2018年01月05日

葉っぱに書初め?

DVC00083マユミ (405x720).jpg

 これは、ハイキング中の小学生が見つけてくれた自然の匠の技、大人もその見事さに歓声を上げて驚きました!
 マユミという木の葉が枝先で重なって垂れ下がっていた状態で紅葉し、日の当たった部分は表面のクロロフィル(緑の色素)が分解されアントシアニン色素の赤に、当たらなかった部分は未だクロロフィルが回収されずに残っておりくすんだ緑、ジカキムシ(字書き虫、絵描き虫とも=ハモグリバエ/葉潜り蝿の幼虫)が表面の色素の部分を食べ進んだお蔭で、赤側は下層のカロチノイドの黄色が、くすんだ緑側はクロロフィルの緑が出ているという仕組みなのかなと思いますが、そんなことは考えず、ただただその不思議さにうっとりするのが一興ですね。
 
PC269713マユミ (213x320).jpgPC269712 (213x320).jpg

 こちらは持ち帰って押し葉にしたもう一枚の葉です。 文字というより縁取りですね。 そして裏側にはジカキムシくんの足跡が見えていません。 この薄い葉の中でそれだけの細胞の層の重なりがあるということ。 この世には、目に見えているようで見えていない世界があるということ。

 「見えぬものでもあるんだよ」(金子みすず)


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本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 


posted by 山桜 at 00:00| Comment(4) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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