2017年11月02日

アサギマダラ・幼虫

 浅葱色と言えば、私が真っ先に思い浮かべるのは新撰組の袖口に白い山形の段だら模様が入った羽織の色(当時既に下級武士の用いる羽裏の色で野暮ったい田舎者のイメージだったとか、切ないなぁ)です。 浅葱とは今でいうワケギとか青ネギとかの株立ちする青ネギの仲間です。 やや緑を含んだ水色の色合いが若いネギの葉色に似ているからこう名付けたのでしょうか? ごく薄い藍染めの色のことで、藍染は空気に触れる前は緑色をしているのですが、その時の色が浅葱に似ているからなのかも?などと想像しています。 また、話が横道にそれましたね・・・

<2017-10-31撮影>
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その浅葱色を幼虫の頃から備えている、アサギマダラの未だ1cmにも満たない幼齢幼虫です。 (拡大写真)

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 食草はガガイモ科の植物(アルカロイド系の毒素を体内に貯め込む為)で、ここ高尾山域ではよくキジョランの葉裏でみつかります。 幼齢幼虫は、先にこのような1cm径くらいの丸い輪を描いて傷をつけ、しおれて柔らかになった内輪の部分を食べていきます。 

 これは毒素を遮断しているのだとの説も聞きましたが、毒素を取り入れるために食べているのに遮断するかしらん? 終齢幼虫に近づけば、こんなことはせずに端からバリバリ食べますので、やはり幼い内は萎れさせて食べやすくしているのではないかな、若しくはやはり体が小さい内は毒が強すぎるので少し絞り落としているのかもしれませんね。

どちらにしても、大した知恵だと感心します。 やはり蝶の中でも知能レベルが高そうです。


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posted by 山桜 at 00:00| Comment(6) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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