
(この手前の花は、筒状花が2つしか咲いていませんが、通常は3つ咲いて、花弁が全部で15枚に見えます。)

(11-14のハイキングできちんと3つ咲いているのを見つけたので、写真を追加します)
【キッコウハグマ/亀甲白熊】キク科モミジハグマ属
分布:北海道〜九州
草丈:10cm程
花期:9〜11月 先が5裂した白い筒状花が3つ集まった頭花をつける
葉:地際に輪生状に広がる長い柄を持つ葉の形が亀甲型(変化が多くハート形に近いものもある)なのが名前の由来。 また、ハグマは白熊と書き、白毛のヤクに尾で作った装飾毛のこと。 兜の飾りや、仏具の払子などに用います。 これを赤く染めたものを赤熊(シャグマ)、黒毛のものを黒熊(コグマ)と呼びます。

キッコウハグマはこのような閉鎖花が多く、普通の花の開花はなかなか見ることが出来ません。


こちらは2年前に見た花たち。 8ミリ程の小さな頭花、薄暗い場所に咲いていて、風に揺らぎやすく短い時間で急いで撮影するのはとても難しいです。

自然観察ランキング
ラベル:キッコウハグマ