2018年02月21日

ヤドリギ/宿木・寄生木

白樺の梢に淡黄色と橙色の実を付けたヤドリギをみつけました。

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真珠を散らしたような淡黄色の実をつけたヤドリギ

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雪をかぶったオレンジ色の実をつけたヤドリギ

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【ヤドリギ/宿木・寄生木】ビャクダン科ヤドリギ属
 古名:ほよ、ほや、ほい、/保与、保夜
 半寄生常緑低木(自ら光合成もするので半寄生)

 青い空に白い梢、そこに緑色のヤドリギの丸い塊がぶら下がっています。 木々の葉が落ちた冬の落葉樹の森でヤドリギだけが緑色の生命力を見せている様子を見て、西洋でも人々は神秘的な力が宿っていると感じ「神聖な木」としてヒイラギと共にクリスマス・カードに描いたり、ケルトの宗教行事に用いられたりしています。
 
 クリスマスにヤドリギの下で求めらたキスは拒めないなどの風習が英語の教科書に載っていたのを覚えています。 ヤドリギの英名は mistletoe でしたね。(左上の赤い実はナナカマドの実です)

 日本でもその冬も変わらぬ緑の生命力は古くから親しまれていたようで、万葉集一八巻に次のような大伴家持の歌があります。(天平勝宝二(750)年、正月2日の宴の席にて詠める歌)

(原文の万葉仮名表記)
 安之比奇能 夜麻能許奴礼能 保与等理天
 可射之都良久波 知等世保久等曽

(よみ)
 あしひきの、山の木末(こぬれ)の ほよ取りて
 かざしつらくは 千年(ちとせ)寿(ほ)くとぞ

(意味)
 山の木の梢に生えている「ほよ」を取り、髪飾りにしたのは 千年続く長寿を祈ってこそ

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 遠くから見ると鳥の巣のようにも、ぽっと灯った明りのようにも見えます。

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「甘いから食べてご覧」
とのFITの先輩のお言葉に従いヤドリギの実を一粒口に入れると、ほんのり甘いゼリーのよう・・・
「飲みこんじゃ駄目よ、タネだしてね!」
と言われ、慌てて種を摘まみだすと納豆など及びもつかない固く強い糸を引いて大変なことに!! やっとのことで木の股に擦り付けて放すことが出来ましたが、口の中に残った粘々はしつこくて幾ら吐き出しても取りきれず、未だに喉の奥に張り付いている感覚があります。 酷い目に遭いました〜。 ゚(゚ノ´Д`゚)ノ゚。 ウワーン

 木に張り付けた種はまるで鳥の糞そのもの・・・鳥も動物ももう食べようとは思いませんね。 ここから発芽するかなぁ


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posted by 山桜 at 00:00| Comment(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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