

【ツルソバ/蔓蕎麦】タデ科 【コクサギ/小臭木】ミカン科
あらら、こんな所に海岸性の植物ツルソバが…どこかから持ち込まれたものでしょう。 白い花被に淡い青色の雄しべの葯がきれい! コクサギの実は、タネの発射台を開いてカウント・ダウン中のようです。


【イロハモミジ】 【イヌブナ/犬橅?】


【コボタンヅル/小牡丹蔓】【センニンソウ/仙人草】キンポウゲ科センニンソウ属
どちらもセンニンソウ属=クレマチス属で良く似ていますが、タネの形や綿毛の長さが違います。(センニンソウの綿毛は未だフワリと開く前)


【ツルリンドウ/蔓竜胆】
蔓竜胆がまるで崩れた斜面を隠すカーテンのように広がって赤い実を付けていました。 今年はツルギキョウばかり見て来たので、ツルリンドウが減っているのかと思いましたが、健在でホッとしました。


【シオデ】 【ヤマテリハノイバラ】
サルトリイバラとシオデは草姿が似ていますが、シオデは蔓に刺が無く葉脈は5本が目立ち、実は黒く熟します。(猿採茨は3行脈が目立ち、実は赤く熟す) 山照葉野茨の赤い実をちょいと摘み食い、バラの香りと甘酸っぱさが広がって、ちょっと幸せな気分。

【富士山】
西の斜面を駆け上る雲の影が山肌に映って、大自然の息吹を感じました。

城山湖(本沢ダム)=下湖 と ややこしいのです。 名前を付ける時、どんな状況だったのでしょう。

人里では良く似たヒヨドリジョウゴ(全草多毛)が多いですが、山へ来ると無毛で葉に切れ込みが無い丸葉ノ保呂之がみられます。


【ウリハダカエデ/瓜膚楓】 【ナガバノコウヤボウキ/長葉高野箒】


【ノハラアザミ/野原薊】【オヤマボクチ/雄山火口】キク科
どちらもキク科で花期は過ぎているのですが、野原薊は未だ綺麗な花をみせていてくれました。 雄山火口は牛蒡に近い仲間で、葉裏の白い綿毛を集めて火熾しの火口にしたり、お蕎麦のツナギに使ったりします。


【サラシナショウマ/晒菜升麻】キンポウゲ科 【ノダケ/野竹?】セリ科
晒菜升麻の実鞘は同じキンポウゲ科のトリカブトやレンゲショウマのものと似ています。
セリ科のタネは、未熟果〜完熟果で姿が変化するので追い切れておらず、葉も残っていない今、不確かです。 来年こそは実りの変化を追ってみたいです。


【オケラ/朮】キク科 【ジャノヒゲ】
朮の花はもう終わっていて、特徴的な魚の骨上の萼が目立ちます。 ジャノヒゲの実はやがてもっと深い瑠璃色に熟します。


【シロダモ】クスノキ科 【ミヤマシキミ】ミカン科
遠目ではソックリですが、シロダモの葉にはクスノキ科の特徴の三行脈があります。


【アカネ/茜】 【アマチャヅル/甘茶蔓】
アカネの根からはあの夕焼色の染料がとれます。 この黒い実からはどんな色が? 試せるほどに実を集めるのは難しそうです。
壇香梅の鮮やかな黄葉が盛りだったのに、余りにも沢山ありすぎて写真に撮らないままだったことに今頃気づきました。 残念!

人気ブログランキング いいね! 代わりにクリック応援、宜しくお願いします
