2017年10月17日

風遣い・アサギマダラ

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 ふわりふわ〜りと風に乗って優雅に舞うアサギマダラを見かけると、時間を忘れて目で追ってしまい、近くの花で翅をゆったりと閉じたり開いたりしながら吸蜜を始めれば、思わずカメラに捉えたくなります。

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 今の時期のお好みの花は、このアザミ、フジバカマの仲間のヒヨドリバナ、ハグマの仲間などキク科が多いようです。 まぁ、もともと秋はキク科の開花が多いのですけれど、小さな花がたくさん集まって一つの花のようになっているので、まるで蜜壺がいっぱい並んでいるのと同じで吸蜜効率が良さそうです。 知能が高そうなアサギマダラなら、その辺も考えてるかもしれません。 甘い蜜に辿りついてウットリとしているのか、例によって全く害がなさそうな阿呆に見えるのか、少しぐらい近づいても飛ばずにいてくれます。

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 ステンドグラスに例えられる美しい翅を惜しげもなく広げて見せてくれ、感動です! 黒い縁取り枠の中の浅黄色(やや緑を帯びた水色)は、長旅に向くようにか鱗粉が少ないので透明感があります。

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 逆光を浴びると、向こう側の翅も透けて見えるのが良くわかります。

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 夏〜秋の季節の変わり目、産卵に向けての婚活中なのか集まって来た沢山の個体に巡り合えました。 気を付けていると、割に身近にいるものです。 上のようなグラウンドの横、こちらのような高く伸びあがった蔓の先、下のような陰樹のアオキの茂みでもお日様が当たっていれば翅を休める姿を見ることが出来ます。

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【アサギマダラ/浅黄斑】タテハチョウ科
 分布:全国(九州以北) 遠距離を旅することで知られる
    越冬は関東以西(幼虫の食草の一つキジョランの分布域)
 幼虫の食草:ガガイモ科の植物(含有するアルカロイド系毒素を身に貯める)

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 キジョランの葉裏にぶら下がったこの鈍く光る塊が、アサギマダラの蛹です。 10月下旬にはそろそろ蛹から羽化〜成虫の時期も終わり、産卵〜幼虫で越冬の時期となり、再び成虫の飛翔に会えるのは3月の後半となります。 

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 カシワバハグマの花の蜜にストローを延ばし夢中になって吸っています。 長旅で傷めたのか、向こう側の前翅の先がボロボロになって欠けています。 こうして近づいてみると、体の部分もまだら模様にになっているのが分かります。 幼虫〜成虫まで同じような模様なのは、結構珍しいのではないかしら。

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 アサギマダラの旅の記録を取るために翅に採集地名が書かれています。 研究の為とはいえ、やはり痛々しく感じます。 何か別の方法はないものでしょうか。

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 アップにしてみると、そのヒラヒラのんびり滑空しているような姿からは想像できない、鋭い眼差しにギクリとしました。 やはり日本全国を旅して回る内に数々の試練を乗り越えてきたのでしょう。 先日見たツマグロヒョウモンたちのちょっとおどけた目(失礼)とは、段違いの侍のような気迫を感じました。。

 あの優雅な飛び方にしても、鱗粉までも削り落とし、疲れない省エネを追求した果てに手に入れた姿なのでしょう。 天地の理に学ぶことは、どんなに学んでも学びきれず、果てしなく続く道です。



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posted by 山桜 at 10:17| Comment(8) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ひよっこロス

 
 スキスキスキス〜キ〜 スキステキスキ〜 という太田裕美さんがあの愛らしい声で歌う「恋のうた」が耳について離れず、今もついつい口ずさんでしまいます。
 
9月で終わってしまった朝ドラの「ひよっこ」、『もうやっていないんだ、今頃皆どうしてるかなぁ』と、その後が気になるドラマがまた一つ増えてしまいました。 

 特に、前にも気になる人物としてブログに書いたマッシュルーム・カットでBeatles LOVEの宗男おじさん、
 「誰かに助けてもらったら誰かを助ければいい。 
  それでいいんだよ。 人を救うのは人だよ」
という言葉が忘れられません。

 スキスキスキス〜キ〜の「恋のうた」がテーマソングだったお米屋さんのさおり(米子)と三男、それぞれに運命の伴侶を失った後の大人の恋・シェフと愛子さん、 乙女寮の同期生・澄子(福島)と豊子(青森)のハワイ旅行の顛末などは、きっとスピンオフか続編で描かれるものと今から心待ちにしています。

 主人公のみね子とヒデは当分ラブラブでそうなのでほっといていいかな。 早苗さんは、NYで彼とどうなっても生きていくでしょうし、演じたシシド・カフカさんはこの先、きっと一番売れそうです。 漫画家二人もまぁ、どうでもいいか。 藤子不二雄風の設定で画風は石ノ森章太郎系でした。 メガネの方が顔が分からないと売れないだろうと、たびたびメガネを外していたのが印象的でしたが、結局どういう顔か分からないままでした、残念。 

 その分、古館二世は、演じたヤスハルのキャラが立っていたので顔が売れましたが、親の顔がちらついて好感度が落ちるという、親の七光りならぬ残念な親のブラックホールを跳ね返せるかどうかが見ものです。

 主人公が大人に成長する前に終わった朝ドラといえば、「あまちゃん」もそうでした。 ただ、「あまちゃん」は、その後を描いて欲しいとは思いません。 あのトンネルの向こうの光に向かってアキとユイちゃんが手をつなぎ、二人で歩いていくラストは秀逸でしたから、あとはそれぞれが想像して何通りのドラマになっていって良いと思っています。

  主人は家に居るようになってから、以前にも増して朝ドラを楽しみに見ていました。 もし元気だったら、きっと「ひよっこ」も泣き笑いしながら一緒に見ていたと思います。 3月末の入院で、毎日見ていた「ごちそうさん」の再放送の最後が見れずに心残りだったでしょう。 治療の後遺症で味覚が鈍くなってしまっていましたが、美味しいものが大好きでしたし「ごちそうさん」の登場人物の描き方が深いと絶賛していました。 「あまちゃん」も再放送を全部見て、すっかりアキ(能年玲奈 → のん)のファンになっていましたっけ。 能年ちゃん、早くテレビに復活してくれると嬉しいなぁ

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posted by 山桜 at 00:00| Comment(0) | 映画・ドラマ・芸能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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