
この時期、山では赤く熟した実が沢山見られますが、その中でも朱色の外皮がくっきり星形に開いた先に鮮やかなオレンジ色の種をぶら下げたツリバナの意匠は際立っています。

上から見ると、その星形が更に良くわかりますね。 星というよりヒトデかな? アダムスキー型的な円盤にも?

沢山ぶら下がって揺れている姿も楽しげで、赤ちゃんの頭の上でくるくる回るおもちゃ(なんというのでしたっけ?)にも見えてきます。

春に咲く花は、蕾の時に外側だった部分の色がピンク色が濃くてツートーンになっていて、これもほんのりと何とも春らしい色合いで、山で出会えると心が浮き立ちます。

【ツリバナ/吊花】ニシキギ科ニシキギ属 落葉低木
分布:北海道〜九州 丘陵〜山地
花期:5〜6月
花径:7〜10mmほど
果径:8〜10mmほど 熟すと5裂し中の種子をぶら下げる

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