2013年11月21日

久し振りの散歩

 「いい夫婦の日」とやらには一日早かったけれど、念願かなって久しぶりに二人だけで「ただの散歩」に出かけることができました。  
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 紅葉が盛りでした。

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 病み上がりの癖に相変わらず歩くのが早くて、ちょっと写真を撮っている内に、振り返りもせずにすいすいと行ってしまう…。 すっかり姿を見失って「どこに居るん?」と電話すると、「もう家に着くよ」ですって。 本当にまぁ…相変わらずです。 でも、「相変わらず」って素晴らしい…か。 

ラベル:紅葉
posted by 山桜 at 00:00| Comment(12) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月20日

ひつぢ田

 
 ひつぢ田に紅葉ちりかかる夕日かな   蕪村

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 刈り取り後の田んぼから、再び稲の青葉が伸びてきた様子を「ひつぢ田」と呼ぶのだそうです。 最初に聞いた時には「羊田」と思い込み、
 「なるほど、羊雲のように羊の群れが連なっているようで可愛らしいからかな?」
などと、いつものように早合点。 さて、よくよく考えると、山羊ですらそう見かけなかったであろう昔の日本人が、たくさんの羊が群れている様子を思い浮かべるのは不自然です。 

 季語を調べてみると、「ひつじ田」ではなく「ひつ田」と書かれていました。 「ひつぢ」の漢字は、禾魯(櫓の木ヘンがノギヘン)ですが、意味はどうやら「乾土」「干土」のようで、稲穂を刈った後、水を抜かれて「干上がった田」の様子ということなのですね。

 この写真では、雨の後で田んぼがぬかるんでいるので、厳密にいうと乾土田ではありませんが、そのぬかるみが午後の日差しにきらきらと光り、健気に再生した稲の葉を照らして出している様子が優しげで、暫く見惚れておりました。 蕪村の句の様に紅葉が散りかかるのももうすぐでしょう。
 
ラベル:蕪村 季語 言葉 語源
posted by 山桜 at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 俳句・和歌・詩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする