2016年08月08日

天皇陛下お気持ちの表明


平成二十八年八月八日

象徴としてのお務めについての天皇陛下お言葉(全文)
  
 戦後70年という大きな節目を過ぎ、2年後には、平成30年を迎えます。

 私も八十を越え、体力の面などから様々な制約を覚えることもあり、ここ数年、天皇としての自らの歩みを振り返るとともに、この先の自分の在り方や務めにつき、思いを致すようになりました。

 本日は、社会の高齢化が進む中、天皇もまた高齢となった場合、どのような在り方が望ましいか、天皇という立場上、現行の皇室制度に具体的に触れることは控えながら、私が個人として、これまでに考えて来たことを話したいと思います。

 即位以来、私は国事行為を行うと共に、日本国憲法下で象徴と位置づけられた天皇の望ましい在り方を、日々模索しつつ過ごして来ました。伝統の継承者として、これを守り続ける責任に深く思いを致し、更に日々新たになる日本と世界の中にあって、日本の皇室が、いかに伝統を現代に生かし、いきいきとして社会に内在し、人々の期待に応えていくかを考えつつ、今日に至っています。

 そのような中、何年か前のことになりますが、2度の外科手術を受け、加えて高齢による体力の低下を覚えるようになった頃から、これから先、従来のように重い務めを果たすことが困難になった場合、どのように身を処していくことが、国にとり、国民にとり、また、私のあとを歩む皇族にとり良いことであるかにつき、考えるようになりました。既に八十を越え、幸いに健康であるとは申せ、次第に進む身体の衰えを考慮する時、これまでのように、全身全霊をもって象徴の務めを果たしていくことが、難しくなるのではないかと案じています。

 私が天皇の位についてから、ほぼ28年、この間私は、我が国における多くの喜びの時、また悲しみの時を、人々と共に過ごして来ました。私はこれまで天皇の務めとして、何よりもまず国民の安寧と幸せを祈ることを大切に考えて来ましたが、同時に事にあたっては、時として人々の傍らに立ち、その声に耳を傾け、思いに寄り添うことも大切なことと考えて来ました。天皇が象徴であると共に、国民統合の象徴としての役割を果たすためには、天皇が国民に、天皇という象徴の立場への理解を求めると共に、天皇もまた、自らのありように深く心し、国民に対する理解を深め、常に国民と共にある自覚を自らの内に育てる必要を感じて来ました。こうした意味において、日本の各地、とりわけ遠隔の地や島々への旅も、私は天皇の象徴的行為として、大切なものと感じて来ました。皇太子の時代も含め、これまで私が皇后と共に行って来たほぼ全国に及ぶ旅は、国内のどこにおいても、その地域を愛し、その共同体を地道に支える市井の人々のあることを私に認識させ、私がこの認識をもって、天皇として大切な、国民を思い、国民のために祈るという務めを、人々への深い信頼と敬愛をもってなし得たことは、幸せなことでした。

 天皇の高齢化に伴う対処の仕方が、国事行為や、その象徴としての行為を限りなく縮小していくことには、無理があろうと思われます。また、天皇が未成年であったり、重病などによりその機能を果たし得なくなった場合には、天皇の行為を代行する摂政を置くことも考えられます。しかし、この場合も、天皇が十分にその立場に求められる務めを果たせぬまま、生涯の終わりに至るまで天皇であり続けることに変わりはありません。

 天皇が健康を損ない、深刻な状態に立ち至った場合、これまでにも見られたように、社会が停滞し、国民の暮らしにも様々な影響が及ぶことが懸念されます。更にこれまでの皇室のしきたりとして、天皇の終焉に当たっては、重い殯(もがり)の行事が連日ほぼ2ヶ月にわたって続き、その後喪儀に関連する行事が、1年間続きます。その様々な行事と、新時代に関わる諸行事が同時に進行することから、行事に関わる人々、とりわけ残される家族は、非常に厳しい状況下に置かれざるを得ません。こうした事態を避けることは出来ないものだろうかとの思いが、胸に去来することもあります。

 始めにも述べましたように、憲法の下、天皇は国政に関する権能を有しません。そうした中で、このたび我が国の長い天皇の歴史を改めて振り返りつつ、これからも皇室がどのような時にも国民と共にあり、相たずさえてこの国の未来を築いていけるよう、そして象徴天皇の務めが常に途切れることなく、安定的に続いていくことをひとえに念じ、ここに私の気持ちをお話しいたしました。
 
 国民の理解を得られることを、切に願っています。

         *          *          *
  
 テレビの中からとはいえ、天皇陛下の真正面で一人お言葉を拝聴していて、これほどまでに陛下に愛して戴ける日本国民であることのありがたさに胸がいっぱいになりました。 

 そして事ある毎に日本国民の節度ある姿勢が称えられることの多いこの頃ですが、陛下や皇室の方々のわたくしたちへの祈り、思いに恥ずかしくない生き方をしようとの気持が、知らず知らずわたくしたち一人一人の心の奥底に芽生え息づいているのではないかと思い至りました。 国民の象徴として、生き方のお手本として、皇室の方々を仰げる幸せは、何とありがたいことなのでしょう。

 天皇陛下のお務めは、表に出ることでは、国事行為や式典へのご参加、各地のご訪問慰問、伝統行事の継承、専門のご研究などがありますが、何と言ってもその本来のお姿は、神様との仲立ちをされる日本第一の神官であられることと伺いました。

 「全身全霊をもって象徴の務めを果たしていくこと」というお言葉の中に、人目及ばぬ宮中の奥で陛下が全身全霊をもって祈りを捧げていらっしゃるお姿が浮かびます。 お心の内を想像するなど畏れ多いことですが、近年の天変地異に苦しむ国民の姿に、ご自分の体力の衰えにより祈りの力が及ばなくなっているのではないかと苦しまれ、若い力の支えを強く希望されているように、わたくしには思えてなりません。

 一方、現実的見地からすれば、この時期にお気持ちを表明されたことは、4年後の東京五輪開催にご健康問題の影響が及ぶことをご心配されてのことがあるのかもしれません。 昭和天皇陛下御崩御の際、一切のお祝い事自粛の流れがあったことを考えれば、そのようなことは何としても避けねばならないとのお気持ちを抱かれるのは自然なことと思います。

 わたくしの想像などではなく、発表の日付まで末広がりの八揃いの日を選ばれ、日本国民の安寧を祈ってくださる、天皇陛下の本当のお気持ちに応えることのできますよう、関係各位のご努力を切にお願い申し上げます。

                      山桜 拝 
タグ:皇室
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2016年08月07日

「そなえよつねに」

 「そなえよつねに」= "Be Prepared" は、ガール・スカウト(ボーイ・スカウト)のモットーです。
 
 小池百合子新東京都知事の座右の銘が「そなえよつねに」と伺い、中3までの少女時代にガールスカウトに所属されていたことを公には口にされなくとも、今もスカウト精神を心の中に抱き続けている証を見せて戴いたようで、嬉しくなりました。

 「女性活躍社会」などと打ち出されていても、女性が強く前に出てくると、それだけで拒否反応を見せる殿方がまだまだ多くいらっしゃいます。 そんな世の中を「政界渡り鳥」と揶揄されながらも、しなやかに風を読み良い風に乗って渡りながら力を蓄え、発揮できる時を待っていらしたのだと思います。

 ガールスカウトの約束の中にある、「人に役立つことを心がけ」の言葉も必ず小池さんの心の中に息づいていることと信じています。

 「ひとたび掟誓いしスカウトは、永久にスカウト」なのですから。

 *           *            *

 都知事選の期日前投票を済ませて、長年身の内に抱いて育てて来た正に「懐石?」を摘まみ出して戴く為、暫し籠の鳥になっており、出遅れた話題となりました。 8月は野外は殆どお休みを戴き、久しぶりにゆっくり過ごす予定です。 ブログも更新が追い付くかなぁ・・・ 
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2016年07月01日

巨樹めぐり・高尾山

 この日は、高尾山の巨樹めぐるハイキングのアシスト役。 下見には参加出来ず、本番はお客様が楽しまれている様子を撮っていましたので、ブログに載せられる写真は少ないですが、一部をご紹介します。

 因みに「巨樹・巨木」の定義は、 
地上1.3m(大人の胸高)で幹周3m以上の樹木 
と、1988年の環境庁の巨樹・巨木林調査の折に定めらました。

 1号路の沢沿いで見られた湿り気の多い所に咲く花々・・・
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キツネノボタン(狐の牡丹・キンポウゲ科)の花と実

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ハエドクソウ(蝿毒草・ハエドクソウ科) オオバジャノヒゲ(大葉蛇の髭・ユリ科)

P7011787 (210x140).jpg P7011786 (210x140).jpgマメヅタ(豆蔦・ウラボシ科)  ユキノシタ(雪ノ下・ユキノシタ科)
・マメでもツタでもなく、シダ植物   

P7011789 (210x140).jpg P7011791 (207x310).jpg
ヤマムグラ?(山葎・アカネ科)
・八重葎の仲間は名前も似通っていて覚えにくい。 姫四葉葎かと思ったが、葉の形から山葎のように思える。 

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アカショウマ(赤升麻・ユキノシタ科チダケサシ属)花穂・葉
・雄蕊と花弁がほぼ同じ長さ
・複葉の頂葉の基部が楔形(湾入しない)
・根茎の部分が赤い

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麦播きイチョウ
・麓の農家ではこの公孫樹の黄葉を見て、麦播きを始めたとのこと。

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火の無い所に謎の煙!? 結局何かは分からぬまま、シャッターを切りましたが・・・なんだったのでしょう?? 煙の臭いは感じませんでした。

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「天狗の腰掛杉」だったか? 天狗の目眩ましにあって上の方が良く見えず・・・

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「地蔵ブナ(通称)」 但し、鎮座されているのは、お地蔵様ではなく「弘法大師さま」とのことなので、「弘法ブナ」と呼ぶべきでしょうか、無粋なことは言わぬが花?

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モミ・樅は成長が早く巨樹になりやすいけれど、枯れるのも早く倒木が目立ちます。

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「美人ブナ」
 高尾山一の美しい姿を誇るブナの美人さんです。

 ちなみにブナは、白神山地に代表されるような寒冷・多雪地を好んで生育する冷温帯を代表する樹種で、高尾山の標高・気温では本来生育しない筈なのですが、現在も樹齢2〜300年程のブナが生育しています。 これは、今から2〜300年程前(江戸時代中期)が小氷河期であり、その時に南下し芽生え育ったブナの生き残りとみられています。 

 今もブナは実を付けていますが、芽生えてくるのは近縁のイヌブナばかりで、ブナの実生はみられません。 温暖化などの影響か、高尾最大の「元禄ブナ」はかなり弱っていた処を、平成23年、台風により倒されて枯死、現在は「将軍ブナ」が最大で、再び小氷河期でも訪れない限り、高尾山の70数本のブナは徐々に消滅していく運命を避けられそうもありません。 まぁ、その頃には、私も最早生きてはいないので確かめようもありませんが。 

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梅雨の晴れ間、こちらは植栽されたものでしょうが、紫陽花が盛りでした。
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2016年06月25日

長野県川上村「自然村」にて

千曲川の源流にほど近い長野県南佐久郡川上村にある武蔵野市立「自然の村」へ行って来ました。
海抜1,447m、昼でもかなりの涼しさ、夜はフリース着用でした。

 荷物を運び入れ、早速バンガローの掃除を始めると、足元に点々と黒いものが…
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なんと、ヤマネの糞! なのだそうです。 まだ生々しい雰囲気です。 ということは、夜中に天井からカワイイ2つの目が光るかも??
 
 こちらの光はヤマネの目ならぬ、空缶で作ったロウソク缶テラの照らすキャンプファイヤーへ誘う道
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 団のキャンプではアルコールは一切口にしないが、この宵は、美味しいお酒をご馳走になり、夜間の見守りもなく、ぐっすり朝まで眠り早々に目が覚め、イソイソと散歩に出ました。(ということで、ヤマネとの対面はありませんでした、残念。)

 🎵山の朝の空には〜白い雲が小さく〜流れて消える〜 
見上げた空はどこまでも青く澄んだ冷気が頬に心地よく、思わず口ずさんでしまいます。

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静かな朝のファイヤー・サークルとそれを見下ろす「屋根岩」

儀式の焚火跡の輪の上に白い岩肌が天に向かって聳え立ち、ココだけ見ていたら、ネイティブ・アメリカンでも飛び出してきそうな風景です。 白い岩肌は花崗岩で出来ているそうなので、植物が生えにくいのでしょう。

さて、自然村内には、どんな植物は生えているのかな・・・
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白樺(シラカバ)カバノキ科カバノキ属 幹に残る「へ」の字の枝痕

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落葉松・唐松(カラマツ)マツ科カラマツ属 実生幼木 短枝の束生葉と枝先長枝の螺旋状につく葉

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赤松(アカマツ)マツ科マツ属   米栂(コメツガ)マツ科ツガ属

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葉柄が短い羽団扇楓(ハウチワカエデ) 葉柄が殆ど無い水楢(ミズナラ)

白樺、岳樺(ダケカンバ)、水楢、と来れば、橅(ブナ)も生えていそうなものですが、私の見た範囲では見られませんでした。 ブナは特に土壌に左右されずに成長出来る筈ですが、標高が1,500m近いので厳しいのかもしれません。 代わりに目立ったのは、酸性土壌を好む、ツツジ科の面々・・・

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レンゲツツジの葉              アズマシャクナゲの葉

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蓮華躑躅(レンゲツツジ)ツツジ科ツツジ属

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東石楠花(アズマシャクナゲ)ツツジ科ツツジ属
・葉先に腺突起なし、細長い楕円形で基部は葉柄に沿って細く流れる

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白山石楠花(ハクサンシャクナゲ)ツツジ科ツツジ属
・丸い葉先に腺突起あり、やや幅広な楕円形で基部は浅く湾入

この他にも、ツツジ科の 捻木(ネジキ)が多く見られました。

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三手楓(ミツデカエデ)ムクロジ科カエデ属

午前のプログラムで村内の森を散策
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今にも這い出しそうな足のある木   エゾハルゼミ?の抜け殻

ダケカンバの巨樹などを見上げて回り、展望台からの眺め
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深山木天蓼(ミヤママタタビ)  深山桜(ミヤマザクラ)?の実
・花期に葉が赤味を帯びた白色になる

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飯子菜(ママコナ)ゴマノハグサ科ママコナ属
・唇弁の2つの隆起が白い。 深山ママコナはこの部分が黄色。

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ウダイカンバ?の幹   ウダイカンバ?の葉の付根の湾入

 今回は、指導者講習会のスタッフとしての参加で、自由時間はこの朝の散歩位、観察は余りできませんでした。 このエリアもご多分に漏れず「鹿の被害」が多く、保護の為の「シカ避けネット」に囲まれていました。 ツツジ科植物が多いのも、酸性土壌と言う条件プラス「毒性アリ」で鹿の食害を受けないことも大きいと思われます。 反対に、ネジキと良く混生する「リョウブ」が少ないのは、シカが好む所為かもしれません。

 秋に「キノコ研修」で再訪する予定ですので、引き続きの観察が楽しみです。


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2016年06月24日

浅間嶺/梅雨時の花を訪ねて

 熊本地震以来、大切な友人の苦境の中、拙いブログを書く気持になれずにいましたが、お客様の中から「ハイキングで見た花などの復習をしたい」等のお求めが度々あり、所属会のHPでは、掲載写真枚数が限られているので、拙ブログでご紹介できたら…と、気合いを入れ直して更新してみました。
 
コース: JR武蔵五日市駅〜浅間嶺登山口バス停(開会式)〜数馬分岐〜浅間嶺(昼食)〜そば処みちこ前〜時坂峠〜払沢の滝〜払沢の滝入口バス停(ふりかえり)〜JR武蔵五日市駅
(歩行距離約12q、歩行時間5時間半、標高差上り300m、下り600m)

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ウツギ(空木)ユキノシタ科ウツギ属  別名「卯の花」 
命名は枝の中が中空なことによる

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ドクダミ(蕺草)ドクダミ科ドクダミ属 別名「十薬」生薬名
白い花弁に見える部分は総苞片。 
その上に花弁も萼片もない小さな花を多数、穂に咲かせる。
最初に開く総苞片が一番大きく、最後が最少。
花穂は開花につれ上に伸びてゆく。
毒を矯すが語源で殺菌作用がある。

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ウメガサソウ(梅笠草)イチヤクソウ科*ウメガサソウ属 
草の名がつくが、常緑小低木。 
葉に鋸歯、葉脈に沿って白い斑紋。

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ヤマオダマキ(山苧環)濃色・淡色  キンポウゲ科オダマキ属
下・キバナノヤマオダマキ(黄花の山苧環) 

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クモキリソウ(蜘蛛切/雲霧/雲切草) ラン科クモキリソウ属
花が淡緑色のアオグモ、暗紫色のクログモがある。
地際に出る葉は2枚が接した互生。

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ギンリョウソウ(銀龍草)イチヤクソウ科*ギンリョウソウ属
別名「幽霊茸」 葉緑素を持たない寄生植物

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アズマイバラ?(東茨)バラ科バラ属
別名「ヤマテリハノイバラ」など
頂小葉が側小葉より大きい。

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トリアシショウマ(鳥足升麻)の蕾
ユキノシタ科チダケサシ属
3回3出複葉で頂小葉の先が尖尾状。 
小葉は丸めで基部が浅いハート型。
欠刻型の重鋸歯。花穂が良く分枝。
(アカショウマは小葉が細め基部が楔型。
 整った重鋸歯。最下段の花穂のみ分枝も)
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トリアシショウマの葉(左)とアカショウマの葉(右)1クリックで拡大
頂小葉の基部(付根)が入り込んがハート状か、真っ直ぐな楔状か

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コアジサイ(小紫陽花)ユキノシタ科アジサイ属
両性花のみで装飾花がない。
下・セアカツノカメムシ 来訪中

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ヤマアジサイ(山紫陽花)ユキノシタ科アジサイ属
別名「沢アジサイ」
葉が薄く、光沢が無い。 花色は地方により変化多し。

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ミツバウツギの実      キヌタソウ(砧草)

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クモの巣の競演
上・ドーム型:アシナガサラグモ? 
中・垂直円網:オニグモの仲間?        
下・ハンモック型:クスミサラグモ?

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ウリノキ(瓜の木)ウリノキ科ウリノキ属
6枚の花弁が外側にクルリと巻き上がる。

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ヒゴスミレ(肥後菫)の葉       クロモジ(黒文字)の若い実
花は白。山地性。西日本に多い。

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ネジキ(捻木)ツツジ科ネジキ属
別名「カシオシミ」命名由来不明

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ミヤマハハソ(深山柞)アワブキ科アワブキ属
深山ホウソが語源(ホウソ=コナラの古名)
コナラの葉に似る。 先端に花穂がつく。

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皆伐後に開けた景色(下見時)

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イチヤクソウ(一薬草)イチヤクソウ科イチヤクソウ属
別名:鹿蹄草(ろくていそう・生薬名)
命名の由来:一つの薬草で多くの病気に効くことから(利尿、強心、降圧、抗菌、避妊など)

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浅間神社(あさま/せんげん じんじゃ)
富士山を神格化した浅間大神(あさまのおおかみ)=木花咲耶姫命(このはなのさくやひめのみこと)を祀る神社。 あさま=火山の古名  早い身籠りを疑われた木花咲耶姫命は、火中での出産により我が身の潔白を証明された。

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ナルコユリ(鳴子百合)キジカクシ科アマドコロ属
「アマドコロ」に似ているが、葉が細長く笹状で柔らかく、枝から垂れ下がった花柄から更に房状に多数の花をぶら下げる、茎は上部まで丸く稜はない。(アマドコロは、葉が丸めで固く翼状に立ち上がり、茎から直接1〜2個の花をぶら下げ、茎の上部には稜があり角ばる。)
園芸店で「鳴子百合」の名で売られているのは、斑入りの「アマドコロ」であることが多い。

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ホオノキ(朴の木)の幼樹(下見時)モクレン科モクレン属
別名:ホオカシワ(古名)=包・かしわ=食物を包む葉の意
太陽を好む陽樹で、伐採後の日の光を受けてすくすくと成長中。

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ヨツバヒヨドリ(四葉鵯)キク科ヒヨドリバナ属
秋の七草「フジバカマ」の近縁種で葉が4枚(時にそれ以上)輪生する。

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ヤマホタルブクロ(山蛍袋)キキョウ科
ヤマホタルブクロは、萼片の間が盛り上がっている。
ホタルブクロは萼片の間に反り返る付属片がある。
この個体は盛り上がり部分がやや上がっており、中間型?にも思われるが反り返りの付属片はないので、やはりヤマホタルブクロであろう。 個人的に今まで多数見てきた上では、ヤマホタルブクロの方が上部での分枝が多く、やや固めでスクッと伸びる傾向があるように感じる。

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ウツボグサ(靫草)シソ科   コマツナギ(駒繋)マメ科

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ゲジゲジシダ?(羊歯)

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ユキノシタ(雪ノ下)ユキノシタ科ユキノシタ属
別名:虎耳草(こじそう・生薬名)中耳炎、かぶれ、むくみ、疳の虫など

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払沢(ほっさわ)の滝と大蛇が住むと言う神秘的な色の滝壺

*イチヤクソウ科(エンゲラー)⇒ シャクジョウソウ科(クロンキスト)⇒ ツツジ科(APG)

<主な観察の記録>
花・木本: 沢胡桃、木天蓼(マタタビ)、空木、白雲木、捩木(実)、熊野水木、深山柞ハハソ、令法リョウブ、山法師、赤芽槲ガシワ、小紫陽花、山紫陽花、板屋楓(実)、熊四手(実)、紅葉苺(実)、熊苺(実)、姫楮(実)、等

花・草本: 雪の下、靫ウツボ草、蔓万年草、山百合(蕾)、二人静、雲霧/蜘蛛切草、一薬草、梅笠草、銀龍草、山苧環、破れ傘、砧キヌタ草、鳴子百合、下野草、岡虎の尾、四葉鵯ヒヨドリ、山蛍袋、蛍袋、大葉擬宝珠、銀梅草、等
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2016年05月01日

熊本物産購入で支援

東京で熊本産の物を購入できるお店があります。

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銀座・熊本館」 

熊本に関する情報も満載ですので、是非、サイトをご覧の上、近在の方はお出掛けになってみてください。

現在は殆どが在庫切れのようですが、通販部もあります。 入荷の折にはどうぞよろしくお願い致します。

募金するのも一手ですが、買うことで地元の産業を支えるという支援方法もあると思います。

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2016年02月03日

節分の朝の雲

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2016年2月3日 7:19 節分の日の朝、見上げた空に羊雲(高積雲)が朝日に照らされ一面に浮かんでいました。 冬から春へ、気候の変わる兆でしょうか?
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2016年01月19日

雪の高幡不動

18日の東京は、未明から積り始めた雪の為に大混乱。
用心の為30分程早めに家を出て、途中でいつもの経路から雪の影響を受けにくそうなモノレール利用の経路に変更し、何とか時間通りに着けそうか…と思った頃、他の路線では間引き運転の影響で改札から中に入れない乗客が溢れてしまう等の混乱が生じており、目的の講座は中止との連絡あり。 かと言って、もう目の前に車両が到着、後ろには乗車順をまつ乗客がびっしりで退路はナシ! 「前に進むしかない!」と乗り込んだものの、次の駅ではもうドアが開いても降りることも出来ない。 もう諦めて人が空くまで乗り続け、高幡不動で降りた。

高幡不動(高幡不動尊金剛寺・高幡山金剛寺)東京では有名なお不動さんなのに未だ一度も参拝しておらず、この日のこの機会のご縁を感じ、お参りすることにした。 雪は既に冷たい霙雨に変わり、道はグズグズになり出していたが、長靴を履いた身にはそんな中をお構いなしに歩くのも楽しい。 

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未だお正月の装いを残した仁王門

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新選組 土方歳三にも雪が(当寺が菩提寺)

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       白い雪の中 朱色の五重塔が鮮やか…

それにしても記憶の中の高幡不動の五重塔はこんなに新しい感じではなかったような…などと見上げていたら、ズドドッ! と、傘の上に雪の塊りが直撃してビックリ! 思わぬ厄払いとなった。 何か憑いていたんだろうか? お不動様、荒っぽいお祓いをありがとうございました。

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山門の奥は大日堂

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長い階段の上に何が…と思いつつ、滑りそうで昇れず残念 (鐘楼があるそうな)

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少し空が明るくなって来て、塔が益々鮮やかに

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晴れる兆しの風が吹き出して、五色の幡のたなびきも美しかった。

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2016年01月18日

SMAP

先週からの分裂・解散の危機騒動から沈黙を破った生放送会見は異様だった。

木村の尽力で・・・ということで、中央立ち位置、全体の仕切り、最初のコメント、までは分かる。

その後の発言が、稲垣、香取、の順にただならぬ違和感、更にその次が、まさかの中居、
「えっ、リーダーが、最後に締めじゃない?」
中居は、余計なことは一切口にせず、短い言葉で心情を隠しているようだった。

そしていつものように思ったままを口にする草なぎ、いや、その役を演じさせられたか。

最後に再び木村。 木村も気の毒な役回りだ。

よく見れば、木村のネクタイだけが白、後の4人は黒?
これには何か4人へのペナルティのような意図を感じる。 
そして責任をとったかとらされての中居のリーダー外しなのか。

あのような姿を見るくらいなら、黙っていてくれた方がマシだった。
何も言わなくても信じて待っていられるし、彼らそれぞれの決断を尊重する。 それがSMAPファンだ。

彼らをあのような場に立たせたのは何者なのか?
いや、彼らも納得して立ったのなら、仕方がない。
この日のことを後悔することの無い未来に、
君たちならきっと立てる。

<2016.01.24追記>
中居くんのラジオ番組(サムガ)で、
「世界に一つだけの花」
「夜空ノムコウ」
「STAY」
が流された。 
これが彼のファンへの優しい返答。 ありがとう。 
タグ:SMAP
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2016年01月17日

たっちゃん池のかいぼり

都立狭山公園内にある宅部(やけべ)池、通称「たっちゃん池*」のかいぼり*見学会に参加しました。
普段は満々とわき水を湛えている宅部池(かつての農業用ため池)も水を抜かれて、このような様子に…
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但し、今回は予算の関係で、5年前のかいぼり時よりも水を抜ききれなかったようです。

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大勢のスタッフの方々が腰まで泥につかりながら、懸命の作業をされていました。

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かいぼりで出てきたゴミの山、そして本来ここには生息していないはずの外来種・オオクチバス(通称ブラックバス・北米原産)

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こちらは、レンジャーさんに捕まれてジタバタと空中でカエル泳ぎをしていたウシガエル(アメリカ東部・中部、カナダ南東部原産。 食用に導入された。 この太もも…むか〜し、中華料理として戴いたことがあるけれど(田鶏・デンチ―と教わった)淡白な鶏のささ身風だったような。 いざとなれば、捕まえて食べられるかな?) 

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ごっついコイの歯      二枚貝も見つかりました。

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手長エビやトンボの幼虫のヤゴたち(何トンボのヤゴかな? 小さいのはイトトンボの仲間)

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クサガメ(従来在来種とされてきたが、現在は大陸からの外来種とされる。 この地域での在来種はニホンイシガメのみ)と ウシガエル(前述)

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いつもはこの土手の縁まで水があります。 Tレンジャーさんが心を籠めて描かれたこんな池になったらいいな〜の図

今回のかいぼりでは、水生生物の調査・保護・駆除の他に、水生植物の埋土種子を甦らせる試みが実施され、池の一部に培地が作られており、どんな芽が出て来るか、とても楽しみです。

かいぼりによって確認された水生生物の表

*かいぼり(搔い堀り): 農業用ため池の維持の為、一定期間毎に水を抜き、たまった土砂を取り除いたり、池の底を天日で干して浄化したりする伝統的管理方法。 現在では外来種駆除・在来種の生息調査の役割もある。

*宅部池(たっちゃん池): 昔、たっちゃんという泳ぎの上手な子がこの池で溺れ、助けに入った兵隊さんも溺れてしまったという悲しい出来事があったことから「たっちゃん池」と呼ばれている。 約0.5haの旧農業用ため池、豊富な湧水量があり北川の源流。
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2016年01月12日

氷華シモバシラと御嶽神社初詣(下見・本番)

「初雪!?」この冬一番の冷え込み、終日曇りの予報にシモバシラ結晶の期待も膨らんでいたが、チラホラ降り続く雪模様にどうやらそれも怪しくなってきた。
  
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直に止むだろうと思っていた雪は、バスに乗り込む頃も降り続け、遂に雨具装着。 下見(12月21日)では開けていた眺望(左)もケーブルカーで標高が上がるにつれ徐々に雪景色(右)に。

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下見時には遠く雲の上に筑波山のガマ型双耳峰が望めたが(上)、本番では目前真っ白、心の目で想像(下)
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下見時の見晴らし台、藤棚とベンチ、沢山落ちていた藤のねじれた豆鞘と弾き飛ばされた豆たち。

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雪の下では、暖冬で早まって咲いたタチツボスミレや咲き残っていたアキノキリンソウが凍えているのだろうなぁ・・・

シモバシラの結晶は色々な条件(地中に水分がある。宿根草の根が休眠せず水分を吸い上げる余力を残している。 地上部の枯れた茎が毛管現象で水分を引き上げる。 その水分が少しずつ外に沁み出していく時、気温が零度を下回り且つ風が吹いて結晶が巻いて・・・)が揃わないと育たず、また気温が上がれば直ぐに溶けてしまう繊細で儚い氷の華なので、お目にかかるのはなかなか難しい。 御岳山では御師集落の古民家裏のカメバヒキオコシ群落などで見ることができる。 斜面の枯茎の根本に目を凝らすと・・・小さいながらも氷の華が一つ、2つ、3つ、初雪をまとった神秘的な姿で溶けずに待っていてくれた。
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下の写真は下見時のもの。 シモバシラと共に霜の結晶の美しさにも魅了された。
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雪化粧した茅葺屋根の古民家といつもの姿

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覆いかぶさるように聳える神代ケヤキにも雪がふりしきり、その豊かな懐に避難して来たか桃色の胸のウソが嘘か誠か数羽見え隠れしたように思えた。 

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御嶽神社へ向かう階段で天邪鬼を2匹、自分の中の怠け者をやっつける勢いでエイエイ!と踏みつけながら登る。 あれあれ、後方の足音がどんどんドスドス!と大きくなる(笑)

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ワンコの支えるベンチ と 狛犬たち    
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狛犬もこちらでは、眷属の大きな山犬=狼(オオカミ)たち  この奥には、彼等お犬様を祀る社もある。

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 本殿 神明造  明治11年造       常盤堅盤社(旧本殿)

【武蔵御嶽神社】
 御祭神 元は蔵王権現を祀り、明治以降は、
   櫛麻智命(くしまちのみこと) 占いの神
   大己貴命(おおむなちのみこと) 大国主命の元のお名前、出雲で国造
   少彦名命(すくなひこなのみこと) 医薬の神 大国主命と共に国造
   日本武尊(やまとたけるのみこと) 熊襲征討・東国征討の古代の英雄
   廣國押武金日命(ひろくにおしたけかなひのみこと)安閑天皇=蔵王権現

拝殿 入母屋造 元禄に改築、天保に修復、明治に檜皮葺から銅板葺に改修。
本殿 神明造  明治11年造 旧本殿は常盤堅盤社へ移築

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大口真神社 日本武尊をお守りした白狼=お犬様=大口真神を祭る
ここが御岳山山頂929mにあたる。 元々は、おおかみ信仰なのではないだろうか。

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奥の宮遥拝所 日本武尊を祭る奥の宮の峰を遥かに拝することが出来る。 
奥の宮の峰=男具那の峰(なぐなのみね)、甲籠山(こうらさん、こうろうざん)

手水での柄杓を用いた清めの作法、参道の歩み方、参拝作法などをお伝えしつつ、雪の中の初詣で一層心身も清められた。

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水瓶に張った氷  今年は殊の外開花期間が長い「十月桜」
レンゲショウマ と ヤマユリ の 種を飛ばした後の実鞘

御嶽神社での参拝の後、新たな気持で大楢峠へ向かう。
最初の沢を渡ると、そこは行き交う人も無い静寂な山懐、しんしんと降り続ける雪の中を笠地蔵の如き一行が進む。 ハンモック型の蜘蛛の巣に新雪がふわりと積もった様子は、作りかけの綿菓子のようで束の間の淡き美の切なさが沁みる。P1120030 (400x267).jpg

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ミヤマシキミ(深山樒・ミカン科) イイギリ(飯桐)入りのフン?ペレット?

イイギリは小さな赤い実を房状にして沢山着けるが、どうやら不味いらしく不人気でいつまでも木に残っている。 他に食べる物が無くなって口にしたものの、不味くて吐き出したのか、不消化で排出されたものか、どちらにしても実から種を出した形で散布して貰えたので、イイギリとしては成功なのだろう。

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倒れ伏した峠のシンボル大楢にも等しく雪は降り積り、滅びた古代の恐竜が深く永い眠りについたように横たわっていた。

明るい平坦な尾根道に出ると、積雪の中にリンドウと思しき葉が沢山。 辛うじて花弁を残していた株があった。
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雪の中でお客様が赤い実を発見! リンドウはリンドウでもツルリンドウだったのだ。 もしかすると上の写真の花が実ったものかもしれない。 探さずにして2度も同じ個体に出会えるとは嬉しい。 
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実際に目で見た時には、ツルも見えず地面から上向きに咲いていたので、まさかツルリンドウとは思わなかったが、リンドウ科で赤い液果を着けるのは、ツルリンドウのみということなので、間違いなさそうだ。

同じ道の目線の高さで揺れる追羽根(衝羽根)形のツクバネの実も次々とみつかり、その愛らしさに歓声が上がる。 自然の造形の繊細さ不思議さ見事さには、驚かされ見飽きることがない。
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やがて長い下り道の果て、どこからか聞こえて来る有線放送?の音に人里を感じつつ車道へ出る。 ニジマスやヤマメの養殖場の辺りにはそれらを狙う白鷺(コサギ)が…
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眼下に氷川の碧く澄んだ清流を眺め奥多摩駅へ。
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そば処「おく」の手打ち田舎蕎麦 ビア・カフェ「バテレ」の生ビールたち
 
[コース] 
JR御岳駅(9:20)〜(バス)〜滝本駅〜(ケーブルカー)〜御岳山駅〜駅前広場〜御師・馬場家裏〜武蔵御嶽神社〜大楢峠〜城山分岐〜JR奥多摩駅(14:30)
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2016年01月08日

高尾山 陽だまり尾根・初詣ハイキング


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   ケーブルカー駅も新春の装いでお出迎え

新年最初の森林インストラクター活動は、冬でも陽光たっぷり高尾山の南向き・稲荷山尾根を登りながら冬越し中の植物などの観察、薬王院(高尾山薬王院有喜寺)の歴史や文化を学びつつ、正月の高尾山の雰囲気を楽しむハイキング企画にアシスト参加。 

集合場所の小公園は日陰で寒さに凍えたが、稲荷山の尾根道はお日さまキラキラ、真っ青な空に伸びる冬木立を仰ぎながら登るにつれ、身も心も温まる。

ふわ毛をまとってぶら下がる藪紫式部の実があちこちで目を引き、『カワイイ!』と人気者に。 艶やかな青葉の中に赤く色づき始めたアオキの実は、ヒヨドリの口にピッタリの大きさ、人里から鳥が運んだか葉の下にぶら下がる万両の赤い実もあちらこちらで見られた。
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アオキ(青木・アオキ科)        マンリョウ(万両・ヤブコウジ科)

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リョウブ(令法・リョウブ科)の冬芽はナポレオンハット  テン?のフン
 
ゴンズイの割れた赤い実と中から顔を出した黒い種は、赤色で目を引きつつ、赤より黒がより熟して美味しそうに見えるという「2色効果」があるらしい。

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カンアオイ(寒葵)      イタビカズラ(イタビ蔓・クワ科イチジク属)

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クロミノウメモドキ(黒実梅擬・クロウメモドキ科) クロモジ(黒文字・クスノキ科)の冬芽・花芽

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ヤブコウジ(藪柑子・ヤブコウジ科)の群生

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キジョラン(鬼女蘭・ガガイモ科)の実鞘から飛び出す綿毛

頂上ではぼんやりながら富士山のシルエットを眺められ、早まって咲いた鶯神楽にも出会えた。 本来の春には、釣鐘上にぶら下がって咲くので何だか、早く咲きすぎて寒さに身を縮めているように見えた。 陽だまりの石碑の影にはこちらも季節を見誤ったクサイチゴの白い花
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ウグイスカグラ(鶯神楽・スイカズラ科)  クサイチゴ(草苺・バラ科)

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マルバノホロシ(丸葉保呂之・ナス科 ホロシ=ヒヨドリジョウゴの古名)

その他に観察できたもの
【実や種】赤い実(深山樒、莢蒾ガマズミ、深山冬苺、蔓竜胆、飯桐、山茱萸、真弓など)、青・黒い実(蛇の髭、姫(非)榊ヒサカキ、など)、その他(定家蔓の種、高野箒・長葉高野箒・柏葉白熊ハグマの比較など)

【冬芽】花筏(ゴムのような感触)、藤木(葉柄内芽)、白木(森の小人)、ガマズミ(王冠)、コバノガマズミ(バンザイ)、紫式部(裸芽)、油瀝青アブラチャン(グーの花芽が上)、檀香梅(花芽タマネギ・柄ナシ)など

【その他】 榊とヒサカキ、柊(葉のとげの有無)、青肌(短枝の発達)、柏・山香コウバシ(茶色の葉が残る)、上(占)溝桜ウワミズザクラ(ブツブツの落枝痕)、樅・榧・犬榧、杉・桧の見分け方など

昼食後、薬王院へ初参りです。

薬王院(高尾山薬王院有喜寺)
成田山新勝寺・金剛山金乗院平間寺(川崎大師)と共に関東三山の一つに数えられる。
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本尊:薬師如来(行基が祀り開山)
飯縄(いづな)大権現(俊源が祀る、以後修験場として繁栄)
(白狐に乗り不動明王他多様な仏が神として権現した姿)

奥の院・裏 浅間社(富士信仰、富士山の遥拝所)
奥の院・不動堂(末広がりの扇垂木・ここでのみ見られる)
飯縄権現堂本社(三殿一体の権現造り・鳥居あり・神仏混淆)

四天王門、浄心門、杉苗の寄進札、蛸杉、猿園前(一両〜万両の鉢植え)と見学し、ケーブルカー駅近くのベンチ広場で振り返り、無事解散。  新年を迎え初のハイキングは、青空と陽光、年初の山歩きに意欲溢れるお客様に恵まれ、初春に相応しい笑顔いっぱい朗らかで賑やかな集まりとなった。 気持の良いスタートを切れて、皆々さまに感謝の一日、ありがとうございました。
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2016年01月02日

古民家の宿

お正月、家族で水戸の郊外にある古民家の宿を訪れました。 宿泊するのは元は蔵だった建物。
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美しいナマコ模様が施された厚い壁には窓が無く扉は固く閉ざされ、光は南側から取り込まれるだけです。
高い軒には大きなスズメバチの巣の名残、その下には恐らく左官屋さんが鏝(コテ)で描いた紅白の鶴亀のこて絵。 築90年の土蔵には、腕のいい左官屋さんのお仕事が残されていました。
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(写真・右)こうした茶釜と風炉の組み合わせってどうしても帽子をかぶった人が大きな口を開けて笑っているようにに見えて、こっそりクスリとしてしまいます。

朝、山里の冷え込みで車のフロントグラスには不思議な霜の結晶模様が出来上がっていました。
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2016年01月01日

あけましておめでとうございます

平成廿八年 丙申歳
あけましておめでとうございます


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魔去るの猿(申)歳、厄を祓う霊力のある桃の花を、降り注ぐ枝垂れ枝で埋め尽くして描いてみました。(実際の絵は縮尺の関係で全体を上手くアップできませんでした。)
桃太郎のお供には、来年の鶏(酉)、再来年の犬(戌)と続きます。
どうか皆さまに、佳い「兆」が訪れますように!

FIT(Forest Instructor Tokyo)の大先輩から、
枝垂桃の花言葉には、
「天下無敵」
の意味もあると教えて戴きました。 ありがとうございます!
可愛い花、美味しい実、その上何か特別の力を持っているようです。
中国での言い伝え、日本では古事記の中にもいろいろと…。
これからも調べて行きたい不思議な植物です。

今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

山桜 拝
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2015年12月21日

御岳山・シモバシラ ハイクの下見

2016年1月12日の本番の記事と合わせて書きましたので、そちらをご参照ください。
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2015年10月13日

大菩薩嶺(2,057m)

 JR中央本線・甲斐大和駅からバスに乗り、上日川峠の登山口へ
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真っ青な空に色とりどりの紅葉、足元には可憐な野菊がこぼれんばかりに咲いていました。

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紅葉の中を降り注ぐ木漏れ日を浴びながら出発です!

紅葉前のコハウチワカエデ(小羽団扇楓)・イタヤカエデ(板屋楓)
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色付き始めたミズナラ(水楢)      まだ緑のミズナラ

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日本に自生する唯一の落葉する針葉樹 カラマツ(唐松・落葉松)の林

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福ちゃん荘も鮮やかな木々の紅葉に囲まれてすっかり秋の装いです。

福ちゃん荘横から登り始めると間もなく木々の間から、数日前に初冠雪した富士山がひょっこり顔を覗かせ、歓声が上がります。 
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しかし、まだまだこんな風景は序の口・・・下見をした13日は、私の〇十年の山行の中でも1,2を競うようなピカピカの晴天で上空には雲もなく風もなく360度絶景の連続でした。 もう、飽きることなく同じような写真を何枚撮ったことか・・・

富士山と大菩薩湖
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雷岩下から臨む富士山

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日本百名山の内の一つ大菩薩嶺の山頂(2,057m)
樹林帯の中で眺望も無く、日本三大ガッカリ山頂?などと悪口をいわれますが、本番の27日には眺望抜群の雷岩付近がお弁当が食べられないくらいの強風でも、ここは穏やかな陽だまりでした。

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クローズアップ富士 ギザギザの登山道が見えます。

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岩場にいた鳥・・・イワヒバリ? 目の周りが白いのが気になります。

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標高2000mの立札(神部岩)

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避難小屋を超え、来し方を振り返る

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高く積まれたケルンと富士

小説「大菩薩峠」は、世界一長い連載小説を目指した中里介山が書き始め、その死により未完に終わっているそうです。 大菩薩峠は甲州街道の裏道で、幕末にそこで辻斬りをしでかした主人公は、他の試合等でも相手を惨殺の末その妻を奪って逃走、またその妻を殺めて・・・などなど様々な登場人物が日本各地に散り行く先を追って追っての筋でとうとう収拾がつかなくなったとか・・・読んだことが無いので、いい加減でごめんなさい。 映画などにもなっているのに、こちらも見たことがありません。 母校の山岳部のヒュッテがあるので馴染み深い場所なのに、もっとちゃんと知っておかねばダメですね、反省。

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五輪塔ですが、「中里介山 記念碑」のように刻まれているので、お墓ではなさそうです。

真っ赤なマユミの実が鈴なり そのむこうには奥多摩の山々と奥多摩湖がチラリ
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大菩薩峠 仏様のお首は何処へ・・・?
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稜線の上に建つ「介山荘」 中里介山にどのような縁あり?

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ツツジの仲間の紅葉 2種 ヤマツツジ・ヤシオツツジ?

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リンドウ(竜胆)

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ヤマトリカブト(山鳥兜)

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イタドリの実             カメバヒキオコシの実

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スギゴケの仲間?と赤い落葉          マムシグサの実

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コハウチワカエデの紅葉     コミネカエデの紅葉

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ウリハダカエデ(瓜の実に似た樹肌模様が目立つ)

紅葉は、下見ではやや早く、本番では散り始めてしまった木も多く、その間の20日頃が最盛期だったようです。 天候も変化していて今までの経験からの予測もなかなか思い通りにはいかないものですが、2度とも素晴らしい富士山が拝めたのは本当にラッキーでした。

バスで標高1600m程の上日川峠まで来てしまえるので、あと標高差450m程の登りで2000m越えの山域を楽しめる楽々コースですが、それだけに天候の急変に対応できる装備は万全に整えなければいけません。 上日川峠の気温7℃、雷岩付近では2℃程、風が強い時は更に体感温度が下がりますので防寒対策も必要です。

<コース>
 甲斐大和駅−上日川峠−福ちゃん荘−雷岩−大菩薩嶺−雷岩−介山荘−福ちゃん荘−上日川峠−甲斐大和駅

<写真撮影日>
 2015.10.13(下見日)  *印 2015.10.27(本番日) 
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2015年09月10日

裏高尾・秋の花探し

 夏の終わり〜秋の花々を探して裏高尾・日影沢からのハイキングの下見・リハーサルの記録です。 春の花々に比べると控えめで、注意深く探さないと見過ごしてしまうこともありますが、それだけに探し当てた時の嬉しさはまた格別でした。 

センニンソウ(仙人草)キンポウゲ科センニンソウ属 
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センニンソウはクレマチスの仲間で、花後にできる種の白い毛を仙人の髭にに見立てたのでしょうか。 良く似たボタンヅルは葉が牡丹に似て三出複葉に切れ込みがあることで区別できます。

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フジカンゾウ(藤甘草)マメ科 の花と種 
ヌスビトハギ(盗人萩)と似ていますが、花も種も大きく、葉の形が異なります。
フジカンゾウは写真には写っていませんが甘草に似た羽状複葉、

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ヌスビトハギ(盗人萩)は三出複葉
 
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オオヤマハコベ?(大山繁縷)ナデシコ科ハコベ属
スパナ型の中裂した花弁、花弁より長い萼片、花弁より長い雄蕊が特徴だが、ルーペの力を借りねば確認は難しい。(10倍撮影を拡大表示)

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ガンクビソウ(雁首草)とオオガンクビソウ キク科ヤブタバコ属
筒状花だけで目立たない仲間だが良く見ると面白い形をしていて、オオガンクビソウはガクも含めて見ると、夏の花の女王「ヒマワリ」のようにも見える。

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ヤマホトトギス(山杜鵑)ユリ科ホトトギス属
ホトトギスとの違いは、葉の斑がまばらで目立たない、花は長い柄の先に散房状、花びらが反り返る(花びらの付け根がスプーン状に凹む) ヤマジノホトトギスは奥多摩ではよく見るが、高尾山では見られないそうだ。(未確認)

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マツカゼソウ(松風草) ミカン科マツカゼソウ属
日本に自生する唯一のミカン科草本  独特の香りを放ち、外来ハーブのヘンルーダ(コモンルー、ルー)と似た雰囲気

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ノブキ キク科
くっつき虫のタネには気付くが、小さな白い花は見過ごされることが多い。 しかし、その咲いていく過程ごとの姿は実に美しく、今年好きになった花の一つ。 

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ヤマトフキバッタ?          ハエカビに寄生されたバッタ
ハエカビに寄生され、身体の節を菌糸で縁取られたバッタを見て、思わず「きれい!」と魅入ってしまった私は変人でしょうか・・・『キモチワルイ』の先入観ナシでミンクのコートを羽織った貴婦人のようにも見えませんか?

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ジャコウソウ(麝香草)シソ科 キツリフネ黄釣舟 ツリフネソウ科

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ツリフネソウ(釣舟草) ツリフネソウ科
黄釣舟も釣舟草も園芸種のホウセンカやインパチェンスの仲間で、熟した実の莢に触れるとパン!とはじけて種を飛ばします。

(編集中・・・)

〔下見9月3日、リハーサル9月10日 本番9月17日雨天中止〕
<コース>JR高尾駅北口・小仏行きバス乗車〜日影バス停下車〜林道入口(カツラ広場)〜 一丁平)〜高尾山頂 〜一億円トイレ〜5号路〜稲荷山コース〜京王高尾駅
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ダブル・レインボー

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 止みかけの霧雨の中からサァッと西日が差し込み、突然東の空にかかった大きな2重の虹の橋。
早朝に出かけた私は未だあの恐ろしい大雨の被害のことも救出活動の様子も殆ど知らず、向こうから歩いてきた女の子に、
「虹、見えた? 2つもすごいね〜」
などと話しかけ、ただただダブル・レインボーを仰いでいました。

 「ダブルレインボーを見た人は幸福になる」
 「ダブルレインボーを見た人は願いが叶う」

と言われているそうです。
拙ブログを覗いてくださった方に、写真の虹でも良いことがありますように・・・
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2015年07月30日

裏高尾の幽谷・蛇滝コース

<7月28日下見  30日本番>
「真夏の花イワタバコを鑑賞し、蛇滝から高尾の幽谷を歩くハイキング」

コース:JR高尾駅北口より小仏行バス乗車〜駒木野バス停〜関所跡公園[開会式]〜小仏川遊歩道〜圏央道下の公園[WC]〜蛇滝[イワタバコ鑑賞]〜霞台園地(十一丁目)[WC]〜4号路〜高尾山頂[昼食休憩・WC]〜ケーブルカー高尾山駅[解散](本番は天候急変により、下山路を稲荷山コースから変更)

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黄ソケイ            屁糞蔓(早乙女花・灸花ヤイトバナ)

下界の酷暑から逃れ、小仏川のせせらぎの音に癒され木陰を涼風心地よく歩めば、水引、秋の田村草、葉黒草、盗人萩と、早くも秋を感じる草花の中、オレンジ色の小さなユリ型の花が鮮やかに顔を覗かせる。キツネノカミソリ! 同じ科の彼岸花が花の後に葉を出すのとは逆に、春に出た剃刀型の葉が消えた後、ひょっこり花茎を伸ばして咲く。その唐突に現れてぱっと咲く様子がいかにもキツネっぽくもあり、花の色形もキツネ似に思える。

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狐の剃刀(キツネノカミソリ)

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葉黒草(ハグロソウ)

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秋の田村草(アキノタムラソウ)

2日前の下見で見たコバノカモメヅルやオケラを注意深く探したのに、本番では遂に見つからず、何だか狐に化かされた気持。 そういえば、今日のコースには稲荷神社がいくつか… 昔から人々が心を寄せる祈りの場では頭を垂れ手を合わせたい。 それが鎮守の森に足を踏み入れる時のご挨拶であり、帰路ではお守り下ったことへの御礼でもあると思う。

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小葉の鴎蔓(コバノカモメヅル)

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キンミズヒキ             オニドコロ

P7280018 (210x280).jpgP7280078 (210x280).jpg秋の野芥子(アキノノゲシ)      山苦菜(ヤマニガナ)

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朮(オケラ)の蕾

その名も妖しい蛇滝が近づくにつれ、幽谷の気配強まり冷気(霊気?)もいや増す。 濡れた階段の手すり下に最初のイワタバコの一株を発見! そんな可憐な一株に感激したのも束の間、階段を上がるごとに岩壁に長い艶やかな葉を垂れ、紫色の星型の花にオレンジの蕊という独特な色合いの小花をぶら下げて咲くイワタバコは
どんどんと増え、遂に間近に見られる大群落に対面し圧倒される。いつまでも守り続けたい美しい真夏の妖精たちだ。
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この花の色合いは野菜の茄子の花に似ている。 大きな葉やナスに似た花から、水の滴る岩肌に生えるタバコ(ナス科)の名を付けられたが、ナス科ではなくイワタバコ科の植物である。

林の暗がりに真っ赤なウインナーが多数ぶら下がったような不思議なものは、ツチアケビの実。 アケビの実に似ているかな? 実は珍妙でも、ラン科らしい黄褐色の花を6~7月に多数つける。 葉緑素も葉も無い腐生蘭・無葉蘭で、ナラタケ菌糸と共生しているというが、一方的に栄養を得ているだけなのか何かナラタケ菌糸にお礼をしているのかは不明。
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土木通(ツチアケビ)の実       コミヤマ?スミレの実鞘

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ムラサキニガナ  ニガナ属ではなくアキノノゲシ属

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高尾ヒゴタイ           ヒメヤブラン

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タマアジサイ

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マルバノホロシの若い実?       ゴンズイの若い実

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山不如帰(ヤマホトトギス)

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オオバギボウシ

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猪口(イグチ)の仲間のキノコ 傘裏がスポンジ状

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鬼女蘭(キジョラン)の若い実

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定家蔓(テイカカズラ)の実

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山百合

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藪茗荷(ヤブミョウガ)ツユクサ科 の群生

文中登場以外で特に耳目を引いたもの: 
<住宅地にて> 黄ソケイ、初雪カズラ、ヒオウギ(檜扇)、ゴウダソウ(合田草)の丸く平たい種
=ルナリア/銀扇草/金のなる木とも、ノウゼンカズラ

木本: 油瀝青(実)、合歓木、小臭木、犬橅、橅、樅、榧、房桜、山椒、犬山椒、朴の木、深山樒(実)、万両(花・実)、藪柑子、赤芽柏、蔦漆、瓜の木(実)、水木、熊野水木、山紫陽花、玉紫陽花、烏山椒(花)など

草本: 大根草、藤甘草、藪蘭、姫藪蘭、狐の孫、鬼野老、葛、爺ソブ(蔓人参)、小葉の鴎蔓(下見)、朮・オケラ(下見)、武蔵鐙(葉と実)、野蕗(花)、藪茗荷(花)、姥百合、紫苦菜、高尾平江帯、大葉擬宝珠、山百合、蓮華升麻、節黒仙翁、定家蔓(実鞘)など

その他: カラスアゲハ、ジャコウアゲハ、アカボシゴマダラ、ヒグラシ、エナガの群れ、アオゲラの奇声
上昇気流に巻き上げられる黒雲、雨上がりに立ち込めた霧
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2015年06月26日

浅間嶺(903m)

6月13日(下見)・ 6月26日(本番)

コース: JR武蔵五日市駅〜浅間嶺登山口バス停〜数馬(かずま)峠〜人里(へんぼり)峠〜浅間嶺(せんげんれい)903m〜「そば処みち子」〜時坂(とっさか)峠〜払沢(ほっさわ)の滝入口バス停〜JR武蔵五日市駅
コースタイム: 4時間40分 歩行距離:約10km 標高差:450m

先月の高尾山セッコク・ハイクに続き、奥多摩の浅間嶺に初夏の花々を訪ねて歩くハイクにアシスト参加しました。 この辺りは難読地名が多く、古い文化の有様が偲ばれます。 空気の澄んだ季節には富士山を望めることから浅間神社が祀られ、それが嶺の名前となったようです。

バス停から登山口に至る橋の途中から、緑滴る木々の茂りに目を向けると…
CIMG6905 (210x280).jpgCIMG6907 (220x165).jpg    サワグルミの花穂       サワグルミ・マタタビの葉

登山口から数馬峠までは登りが続きやや息が上がりそうになりますが、ゆっくりと道の両側を希少なクモキリソウを求めて舐めるように観察しながら進んでいると・・・クモキリソウを発見! 想像よりも小さく可憐なそしてとても繊細な意匠の花でした
CIMG7004 (210x280).jpgCIMG7160 (210x280).jpg クモキリソウ(蜘蛛切草) ラン科
薄暗い林内に風がそよぎ薄い翡翠色の小さく繊細な花の集まりになかなかピントが合いません。 その小さな花の姿は「蜘蛛」なのか「雲霧」なのか…? どちらにしても造化の神秘に魅入り飽きることがありません。

数馬峠から尾根道に入ると、ヤマオダマキが可憐な風鈴花を揺らして待っていてくれました。
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     キバナノヤマオダマキ(黄花山苧環) キンポウゲ科
こちらは上部の赤紫部分が薄く、全体がクリーム色に近いキバナノヤマオダマキといわれるタイプです。 後から赤紫色部分の濃い、ヤマオダマキの個体も見ることが出来ました。
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     ヤマオダマキ(山苧環) キンポウゲ科
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朴の木の果穂から直接の芽吹き    「猿の手形? 顔形?」

そして可愛らしいイチヤクソウが、あそこにもここにもと咲いていてくれ、中でも古木の幹元の分かれ目に楚々と咲いていた姿は、まるでメルヘンの世界が目の前に現れたようでウットリでした。
CIMG7008 (210x280).jpgDVC00311 (210x280).jpg   イチヤクソウ(一薬草) 

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奥多摩は、山また山の重なりがどこまでも連なり懐が深い
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まるでキノコのように見えますが、葉緑素を持たず木の根と共生する赤茸の仲間の菌根菌に寄生する植物の
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      ギンリョウソウ(銀龍草) イチヤクソウ科
群生していましたが、まだ頭をもたげたばかりの状態で青い目は見えていませんでした。

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アカショウマ(赤升麻)     ミヤマタニソバの葉
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巻き付いた藤蔓     巻き付かれて枯れた木と巻き付いていた蔓の断面

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 マムシグサ           浅間神社?の祠

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DVC00225 (440x330).jpg  薄紫色を帯びた朝霧のようなコアジサイの花

CIMG7157 (210x158).jpgCIMG7158 (210x158).jpg ヨツバヒヨドリの蕾       ヒヨドリバナの蕾

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馬の背のような尾根道        針葉樹林・広葉樹林

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ミツバウツギの実はカボチャパンツ型   タケニグサ

CIMG6948 (210x280).jpg CIMG7041 (210x280).jpg オカトラノオの蕾           クサアジサイ

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        蕎麦処「みち子」にて

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クリンソウ(九輪草)薄いピンク 濃いピンク

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 黄色の蕾 何かな?       ウスキツバメエダシャク 

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  ナルコユリ           ヤマアジサイ

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       ギンバイソウの蕾と開きかけた花

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       キブシの実

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       ユキノシタ(雪ノ下)
 
幸運にも、下見と本番の2回で、咲いていて欲しいと願った花々に殆ど全て出会うことが叶いました。 貴重な機会に新米の私を参加させてくださった先輩方に感謝です。
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2015年05月28日

石斛と初夏の花々(高尾山)


 先日の高尾山グリーン・クリーン作戦参加は、ガールスカウトの少女達が動き回るのを追いかけるばかりで満足にお役に立てず、森林インストラクター1年生としての初アシストは、「石斛と初夏の花々を訪ねて」となり、この日は一週間前の下見にやって来ました。 

 先輩方のお話では、今年のセッコクの開花は例年に比べてかなり早いそうで、この写真のように大株が満開!で、まるで杉の木に桜が咲いたような様子に感激だったのですが、先週はもっとすごかったのだそうです。 来年はその一大花盛りを是非ともこの目で見てみたいものです。 香りもほんのり漂ってきたような、気のせいのような・・・

 (植物などの特徴は、今まで覚えて来たこと、先輩方に教えて戴いたこと、図鑑などで調べたこと、自分の意見や感想のまとめですが、皆様に見て戴いて更に正確を期していきたいと思いますので、誤りがありましたらお知らせ頂けると助かります。)

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セッコク(石斛) ラン科 常緑多年草 
 ・空中湿度の高い谷筋の杉の枝などに着生する。
 ・芳香があるが、高所に咲く為なかなか確かめにくい。
 ・漢方薬名「石斛」 健胃・消炎・強壮・美声薬等 
  「人参」に匹敵する薬効とみなされる。
 ・別名「イワグスリ」「イワトクサ(岩木賊)」
 ・古名「スクナヒコナノクスネ」
  (少彦名/少名毘古那神=医薬・酒造等の神様)
 ・東洋蘭としての名は「長生蘭」で品種名多数。
 ・デンドロビュームの仲間で矮性種の交配親ともなる。
 ・「斛(さか)」=古い堆積の単位 1斛=10斗(180ℓ)
  それでは何故、「石斛」の名がついたのだろうか?
  茎の節目を計る升に見立てたのだろうか?
 ・岩に着く株を「石斛」、木に着く株を「木斛」と
  呼んだらしいが、現代日本で「木斛」といえば
  常緑樹で庭木に人気の「モッコク」なのでややこしい。

 頭上の石斛ばかりでなく、足元にも様々な初夏の花々が咲いていてくれました。
 
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サイハイラン(采配蘭) ラン科 常緑多年草
 ・和名は、花穂を軍陣を率いた「采配」に見立てて。
 ・別名「ハックリ」「ホウクリ」鱗茎を焼くと栗に似た味
 ・生薬名「采配蘭」 胃腸カタル、ひび・あかぎれ薬

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ギンリョウソウ(銀龍草) シャクジョウソウ科(旧イチヤクソウ科)多年草
 ・和名は、葉緑素を欠いた半透明の下向き筒状花を
  龍の顔に見立てて。
 ・別名「ユウレイバナ」「ユウレイタケ」など
 ・漢名「水晶蘭」
 ・キノコの仲間のようだが、赤茸菌類が樹木の根に
  作る菌根への寄生植物。
 ・柔らかそうだか触ると意外に固い。
 ・覗き見ると雌しべの柱頭部分が青い。

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イナモリソウ(稲森草) アカネ科 多年草
 ・和名は、三重県菰野の稲森山で発見されたことによる。
 ・別名「ヨツバハコベ」
 ・花色は白〜青みの強いものまで巾あり

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ウメガサソウ(梅笠草)     ヤマニガナ(山苦菜)
イチヤクソウ科               キク科
                      ・花弁数7〜10枚

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ハナイカダ(花筏) の若い実   サワハコベ(沢繁縷)
 ミズキ科 落葉低木         ナデシコ科 越年草
                   ・花弁とガクの長さがほぼ同じ
                   ・花弁の先が中裂    

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(オカノ?)タツナミソウ(立浪草)シソ科


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美人橅 高尾三名橅の一つとのこと。
 すらりとした姿に繊細な枝ぶりのやさしげな姿が「美人」の名の由縁でしょうか? 長く人々に愛されてきた木には、人それぞれの思い入れがあるようです。
タグ: 高尾山
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2015年05月22日

苔研修@高尾

高尾山コケ研修会の記録です。

コケ(蘚苔類)とは:
 @陸上に住み、
 A胞子で増え、
 B維管束を持たない
 C植物のこと

その他のコケの特徴:
 @体が小さい
 A水分・養分を吸収する「根」がない
  (仮根には固定機能のみ)
 B水分を体全体で吸収する

コケ類は、
 @蘚(セン)類:茎葉体(茎と葉に分かれている)
 A苔(タイ)類:主に葉状態(茎葉がわかれていない平たい体) 
 B角苔(ツノゴケ)類:胞子体がツノのような形をしている 
に分類される。

講師: 鵜沢美穂子氏(ミュージアムパーク茨城県自然博物館 学芸員)
苔観察に必要な道具: ルーペ、ピンセット、霧吹き、採取用のケース等

先ずは高尾山口の線路の向こう側にご鎮座の氷川神社さまの境内の苔を観察。
ふつう、石につくコケは木にはつかない。 すみ分けているようだ。

参道脇の石垣には、
・ギンゴケ(銀苔)  :白緑〜灰緑の群落を作る。都会〜高山まで日本全土、世界各地、南極大陸にも分布。
・ハマキゴケ(葉巻苔):乾燥した場所を好む。乾くと葉をすぼんだように巻く。霧吹きで湿らせると茶色く見えていた葉を開いて緑色に。  
・コメバギボウシゴケ(米葉擬宝珠苔):深緑色。 垂れ下がる傾向。

桜の老木の幹には、
<蘚類>
・サヤゴケ(鞘蘚):葉が茎を包むように付く。 小さな塊を作る。
・タチヒダゴケ(立襞蘚):剿Xにヒダ 
・コモチイトゴケ(子持糸蘚):一年中みられる
・ホソミツヤゴケ(細身艶蘚):長い房、光沢、平たい印象

剋浮フ縁が赤く花のように愛らしい、それが湿気を与えると閉じる…の実験をしたのはどのコケだったか?? その剋浮燗重構造になっていて中だけ閉じて外は開くという芸当も見せてくれる。

<苔類>
・カラヤスデゴケ:黒っぽい 雌雄異株 丸い花被の先が花のように開く 腹面に腹葉、腹片あり 腹片の中に水分や虫が入る
・フルノコゴケ:アオサノリっぽい
・チヂミカヤゴケ:深緑でモソモソ

本殿傍の地面では、
<蘚類>
・コツボゴケ:細胞が大きい 葉先に小さなツボ
・キャラボクゴケ:ホウオウゴケの仲間
・ナガヒツジゴケ:葉が細かい毛のよう
・ツクシナギゴケ:葉に鋸歯がある

高尾山6号路
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トヤマシノブゴケ(富山篠生蘚)

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   ?

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ジャゴケ(蛇苔)            高尾蛇苔(艶無く紫色帯びる)

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      ?                オオトラノオゴケ(湿)

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   チャボスギゴケ

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   リボンゴケ

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   アラハシラガゴケ?
湿度の高い所の杉の大木などに群生

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  キヨスミイトゴケ
湿度が高く空気のきれいな環境にしか育たない

地面に這いつくばる様に夢中で観察を続ける不審な集団に、通りかかる方々から
 「何を見てらっしゃるのですか?」
と不審げに問いかけられ、我に返る。 

 背筋を伸ばせば目の前には可憐な白い花も咲いているというのに・・・
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   マルバウツギ

 それでもずっとずっと知りたかったコケの世界の入口に立てたようで嬉しい。 世界を広げて下さった鵜沢先生に感謝! そして、もっと接写のできる良いカメラが欲しい!とつくづく思う。

[コケ用語]
 中肋(チュウロク): 蘚類の葉の中央の筋状に見える部分
 パピラ(乳頭): 細胞壁の外側の突起
 凵@:蘚類の胞子体の頭頂部の膨らんだ部分
 剿X:蘚類の凾覆うもの 様々な形がある
 剋普F凾フ口部の周囲にある歯状のもの 様々な色・形      

(ものすごく日が経ってしまってからのまとめで、撮った写真が何か分からなくなってしまったもの多数・・・追々調べてみます。)
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2015年05月21日

ハラビロカマキリ孵化

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2階のベランダのオリーブの幹に
産み付けられていたハラビロカマキリの卵のう(卵鞘)
ハラビロカマキリのお腹を下から見たような形が特徴
(ちょっと磯の生物、ヒザラガイにも似ていませんか?)

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ちびっこカマキリが孵化してパラパラと散り出した! 

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数ミリの小さな身体ながらも、ハラビロカマキリらしく
やや広めの腹をグイッと上に折り曲げて威嚇のポーズ!
他のカマキリの子よりも黒目が大きく目立ってとても愛らしい。

他の種類のカマキリについては、下のタグの「カマキり」や「孵化」をクリックすると関連記事のリストからご覧になれます。

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2015年05月11日

奉祝・ご遷座400年「神田祭」

 母の実家が氏子である神田明神さまは、
天平2年(730) 大手町・将軍塚の周辺にご鎮座、
慶長8年(1603) 徳川家康の江戸幕府・江戸城の拡張
        により駿河台に仮ご遷座、
元和2年(1616) 4月、現在地・外神田(江戸城の表鬼門・
艮(うしとら)の地に「江戸総鎮守」
としてご遷座となりました。

 本年2015年は、そのご遷座より400年にあたり、5月の神田祭は奉祝大祭として盛大に執り行われました。 江戸っ子の片端を担う我が身としては、このお祝いに駆け付けないでは居られません。 山でこけて傷めた膝を庇いつつ、叔父の法被も羽織らせて貰って参加して来ました。

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町内会のお神輿の先導役の方々

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続いてお囃子の方々

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明神様が近づくにつれ、集結してきたお神輿は暫し参詣待ち…
異人さんの担ぎ手も。

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ちびっこ神輿も頑張る!

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さぁ、いよいよ明神さまも間近で
益々意気も神輿も舞い上がります!

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我が町内会のお神輿が明神さまの鳥居を潜る瞬間!
ご遷座400年、おめでとうございます!!
posted by 山桜 at 15:17| Comment(4) | TrackBack(0) | 神社・仏閣 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アオゲラのヒナ

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異様にケタタマシイ鳴声がして窓の外を見ると、
電柱の天辺近くアオゲラのヒナが
右往左往しながら狂ったように声を振り絞ってる。
未だホヤホヤした羽毛に短いシッポのあどけない子。 

うっかり巣立ちしたものの、心の準備が出来ていなかったのか?
親鳥に助けを求めているのか、
一緒に飛び立った兄弟を探しているのか?
いくら叫んでも、もう多分、だれも助けてはくれないよ。
当分ひとりぽっちで生きていくしかないんだ。 
せめて声嗄れるまで訣別の名乗りをあげて、征け!
posted by 山桜 at 13:00| Comment(6) | TrackBack(0) | 自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

**ブログの再構築中**

2005年6月に開始した拙ブログ「天地(あめつち)に遊ぶ」も、もうじき10年目の節目を迎えます。

折々に増やしてきたカテゴリも細分化され過ぎて、どこに分類すべきか迷うことが多くなってきました。 そこで現在、カテゴリなどを統廃合整理し再構築中です。 記事数も多く、とても一度には出来ないので、チョコチョコと変更していくことになりそうです。 

折角遊びに来て下さったのに、折あしく、何やら表示や作動が不審なことにぶつかられるかもしれませんが、暫くの間、どうかお許しください。 山桜 拝
posted by 山桜 at 00:00| Comment(4) | TrackBack(0) | *お知らせ* | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月29日

石老山(702.8m)

石老山(せきろうざん)は、その名の通り、巨岩奇岩が次々と現れる山で、その中腹の顕鏡寺*には「花子とアン」で脚光を浴びた柳原白蓮が長男の香織と共に眠るお墓がありました。 そっと手を合わせたお墓の傍には大きな鬼胡桃の木が聳えていました。 お二人で仰ぎ見ながら四季の移ろいを楽しまれているのではないでしょうか。
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コロンと転がりそうな形の岩には数本のか細い「つっかえ棒?」
何か意味がありそうな?

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FIT(Forest Instructer Tokyo)の大先輩方との初めてのハイキング、新人は教えを伺いメモを取るのが精一杯で写真を撮る余裕は殆どなく・・・後ろからパチリと失礼しました。
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山頂でお昼のひと時
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山頂からの眺め(丹沢山塊)

*石老山顕鏡寺
 平安時代・仁寿元年(851年)に源海法師により創建。 真言宗の古刹。
 寺縁起「平安の頃、高貴な身分の若君と姫君が恋に落ち、
     都を捨ててこの地に身を置き子をもうけた。
     その子が成長し、僧となって源海と号した。」
 源海法師住居跡と伝わる「道志の岩窟岩(福一満虚空蔵尊が安置)」を中心に奇岩怪石が連なり、蛇木杉などの大樹がうっそうと生い茂り荘厳な雰囲気。

*「相模湖観光協会HPより 石老山」
http://www.sagamiko.info/%E6%AD%A9%E3%81%8F/post_11/
タグ:石老山
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2015年03月28日

高尾山・琵琶滝コース等(3月下旬)

高尾山グリーン・クリーン作戦の下見で、琵琶滝→2号路→3号路→紅葉台(昼食)→高尾山頂→1号路→高尾山口 を歩きました。

高尾山は本当に植物の宝庫で、日毎に次から次へ姿を変えるので、とてもとても一度にはご紹介できません。 これから、毎週のように歩いては、皆さんにご報告していけたらと思います。

今を盛りとあちらこちらに群落を作り斜面を淡青紫色に染めていたのは、
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    タチツボスミレ(立坪菫) スミレ科
 ハート型の葉、托葉のギザギザの切れ込みが特徴

花は目立たないものの、渋好みの凛とした風格を漂わせているのは、
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   エンレイソウ(延齢草) ユリ科
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 花弁に見えるのは萼片。 花色は、緑〜紫褐色など。 白花は別種。 薬草・有毒植物。 身は甘酸っぱく食用となります。

沢沿いの湿潤地などで、楚々とした白い花を開き始めたのは、
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 ニリンソウ(二輪草) キンポウゲ科
花色は白〜ピンク色を帯びるものまで。 二輪草の名を持つが、咲き始めは一輪で、よく見れば花柄の付け根に次の蕾が見えます。 最初の花が次の花が咲くまでもてば、名前の通り二輪の揃い咲きとなります。

琵琶滝の横の雫が滴るような岩にしがみつく様に生えていたのは、
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  マメヅタ(豆蔦)
ツタの名を持ちますが、ウラボシ科のシダ植物です。
丸い栄養葉と細長いヘラのような胞子葉を持ち、蔦のように岩を這い上がります。
(写真の縦横がオカシイのですが、直せません…何故?)

切れ目の入った変わった葉、ほんのり赤味のさす白花のスミレは、
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  エイザンスミレ(叡山菫) スミレ科
花色は白花からピンクを帯びたものまで個体差があります。
下は我が家に種が飛んで来て増えてしまった狭山丘陵のエイザンスミレです。
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柔らかな細長いハート型の葉、花も細面のスミレは、
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 ナガバノスミレサイシン(長葉菫細辛) スミレ科

町の路脇に咲くカタバミよりも柔らかな雰囲気の
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  ミヤマカタバミ(深山片喰・酢漿草) カタバミ科

みつけると、思わずわ〜っと声をあげてしまう可憐な青い花々は、
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 ヤマルリソウ(山瑠璃草) ムラサキ科
園芸種のワスレナグサの仲間です。 咲き進むとピンク色に退色して青とピンクが混ざって咲くのも素敵です。

小さなガーベラのような花には、何故か勇ましい名前の
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 センボンヤリ(千本槍) キク科
 秋に咲く長く伸びた管状花だけの閉鎖花の方が槍らしい気がします。
 花弁の裏が赤紫色なので、紫タンポポの別名があります。
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(写真の向きが直らなくてすみません)

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  キブシ(木五倍子) キブシ科
 名はタンニンを含む実をヌルデの五倍子(フシ)の代用とした為。 五倍子は黒色の染料となり、むかしはお歯黒(鉄漿)にも用いました。

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ヨゴレネコノメ(汚猫の目) ユキノシタ科
 先日も紹介したネコノメの仲間です。 科は違いますが、何処かエーデルワイス(キク科ウスユキソウ属)的な雰囲気もありませんか?

何故だかなかなか正面を見せてくれない恥ずかしがり屋の
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ミミガタテンナンショウ(耳型天南星) サトイモ科
 マムシグサに似ていますが、仏炎苞の下部の左右が耳のように張り出しているのが特徴。 花が咲き出す頃には、このように葉が完全に展開していません。 花が咲く前の芽は、細長いタケノコの様な姿です。
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2015年03月22日

エドヒガンの枝垂桜

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毎年の彼岸参りの頃、丁度見頃を迎えるエドヒガンの枝垂桜です。
 
エドヒガンは萼筒が壺型で、プクリと丸い部分の巾が直線の部分より大きくなっています。 東京近郊では、ソメイヨシノより一足早く、その名の通りお彼岸の頃に咲き始め、墓参に訪れる人々の心に春を運んできてくれます。

今や花見の桜の代名詞となったソメイヨシノは、エドヒガンとオオシマザクラの交雑種とみられていますが、その登場以前は野生種であるエドヒガンが花見の立役者だったということです。 長命な桜としても知られ、各地の有名な老巨桜はエドヒガンであることが多いようです。

おお、「日本三大桜」も エドヒガン でした。
・山高神代桜  山梨県 樹齢約2000年
 (ヤマトタケルノミコトの東征時のお手植えとされる) 
・根尾谷淡墨桜 岐阜県 樹齢約1500年
 (蕾の薄紅〜白〜淡墨色と独特の花色の変化がみられる) 
・三春滝桜   福島県 樹齢約1000年 
 (滝桜はエドヒガンの中の紅枝垂と呼ばれる品種)
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2015年03月21日

パウロの森・初探訪

FIT(Forest Instructer Tokyo−森林インストラクター東京会)の活動の一つの見学で、高尾山の北部「パウロの森*」を初探訪させて戴きました。

先輩方が増えすぎたニセアカシアなどの伐採に取り組んでおいでの中、作業の邪魔にならない範囲で新人の私たち2名は「パウロの森」の中を案内して戴きました。 

いきなりの急登にあえぎながら斜面を登ったり、見晴らしの良い尾根を歩いたり・・・先輩方が代々、大切に育んで来られた豊かな森に抱かれて幸せな時を過ごしました。

足元にはカンスゲ、シュンラン(花)、ナガバノスミレサイシン(花)、コンテリクラマゴケ、トリカブト(葉のみ)、フデリンドウ(蕾)、ウグイスカグラ(花)・・・

こちらは腹菌類のキノコ「ツチグリ」
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ムササビの食痕がある葉(折ってかじるので左右対称の歯形が残る)
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(間隙で思わず手が震え…ピンボケすみません!)

キジョランの丸い食痕の裏にはアサギマダラの幼虫が…
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指先と比べるとその小ささが分かります。
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模様などが見られるように少し拡大してみました。

頭上には、キブシ(花)、フサザクラ(芽吹き)、ウワミズザクラ(蕾)、ダンコウバイ… 

お昼の後には、かいた汗の分を補うお塩の効いたぜんざいと焼き餅を戴き、元気をつけて午後は笹刈りのお手伝いに。

午前も昼休みも午後も、次々と繰り出される容赦ない?先輩方の質問に答えようとするのに精いっぱいで、写真を撮る余裕など殆どありませんでした〜 何でもそれらは、パウロの森くらぶへの入会資格試験?だったと後で伺って、またビックリ! 何とか「合格!」と言って戴けてホッとしました。

帰り道、フクロウの声の手笛を教えて戴きましたが、酸欠になりそうな位吹いて、やっと微かな音が出るくらい・・・もっと練習していい音、そしてメロディも奏でられるようになりたいです。 藤かアケビ?のツルであっという間にカゴを編まれる先輩、どんな葉っぱでも唇に当てて笛にしてしまわれる先輩、森の事なら隅から隅までご存知の大先輩、この森には、多種多彩な技や知恵を持たれた先輩方が目白押しで、学びたいことが山ほど溢れています。

お土産に、ほだ木で立派に育った椎茸を戴きました〜香りよく肉厚でとっても美味しかったです^^
これからも森の恵みの豊かさを支えるお手伝いをし、またその恵みに抱かれて学んでいきたいと思います。 

*「パウロの森」とは、高尾山の北部にある聖パウロ学園高等学校の学校林で、23ha(東京ドーム5個分)の広大な面積を持ち、2004年からFIT会員による森林整備活動と森林環境教育活動が始まりました。(2007年には国土緑化推進機構のモデル学校林に認定)FITの中の「パウロの森くらぶ」ではは2004年以来延べ5000人を超える学園の生徒や近隣の小学校の生徒の森林環境教育に携わって来ています。  
posted by 山桜 at 00:00| Comment(4) | TrackBack(0) | 自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする