2018年02月04日

立春にマンサク

 春が来て「まんず咲ぐ」といえば「マンサク」の花。 秋田には「まんさくの花」というお酒もあります。「まんさくの花酒(咲げ)」の洒落でしょうか。 いや「まんず、酒!」の方かな? 春を待ち焦がれる雪国の人の思いを受けて、ほんの少し黄色い花芽を覗かせてくれていました。

P2020354マンサク冬芽蕾 (443x590).jpg
頂芽は葉芽、その下に花芽がかたまってぶら下がっています。

<2017-12-29 狭山公園>     <2018-02-02>
PC299781 (207x310)マンサク.jpgP2020373マンサク蕾 (210x280).jpg
未だ固く閉じていた花芽たち    雪の雫で目覚めた花芽

P2020372マンサク冬芽 (210x280).jpgPC299782 (207x310)マンサク.jpg 
芽鱗が弾け始めた下の葉芽    芽鱗が帽子状態の葉芽
芽鱗の帽子はリョウブの冬芽の「ナポレオンハット」にも、貞子の映画に出てくる謎の島民?にも・・・(怖)

P2020353マンサク冬芽 (210x280).jpgP2020371マンサク冬芽 (210x280).jpg
芽鱗を脱いだ状態の葉芽たち 冬着を脱いで春の準備完了! 何だか葉痕が嬉しそうに笑って見えてカワイイです

PC299777マンサク (207x310).jpgPC299775マンサク (207x310).jpg
こちらは去年の果実の名残です。 公園などに良く植えられているシナマンサクは冬でも葉を残していることが多いのですが、こちらはすっかり落葉しているのでマンサクかな? 花を見ればどちらかはっきり分かるので、お楽しみはもう少し先に。 

 最後に二人歩き一緒に見た丸い蕾
 とても花を見には行けなかった 
 今年こそあの花を見に行こう
 いつも一緒のあなたを連れて
 「春が来たね」
 の声を聞きに。

<追記>
 なんとなんと、ブログのラベル(タグ)のマンサクをクリックしてみたら、去年の3月30日にマンサクの花を見に行っていたことが分かりました。 恐ろしいことに、そっくりその記憶を無くしていました。 写真が残っているのですから間違いなく見に行ったんですね・・・。 忘れてしまいたい記憶と共に消去されてしまったのでしょうか。 脳の仕組みとはスゴイものです。 

 花の識別を意識していない写真で分かりにくいのですが、花付きの良さ花の大きさはシナマンサク、花色や花期はマンサクに近いような・・・シナマンサクXマンサクの交配園芸種かもしれません。 やはり楽しみに今年の開花を待ちましょう。


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ラベル:マンサク
posted by 山桜 at 17:31| Comment(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月03日

節分に鬼縛り

 先日紹介したコショウノキ(胡椒の木)と同じジンチョウゲ科の植物には、和紙の原料になるミツマタのように、その強い繊維を人々が利用してきた植物があります。 その中でも山仕事をする人たちが、鬼も縛れるくらい強いと言われる樹皮を、刈り取った柴などを束ねる際の縄の代わりに用いていたのが、その名もズバリ「オニシバリ」という木です。

<2016-03-08 裏高尾>    <2016-03-15 裏高尾>
P3080302オニシバリ (210x140).jpgP3150409オニシバリ (210x140).jpg
【オニシバリ/鬼縛り】ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属
 別名:ナツボウズ(夏に落葉、秋に新葉が出る)

 葉の付き方はジンチョウゲに似ていますが葉の色は薄く照りはありません。 開花する早春はまだ降雪もあり風雨も強い為か、花は葉の下に隠れるように咲くことが多く、しかも黄緑色で目立たちません。 その代わり甘い香りを放ち虫を誘っているようです。 見つけづらい分、見つけると心躍る花の一つです。

<2016-03-15 裏高尾>
P3150410オニシバリ (420x630).jpg

<2016-05-30 裏高尾>    <2016-06-04裏高尾>
P5305158オニシバリ (207x310).jpgP6041452オニシバリ果実 (207x310).jpg

 雌雄異株ですが、中国原産で雄株ばかり挿し木で殖やされたジンチョウゲとは違い、雌雄株どちらも同じエリアに自生しているので、ちゃんと結実しやがて赤く熟すのはコショウノキと同じです。 実は有毒で辛いとありますが、すみません、試したことはありません。

 豆に追いやられた良い鬼さん、縛り上げられないように上手にのがれてくださいね。


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posted by 山桜 at 17:05| Comment(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月02日

また雪の中へ

 夜更け過ぎに雨雫の音が消えたのに気づき、外を覗くとまたもや雪の世界! 積雪予報は3p程でしたので大したことないと思いきや、朝起きたら既に5pは積もっており、さらにしんしんと降る雪は止みそうにありません。 ただ前回と違い気温2℃と高いので、たちまち溶ける淡雪の雰囲気。 溶けださない内に、雪かきされない内にと、慌てて雪の中へと飛び出して参りました。

P2020332 (443x590).jpg

P2020327 (210x280).jpgP2020328 (210x280).jpg
 公園の中の深い所の積雪は8cm程。 うっかりすると足がとられそうでした。

P2020334 (210x280).jpgP2020337 (210x280).jpg
 埋もれた階段は行く人もなく一番乗り🎶
 
P2020338 (440x330).jpg

P2020344 (440x330).jpg

 取水塔の丸屋根にほっこり積もる雪を期待していましたが、湖の上は風が強かったのか下の森に比べ、積雪が少なくて残念でした。

P2020349 (443x590).jpg
 先日はソリ遊びの跡のあった斜面もこんな状態。 これではお尻が痛くてムリ・・・今日の歓声はもっと下の、春にはスミレが沢山咲いていた斜面から聞こえていました。 スミレたちも雪の下で思わぬ賑わいにビックリしてたかもしれませんね。


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ラベル:狭山公園
posted by 山桜 at 15:57| Comment(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月01日

福寿草・胡椒の木

 22日の大雪から8日が過ぎ、クスノキの根元で雪が少なかった地面から黄金色の福寿草が咲いていました。 日当たりのいい通路際では、ジンチョウゲに良く似たコショウノキの真っ白な花も。 どちらも大雪によって少し傷みを受けていますが、早春に先駆けて咲く花には他の花にはない強さがあります。 少々のことでは、へこたれません。 人々が「雪間の草」を愛する気持ちもそこにあるのでしょう。

<2018-01-30 むさしの自然観察園
P1300275福寿草 (210x158).jpgP1300298コショウノキ花 (210x280).jpg 
左【ミチノクフクジュソウ/陸奥福寿草】
  キンポウゲ科フクジュソウ属
  別名:元日草、朔日草(旧暦の元日頃開花することから)
  日光を集めるパラボラアンテナに例えられる花型・・・
  というかこちらがそもそも本家ですね。 
  お日様が陰ると閉じてしまう省エネな所もずっと優秀。

  福寿を招く可憐な花な一面、毒草。
  蕗の薹と誤り天ぷらにして食した事件もありましたが、
  似てるのは形だけ、ツルンとしてるし(蕗の薹は産毛有)
  あの蕗のいい香りもしないし、知らないとは恐ろしい。 
  何でも良く知らないものは口にしないことです。

【コショウノキ/胡椒の木】ジンチョウゲ科 雌雄異株
  真っ赤で辛い実がトウガラシ=コショウ(渡来の辛い物を
  区別せず胡椒と呼んだ。 柚子胡椒の胡椒は青唐辛子)
  に似ていることからの命名。 芳香あり。

  ジンチョウゲにソックリですが、萼筒が有毛(目立たず)
  沈丁花は中国原産で花数の多い雄株が挿し木で広まり、
  雌株がほとんどないので結実を見るのは稀。
  (これはキンモクセイも同じ)

P2020375福寿草花芽 (210x158).jpg
淡雪が溶けて、我が家の福寿草の花芽が見えました。
まだ蕾は固いです。 このような状態ですと、
良く知らなければ蕗の薹と間違えてしまうかもしれません。
(我が家のは普通のフクジュソウです。)


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posted by 山桜 at 00:00| Comment(2) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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