jpg P5191183ウリハダカエデ1134 (207x310).jpg
ウリハダカエデ 11:34  若葉 と 樹肌

P5191184ユキザサ1136 (210x140).jpg P5191185山荘看板1139 (210x140).jpg
ユキザサ 11:36          三ツ峠山荘看板 11:39

P5191187ミツバツチグリ1143 (207x310).jpg P5191188ミツバツチグリ1143 (207x310).jpg
ミツバツチグリ 11:43  蕾と花

P5191190富士山は雲の中1144 (440x293).jpg
三ツ峠山荘前テラスから
富士山の絶景ポイント 手前のミツバツツジも未だ蕾でした。

P5305100 (440x293).jpg
2年まえの満開のミツバツツジと富士山

P5191193シロバナノヘビイチゴ1146 (207x310).jpgP5191203フデリンドウ1151 (207x310).jpg
シロバナノヘビイチゴ 11:46       フデリンドウ 11:51

P5191194四季楽園前広場1147 (210x140).jpg P5191195四季楽園前広場1147 (210x140).jpg
四季楽園前広場 11:47

P5191200クライマーたち1148 (440x660).jpg
岩壁に取り付くロック・クライマー達

P5191196四季楽園前広場から1147 (440x293).jpg
ふり仰ぐ開運山とNHKアンテナ11:47

P5191334シロバナノヘビイチゴ1146 (210x140).jpgP5191201四季楽園1149 (210x140).jpg
シロバナノヘビイチゴ         四季楽園11:49
P5191206 (210x140).jpg P5191202ツルキンバイ1151 (210x140).jpg
ツルキンバイ 11:51

P5191207ツルキンバイ1153 (440x660).jpg
ツルキンバイ 11:53

P5191208?山1154 (440x293).jpg
振り返り見た眺め 11:54

P5191209山頂への階段1154 (207x310).jpg P5191210NHKアンテナ1156 (207x310).jpg
山頂への階段 11:54          NHKアンテナ 11:56

P5191211ふりかえり眺め1157 (440x293).jpg
振り返りみた眺め 11:57

P5191213ふりかえり眺め1157 (440x293).jpg
振り返りみた眺め 11:57

P5191214海運山山頂1159 (210x140).jpg P5191215海運山山頂1200 (207x310).jpg
三ツ峠(開運山)山頂 11:59

P5191216海運山山頂1200 (207x310).jpg P5191217海運山山頂1204 (207x310).jpg

P5191219フジアザミ1214 (207x310).jpg P5191218海運山山頂1214 (207x310).jpg   
フジアザミ1214           三ツ峠(開運山)山頂 12:24

P5191221下山1228 (440x293).jpg
山頂より下山途中の眺め  12:28



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posted by 山桜 at 23:09| Comment(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月09日

明石探訪(7)最終章



                      自然観察ランキング

「時の道」で昔の人の足跡を追うように歩き回って、辿りついた先は・・・
P4300672現子午線標示柱 (440x660).jpg
「子午線標示柱(現トンボの標識)」「時計塔(天文科学館)」
P4300670子午線標示柱 (440x293).jpg

P4300640旧子午線標示柱 トンボの標識 (440x660).jpg

先日もご紹介した「旧トンボの標識」。 再計測の結果、ここから11.1m移動して、現子午線標示柱が立っていますが、あちこち読むと、ここも正確には違っているとかいないとか・・・。 その11.1mずれたのも、時報のずれだったとか…突き詰めると、私の頭脳では段々訳が分からなくなってきたので、ここはもう、うやむやのまま先に進みます。 興味のある方はご自分で正確なところ、ご解明願います。

P4300669日時計と天文台 (440x660).jpg
日時計と時計塔
 別に、難しいことから逃げて日時計の時代に遡ろうとしてるわけでは…

あ〜っ、ほらほら、そうですよ! そもそも明石に降りたのは、明石大橋を間近に見たかったからでした! 灯篭の間から覗いているじゃないですか・・・ 手前の円い屋根は、天文科学館のプラネタリウムです。 この昔と今が混在している風景、外国の方にとっては、JAPANの魅力の一つなんですって。

P4300665明石大橋 (440x293).jpg

P4300666明石大橋 (440x293).jpg
明石大橋

P4300686 (207x310).jpg ここ人丸山の東の端が、自然の高台から明石大橋が見える一番近い場所かなぁ 此処から下りれば、柿本神社の東鳥居です。

さて、ここまで歩いてきた「時の道」の様子が分かりやすい絵地図が月照寺さんのHPの中にあったので、貼っておきますね。 山桜は、この矢印とは違い、明石城のお堀横から文化博物館前を通り妙見社・本松寺の前に出ました。
「月照寺周辺案内図」
さ〜て、暗くなる前に、最寄りの「人丸前駅」から電車に乗って帰ろうかな…と思っていたら、

「んんんっ!!! あれって、何!?」

P4300687山から白い雲? (440x293).jpg
 手前の建物が何とも邪魔ですが、山の間から白い靄が流れだし、すーっと真横に長く長く伸びていました。 

 「あ〜っ、ダメだ気になって帰れない…消えない内に、もっと近くで見たいっ!」

P4300692明石天文台 (440x293).jpg
明石市立天文科学館 また、今度ね〜

P4300693 (440x293).jpg
天文科学館の形の交番やら素敵な建物も横目でみつつ〜

P4300694 (440x293).jpg
この黒塀の中も気になりつつ、駆け抜けて〜〜

P4300695 (440x293).jpg
やっと障害物のない所までやって来た時には、白い靄は海の中へと消えかけていました。 
白龍か白大蛇か・・・山から生まれ海の中へと渡ったのを見届けたような気になって手を合せ、暫し放心。
(今地図を見れば、若しかしてここは「明石港」だったのかしら?)

半ばもぬけの殻のようになって気が付くと…
P4300696 (440x293).jpg
異国のようでいて、どこか懐かしい江戸の風景でもあるような船の群れがゆらゆらと。

由緒のありそうなお寺・・・もう道を渡る気力がなくて。
P4300697 (440x660).jpg
浜光明寺

P4300699魚の棚 (440x660).jpg
「魚の棚(うおんたな)」商店街
 名物の「明石焼」などで賑わっていた様子ですが、お魚屋さんはそろそろ店じまいも多くて忙しそうで・・・

P4300700蛸の干物 (440x293).jpg
その勢いに負けて、蛸の干物くらいしか写真も撮れず・・・

P4300701 (210x140).jpg P4300704飯蛸 (207x310).jpg
JR「明石駅」にヨロヨロと辿りつきケロの所へ。 お土産は飯蛸の串刺し☆ Kさんのお母さんが煮てくれたのは、米粒のような卵を持ったイイダコでしたが、この煮タコにはお米が詰められてました。 似て異なるものなりに、美味しかったです♪

 今度はケロと一緒に、見逃した場所と明石の美味しいものに出会う為にも、明石再訪できたらいいなぁ(明石探訪・おしまい)

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2019年07月08日

明石探訪(6)人麿山月照寺



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 先に書きました「妙見社と本松寺」のように、明治の神仏分離令以前は、「人丸社(柿本神社)」が「人麿山月照寺」の鎮守社として一体の神宮寺でした。  そして、明石城内からこちらに遷座してきたのだそうで、そういえば城内に「人丸塚」がありました! 往時はあの辺りが境内だったのでしょう。

 二手に分かれていたあの時の道の途中で、左手の階段の道を来れば、位置的には手前の月照寺前に先に到着したのですが、右手の坂を下り、更に「亀の水」に寄り道して、ぐるりと回って上って来たので先に「人丸社(柿本神社)」を参拝することになりました。 人生の岐路の選択の結果のようで、何やら面白いことです。

P4300674人麿山月照寺 (440x660).jpg
こちらの寺名の石碑も真新しいですね・・・桃山様式を伝えていたご本堂なども、あの大震災で全壊してしまったそうですが、今は再建されています。

元は真言宗、今は曹洞宗のお寺。
柿本人麻呂さんの念持仏、「海上波切船乗十一面観世音菩薩」を安置し、明石海峡を往来する船の海上安全を守っていてくださいます。 この像は、聖徳太子の御作、持統帝の念持仏だったものを、人麻呂が帝から賜ったものです。
秘仏として、60年に一度の御開帳のみ。

P4300675月照寺 (440x660).jpg
鐘楼
 東経135度の日本標準時子午線上に立つ県下随一の大梵鐘(約3.1t)で、一撞の余韻は3分半に及び明石海峡に響き渡ります。

P4300676月照寺 (440x293).jpg
 白砂青松、枯山水の美しいお庭 

P4300679月照寺 八房梅 (440x293).jpg
「八房の梅」「人丸社」にもありましたが、こちらの方が古そうなので親株でしょうか? 本当に一つの花に八つも実が生るのか分かりませんが、少なくとも3〜4の実が一カ所についていて、それが2か所くっついていたら、八房に見えるかもしれません。 これは五房でした、惜しい!

 ご由緒:「赤穂四十七士の一人、間瀬久太夫正明が大石内蔵助良雄と共に当寺に参詣して、素願の成就を祈り、持参の鉢植の梅を手植したのがこの梅である。この梅は一つの花に八つの実がなるので「八房の梅」と名づけられた。

P4300681月照寺 (440x660).jpg
人丸観世音菩薩 北村西望氏作
 水琴窟の妙なる音に誘われて観音様の前に・・・素直に手を合せ首を垂れ、ひと時の静かな時間を過ごしました。

 続いて人丸社の「盲杖桜」とも関係があるのか、視力の弱い人を救ってくださるという「ふれ愛観音」さまにも触れ合い「視力維持」をお祈りし、ふと見上げると、只者ではない風格の木造りの門、
「ええっ、こんな脇に凄い門!! これは一体??」

P4300684月照寺 (440x293).jpg

P4300685月照寺 (440x660).jpg
山門(県指定文化財)
 伏見城の薬医門、明石城の切手(きって)門としての二役を果し、明治初年ここに移築。「秀吉建立の歴史を刻む豪壮な風格の山門」とな・・・ただただ圧倒され、見上げてしまいました。 しかし、瓦の紋などはしっかり葵のご紋に替えられてますね。

 秀吉さんもこの辺に触れたかもしれないなぁ…なんて、ちょっと手を重ね、深呼吸してから勿体無いのでまた境内を通って戻りました。

P4300683月照寺 (440x293).jpg

P4300680月照寺 天文台 (440x293).jpg
月照寺の境内からも天文科学館の塔が聳えて見えます。 子午線上に建っているのですから当然で、今まで敢えてそちらの現代にあまり触れずに来ましたが、次は思い切りそちらにシフトします。

人麿山月照寺公式HP
月照寺には、
 霊元上皇から三十六歌仙式紙(明石市指定文化財)
 桜町天皇から一座短籍(旧国宝・重要文化財)
 後桜町天皇から短籍等
が奉納され、その後も文人墨客の来訪絶えることなく、書画の寄進も多く、それらの大部分は、明石市立文化博物館にて保存されているそうです。 そうそう、その前を通って強い引力?を感じたのですけれど、残念ながら先を急いでしまいました。 次はじっくりお宝を拝見しに参りたいです。

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2019年07月07日

明石探訪(5)人丸山・柿本神社



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さて、手前の「亀の水」でお浄めを済ませ、柿本神社の鳥居をもう一度潜り・・・
P4300620柿本社鳥居 (440x660).jpg

P4300628柿本社鳥居 (207x310).jpg P4300630柿本社鳥居 (207x310).jpg
新しい鳥居の「柿本神社」扁額   旧い扁額と崩れた鳥居
改めてよく見ると、鳥居に修復の跡が・・・震災の痕跡と歴史の足跡を辿りつつ、先程の階段を上り返しました。

P4300638葵のご紋 (207x310).jpg P4300637葵のご紋 (207x310).jpg 
葵のご紋を有する五輪塔
既に記憶が曖昧ですが、何も由緒書きが無かったような…明石城主だった松平家に縁の供養塔でしょうか。

P4300640旧子午線標示柱 トンボの標識 (440x660).jpg
旧「子午線表示柱・トンボの標識」
昭和5(1930)年建立 地球型のカゴの上に、日本の古名「あきつ島」を象徴するトンボ(古名あきつ)を載せたもの。 この「トンボの標識」を目にしたことが、漫画家・松本零士氏が宇宙への思いに目覚めた切欠とのこと。 それだけの力が籠っているのを感じるインパクトでした!

トンボの標識で天を仰ぎ過ぎたのか、やっと柿本神社前に辿りついたのに、
P4300667柿本神社 (440x293).jpg
「柿本神社」門 写真が斜め・・・すみません(。。;)

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「人丸山」扁額
 鳥取懸八橋 穴?井耕作謹書

P4300655柿本神社 狛犬 (207x310).jpg P4300654柿本神社 狛犬 (207x310).jpg
P4300656柿本神社 (440x293).jpg
狛犬さん 由緒書

P4300648柿本神社 (440x293).jpg

P4300649柿本神社 (440x293).jpg

P4300650柿本神社 (440x293).jpg
「柿本神社」拝殿
 何本もはためいていた赤い幟は、翌日の「令和」の始まりを寿ぐもので、きっと大賑わいだったことでしょう。
 「令和」に込められた思いのように、美しい調和の時代となりますように…。 

P4300644 (207x310).jpg P4300646柿本神社 (207x310).jpg
「柿本神社」扁額には、従一位勲一等源朝臣建通?八十九翁謹書
「柿本大明神」の方には、何方のお名前もありませんでした。

P4300647柿本神社 (440x293).jpg
「柿本人麻呂さんのお姿と和歌」

   皇(おおきみ)は神に
     しませば天雲(あまくも)の
    雷(いかづち)の上に
   いほりせるかも

 このような書が少しは読めるようになったのも、ももり先生のお蔭です。 

 (原書を探しました)
 天皇御遊雷岳之時柿本朝臣人麻呂作歌一首
 皇者  神二四座者  天雲之  雷之上尓  廬為流鴨

P4300664柿本神社 (440x660).jpg
上の和歌が刻まれた石碑。 「仮名遣いも散らし書きも、書き手によって色々なのがまた面白い」ということも教えて頂きました。

P4300662柿本神社 八房梅 (207x310).jpg P4300660柿本神社 八房梅 (207x310).jpg
P4300661柿本神社 八房梅 (440x293).jpg
「八房の梅」

 さてさて、この「八房の梅」のご由緒を拝見していた頃でしょうか、一人のご婦人が近付いてらして、
「ご朱印を頂きたいのですが、何方もいらっしゃらないようで…」
と、訪ねられました。 

 平成最後の日、私もご朱印が頂けたらいいなと思っていたので、一緒に社務所の様子などを伺ってみたのですが、いつもは外に下がっているであろう位置に呼び鈴が出ていませんでした。『お出掛けなのでしょうね』と諦めましたが、ご婦人は遠くからわざわざ、ご朱印を頂きにいらしたということで諦めきれぬご様子で、お隣のお休み処の方にもお尋ねに・・・。 心静かに過ごしたかったので、そ〜っとお暇しました。 神職さん方は、翌日の「令和」の始まりに向けて、潔斎されていらしたのでしょうか。

 ご朱印婦人のお供で写真を撮り忘れましたが、「八房の梅」と並び有名なのが、

   ほのぼのと明石の浦の朝霧に
       島がくれゆく舟をしぞ思ふ 

 この人麻呂さんのお歌に因む伝説のある「盲杖桜」の木。

「盲杖桜(もうじょうざくら)」の伝説
 筑紫国から参拝に来たひとりの盲人が、人丸塚に7日間参籠したのち、和歌を一首詠んだ。

   ほのぼのとまこと明石の神ならば 
          一目は見せよ人丸の塚

 すると片目が開いて見えるようになったが、すぐにもとに戻ってしまった。 そこで盲人はさらに7日間参籠して、下の句を変えて詠んだ。

   ほのぼのとまこと明石の神ならば 
         われにも見せよ人丸の塚

 今度は両目が開いて見えるようになり、前回のようにふさがることもなかったので、彼は不要になった桜の木でできた杖を社の前に突き刺して帰ったところ、やがてその杖から根を生やし花が咲いたという。以来「盲杖桜」と呼ばれ、人々に親しまれている・・・とのこと。 次のお参りは、この桜の咲く頃がいいかなぁ

P4300663柿本神社 (440x660).jpg
「亀の碑」
ご祭神の人麻呂さんの略歴が、漢字でびっしりと書かれた石碑を、亀(贔屓)さんが背負っています。 なんでも、 一息で全部読むことが出来たら下の亀さんが動くのだとか・・・。 いやいや、私には途切れ途切れに読むのさえ、とても無理です。

P4300643柿本神社 (440x293).jpg
柿本神社から振り返る景色には、明石市天文科学館の塔が聳えていました。 

 この後、明石大橋を望み、月照寺へ参拝と続くのですが、人丸山を下りて東の鳥居前にて「柿本神社」篇を終わります。

P4300688柿本神社 (440x660).jpg
柿本神社 公式HP
http://www.kakinomoto-jinja.or.jp/
                    
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2019年07月06日

明石探訪(4)人丸山「亀の水」



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 明石駅で降りたのは、明石大橋を近くで見ようと思ってのことでしたが、駅の観光案内所で地図を頂いた後の目的地は、柿本人麻呂さんをお祀りしているであろう柿本神社でした。

 新元号が「令和」となり、和歌に人々の気持ちが向きだしたこの頃、人麻呂さんはさぞかし喜んでおいでだろうなぁ・・・と縁の神社にお参りしたくなったのです。

「人丸山」という地区に入り、左・階段の登り口、右・下り坂の分岐に来ました。
P4300612人麿山月照寺へ (207x310).jpg P4300613人丸社道しるべ (207x310).jpg
「人麿山月照寺」への道標  「人丸社(柿本神社)」への道標

 町名というか山名は「人丸山」、お寺の山号は「人麿山」、このような漢字表記の使い分けは寺社巡りをしていると良くありますね。 月照寺の書体は今風、人丸社の方は昔風、私は古い素直な書の方が好きだなぁ

P4300614人丸社へ (207x310).jpg P4300615大震災被災痕? (207x310).jpg

 どちらに進んでも着くのですが、まぁ、階段を上りたくない気持ちと、大きな木や茂みが呼んでいる気がするので、右の坂道を下りることにしました。 木々の緑を仰ぎながら進みゆくと、またしても大震災の傷跡と思われる様子が次々と現れました。

P4300617大震災被災痕? (440x660).jpg

 ポンペイの遺跡のように、石で組まれていた柵が崩壊したままでした。

P4300616 (207x310).jpg P4300633 (207x310).jpg
 参拝記念に奉納された方々のお名前などが見てとれて面白いので、何処でもよく目で追って読む癖があります。 明石は昔から港もあり淡路も近く、交通の要衝でしたから商人や外国人の参拝も多かったのですね。

P4300635 (207x310).jpg P4300636 (207x310).jpg
 京都の堀〼、大阪の遊郭、どちらにも「堀江」の文字があるのは偶然?・・・遊郭の花魁たちも一緒で華やかな参拝風景だったのでしょうか。

 このまま参道沿いにまっすぐ行けば人丸社なのですけれど、どうもこっちの階段が気になって・・・後でまた上ることになるのですが、やはり下ってみることにしました。
P4300619気になる階段 (440x660).jpg

 P4300631柿本社鳥居 (210x140).jpgP4300623亀の水 (207x310).jpg
見えて来た鳥居を潜ると、左手に「亀の水」の石標

P4300621亀の水 (440x293).jpg
「亀の水」 ナント、大きな亀さん?が口から勢いよく水を湧き出させていました。 耳もあるし、個人的には「贔屓」かなとも思うのですが、ここではそれも含めての「亀さん」なのでしょう。

P4300624亀の水 (440x293).jpg
「亀の水・由緒書」
 
P4300622亀の水 (440x293).jpg
 この「告」は、筆跡は違うでしょうけれど、本当に手水鉢の寄進者の飯塚宣政氏が書いた文言? 「夜間、水汲みながらお喋りすると近所迷惑です」なんて、内容がちょっと現代風に思えますし、あら、「マナー」なんて言葉もありますね、やはり現代の方の代筆ですね。 勝手に名前を使っても飯塚さんなら大丈夫という信頼関係?

 常陸の國にも飯塚姓にも、ご縁があるので、まさかこんなに離れた明石で双方の名に巡り合えるなんて、不思議で嬉しい気持ちでした。

P4300625亀の水 (210x140).jpg P4300626亀の水 (210x140).jpg
 六甲山系の花崗岩(御影石)?のような手水鉢は、緑の苔と水垢に染まって「鳴海織部風」?

P4300627亀の水 (440x660).jpg
 亀さんの正面からみた「遺跡・亀の水」
 ありがたく喉を潤わせて頂き、いよいよ(やっと^^;?)柿本神社へ!
 

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2019年07月05日

明石探訪(3)妙見社



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丘の上の明石神社から少しずつ坂を下って進むと、海風に向かって一心に祈る像・・・尊いお姿に思わず手を合せてしまいました。 そしてそのお隣には、十字架を頂く教会が・・・ お互いを尊重し「和を以て貴し」 或る意味、日本らしい風景と言えるかもしれません。
P4300595大聖寺 (207x310).jpg P4300596上ノ丸教会 (207x310).jpg
世界平和祈願 日蓮大聖人 像   明石上ノ丸教会

どちらも真新しいのは、やはり大震災後に再興されたからなのでしょう。 神戸の街並も新しい建築物が多くて、頭の中の神戸のイメージとは違っていましたが、街が一新される程の・・・こちら在住の知人お話によれば、もう思い出したくない辛く悲しい大災害、地域全体からいつも平和を祈り続ける気持ちが伝わって来ます。

やがて緩やかな曲り角に差し掛かると、濃淡紅色満開のツツジの花に囲まれた心惹かれるお社が見えました。
 
P4300597妙見社 (440x293).jpg
わぁ〜妙見さまです! 何やら手招きしてくださっているような・・・。 これはとても素通りできません。 お招きに誘われて参拝させていただきました。

P4300598妙見社 (440x293).jpg

P4300599妙見社 (440x293).jpg

こちらは被害が少なかったのでしょうか・・・それとも丁寧な再建がなされたのでしょうか・・・古い面持ちのままのように見えました。

P4300600妙見社 (440x293).jpg
力強い扁額の書・・・大光山嗣法第三十五 僧正日陵書
調べると、日蓮宗の大本山大光山本圀寺のお聖人でした。
本圀寺は鎌倉の松ケ谷から遷って来たのですね。

今はこうして後日検索ができるので、知らなかったことばかりのところ、勉強になりました。

神社の鳥居を潜った筈が、先程手を合せた日蓮さん縁のお社だったとは・・・。 こういう時は、何かのご縁に引かれるままに進むが一番。

あれあれ、この風景の既視感は・・・「千と千尋の神隠し」でハクが走り抜ける花園の中に迷い込んだようでした。
P4300601妙見社 (440x660).jpg
P4300607妙見社 (440x293).jpg

P4300603妙見社 (440x293).jpg
お社の天井には「妙見宮」「妙見大菩薩」沢山の提灯が下がり、扁額には「開運殿」とありました。

ご祭神:妙見尊(開運妙見大菩薩)
    妙見さまは、北辰(北極星と北斗七星)であり、
    天之御中主神と同一とされ、方位・運命守護、
    信奉者の運勢を切り拓いてくださる尊神様。

こちらの妙見尊さまは、島 左近(あの石田三成に禄の半分を以て懇願され、遂に家臣になったと伝わる猛将)の守り本尊「妙見大菩薩玄武像」で、島家の後裔により奉納されたと伝わっています。

P4300609妙見社 (207x310).jpg P4300602妙見社 (210x140).jpg
お招き下された妙見さまとのご縁にありがたく、大切なケロの為に祈願をば・・・。 そして、もはや何処に付けられていたか記憶が定かでない、開運殿の紅葉のご紋とは別のこちらのご紋は一体・・・「十六八重菊」は皇室のご紋、その中に「八重桔梗」もっとよくご由緒など見て置くべきでした。 ネット検索でもこれぞという記載はヒットせず、謎はまたの機会にとっておきましょう。 検索に出てこない謎って、嬉しいなぁ

P4300605妙見社 (440x660).jpg
ゆっくり妙見さまとお話して、清々しい気持ちで階段をおりていくと、門の真ん中の不思議な石像に目が留まりました。

P4300608妙見社 (440x660).jpg
亀さん? いや重い物を背負っているのですから「霊獣・贔屓」でしょうか? 石鉢だったかな?を背負っていました。 ああ、用途が何だったのか・・・もう覚えていません。 なんでもサッサと記録しておかねばいけませんね。 まぁ、「又おいでなさい」という有難いお沙汰かもしれません。

あ、でもでも、「ニセカラクサケマン」のように、情報をお寄せいただけたら、もうそれはそれで大変嬉しいです! 上記の「十六八重菊・八重桔梗紋」についても同様に、ご存知の方は、どうぞよろしくお願いいたします。

P4300610妙見社 (440x293).jpg
「妙見社」縁起

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お隣の日蓮宗・本松寺(ほんしょうじ)さん

妙見社は、元はこちらの本松寺が、元禄四(1691)年に船上(ふなげ:船上城の天守閣?は、今は明石城の巽櫓になっていると先日書きました、あの船上が再び登場)より、この地に遷った折に鎮守社として創建され、あの明治の神仏分離令により別れ別れにされたものの、今でも関係は結ばれているそうです。


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2019年07月04日

明石探訪(2)時の道・弥生公園・明石神社



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 明石城址は、もっと奥の方まで広がっているようですが、出かけるのが遅かったのであまり時間に余裕なく、薬研堀のある東側から出て、目当ての方面へと向かいました。 暫く歩くと住宅の前に見慣れぬ植物を発見!

P4300581 ?(207x310).jpg 全体的に花も葉もムラサキケマンに似た風情の柔らかさですが、花の形は「ケマンソウ」や「コマクサ」の方に似ていました。 そして、ナント、つる性なのです。 全く私の頭の中のデータ検索に引っかからない植物でした。 外来種でしょうか? それともこちらでは普通に見られる野草なのでしょうか? 引き続き調べ、名前が分かりましたらご報告しますね。 どなたかご存知でしたらご教示くださると嬉しいです。
(玉井人ひろたさんより
ニセカラクサケマン」とご教示頂きました。ありがとうございます!)

 さて、観光案内所で頂いた地図を片手に探しても、次の目的地「明石神社」が分からず道行く人何人かに、
「明石神社へは、どの道を行ったら良いのでしょうか?」
と尋ねたのですが、そもそも「明石神社」を知らない方ばかり。 地名を頂く有名な神社とばかり思っていたので意外でした。
 
 ふと、上を見ると「時の道」の表示が! 分岐した道の右でも左でもなく真ん中を上るとは、これは盲点でした。 坂の多い町は、平面的な地図では難しいですね。 等高線が必要ですよ・・・(^^;
P4300584時の道 (440x293).jpg

P4300585上ノ丸弥生公園 (207x310).jpg 「上ノ丸弥生公園」 
弥生時代、古墳時代の遺跡が発掘された跡に作られた公園。 

倒壊予防処置?が施されていた。 幾ら補強されていても、この中で休む気持ちにはなれないかなぁ

説明書きには、美味しそうな海産物名が・・・古墳時代の昔から明石では蛸壺でタコを捕ってたのですね。
P4300586上ノ丸弥生公園 (440x293).jpg

P4300589明石神社 (440x293).jpg
「明石神社」鳥居
天和2年(1682)創建の古社と思いきや、鳥居は新しく境内もさっぱりしていて、想像とは全く違いました。 これもあの阪神淡路大震災の被害を受けてのことなのでしょう。

P4300590メダケ赤衣病菌 (207x310).jpg

その鳥居のすぐ脇の竹の棹には、オレンジ色のモヤモヤが沢山付いていました。 サビ病の一種が出ているのだろうと思います。→ さび病菌の一種メダケアカゴロモ病菌の仕業でした。

P4300592明石神社 (440x293).jpg
境内

この右手には、真っ白なコンクリート造の社殿があって、中には明石城下で築城時〜明治維新まで時を告げていた時打ち大太鼓が奉納されてもいるのですが、何となく「不本意である」という雰囲気を感じて写真を撮れませんでした。 第九代明石城主 松平直常が松平家の先祖、徳川家康、松平直良、直明の霊を祀ったのが最初ということなので、東照宮のような所だったのでしょうか。

P4300593明石神社 (440x293).jpg
手水鉢 には 天保十二年の文字が見えて、往時を何とか偲ばせてくれました。

 勝手な想像ですが、宮司さんは、往時のような姿での再建を望まれていらっしゃるのではないでしょうか。 地元の方々のお気持ちもあるでしょうし、資金もかかることでしょうし、余所者が口を出すことではないですね。(つづく)


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2019年07月03日

明石探訪(1)明石城



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 あっという間に2か月も前になってしまい、我ながら目まぐるしい日々に驚きますが、少しでも早く、大切なことを忘れない内に書き留めておきます。

 GWの10連休の前半、ケロの所に遊びに行ってる間、ケロがお仕事中の日があり、独りで知らない町をぶらぶらしに出かけました。 

 それは平成最後の日の4月30日、何処へ行こうか特に決めることも無く駅に向かい、やって来た電車に乗って気になる町でふらりと降りるつもりでした。

P4300553 (210x140).jpg P4300552 (210x140).jpg
「おお、須磨! これがあの、
   淡路島 かよふ千鳥のなく声に 
          幾夜ねざめぬ須磨の関守
 のあの須磨・・・何だか鎌倉の由比ヶ浜にも似てるような・・・。
 向こうに見えるのは淡路島かな?」
などとボーっと海を見ている内に通り過ぎてしまい、やがて大きな橋が見えて来ました。 先日淡路島に行った時に渡った明石大橋? 淡路島に行くときには素通りしてしまったので、この明石で降りてみようかな・・・

P4300556 (210x140).jpg P4300554 (210x140).jpg
 明石駅を降りると目の前はお濠、その周りに鮮やかな町名入りの幟が沢山はためいていました。 何と今年は「市制百周年」なんだそうです。 そういえば、明石市長さんのニュースは賑やかでしたが、そんなことは知りませんでした。 そんな記念の年に招かれて降りたようで、ちょっと嬉しいな。

「あれれ、天守閣が二つ?」
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左右対称のようで、よく見ると一番上の屋根の妻の向きが違いますね。 お城の事に詳しくないので良く分かりませんが、どんな意味があるのでしょう。

 明石城は船からの大砲の標的にならぬよう天守閣を作らなかったという説もあり、代わりに四隅に櫓を建てたとのこと。日本に12基しか現存しない三重櫓の内の2基なのだそうです。
P4300559 (210x140).jpg P4300558 (207x310).jpg
坤櫓(ひつじさるやぐら)左  巽櫓(たつみやぐら)右

P4300571 (440x660).jpg 
坤(ひつじさる)櫓: 南西に位置。入母屋造で妻は南北。伏見城からの移築。明石城最大の櫓で巽櫓より一回り大きい。明石城の天守閣代わりだった可能性も。

P4300562 (440x660).jpg
巽(たつみ)櫓:南東に位置。入母屋造で妻は東西。船上(ふなげ)城(の天守閣か?)からの移築後消失再建、大震災被災後修復

P4300560 (207x310).jpg P4300561 (207x310).jpg
(宮本)武蔵の庭園というのは何処かとウロウロしたのですが、この辺り・・・? 何となくそれらしきものはこれくらい? 水が濁って滞っている所はどうも苦手なので、そそくさと通り過ぎました。 雲行きも怪しいので、またの機会に探訪することに。

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DSC_0543 (174x310).jpg 

さてさて、藤棚のたわわに溢れ咲く薄紫の花房の下でお昼。 コンビニで買った可愛い彩の細巻の詰め合わせ。 今は軽く食べて置いて、何処かで美味しいものを・・・と目論んでました。 しかし、こんな素敵な特等席に何方もいないのは、このお天気の所為かな。 満開の藤棚の下、独り占めでした。




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アベマキの木肌はコルク状  アベマキの葉(葉裏が白い)

P4300572 (207x310).jpg ハゼノキの花

アべマキもハゼノキも西日本に多い植物なので、こちらでは珍しくも無いのでしょう。 枝を拾っている私はオカシナ人に見えたかも・・・まぁ、もう、そういう視線には慣れてますけれどね。







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「白骨松」 
というドキッとするような名札が付いていましたが、独特の樹肌の模様と色から、中国原産のシロマツ(白松・ハクショウとも)思われます。 日本のアカマツやクロマツは二本の針葉が束生していますが、シロマツは通常、三本束生しています。 三本ずつ生えているのがお分かりでしょうか。 何故、こんなおどろおどろしい名前を付けたのかしら。 白松なら、皆さん「へぇ〜」って珍しがって足を止めるでしょうに、この名前では、縁起でもないと足早に通り過ぎてしまうのでは?

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薬研堀
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薬研堀に面した石垣にも藤の蔓が広がって、沢山の花房が下がっていました。

駅で貰ったパンフレットに、とっても気になる神社名を発見したので、地図を頼りにぶらぶら向かいます。(つづく)

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posted by 山桜 at 19:33| Comment(2) | 旅歩き・町歩き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月30日

サイハイラン/采配蘭



                      自然観察ランキング


 夏越の大祓いの今日、今年は当たり年で沢山美しい花を見せてくれた「采配蘭」をご紹介します。

「采配」とは、幾つか形があるようですが、時代劇で良く見かけるのはこちらですね。
采配.jpg「采配」
大百科事典第十巻(1932年平凡社)より
「采配を振る」というように、武将が指揮を執る時にサッと振るあの房の付いた棒です。

 その「采配」に似ているということで名前を頂いた蘭がこちらです。 

<2019-06-02 高尾山> 
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サイハイラン/采配蘭
P6021731サイハイラン (416x624).jpg

 今年は咲き始めの素晴らしい状態に出会えて、その美しさに目を奪われました。 一つ一つの花は、小さいながらもちゃんと蘭の形をしています。 下向きに咲くので、少し下から覗き込むようにしないと、この綺麗な色合いは見られないのですが、この株は幸い少し斜面の上に生えていてくれてラッキーでした。

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 蕾と開き始めの状態。

 P5311716サイハイラン (440x660).jpg
 全体の姿はこちら。 
 これを見ると、成程「采配」に似てますね。
 エビネにも似た葉が根元に一枚だけ付いているのが特徴です。

さぁ、夏越の大祓いで半年分の穢れをお祓い、明日からは心機一転の「采配を振って」スタートです!


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posted by 山桜 at 19:52| Comment(4) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする