2017年10月22日

雨の道を投票へ

 台風21号北上中、未だこちらは雨は本降りですが風はなく、長靴履けば散歩もまた楽し🎵と、市内最高地点にある投票所へ向かいました。

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 ここら辺の土壌は鉄分が多いらしく、いつも水が流れている溝は沈殿物で赤く染まっています。 前方の坂道は、沢というかちょっとした滝?状態になって来ました。 『おいおい山桜、一体どんな山の中に住んでいるんだ?』と、思われそうですが、ちゃんと舗装道だけ通っても行けるんですよ。 折角の雨の日、わざわざ膝丈の長靴を履いて、敢えて通って来た山道です。 まぁ、近くにこんな山道があるには違いないんですけど・・・。 小山の入口、人家近くでは、

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【コムラサキ/小紫】シソ科(旧クマツヅラ科)ムラサキシキブ属 の紫色、
【ナンテン/南天】メギ科ナンテン属 の朱色が、雨に濡れてひときわ鮮やかです。

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 【ウメモドキ(梅擬)】モチノキ科モチノキ属 大分虫に葉が喰われていますが実は沢山残っています。 実物として生け花にも用いられるのでお馴染みな方も多いでしょう。 

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 いつもは地面に張り付いているゼニゴケの仲間(ムラサキミズゼニゴケ?)もザワザワっと浮き上がっています。 赤いのは上から落ちてきたウメモドキの実です。

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【ガマズミ】レンプクソウ科(旧スイカズラ科)ガマズミ属 の実もますます赤みを増しています。

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 あ、【サワフタギ/沢蓋木】ハイノキ科ハイノキ属 の実! ルリミノウシゴロシ(瑠璃実牛殺)の別名の通り、大好きな心ときめく瑠璃色の実です。

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 長引く雨で巣網もズタズタ・・・ジョロウグモのご夫婦は、引っ掛かる虫もおらず網を補修する気力もなくブラリと脱力して台風の過ぎ去るのをまっているようです。

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 ソックリな花をつけ同じ場所に混在していて紛らわしいのですが、上が【アキノウナギツカミ】、下が【ミゾソバ】別名:ウシノヒタイ 共にタデ科タデ属 です。 見分け方は、知りたい人は少ないでしょうけれど^^;、また日を改めて書きますね。 里山の植物は人々の暮らしと密接にかかわってきたので、その地方による別名・愛称が多くて面白いです。

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 普段は高い木の上の【エノキ】アサ科(旧ニレ科)エノキ属 の実も雨の重みで枝が下がって目の前に。 オレンジの実はやがて黒紫色に熟し鳥たちの恰好の餌になります。 人間が食べても甘くて美味しいのですが、いつもはなかなか手が届かず・・・雨の日にはこんな思わぬプレゼントがあるので、出かけないのは勿体無い! 

 【シロダモ】クスノキ科シロダモ属 は、秋に花が咲き、一年かけて実は真っ赤に熟しますので、雌株であれば花と実が同じ時に見られます。 この木は花ばかりなので、たぶん雄株でしょう。 花の中をみれば、どちらか分かるのですが今日はそこまで出来ませんでした。

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 柿の実も枝が折れそうなほどたわわになっています。 柿の木は枝が折れやすいので登ってはいけないと子供の頃によく言われましたが、結構丈夫そう・・・もしかして、登って柿の実をとらないように(登って落ちないように)そう言って教えて来たのかと勘ぐってしまいます。 目の前にありましたが、流石に柿泥棒はできません。

 【スイカズラ/忍冬】の実もヒスイ色の若い実をつけていました。 やがて秋の深まりと共に黒く熟していきます。

 さて、長靴装備を良いことに森の茂みを歩き、暗くなるので傘を足元に置いて撮影、すっかり濡れそぼって投票所に現れた私、風邪気味で喉が痛かったのでマスクもしていて怪しさ満載だったかも・・・いえいえ、こんなに頑張って(楽しんで)投票に来たんですから国民の鑑ですよね!



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2017年10月21日

赤い実・オトコヨウゾメ

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【オトコヨウゾメ】レンプクソウ科ガマズミ属
 分布:本州〜九州
 花期:4月下〜6月 
 花径:6〜9mm ほんのり紅色を帯びた白色 雄蕊は花弁より短い
  葉:対生 やや菱形の卵形 鋸歯がカクカクしている

 春の可愛らしい花も、秋の葉陰に揺れる赤い実も、菱形でカクカクした鋸歯の葉も、どれをとっても大好きな木の一つなのですが、名前だけが残念です。 染物に使われるガマズミに似て、余り染まらない? または実が多い割に美味しくないということで「役立たず」的ニュアンスの「オトコヨウゾメ」と付けられたようですが、男性にも失礼ですし、このたおやかな女性的風情にふさわしくなく感じます。

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 ガマズミの仲間ですが、実は垂れ下がるようにつき、楕円形です。 コバノガマズミと葉の大きさなどは似ていますが、この実の付き方と実の形で見分けがつきます。 

 鋸歯は四角い角の連続に見えます。 また押し葉にすると黒変するのも特徴です。

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 花数はガマズミより少ない代わりにやや大きくふんわりとした感じ、ほんのり淡紅色を帯び、雄蕊は突出しません。 花の重みと花柄の長さで垂れ下がって咲くことが多いです。



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2017年10月20日

赤い実・ガマズミ


 秋の花々が少なくなってきた頃、実りの秋、草木の実がさまざまに色づきを増して来ます。 これから暫く、秋の実の色合いを追いたいと思います。 先ずは「あき」の語源ともなった赤き色づきの実から参りましょう。
 
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<20015-09-07 狭山丘陵>9月の初め頃から少しずつ色き始めます。

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<2017-09-18 狭山丘陵>大分赤くなりましたが未だ酸っぱいので殆ど鳥にも食べられていません。

【ガマズミ/莢蒾、蒲染など】レンプクソウ科ガマズミ属 落葉低木
(クロンキスト体系の分類ではスイカズラ科でした)
 分布:北海道〜九州
 花期:5〜6月
 花径:5〜8mm 白い小花が多数集まり咲く 雄蕊が長く突出
 果実:6mmほどの卵形 9〜10月頃色づく 完熟すれば甘い
  葉:対生 6〜15cmの広卵形〜円形 浅い鋸歯 葉面凹凸あり
    表面は脈上のみ有毛、裏面は腺・星状毛など多。
 語源:「神の酢実」「噛み酢実」「蝦蟇(ガマ)に似た葉で染め物用の木」「蝦蟇に似た葉の酢っぱい実」など
 *染物に使うのは枝の部分で、実は食用(果実酒など)です。 

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<2016-10-22 狭山丘陵> 手前の一つだけ大きく異質になっている実は、ガマズミミケフシという虫こぶで、ガマズミミケフシタマバエに寄生されています。)

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<2016-10-22 狭山丘陵> 赤い斑が入った葉が綺麗でした。

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<2016-11-22 狭山丘陵>黄金色の葉になって、実に白い粉が吹く頃には甘くなって食べられますが、鳥との早い者勝ちです。

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<2017-05-25 狭山丘陵>長いおしべが目立つ花

 今まで沢山目にしてきたのに、写真を探したら満足なものが無くてガッカリでした。 ありふれた植物でいつでも撮れるという気持ちがいけないのかもしれません。 これからは気持ちを入れ直して身近なものからしっかりと観察に取り組みたいです。



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2017年10月19日

光る蛹・ツマグロヒョウモン

 去年の10月、庭の草むしりをしていたら、草陰にメタリックな反射光を見つけて驚きました。

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<2016-10-04撮影>

 急いでカメラを取りに戻って撮影し、
「見て見て、すごいよ〜こんな光ってる蛹見たことない!」
と、主人に見せたのを覚えています。 主人も驚いて、
「何これ? 家の中に持ってくるなよ〜っ」
と、私の先の行動を読まれて牽制されてしまいました^^;

 もう、そうして止めてくれる人がいなくなって7ヶ月、段々と家の中が私の子供の頃の部屋のように、拾ってきたもの捕まえて来たものに侵略されつつあります。 どうしよう・・・

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 背中に人工物のようなキラキラ光るトゲをもった蛹は、調べてみるとあのツマグロヒョウモンの蛹でした。

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ツマグロヒョウモン幼虫  <2009-09-09>

 いい写真が見つからずスミマセン、この黒と赤のトゲトゲ毛虫のような幼虫の姿と言い、キラキラの反射板付き蛹と言い、子供の頃には身近にいなかった蝶なので、ビックリさせられてばかりです。

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 草をむしってしまって明るくなったら、あの不気味なきらめきは目立たなくなってしまいました。 元々動けない状態の蛹は、鳥などに食べられないように隠れた場所にぶら下がったつもりだったでしょうに、若し見つかっても暗がりで光って脅かす予定だったでしょうに、私がたまに庭仕事をすると必ずこうして迷惑を被る生物が出てしまい申し訳ない気持ちになります。 

PA163129 (440x293).jpg ユウガギクで吸蜜中のツマグロヒョウモン♂くん、やっぱりまたカメラ目線でした。 
 


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2017年10月18日

ケロ、ありがとね〜!

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連休に帰ってきてくれたケロ、誕生日には帰れなくてごめんね…って、1日遅れちゃったけどって、素敵なプレゼントを送ってくれて、ありがとう

自分ではピンクのものを買うことが無いから、お部屋がぱぁ〜〜っと明るくなったよ! うれしいなぁ

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こっちは一人であけるのは勿体無いので、今度ケロが来た時に一緒に飲もうね〜



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2017年10月17日

風遣い・アサギマダラ

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 ふわりふわ〜りと風に乗って優雅に舞うアサギマダラを見かけると、時間を忘れて目で追ってしまい、近くの花で翅をゆったりと閉じたり開いたりしながら吸蜜を始めれば、思わずカメラに捉えたくなります。

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 今の時期のお好みの花は、このアザミ、フジバカマの仲間のヒヨドリバナ、ハグマの仲間などキク科が多いようです。 まぁ、もともと秋はキク科の開花が多いのですけれど、小さな花がたくさん集まって一つの花のようになっているので、まるで蜜壺がいっぱい並んでいるのと同じで吸蜜効率が良さそうです。 知能が高そうなアサギマダラなら、その辺も考えてるかもしれません。 甘い蜜に辿りついてウットリとしているのか、例によって全く害がなさそうな阿呆に見えるのか、少しぐらい近づいても飛ばずにいてくれます。

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 ステンドグラスに例えられる美しい翅を惜しげもなく広げて見せてくれ、感動です! 黒い縁取り枠の中の浅黄色(やや緑を帯びた水色)は、長旅に向くようにか鱗粉が少ないので透明感があります。

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 逆光を浴びると、向こう側の翅も透けて見えるのが良くわかります。

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 夏〜秋の季節の変わり目、産卵に向けての婚活中なのか集まって来た沢山の個体に巡り合えました。 気を付けていると、割に身近にいるものです。 上のようなグラウンドの横、こちらのような高く伸びあがった蔓の先、下のような陰樹のアオキの茂みでもお日様が当たっていれば翅を休める姿を見ることが出来ます。

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【アサギマダラ/浅黄斑】タテハチョウ科
 分布:全国(九州以北) 遠距離を旅することで知られる
    越冬は関東以西(幼虫の食草の一つキジョランの分布域)
 幼虫の食草:ガガイモ科の植物(含有するアルカロイド系毒素を身に貯める)

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 キジョランの葉裏にぶら下がったこの鈍く光る塊が、アサギマダラの蛹です。 10月下旬にはそろそろ蛹から羽化〜成虫の時期も終わり、産卵〜幼虫で越冬の時期となり、再び成虫の飛翔に会えるのは3月の後半となります。 

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 カシワバハグマの花の蜜にストローを延ばし夢中になって吸っています。 長旅で傷めたのか、向こう側の前翅の先がボロボロになって欠けています。 こうして近づいてみると、体の部分もまだら模様にになっているのが分かります。 幼虫〜成虫まで同じような模様なのは、結構珍しいのではないかしら。

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 アップにしてみると、そのヒラヒラのんびり滑空しているような姿からは想像できない、鋭い眼差しにギクリとしました。 やはり日本全国を旅して回る内に数々の試練を乗り越えてきたのでしょう。 先日見たツマグロヒョウモンたちのちょっとおどけた目(失礼)とは、段違いの侍のような気迫を感じました。。

 あの優雅な飛び方にしても、鱗粉までも削り落とし、疲れない省エネを追求した果てに手に入れた姿なのでしょう。 天地の理に学ぶことは、どんなに学んでも学びきれず、果てしなく続く道です。



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ひよっこロス

 
 スキスキスキス〜キ〜 スキステキスキ〜 という太田裕美さんがあの愛らしい声で歌う「恋のうた」が耳について離れず、今もついつい口ずさんでしまいます。
 
 ← 買わなくても、こちらで曲を視聴出来ますよ

9月で終わってしまった朝ドラの「ひよっこ」、『もうやっていないんだ、今頃皆どうしてるかなぁ』と、その後が気になるドラマがまた一つ増えてしまいました。 

 特に、前にも気になる人物としてブログに書いたマッシュルーム・カットでBeatles LOVEの宗男おじさん、
 「誰かに助けてもらったら誰かを助ければいい。 
  それでいいんだよ。 人を救うのは人だよ」
という言葉が忘れられません。

 スキスキスキス〜キ〜の「恋のうた」がテーマソングだったお米屋さんのさおり(米子)と三男、それぞれに運命の伴侶を失った後の大人の恋・シェフと愛子さん、 乙女寮の同期生・澄子(福島)と豊子(青森)のハワイ旅行の顛末などは、きっとスピンオフか続編で描かれるものと今から心待ちにしています。

 主人公のみね子とヒデは当分ラブラブでそうなのでほっといていいかな。 早苗さんは、NYで彼とどうなっても生きていくでしょうし、演じたシシド・カフカさんはこの先、きっと一番売れそうです。 漫画家二人もまぁ、どうでもいいか。 藤子不二雄風の設定で画風は石ノ森章太郎系でした。 メガネの方が顔が分からないと売れないだろうと、たびたびメガネを外していたのが印象的でしたが、結局どういう顔か分からないままでした、残念。 

 その分、古館二世は、演じたヤスハルのキャラが立っていたので顔が売れましたが、親の顔がちらついて好感度が落ちるという、親の七光りならぬ残念な親のブラックホールを跳ね返せるかどうかが見ものです。

 主人公が大人に成長する前に終わった朝ドラといえば、「あまちゃん」もそうでした。 ただ、「あまちゃん」は、その後を描いて欲しいとは思いません。 あのトンネルの向こうの光に向かってアキとユイちゃんが手をつなぎ、二人で歩いていくラストは秀逸でしたから、あとはそれぞれが想像して何通りのドラマになっていって良いと思っています。

  主人は家に居るようになってから、以前にも増して朝ドラを楽しみに見ていました。 もし元気だったら、きっと「ひよっこ」も泣き笑いしながら一緒に見ていたと思います。 3月末の入院で、毎日見ていた「ごちそうさん」の再放送の最後が見れずに心残りだったでしょう。 治療の後遺症で味覚が鈍くなってしまっていましたが、美味しいものが大好きでしたし「ごちそうさん」の登場人物の描き方が深いと絶賛していました。 「あまちゃん」も再放送を全部見て、すっかりアキ(能年玲奈 → のん)のファンになっていましたっけ。 能年ちゃん、早くテレビに復活してくれると嬉しいなぁ

 ← サウンドトラック 感動シーンが蘇ります!



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2017年10月16日

小さな蘭(3)シュスラン

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 本当に優雅な貴婦人のドレスのような花弁の質感がまるで繻子のようで、それが名前の由来かと思っていたら、葉の感触が似ているからという記載をみつけました。 ああ、葉の感触は確かめていませんでした、残念! 

 繻子(シュス)と聞いてピンと来ない方もサテン生地といえば、お分かりかもしれません。 パーティ・ドレスなどに縁遠い私は、専ら着物やコートなどの裏地としてお世話になっております。 光沢があり表面が均一に滑らかな織物のことです。

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もう少し引いて見てみると、なんだかお喋りそうな口元の面々が勢ぞろいで笑ってしまいましたが、

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もっと全体を見れば、やはりこの欄も小さく可憐、楚々とした姿で森の木漏れ日の中で咲いていました。 

【シュスラン/繻子蘭】ラン科シュスラン属 別名:ビロードラン
 分布:栃木以西、伊豆諸島、四国、九州、沖縄
    (暖温帯・常緑広葉樹林の林床など)
 草丈:10〜15cm(花期)
     茎は匍匐し群生する。 
 花期:8〜10月  花色:淡紅色を帯びた白色(濃淡あり)
    葉から最下段の花までの間隔が長い
  葉:卵形の葉を地上部に数枚つける
    濃緑色に赤みを帯びる(強弱あり)
    ビロード上の光沢 主脈に白線

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 大切に守らている自生地に案内していただけるご縁に恵まれて撮影できましたが、 今や非常に貴重な保護すべき種属となっておりますので、撮影場所などの公表は控えさせていただきます。

 ただ、薄暗いやや湿っぽい場所で、モノスゴイ蚊の大群の襲撃に見舞われました。 長袖長ズボン、虫除けいろいろを施したうえでも数か所刺されました。 同行してくださった虫に好まれる紳士は更に悲惨な目に…。 可憐なお姫様たちは、優しき人々の他に蚊の衛兵たちにも守られているようです。



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小さな蘭(2)ミヤマモジズリ

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<2017-09-17 長野県川上村>

【ミヤマモジズリ/深山文字摺】ラン科ミヤマモジズリ属(前テガタチドリ属)
 分布:中部以北〜北海道、四国 ブナ、シラビソ帯の林縁など
 草丈:10〜20cm
 花期:7〜9月
 花色:淡紅紫色(萼片・側花弁は細く尖る 唇弁は3裂)

きのこ研修の帰り道、川沿いの苔むした岩の上でこの小さな蘭を見つけた時は、驚いて思わず跪いてしまいました。 草丈8cmほどで、その花はもっと小さな小さな、それでも確かに蘭の形をした花でした。 

P9137270 (207x310).jpg花の付き方が曲線を描いているように見えるので名前にモジズリ(=ネジバナ:写真右)がついていますが、同じラン科でもネジバナの仲間ではなく、ミヤマモジズリ属(旧テガタチドリ属) なかなか見られない珍しい花ということで、私も初めて見ました。 

そんな時に限ってカメラを持っておらず、ガラケーはこの小さな花にピントがなかなか合わず、出発の時間も迫り…慌てて撮ったので、後ろの株と重なって2株が一本のように見えてしまっています。 (根元の2枚の葉の間から一本の茎が立ち上がって花序を付けています。)こんな出来で残念でした。 来年も出会えたなら、綺麗に撮ってやりたいものです。


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小さな蘭(1)ミヤマウズラ

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<2017-09-05 山梨県 三ツ峠山>
足場が悪く、残念ながら花の正面には回れませんでしたが、8月の雲取山でも出会えず、ずっと探していたので、下山ルートの思わぬ寄り道で出会えてラッキーでした。

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【ミヤマウズラ/深山鶉】ラン科シュスラン属 多年草
 分布:北海道〜九州 山地(深山とつくが低山にも多い)
 草丈:15〜20cm(茎の基部は地面を這い立ち上がる)
 花期:8〜9月  花径:1cm  花色:白〜僅かに淡紅
 ・花序の片側に偏って花をつけるので皆同じ方を向く
  (この写真の花はへそ曲がりが少し混じっていますね^^;)
  (花に付いている黒い細いものは虫だと思います)
 ・花序軸、萼片に縮れ毛が多い
 ・葉の斑紋をウズラに見立てた
 ・極微細な種子には殆ど栄養の蓄えが無く、発芽にも菌類の
  助けが必要。

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この葉の模様だけでも立派に観賞価値がありますね。 こうした葉芸のあるものは愛好家が多いようですが、栽培の容易な着生蘭と違い、地上蘭は土壌中の菌と蘭の根の共生関係(菌根)が必須なので、その場が気に入って菌と仲良く生きているものを掘り上げて違う環境に持ち帰ってもダメにしてしまうばかりです。

また、鹿はランが(も)好きらしく、鹿の食害も広がっています。 
 


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2017年10月15日

えっ、電線にとまれるの?

 目の前の電線に大きな白い鳥がパタパタと2羽やってきて、電線に止まろうと・・・

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 いや、その前にプロポーズの同意が得られなかったのか、おそらくメスをオスが追いかけてパタパタともつれながら、どうにも上手くとまれずに長い事もがいていましたが、私がカメラで撮影ている気配も察知してか、諦めて飛んで行ってしまいました。(こんなに長いのだったら動画を撮ればよかったと後悔)

 写真を確認すれば、足先が黄色いようなのでシラサギの中で一番小さな「コサギ」です。 ちなみに白い鷺の他の仲間は、「ダイサギ」「チュウサギ」で、大中小です。 

 「あんな大きな足先で、細い電線に止まることが出来るのかしら?」
と思って、ネット検索してみると、『鷺は電線にとまらない』という伝えもあるものの、現実的には鷺が電線にとまっている写真や動画が幾つも掲載されていました。 

 農薬使用の減少などで田んぼや河川の浄化が進み餌が採りやすくなり生息数が増えつつあるようで、それにつれ高い木のない地域では電線にもとまれる適応力がついたのかもしれません。 (電柱の天辺には以前からよくとまっていました。)

 何はともあれ、通り道の電線上に鷺類が止まっていたら、彼らは魚などを食べて臭い水っぽい大量の糞を落としますので要注意です。 ゆめゆめポカンと口を開けて眺めること無きように!


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ラベル:コサギ 電線
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2017年10月14日

空飛ぶ赤星 ツリバナ

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この時期、山では赤く熟した実が沢山見られますが、その中でも朱色の外皮がくっきり星形に開いた先に鮮やかなオレンジ色の種をぶら下げたツリバナの意匠は際立っています。

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上から見ると、その星形が更に良くわかりますね。 星というよりヒトデかな? アダムスキー型的な円盤にも?

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沢山ぶら下がって揺れている姿も楽しげで、赤ちゃんの頭の上でくるくる回るおもちゃ(なんというのでしたっけ?)にも見えてきます。 

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春に咲く花は、蕾の時に外側だった部分の色がピンク色が濃くてツートーンになっていて、これもほんのりと何とも春らしい色合いで、山で出会えると心が浮き立ちます。

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【ツリバナ/吊花】ニシキギ科ニシキギ属 落葉低木
 分布:北海道〜九州 丘陵〜山地
 花期:5〜6月 
 花径:7〜10mmほど
 果径:8〜10mmほど 熟すと5裂し中の種子をぶら下げる



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水玉いっぱい ミズタマソウ

 タニタデがアカバナ科ミズタマソウ属となると、ミズタマソウはどんな花?と気になった方へ、雨の後で花の形はスッキリしませんが、果実が水玉になる様子は分かりやすいのでご紹介します。 鈴なりの水玉がキラキラ光っていて、思わず足を止めて見入ってしまいました。

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<2017-08-18撮影>

 下の写真は水滴を指ではじいてから撮影してみましたので、花の様子も少し分かりやすくなっています。
 タニタデと良く似ていますが、以下の点で見分けられます。
・茎が緑、節のみ赤味 (タニタデは茎・葉柄も赤い)
・萼片が緑(タニタデは赤く花弁より長く目立つ)
・茎に下向きに細毛あり(タニタデは子房部分以外殆ど無毛)
・果実に稜がある(タニタデには無い)

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【ミズタマソウ/水玉草】アカバナ科ミズタマソウ属 多年草
 分布:北海道〜九州 山野の木陰
 草丈:20〜60cm
 花期:8〜9月
 ミズタマソウ属の特徴は、花が2数性で、花弁・萼片・雄しべが2つずつ
 果実にカギ状に先が曲がった白い毛が密生し、露を帯びると水玉状になる。 
 



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2017年10月13日

小さな妖精タニタデ

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 <2017-09-15 撮影>

【タニタデ/谷蓼】アカバナ科ミズタマソウ属
 分布:北海道〜九州 渓流沿いなど
 花期:8〜9月
 花径:3〜4mm

 肉眼では見過ごしてしまいそうな小さな小さな花ですが、拡大してみるとこんなに可愛らしい妖精のような姿をしています。 ふわふわの妖精の頭に見える部分は繊毛を残して種となって丸くなり、水滴をまとうと水玉のように見えます(ミズタマソウ属の命名の由来)。
 
 種名にタデとつきますが、タデ科ではありません。 生えている場所がタデの仲間と同じようなやや湿り気のある場所で赤みを帯びた茎と長く伸びた花序が似ている為なのでしょう。 ミヤマタニタデ(ミズタマソウ属)、ミヤマタニソバ(タデ科)、タニソバ(タデ科)と似たような名前が多いので、インストラクションの時に言い間違えてしまいそうで要注意の花です。



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大天狗さんの顔が・・・

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 高尾山ロープウェイの登り口、清滝駅の大天狗さんの顔に何か生えてる!?

 八王子市市制100周年記念事業の一環の「全国緑化はちおうじフェア」を盛り上げる為に、大天狗さんも緑化のシンボルとして一役買ってくださったようです。

 高さ3.3m、幅3.0mの大天狗さんは、今、約2,600株ほどの植物で彩られています。(〜10月15日頃まで? ずっとお天気が良くなくて残念) 赤と黄緑の部分にはアルテルナンテラ・フィコイデア(ヒユ科)を使い、季節の深まりと共に変化する色合いも楽しめるとか。 眉毛などの深緑の部分にはタマリュウ/玉竜・チャボリュウノヒゲの流通名(キジカクシ科ジャノヒゲ属)が使われています。

 私たちは昼間の活動なので見られませんが、日暮頃からはライトアップされているそうです。 夕方ビアガーデン(こちらもこんな天気では・・・)にお越しの際にはご覧いただけますね。

 その他、広場のコンテナ植栽などで目についた植物の名前も記しておきます。
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赤と白の小さい実 ジュズサンゴ(ヤマゴボウ科)
青に白い目の花 ブルーキャッツアイ(ゴマノハグサ科)
白小花濃紫の葉 ユーパトリウム・チョコレート/銅葉西洋フジバカマ(キク科)



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2017年10月10日

蜂入りツルニンジンに注意!

 今年もたくさんのツルニンジン(ジイソブ)の花に出会えたのですが、初めて2回、花の中に蜂が入り込んでいる場面に遭遇しました。(
遠くからそっと静かに撮影) 

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 ツルニンジンの花は中が独特の渋い色調で、こんな風についつい下から覗き込んだり、花を上に向けて撮影したくなりますが・・・

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今後はいきなり花を持ち上げず、少し様子を見てからにしようと思います。

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こちらが自然に咲いている時の姿です。 小さな蕾を見ると、キキョウ科(英名はバルーン・フラワー)らしい風船型をしています。

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恥じらうような開きかけの蕾を見ると、ジイソブ(お爺さんのソバカス)の名は可哀そうになります。

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やがて実になると、しっかり上向きになるのも面白いです。
おそらく、未熟なうちに種を落とさない為、また風に乗せてより遠くに飛ばしたい為かなと思います。

【ツルニンジン/蔓人参】キキョウ科ツルニンジン属 
 別名:ジイソブ/爺斑
 ツル性多年草、根が朝鮮人参のように太くなり薬効(生薬名:羊乳)あり。
 良く似て花が小さめ(2cm程)のバアソブは、葉の両面(特に裏)有毛。
 分布:北海道〜九州
 花期:8月〜10月 花径:3〜4cm 
 


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posted by 山桜 at 23:00| Comment(4) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Seesaaブログ 障害

2017年10月8〜10日、Seesaaブログに繋がりにくい状態が発生していたとのことです。


【追記】障害報告(2017.10.09)

平素はSeesaaサービスをご利用頂きまして誠にありがとうございます。

Seesaaサービスで以下の障害が発生しております。

■ 障害内容
時間:2017年10月08日 23時20分ごろから
対象:Seesaaブログ
現象:Seesaaブログにログインしづらい状況
   Seesaaで作成されたブログが表示されづらい状況
原因:ネットワーク障害
※現象は断続的に生じる場合がございます。対応は引き続き行ってまいります。
※障害発生時間及び障害現象を変更しております。

Seesaa サービスご利用のみなさまには、ご迷惑をおかけし誠に申し訳ございません。

posted by シーサー at 04:50| 障害報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


山桜も、出先で幾ら待っていてもブログを開くことが出来ず、困惑しておりました。
お越しいただきました皆様には、貴重なお時間を無駄にしてしまい、大変申し訳ありませんでした。



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2017年10月05日

ず〜っと見られてた!

 畑の縁のニラの花のはチョウチョの行きつけのレストラン。  お食事(吸蜜)に夢中な隙を狙ってそぉっと近づいて撮影した積りでしたが、帰宅して写真を見てみたら・・・ほら、眼を見てみてください。 こちらをちゃんと気にして見ていますね。 あの時、ず〜っとお互いに見詰め合った緊張感が漂っていたのかと思うと、可笑しいやら申し訳ないやら。

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【ツマグロヒョウモン(オス)】

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【ツマグロヒョウモン(メス)】 メスは、コシロノセンダングサ(別名シロバナセンダングサ)の蜜が起き入りの様子

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同(メス)

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同(オス)

 この2頭はカップルだったのかな? もしかして、デートの邪魔をしてしまったのかな? あちらは何を思ってこちらを眺めていたのでしょう。 危なくなさそな奴とは思いつつ、警戒もしてたのでしょうね。 もう少し時間に余裕があったら、心でお喋りしてみたかったなぁ。

【ツマグロヒョウモン/爪黒豹紋】タテハチョウ科
 分布:日本では南西諸島〜関東北 (1980年代までは関西以西)

 幼虫の食草: 
  スミレ科
  (パンジー、ビオラ類の植栽増加と温暖化で分布北上中)

 雌雄の違い: 
  メスは前翅先(爪)が黒く白い帯がある
  メスは裏前翅も爪黒で付根がピンク

 他の豹紋蝶との違い: 
  メスの前翅先(爪)が黒い
  メスオス共に後翅の縁が黒い



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2017年10月03日

モズの初高鳴き

 🎵キィ〜〜ギリュリュリュル〜キチキチキチ・・・ギッギッギッ

 文字で書き起こすのは難しいのですが、急に寒さが増したように感じた秋の晴天の朝、高い木の天辺などで、こんな鳴き声を耳にしたことはありませんか? この辺りでは、衛星放送のアンテナの上も好んでとまっています。

 冬鳥「モズ」の縄張り宣言の声です。 モズは餌狩りをする縄張りを厳しく守る鳥で、例え相手がメスであっても侵入は許さず戦って追い払います。 ですから、この高鳴きはとても大切な儀式?なのです。

 先日9月30日には八王子の裏高尾にて、本日、狭山丘陵にてもモズの初高鳴きを確認しました。 

 「モズの高鳴き75日」というように、あと75日もすれば初霜が降りて冬も本番となるのでしょう。 今年は本当に75日で初霜が降りるか確かめてみようと思います。 10月3日の75日後といえば12月14日、はや年末です。 昨年の今頃は、その頃は・・・と、ついつい思い出して考えてしまいますが、月日は人の思いなどにはお構いなく、無情に過ぎていくものですね。 



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ラベル:モズ
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2017年10月01日

白い彼岸花

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<2017-09-13 撮影>

 ももりさんより「真っ黄色な彼岸花」とのコメントを頂き、白花彼岸花の写真を撮ってあったのを思い出し引っ張り出して来ました。

 「真っ黄色な彼岸花」と思われるものは、この白花彼岸花を生み出した片方の親で、ショウキズイセン(流通名ショウキラン、但し、ラン科のショウキランは別種)といいます。 

 ももりさんへのお返事にも書きましたが、真っ赤な彼岸花と黄色の鍾馗水仙から白花彼岸花

    赤 X  黄色 = 白

が生まれるところが遺伝子の組み合わせの妙ですね。

 日本で咲いている彼岸花は3倍体で種が出来ませんので、中国の存在するという2倍体との掛け合わせでしょうか。

 彼岸花といえば、篝火のように真っ赤な花ですが、こうして少し白い花が混じると却って赤の美しさ、長いしべの繊細さを引き立てるようです。




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2017年09月29日

苺ソフト・その後

  13日の 「苺ソフト?」 P9137285 (207x310).jpg が、開花したら・・・

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 つぼみの時は同じようでも、開くと一つ一つ形が違っていて星形だったり細い花弁に分かれていたり、どれが標準なのか分かりませんが、どちらかというと蕾の方が魅力的だったかなぁ  余りごちゃごちゃした花、八重咲き系も好みでないので、変わってますねェとしか言いようがない感じでした。

 そして蕾と花ばかりに目が行っていたのですが、よく見ると花の大きさに比べてハート形の葉っぱが小さくて、江戸朝顔の古典的な雰囲気とは違っていました。 何系の朝顔なのでしょう。 最近、朝顔園芸界の変化の勢いに、全くついていけていません。



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マツムシソウ

 子供の頃に憧れた蝶がアオスジアゲハなら、憧れた花はマツムシソウでした。 秋の空の粋を集めたような美しい淡い青紫の花色、花冠を頭にのせた妖精のような可憐さで風に揺れる姿には、今も心を奪われずにおれません。

 頭状花序(多数の花が枝を介さずに一つの花床の上にまとまって咲く。略称:頭花)で、一見キクの花に似ていますが、写真の下方に記したような違いがあります。

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先ず、外側の小花から開き始めます。

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五弁花で雌蕊も雄蕊もある一つの花なのが良く分かりますね。

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先に雄蕊4本が伸び出して熟します。 紫色の葯が綺麗。

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花粉の放出が終わった頃、雌蕊が熟し同花(出来れば同株)受粉を避けています。

【マツムシソウ/松虫草】マツムシソウ科マツムシソウ属
 分布:北海道〜九州
    山地・高原の日当たりのよい草地
 花期:8~10月
 花径:4cm前後
 草丈:60〜90cm
 葉:対生、羽状に深く切れ込む

 名前の由来:@松虫(古くは鈴虫との説あり)の鳴く頃に咲くことから
         A果実の形が仏具の松虫鉦(伏鉦)に似る(*)、
          松虫鉦の名は鉦の音が松虫の声に似ることから。

 *山桜考: 真ん丸な果実と松虫鉦の形は似ておらず、寧ろ花、
       もしくは蕾の形の方が似ているのに、何故誰も疑問に
       思わないのであろうか? どう考えても古の人も、
       この花の形に心惹かれたと思うのですが・・・。
       私は「蕾や花の形が仏具の松虫鉦に似る」
       としたい。 ちなみに松虫鉦はこちら↓
            matumusi (210x123).jpg
            (フリーイラスト素材集より)
 
<キク科との違い>
 *キク科:@中央に多数の筒状花(ふつう5歯)が集合、
        外側を長い1弁(五弁がくっついて一弁に見える。
        先に名残の5歯がある)の舌状花が取り囲む頭花
       A全てが筒状花集合の頭花(ハハコグサ等)
       B全てが舌状花集合の頭花(タンポポ亜科)
       ・雄蕊は互いに筒状にくっついた集葯雄蕊(ずい)
       ・葉は、殆どが互生。 センダングサは対生。

 *マツムシソウ:・多数の小花の集合頭花。
         (筒状花・舌状花の区別なし)
          外を囲む5弁花の外3裂が大きく広がる
         ・雄蕊は4本(集葯しない)
         ・総苞弁は2列で線状
         ・葉は対生

 こんなに清楚で美しい花なのに、西洋の花言葉は「喪に服す花嫁(mourning bride)」「未亡人」ですって。 紫色が喪の色だからのようですが、あんまりじゃないですか、切ないなぁ  あくまでも西洋松虫草の花言葉なので、日本の固有種とは別物と思うことにします。 

 英名に「ピンクッション・フラワー」というのもありました。 こちらは、待ち針を沢山刺した針山を想像すると、確かにソックリ! およそ風情のない名前の多い英名に珍しく賛同できました。


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2017年09月28日

小さな彼岸花

 去年の春から私が通い、生物の世話や植物の手入れをしている自然観察園。 いつか主人にも来て見て欲しかったけれど、それはもう叶わぬ夢。 主人の代わりに見に来てくださる来園者さんが増えることを願って、このお彼岸中に彼岸花の球根を30球植えさせて貰いました。 

 その内の一球が、約一週間後、早くも私の当番日に一番物陰で、ひっそりと花を咲かせていてくれました。

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 植え付けが遅く、根と花茎を伸ばすのとが同時になってしまったので、大分小柄ですけれど、それがなんだか赤いキツネノカミソリのようで可憐でした。 一斉に開花といかないのは、植える前の休眠中の状態だった球根が目覚めるのに要する時間に個体差があるからと思われます。 これからポツリポツリと咲いていくのも、他所の彼岸花が終わった後に咲くのも面白く、園に通う楽しみが増えました。

<彼岸花の花言葉>
 「また会う日まで」「再会」「独立」など


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ムシクソハムシの仲間

 生き物を愛する心優しい(可愛らしい女性でFITと観察園の)先輩とご一緒する当番は楽しさいっぱいです。 この日は、先の黄色い小繭の正体調べと共に、先輩が持っていらした肉眼ではイモムシの糞にしか見えない3mm程の小さな虫の姿を顕微鏡で見ることが出来ました。

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未だツツジの葉の上のイモムシの糞にしか見えませんが・・・

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【ツツジコブハムシ】 ハムシ科コブハムシ属

もっと拡大してビックリ! 立派な甲冑をまとって何とも美しいハムシの姿が現れました。 何かこういういぶし銀のような工芸品がありますよね。 

 それにしても、「虫糞・羽虫」とはそのままのお名前。 頭とお尻に虫がついてるんですね。 種名の「ツツジコブハムシ」も「ツツジムシクソハムシ」とされている図鑑もありました。 私的には、虫糞を付けてこそ、この子の特徴がハッキリわかると思います。

(顕微鏡の覗き口にカメラを当てながら撮りました。 ほんの少しの傾きでカメラ枠から直ぐに姿が消えてしまいます。 何せ片手でハムシがのった葉を持ち、片手でカメラのシャッターを切るのですから、腕がしびれるほど粘って、やっと数枚何とかピントの合った写真が撮れました。)

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どんな面構えかと、葉っぱを慎重につまんでそっとこちらを向いて貰いました。 こんな小さな生物と今、視線を交わせている(向こうから見たら、大きな目に覗かれて恐ろしかったかも・・・)、この一瞬の不思議さに心が震えます。

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 背中の羽の境目にはジッパーのような刻み模様が見えます。 無駄にオシャレ?いやいや彼か彼女か分かりませんが、彼らの世界ではとても重要な相手を惹きつけるオシャレなのでしょう。 

 普段は自分の糞で作った繭のような袋に入って、更に糞感を増してカモフラージュしているのだそうです。 これからツツジの葉を観察する楽しみが増えました。 自宅にもこんな顕微鏡が欲しいなぁと思ったけれど、そんなものがあったら更に家事をサボって没頭してしまいそう・・・危険です。



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アオムシサムライコマユバチの繭塊

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<2017-09-28 撮影>

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 先月末、観察園の大型ハウス・ケージの中で先輩が発見したノダフジの小葉の先にぶら下がっている見慣れない黄色の塊はナンダロウ?ということになり、顕微鏡で拡大して見てみると、明らかに何かの小さな繭で、穴が開いて既に羽化したものと、未だ中に蛹が入っているものがあった。

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 そもそもこれだけの繭の数の幼虫が食べたにしては、フジの羽状複葉の中の小葉一枚の半分ほどの量は少なすぎる。 もし、小さな幼虫が何匹かで食べたにしても、その後、固まって繭を作る意味が不明だ。 これは、この部分を食べた他の幼虫に何かが寄生したものではないだろうか? と考えた。

 あれこれ調べて、繭の大きさ・色・付き方からして寄生蜂のコマユバチの仲間のものと思われたが、写真を見るとどれも寄主の体が残っていて、そこに繭が付着している状態のものばかりで判然としない。 更に調べると、寄主の体は落ちてしまうこともあるようで、青虫侍小繭蜂・アオムシサムライコマユバチの繭塊と同定した。 寄主は、ノダフジ(マメ科)の食痕からコミスジではないかとの先輩のお言葉。 後にコミスジの幼虫と蛹も見つかった。

 そうなると、これはゆゆしき事態である。 蝶を放して飼っているケージ内は、寄生蜂にとっては餌の宝庫、天国だ。 駆除された繭塊の数は30を超えた。 30匹のコミスジの幼虫が犠牲になったということだ。 しかし、今後あの小さな寄生蜂の侵入を防ぐ手立てはあるのだろうか・・・。



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2017年09月26日

タマアジサイ

タマアジサイと聞いて、どんなアジサイを思い浮かべますか? 東京の人は、多摩地方特産のアジサイかな?と思われるかもしれませんが、漢字で書けば「多摩」ではなく「玉紫陽花」です。 その名前の謂れはこの写真をご覧あれば、ご納得頂けるでしょう。 

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まるでピンポン玉のような蕾からは、アジサイの花が想像できませんが・・・

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その玉が弾けると、中から上品な薄紫色の両性花の蕾と白い装飾花が現れ、ハッとします。

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小さな固まりの花序が幾つもふわりと解けて広がっていき、やがて両性花の蕾が開くと細いしべがぽわぽわと伸び出して、まるで線香花火のようです。

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広がりきってしまうと、普通のガクアジサイと同じようになってしまい、写真を撮る意欲が失せるのか、探してもあまり美しい姿が無くて申し訳ないです。 また、ファイルから良いものが見つかったら、こっそり差し替えますね。 

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装飾花は3〜5弁、アジサイの仲間の同定にこの数は参考になります。 それについては、また追々。

【タマアジサイ/玉紫陽花】アジサイ科(前ユキノシタ科)アジサイ属
 花期はアジサイの仲間の中で一番遅く、8~9月。 
 (今年は未だ蕾もみられ、一段と花期が長いようです。)
 淡紫色の多数の小さな両性花の周りに、萼片が花弁状に変化した白い装飾花を付ける。
 装飾花は両性花が熟すとともに下を向いて垂れ下がる。
 山地の沢沿いなど半日陰の湿った場所に生える。
 葉は長楕円形で先が尖るので、かなり細長い印象のものが多い。
 葉は両面多毛でざらつく。



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2017年09月25日

ツルギキョウ 蕾・花・実

 今年の高尾山では、ツルニンジン(ジイソブ)の花の数が少し減った代わりに、ツルギキョウの花には3ヶ所で出会うことが出来ました。 蔓人参の花のインパクトある存在感に対して、蔓桔梗の花は薄く柔らかなハート形の葉陰で控えめな小さな鐘をぶら下げていますので、開花を楽しみにしている人以外に気づく人は殆どいないようです。 もし運よく出会えた時は、絶滅危惧U類ですので大切に見守って頂きたいです。

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<2017-09-13撮影> 昆虫の目線になると・・・ポッと恥じらいで赤く染まったような中の色合いにこちらもハッとします。

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雌性期の花 開花時は雄性先熟(後述)ですが、この花は雌蕊の先が開きだして雌性に転換しています。

【ツルギキョウ/蔓桔梗】キキョウ科ツルリンドウ属 蔓性多年草
絶滅危惧U類 絶滅の危険が増大している種
 分布:関東地方以西〜九州
 花期:8〜10月
 花径:1〜1.5cm 
 その他:キョウチクトウ科の外来種 ツルニチニチソウ(ビンカ)を茶花などとして用いる時に和名が必要なのでツルギキョウと呼ぶことがありますが、全くの別種です。

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こちらが自然の状態。 なんと控えめで可愛らしいこと♪

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またまた失礼して、少し下から仰ぎ見ました。 

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蕾を見れば、桔梗に似た風船型でキキョウ科に納得でしょう。

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<2017-09-25撮影> 雄性期の花
キキョウ科は雄性先熟型なので、雄蕊は雌蕊に沿ったまま花粉を放出しますが、雌蕊の先は閉じたまま。 やがて使命を終えた雄蕊が雌蕊から離れ、雌蕊の先が開いて他の花(出来れば他の株)の花粉が昆虫等によって運ばれてくるのを待ちます。(上の2枚の写真は、雌しべの先がすでに開いていますが、この写真は未だ閉じています。) 花を撮る前に手前の枯れた葉を除いたので、切り口にこれもキキョウ科の特徴である白い汁が出ているのが見えます。

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大きな萼片があります。

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<2017-09-27撮影> 既に果実が膨らんでいるものもありました。 この後秋の深まりと共に赤紫色に熟していく液果です。 この点、ほぼ同時期に咲くツルリンドウと同じです。 

 ツルニンジン、ツルギキョウ、ツルリンドウ、同じ蔓性で名前も姿もちょっと似ているので、知っていても気を付けないと言い間違えそうで困ります。



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ヤマホオズキ

 見慣れない植物を発見して写真を撮っていたら、
「ヤマホオズキだ! よくみつけたね」
と言われて初めて希少な種であることを知りました。

 図鑑には「多年草」とあるのに、毎年同じところには生えず、ヒョッコリと現れるのだそうで、思わぬところで出会えてラッキーでした。

<撮影 2017-09-25 高尾山>
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【ヤマホオズキ/山酸漿】ナス科ホオズキ属 絶滅危惧IB類 IA類(絶滅の危険性が極めて高い)ほどではないが、近い将来における野生での絶滅の危険性が高いもの
 分布:関東南部、東海、紀伊半島南部〜九州
 花期:8〜9月 白く花弁の縁に細毛多数
 果実:1.5cmほどの袋状でまばらに刺状突起をもつ。
    中の果実は赤く熟すが袋(萼片)は赤くならない。

 ハイキングの下見で余りじっくり時間をとっての撮影が出来ず心残りでした。 2日後に再訪した時にはみつけられず、狐につままれた気分。 なんでも一期一会の機会を逃すと次は無いことが多いです。 

 次は白い花や赤く熟した果実を見てみたいものです。



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2017年09月19日

あの半年、この半年

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 この世に大きな安堵のひと息を遺し、主人が浄土へ渡った日から半年が経ちました。 殆どひと時も離れず過ごした、あの幸せな最後の半年と同じ長さの月日である筈なのに、なんという違いなのでしょう。

 これからの季節は、あの半年を思い出し なぞっていくようで、足がすくみます。

 病状を告げられた診察室の風景、患部が光ったレントゲン写真、主治医の他に居並んだ医師たちの沈痛な面持ち、それらが何を意味するのか、これからどんなことが起こっていくのか、その時は未だ実感もなく、また深く探ろうともしませんでした。 はっきりと宣告もせず、かといって積極的に治療していきましょうとも言わない若い主治医。 それでも私たちは、あらゆる手を尽くして治していくことしか考えていませんでした。 最後の最後まできっと治ると信じて、出来ること考えられることを尽くして望みをつないでいました。

 毎晩遅くまで働き、長期の出張も多かった主人が、やっと私の手元に戻ってきてくれ毎日一緒に暮らせた日々、激痛を抑えるために服用していた大量の医療麻薬の所為もあるのか、穏やかで優しい仏様のような人になっていました。 意地やプライドのような枷からも解き放たれて、素直に思ったことを口にしてくれて、ずっとこんな風に暮らせたらどんなにいいだろうと思っていた夢のような暮らしのできた半年でした。 神様が私たちに最後に与えてくださった幸せな贈りものの半年でした。

 それなのに、今は思い出すのが怖いのです。 その幸せな日々がもうすぐ終わってしまうことも知らずに過ごしていた自分。 まるでタイムマシンに乗って、その自分に何かを伝えにいくようで足がすくむのです。 

 段々と日が短くなり、暗く寒い日々がやってきても、あの優しいぬくもりは戻っては来ない。 いいえ、きっと主人は違う形で私の心を温めてくれることでしょう。 心の奥底に優しい優しい気持ちを秘めた人でしたから。 主人を信じ、恐れず前に進むことにいたします。



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2017年09月16日

’17 きのこ研修(長野)

 <2017-09-16~17>台風の影響が心配されましたが、雨が降っても霧雨ほどで却ってきのこの出現が多くなったようです。 ただ、例年より少し発育が遅れているようで、出会えたきのこの種類は少なく残念でしたが、反対に同じ種のものは沢山収穫出来て、美味しくいただく研修の方はバッチリでした。

 昨年の
 「'16 きのこ研修(長野)1」
 「'16 きのこ研修(長野)2」
の様子とも比べてみてください。

 きのこが【食べられる】【食べられない(美味しくない)】【有毒】などと記載していますが、あくまでも参考としての範囲でご覧ください。 実際に食べられるかどうかは専門家の同定以外では、決して安易に判断されないように、ましてや口にされないように、くれぐれもお願いします。

 (充電器につないだままカメラを忘れてきてしまい、ガラケー撮影。 のっけからピンボケ…)

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【ツノシメジ】 適切にしょりすれば食べられるとのこと。 日本では1989年に確認されたばかりの珍しいきのこ

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【カラカサタケ】          【カバイロツルタケ】 

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【アカツムタケ】

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ぬめりと歯ごたえ、旨味たっぷりの【ハナイグチ】

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ツルリと柔らかな触感の傘と栗味の柄の【ヤマイグチ】

DVC00031 (420x315).jpg酒好きにはタマラナイ苦旨味の【クロカワ】

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佃煮などにする【イワタケ】

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マツタケのように良い歯ごたえの【オオツガタケ】

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傷つけると黄色の傘裏が青く染まる【ハンノキイグチ】

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【きのこの下処理】
 ・まんべんなく少しずつ、振りまぶして浸していくように熱湯をかけまわす。
 ・手が入れられる位の温度になるまで=熱が通るまで、そのまま浸して置く。
  (水洗いすると旨味が抜けてしまうが、湯で締めることでそれを防げる)
 ・汚れを落としながらきのこだけ掬い上げ、きれいになるまで水を変える。

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下処理したきのこたっぷりの【きのこ汁】は、風味を損ねないように、煮たてず60度程を保つ火加減で調理。 
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山小屋で味わう、採り立てきのこ料理は、左上から時計回りに、レヴェルト(アヒージョの卵とじ)、茹でヤマイグチのお刺身、炙り裂きカラカサタケ(裂きイカの味と香り)、盛りだくさんきのこ汁、その他、オオツガタケ、クロカワのホイル焼き、など等、思い出してもめまいがする程、どんな料亭のお料理にも負けない至福の美味の連続に、毛布にくるまりながらの冷え込みにも負けず。持ち寄りの選りすぐりお薦め地酒の杯もすすむのでした。

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猛毒 ”死の天使” 【ドクツルタケ】 【  ?  】

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有毒や不食(無毒でも食べても美味しくない)に分別されたきのこたち



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posted by 山桜 at 00:00| Comment(2) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする