2018年04月30日

囁いて欲しい ササバギンラン

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【ササバギンラン/笹葉銀蘭 Cephalanthera longibracteata 】
 ラン科キンラン属
 多年草 地生ラン
 花序、葉裏、葉縁に短毛あり
 下から2つの花の苞葉が花序の高さと同じ位か長い

 キンランと同じほどの背丈で、こちらをギンラン、ギンランをヒメギンランとでも呼びたいようですが、いかんせん、ササバギンランは個体数が少なく、数の上では小さなギンランの圧勝です。

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・・・と、ここまでは背丈も30cm程と大きくて、一目でササバギンラン!と分かるのですが、

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こちらは、この写真だけでは分かりにくいですが、実は下の写真のように柵の下の10pほどの隙間に生えていたのです。

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こんなに小さいとギンラン?と迷ってしまいますが、花序の下2枚の苞葉が長くて、葉も笹のように細長いので、やはりササバギンランだと思います。

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上の右の株は、葉は丸みがあって背も低くギンランっぽいのですが、花序の下の苞葉が長くて悩ましい・・・。 こういう時は短毛があるかどうか確かめれば良かったのですが、そういう時に限って見ていない。  やはり図鑑や図鑑の記載に頼らず、たくさんの個体を実際に見て見分けていくしかなさそうです。

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こういう見るからにギンラン!というのは、ハッキリしていて助かります。

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上から花序を見るとらせん状に花がついています。

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キンラン > ササバギンラン > ギンラン の順で花の開き方が大きいです。

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ササバギンランはかろうじて花の中の様子が窺えますが、いかんせん小さくて風が強くて苦戦。

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こちらは一足先に花が終わり変色し始めていた株で、既に子房が膨らんできていました。

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蘭の仲間のタネは粉のように細かく無数に風に乗って飛んでいき、菌根菌と共生できる条件の合う所に着地したものだけが育って行くことになります。 それにしても、あの鉄柵の下のササバギンランは何が気に入ってあそこに生えたのか話せるものなら聞いてみたいものです。


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posted by 山桜 at 23:08| Comment(4) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

草原の青い花

 ちょっとゾワッとした?毛虫の記事の後は、爽やかな草原の風景をお届けします。

<2018-04-30 狭山丘陵>
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 初々しい若草色の中で揺れる青い花は、ヤグルマギクです。 ヨーロッパ原産の外来種ですが、丈夫で日本人の好みにも合って、秋のコスモスと同様、田園地域に植えられているのを目にします。 中には薄ピンクや白や紫の花も混じっています。 

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【ヤグルマギク/矢車菊 Centaurea cyanus 】
 キク科ヤグルマギク属 英名: Corn flower
 和名は、花が、鯉幟の柱の「矢車」に似ていることから。
 学名は、 Centaurea=ケンタウロスの cyanus =浅葱色 の意
 ケンタウロス族の中の賢者がこの草の抗菌消炎作用で傷を治したことによる。
 英名は、穀物畑の花の意で Corn flower blue=美しい青の形容等にも用いられる。
 ドイツ、エストニア、マルタなどの国花
 ツタンカーメンの胸の上に供えられていた花
 フランス王妃マリーアントワネットも愛した花(田園趣向)

<参考>こちらは、「葉」が「矢車」に似ている方の、
P5305061 (207x310).jpg<
【ヤグルマソウ/矢車草】ユキノシタ科
 園芸店などでは時々名前の混乱が見られますが、在来種の全く違う植物です。

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ヤグルマギクと自分たちの上で廻っている矢車のご縁を知ってか知らずか、ヤグルマギクの草原の上を鯉幟たちが気持ちよさそうに泳いでいました。


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posted by 山桜 at 21:53| Comment(4) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月29日

クチナシグサ発見!

 良く歩いていた道から思いついて少しそれた道を下り、とある池畔を巡っていたら初めて見る草に出会えました。 地を這う長い茎の先が立ち上がり、対生の細長い葉の腋から花柄を伸ばし、1cmもない程の小さなゴマノハグサ科タイプの白い花を付けています。

<2018-04-27 狭山丘陵> 絶滅危惧II類(VU)
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【クチナシグサ/梔子草
  Monochasma sheareri (S.Moore) Maxim.】
 ハマウツボ科(前ゴマノハグサ科)クチナシグサ属

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花の後ろに見える「実の形」が「クチナシの実」に似ていることからの命名です。

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蕾の状態で見ると、花の周りの葉のようにみえていたのが4枚の萼片とその基部に付く2枚の苞だったことが分かります。 花柄が伸び出している所が本当の披針形の葉の付け根(葉腋)です。 葉は少しざらついた感触です。

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 花後、この萼片が、葉長(2.5〜3p)と同じぐらいまで長く伸び出し、更にクチナシの実の形に良く似て来ます。 実の成長過程を観察にまた訪れて続報を書きますね。

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 草姿全体を見ると、四方八方に長く(20cmくらい)茎を這わせているのが分かります。 根元の葉はうろこ状とのことですが、そこは確認していませんでしたので、次回こそ。

 今年沢山出会えたギンランと同じように、アズマネザサを刈り取った跡に生えていました。 里山の手入れをすることで甦ってくる種族なのでしょう。 笹類の根に半寄生する植物なので、今はゴマノハグサ科からハマウツボ科に移動して分類されています。

 この世には、こんな直ぐそばにも、まだまだ見たことの無い植物、生物が満ち溢れています。 「毎日が発見!」と思うと、時々もたげる「十分生きたかな、もう、いいかな…」という弱気な心が引っ込んで、生きる気力が甦って来ます。 今日は何に出会えるかな!?


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posted by 山桜 at 22:10| Comment(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月28日

キュウリグサ と ハナイバナ

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【キュウリグサ/胡瓜草 Trigonotis peduncularis】
 ムラサキ科キュウリグサ属 別名:タビラコ
 副花冠は「黄色」
 葉や茎を揉むと、胡瓜のような匂いがする。
 
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 平らに丸く広がった根生葉(ロゼット)から、先がクルリと丸まったサソリ型花序が出て、開花と共に伸び上がってゆく。(花序には葉が無い)



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【ハナイバナ/葉内花 Bothriospermum tenellum】
 ムラサキ科ハナイバナ属
 副花冠は「白」

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 小さな青い花はソックリなのに、もさもさとした草姿はキュウリグサとは全く違います。

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 花は葉と葉の中に一つずつ付くので、「葉内花」 漢字で書けば直ぐ納得なのですが、ハナイバナと最初に耳で聞いた時に、「花茨」?「花稲葉」?と頭が混乱して覚えられず、いつも思い出すのに苦労してしまうのは私だけ? 何とかして「葉内花」のイメージを脳裏に焼き付けたいのですが…。


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posted by 山桜 at 23:00| Comment(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

氷河期の生き残り ウスバアゲハ

 半透明の翅でふわりと目の前に舞い降りてきた春の妖精

<2018-04-28 高尾山>
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 また目が合ってしまいました。 害のない奴と思ってくれたのか、ゆっくりと羽も広げてくれました。

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【ウスバアゲハ(ウスバシロチョウ)薄羽揚羽】

 蝶は余り翅を広げてとまらないのですが、氷河期の生き残りとも言われ、マンモスのように毛深くて蛾にも似たような体を持つウスバアゲハやギフチョウは、このように翅を広げたまま長い時間とまってくれます。 ただ、もう前翅の先が傷んでいますし、この子の命は風前の灯なのかもしれません。 美しい姿を見せてくれてありがとう。

幼虫の食草となるケシ科キケマン属の植物
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【ムラサキケマン/紫華鬘】【ジロボウエンゴサク/次郎坊延胡索】

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【ヤマエンゴサク/山延胡索】【エゾエンゴサク/蝦夷延胡索】
エゾエンゴサクは北海道では鮮やかな青い花のイメージですが、白・薄紅色・赤紫など色幅があるそうで、本州のものは赤みを帯びたものが多いとか。 花序の下の苞に鋸歯があればヤマエンゴサク、少し切れ込みが入っていても全縁であればエゾエンゴサク。

 ギフチョウの時にも書きましたが、交尾の後にオスがメスに交尾嚢(受胎嚢など色々な呼称あり)というプラスチックカプセル状の貞操帯?をつけ、以後の交尾を遮断すると言われています。 蝶なのに繭を作ったり、幼虫が温まった石の上で日向ぼっこをしたりと、変わった(古い昔のままの)生態を持つことが知られています。

 上の写真では、ムラサキケマンに止まっていたので、
「産卵?」
と、思ったのですが、ムラサキケマンはやがて地上部は枯れてしまう筈・・・ 
「春一度発生の卵越冬なのに、それで大丈夫なの?」
と、調べると、来年食草が生えてくるであろう近辺の枯葉などに産卵するのだそうです。 結構な博打ですよね。 食草は多いのに余り生息数が増えない理由が垣間見れた様な・・・。

 蝶の名前は、私が子供の頃の図鑑とは耳慣れない名前に変わっていて、
「え、それ何?」
ということが度々あります。 

 この蝶もその類で、昔は「ウスバシロチョウ」と呼ばれていて、モンシロチョウ等の仲間かなと思っていましたが、アゲハの仲間でギフチョウに近い属、氷河期の生き残りとも言われ古い形の生き方をしている蝶だと、今頃調べて知りました。 

 武蔵野自然塾塾長さんも蝶の愛好家ですし、今年になってギフチョウ、ウスバアゲハと目の前に現れてくれて、蝶々は昔から亡くなった人の魂を乗せてくると言われていますし、何だか蝶の世界に誘われているような気がしています。


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posted by 山桜 at 22:18| Comment(4) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月27日

自生のカザグルマ

 日本に自生するクレマチス(センニンソウ)属の「カザグルマ」と思われる野生の姿を初めて見ました。 ずっと庭で栽培していたのですが昨年手入れが出来ずにいたら消えてしまいガッカリしていたので、こんな所で出会えて本当に驚きました。 

 大きな淡い青紫色の花を沢山付けていて、知らなかったらクレマチスの園芸品種と思うくらい見事な姿です。 春一季咲きで、この季節だけに力を集中して咲きこぼれていました。 当地の自生種は絶滅危惧IA類です。

 クレマチスのパテンス系園芸種の交配親としても有名です。 「カザグルマ」の子供たちには、大輪で一季咲き多花性の性質を残したものも多いです。

<2018-04-27 某所>
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【カザグルマ/風車 Clematis patens 】
 キンポウゲ科センニンソウ属
 
 高い所に咲いていて、ふっと見上げていなければ見過ごすところでした。 
「ほら、ここに咲いているよ・・・」
って、またいつも一緒に居てくれる人が教えてくれたようで嬉しいな。 

上記「パテンス系」でご紹介した品種群が掲載されています
「湘南クレマチス園」のトップページはこちら


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posted by 山桜 at 23:50| Comment(2) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

キアシドクガ 大量発生!

毛虫、芋虫の類が苦手な方は閲覧ご注意です

         *         *         *

<2018-04-27 狭山丘陵>
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【キアシドクガ/黄脚毒蛾】ドクガ科
 ドクガ科に属するものの、毒針毛はなく刺されることはないとされています。 

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目を転じると、ナント! 擬木の柵の手摺の上をぞろぞろ行軍中…

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縦杭の上で止まってグルグルウロウロ…

向かいから男性が枝をクルクル回しながらやって来られ、
「毛虫が酷いでしょう?上から垂れてくるから気を付けてね」

『キアシドクガは毒はないんですよ…』
と虫好きは心の中で呟きつつ、毒はなくても身体にとまられたら気持ちはよくないもの、
「本当、スゴイですね、ありがとうございます」
道行く人の親切な言葉は、いつも嬉しいものです。
毛虫が襟首に入るのが嫌な人(皆そうですよね)は、この季節の森歩きでは、必ず帽子を被りましょう。

森の中からサクサクショワショワと風とは異なる音がするので、目を凝らしてみたら…

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キアシドクガの群れが、ミズキの葉を猛烈な食欲でモシャモシャとかじっている音でした!

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こちらの木は既にすべての葉が丸坊主! 可哀想に・・・といっても、一度ぐらい丸坊主になっても次の新しい葉が出て、枯れることは無いそうです。 次の葉もやられたら流石にダメージ大きいでしょうけれど、キアシドクガの発生は一年に一度なのでセーフかな? ただ余り何年も食害を繰り返されると、徐々に衰弱して枯死する木も出るそうです。

1週間後、擬木の上を彷徨っていた毛虫たちは、次の食べ物を探していたのではなく、お腹いっぱいになって蛹になる場所を探していたようで、
<2018-05-04 狭山丘陵>
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蛹化したばかりのキアシドクガ、お尻の方に最後に脱皮したばかり殻が残っています。

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こちは、すっかり蛹になっています。 よく見ると、既に脚ができていますね。 タイミングよく羽化は見られたら、またご報告します。


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posted by 山桜 at 23:20| Comment(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月25日

小さな白い妖精 ギンラン

 先日ご紹介した、まばゆいぐらい華やかなキンランと比べると、背丈も小さく白い小花も全開せず地味なのですけれど、森の木陰で出会えると、嬉しくなって
「ああ、今年も元気に出て来たね〜」
と、しゃがみこんで話しかけてしまいます。

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【ギンラン/銀蘭(Cephalanthera erecta )】
 ラン科キンラン属
 多年草 地生ラン 半寄生植物
 別名: ハクラン/白蘭

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小さい小さいと言って、どれぐらい小さいかと言えば・・・

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上の写真では、木の階段の杭の高さと比べてください。

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こちらは、笹薮を刈り取った後に生えていたギンランです。  刈残されたアズマネザサと比べるとその小ささがお分かりになるでしょうか。


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キンランよりも薄暗い所に生えている傾向で、小ささと相まって一層見つけづらいかもしれません。 近縁のササバギンラン(また後日ご紹介しますね)は、キンランと同じような所に生えていて背丈も高いので、生えていれば見つかりやすいのですが、個体数はこの辺りでは一番少ないです。

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キンランと比べると、余りかたまって群生せず、ポツリポツリと表れる感じです。 ただ木の杭沿いに少しずつ離れて並んでいたり、笹刈後のあちこちに現れたりすることが多いようです。 そういう所に発生している菌類と共生しているのでしょう。 ギンランはキンラン以上に栽培は困難と言われます。 キンラン同様、お持ち帰りは厳禁です! 

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この日は蕾ばかりで、お花の中を覗けませんでした。 もっとも咲いても半分ほど口を開いたぐらいの恥ずかしがり屋さんです。



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posted by 山桜 at 23:01| Comment(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月23日

カマツカ と サワフタギ

ほぼ同じころに咲く白い小花をつけるこの2つの木は、昔から似ていると思われていたようで、鎌の柄に使うような強靭な材のカマツカの別名がウシゴロシなら、サワフタギは似ていて青い実を付けるので「ルリミノウシゴロシ」。 カマツカはバラ科で赤い実をつけます。

<2018-04-23 狭山丘陵>
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【カマツカ/鎌柄】バラ科カマツカ属
 よく見るとユキヤナギにも似たバラ科らしい花です。
 上の写真の花の下に潜んでいるのはワカバグモ?

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【サワフタギ/沢蓋木】ハイノキ科ハイノキ属
 花びらよりも長い雄しべが目立ちます。
 美しい瑠璃色の実をつけます。

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【カマツカの葉】 と 【サワフタギの葉】
カマツカの葉は無毛で艶があり、楕円形〜倒卵形
サワフタギの葉は有毛で倒卵形〜楕円形
葉形は変化があり似た形のこともあって紛らわしいです。


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posted by 山桜 at 21:13| Comment(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月20日

キンランきらきらの森

「この飴、歯の詰め物に注意して噛まずに舐めてくださいね」
そう言って、お客様にお配りした「甘酒飴」の残りを自分の方がうっかり噛んでしまい、歯医者さんに行く羽目となりました。 家にばかり閉じこもっていないで外に出るように、父か主人かがやってくれたのかもしれません。 幸い直ぐに治して頂け、帰りはちょっと寄り道してお気に入りの森を歩いてみました。

「えっ? あらあら・・・あらららら〜〜!!」
このところ、少しずつ増えているとは思っていましたが、まさかまさか・・・こんなに沢山ドキドキ
<2018-04-20 某所>
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森のそこここがキラキラ光ってまばゆいこと

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【キンラン/金蘭(Cephalanthera falcata)】
 ラン科キンラン属  多年草、地生ラン 
 別名:オウラン/黄蘭、キサンラン/奇参蘭、キフネエビネ/貴船海老根、アリマソウ/有馬草、アサマソウ/朝熊草

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この株の花達、みんな大笑いしているみたいで、つられてつい笑顔に😃

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キンランのオン・パレードです! キンランは半寄生植物で、菌根菌(ラン菌とも呼ばれてきた)、特に生きた樹木の根に外菌根を形成するイボタケ科、ベニタケ科(担子菌門・キノコ)などの菌種との共生(お互いにメリットがある)の中に入り込んでいるので、このように根に沿って並んで生えることも良くあります。 (キンランは木やキノコに何か益をもたらしているのかは不明なので調べてみます)

生きた根と共生している菌根菌への依存度が高いので、自生地から掘り起こして例え周りの土と一緒に移植しても、長くは元気に生き続けることは出来ません。 やっとこのように回復してきたキンランの楽園です。 決して盗掘などしないでください! 

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こちらにも群生が〜 もう、どれだけ咲いているのでしょう・・・夢を見ているようで頭がクラクラして来ました
小さなギンラン、のっぽのササバギンランも見つけましたので、また後日ご紹介しますね。

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全開しないギンランと違って、キンランはこのように蘭の花らしく綺麗に開きます。

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ここは未だ咲き始めた蕾ばかりの子たちがひしめいていました。 なんて初々しいのでしょう。
 
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興奮の坩堝状態から少し落ち着いて、静かな静かな森の中、一人きりの贅沢な時間・・・ゆっくりキンランを眺めていたら、ヒラリとお客様が舞い降りました。 そう、遊んでいるのは私だけ、足元でも頭上でもみんな生きる為に懸命に動いたり鳴いたりしています。  また森に学んで元気を貰いました。 やっぱり、私の守護神さんたちが、外に連れ出してくれたようです。 いつもありがとう、大好き


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posted by 山桜 at 15:43| Comment(4) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月18日

父の散歩道

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退院したら
一緒に行こうと約束してた
いつもの散歩道は
新緑とツツジがきらきら

ほら、あの鴨がこっちを見てる
餌をやってはダメと言っても
時々こっそりやってたでしょう?

ごめんね、
もうお爺さんは
餌をやりには来れないの
おまえも
自分の力で
生きていくんだよ

もし、光の向こうへ
飛んでいけるなら
今までありがとうって
伝えておくれ


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posted by 山桜 at 23:50| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月17日

微睡む父の見る夢は

言葉にならずとも 
問いかけに頷き
握る手を握り返す父

時折、手を宙に伸ばし
何かを手繰り寄せている

ああ、
釣り名人の父よ
あなたは春の川辺で
水の流れを見詰め
竿を揮っているのだろうか

その傍らには
川原で遊ぶ
幼い私もいて欲しい


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posted by 山桜 at 12:20| Comment(6) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月12日

岩尾根で生きる イワウチワ

 3月〜4月にかけて、私にとっては人生の山場というか越えねばならない峠が2つ重なってしまい、山の春の花たちに出会っていながら、ブログに上げることもままなりませんでした。 だいぶ掲載が遅れてしまいましたが、例年なら今頃開花することが多いので、ギリギリセーフでしょうか。 (5月1日に記事を上げましたが、2度目の撮影日の4月12日に移動しました。)

 風の強い尾根道の足元の崖縁に咲いていた可憐な花。 花言葉の一つは「適応力」だそうで、こんな厳しい環境で風にも負けずぴったりと岸壁に張り付いて咲いていました。

<2018-04-06 馬頭刈尾根 東京>
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肉眼ですと、葉がもっとピカピカに光って見え、最初の株は花が落ちていたので、
「イワカガミ? 早すぎない?」
と思ってしまいました。 イワウチワとしても、例年より2週間ほど早い開花です。

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【イワウチワ/岩団扇 Shortia uniflora】
 イワウメ科 イワウチワ属 日本固有種

 岩場に咲き、葉形がウチワのように丸いことによる命名。
 葉形は変異が多いようで、区別して違う名前をつけている分類もあります。

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後姿も可憐です。 というか、崖の上から撮ると、下向きなので殆ど後姿しか撮れないのですが、花の作りや草姿が良く分かって、結構気に入っています。 

<2018-04-12 鋸尾根 東京 奥多摩>
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こちらは一週間後の別の尾根の花。 足場に注意するのが精一杯、殆ど真っ白の花に光が差していて飛んでしまいました。


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posted by 山桜 at 22:26| Comment(10) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

カタクリ咲く御前山〜鋸尾根(2)

                    
                      自然観察ランキング
(更新日の6月25日から本来の日付4月12日に移動しました。)

お昼休みの後、芽吹いたばかりの新緑が綺麗で、そればかり写しておりました。
<2018-04-12>
P4120265 (210x158).jpg P4120268 (210x158).jpg
【ハウチワカエデ?】        【ツツジの仲間?】

P4120276 (210x280).jpg P4120296ウリカエデ (210x280).jpg
【イヌブナ】               【ウリカエデ】

P4120280 (440x330).jpg
【ナガバノスミレサイシン】

P4120282 (210x280).jpg P4120283 (210x280).jpg
【急な階段】雨の日は特に要注意 【オクモミジハグマ】

P4120286 (210x280).jpg P4120285 (210x280).jpg
【 ? スミレ】

P4120291 (210x158).jpg P4120292 (210x158).jpg

P4120293 (218x290).jpgP4120302 (210x158).jpg

P4120297 (443x590).jpg
【芽吹き柔緑の道】

P4120305イワウチワ (443x590).jpg

P4120303イワウチワ (210x280).jpg P4120304イワウチワ (210x280).jpg
【イワウチワ】 馬頭刈尾根のものはピンクでしたが、こちらは白い花でした。

P4120306鋸尾根 (443x590).jpg
【鋸尾根】久しぶりに「山に登った!」と思える手ごたえある楽しい道でした。
 
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【天聖神社】

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【大天狗さま、小天狗さま】 が祀られています。

P4120310ヤマツツジ (210x280).jpg P4120312 (210x280).jpg
【ヤマツツジ】

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【鋸尾根】 岩場や鎖場もあり、なかなかワイルドなコースなのですが、危険なのでそういう場所で写真撮っている余裕なし。

P4120317ヒナスミレ (210x280).jpg P4120321 (210x280).jpg
【ヒナスミレ】         【シロバナタチツボスミレ?】

P4120323 (443x590).jpg
【何サクラ?】

P4120325イカリソウ (210x158).jpg P4120326イワヤツデ(タンチョウソウ) (210x280).jpg
【イカリソウ/碇草】 【イワヤツデ、タンチョウソウ/丹頂草】

P4120327 (443x590).jpg
さぁ、橋を渡って駅はすぐそこです。 
この日のふりかえりは、奥多摩駅2階のお店で生ビール!


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posted by 山桜 at 00:00| Comment(4) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

カタクリ咲く御前山〜鋸尾根(1)

                    
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(4月に書けず、6月25日、やっと思い出し書きしました。  蒸し暑さの中、春の山の息吹をどうぞ…)
(本来の日付 2018-04-12 へ移動しました。 2018-08-06追記)

今年は既に里山のあちこちでカタクリを見たので、もう終わってしまったのではないかと危ぶんでいましたが、流石は奥多摩の春は未だ遅く、カタクリもまだまだ沢山の蕾が残る状態でした。

 JR奥多摩駅からバスに乗り奥多摩湖バス停で降り、ダムの堤防の上を渡ります。 私はあまり脚下が真っ直ぐに落ちている場所は得意ではないので、下は見ずに山を仰ぎ見て・・・ 眼前にこれから登る山の木々が、ふわりと色とりどりの柔らかな芽吹きをまとっていました。

<2018-04-12>
P4120157惣岳山? (443x590).jpg
これは惣岳山?

P4120159 (440x330).jpg
その奥が御前山でしょうか?

P4120160 (440x330).jpg
カメラをどちらに向けたか忘れてしまいましたが、こちらは未だ芽吹いたばかりの木々と桜の淡い点描画の世界。

P4120163 (480x640).jpg
頑張って下の方にも目を向けてみました・・・芽吹き時の緑の綺麗なこと…真下を見なければダイジョウブ

P4120333 (210x280).jpg P4120335オトメスミレ (210x280).jpg
落ちていた【イタヤカエデの花】    【オトメスミレ】

サス沢山にとりつくと、いきなりの急登りが続きます。 ここでバテたり足が攣ったりしないように、のんびりと可愛い花や木々の芽吹きを楽しみつつ、ゆっくりと身体を温めながら登ります。

P4120171 (210x158).jpg P4120178 (210x280).jpg 
木々越しに向こう岸の山が見えます。 青い空も梢越しに覗いて見えます。

P4120179イヌブナ (440x330).jpg
【イヌブナ】の芽吹き 青い空をバックに銀色の毛をまとったシルエットが光ります。

P4120180ブナ (210x280).jpg P4120181モミ (210x280).jpg
落葉広葉樹の【ブナ】 と 常緑針葉樹の【モミ】 を仰ぐ

P4120183 (210x158).jpg P4120184 (210x158).jpg
木立の向こうに奥多摩湖がチラチラと・・・あ、見えました!

P4120185奥多摩湖 (443x590).jpg
【奥多摩湖】 見晴らしのいい場所です。

【ミツバツツジ】
P4120189ミツバツツジ (440x330).jpg

P4120190ミツバツツジ (210x280).jpg P4120191サス沢山 (210x280).jpg
【ミツバツツジの葉】花が終わった後に葉先に三枚の葉が展開します。
【指(サス)沢山】標高940mあるのに奥多摩では、この扱い。 
           手書きの看板に感謝です。

P4120339エイザンスミレ (210x280).jpg P4120192エイザンスミレ (210x280).jpg
【エイザンスミレ/叡山菫】花は白〜淡紅色 葉が細裂する

P4120197ヒナスミレ (210x280).jpg P4120198ヒナスミレ (210x280).jpg
【ヒナスミレ/雛菫】花芯黄色目立ち花弁の先の色が濃い

いよいよお目当てのカタクリが登場し始め、上りの苦しさも忘れそう?
P4120235カタクリ (443x590).jpg
P4120218カタクリ (443x590).jpg
【カタクリ/片栗】 

次々と出会うカタクリの花、どれもみな表情が違っていて・・・ 
P4120221カタクリ (210x280).jpg P4120219カタクリ (210x280).jpg

もういい加減やめようと思いつつ、次々と写真を撮ってしまう。
P4120261カタクリ (210x280).jpg P4120262カタクリ (210x158).jpg

人々があれ程魅了される理由が良く分かった春となりました。
P4120275カタクリ (443x590).jpg

P4120231 (210x158).jpg P4120200トリカブト (210x280).jpg
P4120237 (210x280).jpg P4120236 (210x280).jpg
【ニリンソウ】           【トリカブト】
本当に同じ場所に隣り合って生えているので、よく見れば葉の質感も色合いも違うことは分かっていても、山菜としてニリンソウを摘むときに、猛毒のトリカブトの葉が紛れ込んでしまうことはあるかもしれません。 罪作りな植物です。

P4120234 (443x590).jpg
P4120228 (210x280).jpg P4120230 (210x280).jpg
【コバイケイソウ】         【ハシリドコロ】
こちらはどちらも、あの貪欲な鹿も食べ残す「毒草」です。

何だか毒草が続いてドキドキした後は、可憐な花たちの姿で心を鎮めましょう。 
P4120239コガネネコノメ (210x280).jpg 左の花は、ハナネコノメ、ヨゴレネコノメ、ヤマネコノメなどの仲間で、黄色の小花が鮮やか!  他のネコノメソウの仲間が渓流沿いの湿気の多い所を好みますが、この子は山頂近くの斜面に咲いていました。  この辺りのネコノメソウの仲間では一番レア、ここで出会えてよかった…。


【コガネネコノメ/黄金猫の目】

P4120242ミツバコンロンソウ (210x280).jpg P4120342ミツバコンロンソウ (210x280).jpg
【ミツバコンロンソウ/三葉崑崙草】

P4120247惣岳山への急登 (210x280).jpg P4120250惣岳山 (210x280).jpg
あと一息、惣岳山への急登!  【惣岳山(1348.5m)】登頂

息を整えてふと見ると、小さな可憐なこの花は・・・ああ、大好きなあの子、
P4120251ヒゲネワチガイソウ (210x280).jpg P4120343ヒゲネワチガイソウ (210x280).jpg
【ヒゲネワチガイソウ/髭根輪違草】

P4120257 (218x290).jpg 謎の穴に簡単なフタ? 何か出て来そうな井戸のような怪しい穴は一体? 看板か道標を立てる為の穴だとは、同行スタッフの意見。 それにしても、こんなに雑な感じで放置しておいて良いものなのかと。 夜行性の動物なら、落ちてしまうかも? それとも、実は落とし穴式のワナ? さて、この後、どうなったのでしょう? 






そして俯いている控えめなこの子は、
P4120259アズマイチゲ (210x280).jpg P4120260アズマイチゲ (210x280).jpg
【アズマイチゲ】

俯いている子たちを見ていたら何だか眠くなって…ここらで私も休憩です。 
(後半に続く)


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posted by 山桜 at 00:00| Comment(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月07日

高尾GC作戦(日影沢コース)下見・本番


 第83回高尾グリーン・クリーン作戦 下見(3月31日)と本番(4月7日)の記録。 春の植物が続々と咲き揃い、余りにも見所多く殆ど解説抜きで時系列に並べました。 この時期に見られる植物のデータとして残します。

<2018-03-31>
P3312034 (210x280).jpgP3312035マメザクラ (210x280).jpg
【カタクリ/片栗】9:11 【マメザクラ/豆桜】9:14 日影沢入口右手の植栽周辺

P3312228アズマイチゲ (210x280).jpgP3312050アズマイチゲ (210x280).jpg
【キクザキイチゲ?】9:16 葉形の切れ込みの浅いキクザキイチゲ? 雄しべの付根も紫色が見えない。 右が【アズマイチゲ】の典型的な葉(苞葉)形9:38

P3312037キクザキイチゲ (210x280).jpgP3312039アオイスミレ (210x158).jpg
【キクザキイチゲ/菊咲一華】9:25 【アオイスミレ/葵菫】9:29

P3312088ラショウモンカズラ (210x280).jpgP3312042クワガタソウ (210x280).jpg
【ラショウモンカズラ/羅生門蔓】9:25【クワガタソウ/鍬形草】9:23

P3312054タカオスミレ (210x158).jpgP3312045タカオスミレ (210x280).jpgP3312059タカオスミレ (210x280).jpgP3312065タカオスミレ (210x280).jpg
【タカオスミレ/高尾菫】9:33〜「ヒカゲスミレ」の中で、葉の表裏が赤茶色ぽいものが本来の「タカオスミレ」、その内葉裏が緑のものは「ハグロスミレ」と呼ばれたそうだが、現在は葉表だけ赤茶色っぽいものも「タカオスミレ」に統一されたとのこと。(「スミレハンドブック」山田隆彦氏著より)

<2018-04-07>
P4072531タカオスミレ (210x280).jpgP4072532ヒカゲスミレ (210x280).jpg
【タカオスミレ】 【ヒカゲスミレ/日影菫】葉色が薄黄緑の基本種

P4072533ヒカゲスミレ (210x280).jpgP4072535マルバスミレ (210x280).jpg
【ヒカゲスミレ】   【マルバスミレ/丸葉菫】  

<2018-03-31>
P3312046エイザンスミレ (210x280).jpgP3312232ヤマエンゴサク (210x280).jpg
【エイザンスミレ/叡山菫】9:35【ヤマエンゴサク/山延胡索】9:37

<2018-04-07>
P4072534エイザンスミレ (210x280).jpgP4072542エイザンスミレ (210x280).jpg
【エイザンスミレ】

<2018-03-31>
P3312047アカフタチツボスミレ (210x280).jpgP3312048タチツボスミレ (210x280).jpg
【アカフタチツボスミレ/赤斑】9:36   【タチツボスミレ/立坪菫】9:36

P3312052ヨゴレネコノメ (210x280).jpgP3312171 (210x280).jpg
【ヨゴレネコノメ/汚れ猫の目】9:41【ヤマネコノメ/山猫の目】

P3312055セントウソウ (210x280).jpgP3312261 (210x280).jpg
【セントウソウ/仙洞草】9:44 【ニリンソウ/二輪草】

P3312057ユリワサビ (210x280).jpgP3312058ミヤマカタバミ (210x280).jpg
【ユリワサビ/百合山葵】9:47 【ミヤマカタバミ/深山片喰】9:48

P3312063スミレハウス (210x280).jpgP3312235 タカオスミレ(210x280).jpg
【元スミレ・シェアハウス】【タカオスミレ】9:51

P3312067マルバコンロンソウ (210x280).jpgP3312229マルバコンロンソウ (210x158).jpg
【マルバコンロンソウ/丸葉崑崙草】9:53

<2018-04-07>
P4072559トウゴクサバノオ (210x280).jpgP4072540カントウカンアオイ (210x158).jpg
【トウゴクサバノオ/東国鯖の尾】【カントウカンアオイ/関東寒葵】

■「いろはの森」をのぼる
<2018-03-31>
P3312237コブシ (440x330).jpg
【コブシ/辛夷】 10:01

P3312072ナガバノスミレサイシン (210x158).jpgP3312085 (210x280).jpg
【ナガバノスミレサイシン/長葉菫細辛】10:13【チャワンダケ?/茶碗茸の仲間】10:30
 ナガバノスミレサイシンは下見時が最盛期、本番では僅かな咲き残りだけ。

P3312082ミヤマシキミ♂ (210x280).jpgP3312100ミヤマシキミ♀ (210x280).jpg
【ミヤマシキミ/深山樒】雄花♂ 10:26 雌花♀ 10:56  

P3312089ハナイカダ (210x280).jpgP3312091シュンラン実 (210x280).jpg
【ハナイカダ/花筏】10:33 【シュンラン/春蘭の実】10:34

P3312094イタヤカエデ (440x330).jpg
【イタヤカエデ/板屋楓 花と芽吹き】10:40

P3312096ヤブレガサ (210x280).jpgP3312095ヤブレガサ (210x280).jpg
【ヤブレガサ/破れ傘】10:51

P3312106 (210x280).jpgP3312105 (210x280).jpg
P3312109 (210x280).jpgP3312107 (210x158).jpg
【イヌブナ/犬橅】11:00〜
 芽吹きと落ち積もった茶色の芽鱗

P3312262ヒナスミレ (210x158).jpgP3312117 (210x280).jpg
【ヒナスミレ/雛菫】11:16

P3312127 (210x280).jpgP3312128サルトリイバラ? (210x280).jpg
【アブラチャン/油瀝青】11:28 【サルトリイバラ・猿捕茨】11:40

P3312256 (210x280).jpgP3312135 (210x280).jpg
【ウグイスカグラ/鶯神楽】11:41 【ツルグミ/蔓茱萸】12:18

もみじ台
P3312133 (440x330).jpg
【春霞の富士山】11:47

山頂広場
P3312282ヤマザクラ (440x330).jpg
【ヤマザクラ/山桜】12:19

<2018-04-07>
P4072544カジカエデ (210x280).jpg
【カジカエデ/梶楓】

■5号路へ
<2018-03-31>
P3312269 (210x280).jpgP3312143オカスミレ? (210x280).jpg
【シュンラン】12:25 【オカスミレ/丘菫】12:27

■富士道へ
P3312149カツラ (210x280).jpgP3312272キブシ (210x280).jpg
【カツラ/桂】12:39 【キブシ/木五倍子】12:34

<2018-03-31>        <2018-04-07>
P3312274ツクバキンモンソウ (210x280).jpgP4072546ツクバキンモンソウ (210x158).jpg
【ツクバキンモンソウ/筑波金紋草】一週間で少し蕾が膨らんだ    

P3312139モミジイチゴ (210x280).jpg
P3312154モミジイチゴ (210x158).jpg
【モミジイチゴ/紅葉苺】12:44 
   
P3312160ヒナスミレ (210x280).jpg
【ヒナスミレ】12:50 ヒナスミレは下見時が最盛期、たった一週間で殆ど花を終えていた。

P3312167 (210x280).jpgP3312276 (210x280).jpg
【ミヤマカタバミ】13:00 ミヤマカタバミの本番では花がなかった。

<2018-04-07>
P4072556ニオイタチツボ? (210x280).jpg
【ニオイタチツボスミレ】

P3312173 (440x330).jpg
P3312177 (210x158).jpgP3312280 (210x158).jpg
【ヤマルリソウ/山瑠璃草】13:16

P3312146カタクリ (210x280).jpgP3312148エイザンスミレ (210x158).jpg
【カタクリ】13:31【エイザンスミレ/叡山菫】13:37 

P3312279ヤブレガサ (440x330).jpg
【ヤブレガサ/破れ傘】13:45 

P3312281オオシマザクラ (440x330).jpg
【オオシマザクラ/大島桜】13:53

P3312190ミツバツツジ (440x330).jpg
【ミツバツツジ/三葉躑躅】13:54

P3312191イヌブナ (440x330).jpg
【イヌブナ/犬橅】 

金毘羅様前から種まきイチョウ下をくだる。
P3312286 (210x280).jpgP3312207マルバスミレ (210x280).jpg
【ヒサカキ/姫榊、非榊】雌花♀ 【マルバスミレ】14:23

P3312203 (210x280).jpgP3312216 (210x280).jpg
【ミミガタテンナンショウ/耳型天南星】14:23 14:31

P3312204 (210x280).jpgP3312223 (210x280).jpg
【ミヤマキケマン/深山黄華鬘】14:23  【ニリンソウ】14:38

1号路下りにもタカオスミレの株多数あり(未開花)


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posted by 山桜 at 23:00| Comment(6) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月06日

鶴脚・馬頭刈山〜玄庵ハイク・後半

 馬頭刈山でゆったり休んだ後、来た道をモミジイチゴ群落の所まで戻って、泉沢・和田向バス停方面へ下る。
P3291922 (210x158).jpg
<2018-03-29>
P3292009ミツバツツジ (210x280).jpgP3292019ナガバノスミレサイシン (210x280).jpg
【ミツバツツジ】ツツジ科  【ナガバノスミレサイシン】スミレ科
 ミツバツツジは葉の展開前に花を咲かせる。 ナガバノスミレサイシンも一番花の頃の葉はまだ開ききっていないことが多い。

<2018-03-29>         <2018-04-06>
P3292017 (210x280).jpgP4062497ヤマルリソウ (210x280).jpg
【ヤマルリソウ/山瑠璃草】ムラサキ科
 29日の下見時には固い蕾だったヤマルリソウが、その名の通り可愛い瑠璃色の花を開いていた。

<2018-03-29>
P3292016ニリンソウ (210x158).jpgP3292014ニリンソウ (210x280).jpg

<2018-04-06>
P4062499ニリンソウ (440x330).jpg
P4062500ニリンソウ (440x330).jpg
【ニリンソウ/二輪草】キンポウゲ科イチリンソウ属
 見渡す限りに広がる見事な群生地。 上の一週間前の様子にくらべると、花数がぐんと増えているし、花びらの開き方も異なる。 咲き始めの花びらは丸く、開ききったものは先が尖っていた。

<2018-03-29>
P3292012アズマイチゲ (210x280).jpgP3292011アズマイチゲ (210x158).jpg
【アズマイチゲ/東一華】キンポウゲ科イチリンソウ属
 下見では最後の蕾と花が見られたが、本番では葉しか残っておらず残念。

P3291942ヤマエンゴサク (210x280).jpgP3291943アオイスミレ (210x280).jpg
【ヤマエンゴサク/山延胡索】  【アオイスミレ/葵菫】
 ニリンソウの群落に混じって、アズマイチゲの他にもヤマエンゴサク、アオイスミレが咲いていた。 これらの花たちは、やや湿り気のある場所がお好み。 かといって日が当たらないと花は咲かない。 気に入った場所では大群落となるが、そうでない場所では見つけるのは難しい。

 ここから泉沢沿いの舗装路に出る。

P3292023アブラチャン (210x280).jpgP3291956コクサギ (210x280).jpg
【アブラチャン】クスノキ科  【コクサギ】ミカン科
<2018-04-06>
P4062503ミツバツツジ (443x590).jpg
【ミツバツツジ/三葉躑躅】新緑に映える満開のミツバツツジ

P4062505 (440x330).jpg
【新緑と山桜の淡い彩に覆われた山】

P4062506イタヤカエデ (440x330).jpg
【イタヤカエデの新緑と花】ムクロジ科カエデ属

<2018-03-29>
P3291957 (210x158).jpgP3291962 (210x158).jpg
P3291959 (210x280).jpgP3291960滝 (210x280).jpg
P3291965 (210x158).jpgP3291966アオキ (210x158).jpg
P3291967滝 (210x280).jpgP3291968 (210x280).jpg
P3291961 (210x280).jpgP3291963 (210x280).jpg
【泉沢(いざわ)の多彩な流れと滝】

P3291969貴布祢伊龍神社 (210x280).jpgP3291972貴布祢伊龍神社 (210x158).jpg
【貴布祢伊龍神社】泉沢の清冽な流れは、正に水神様竜神様系の貴船神社の流れ

P3291982キブシ (210x280).jpgP3291983コスミレ (210x158).jpg
【キブシ/木五倍子】キブシ科  【コスミレ/小菫】スミレ科

P3291984 (440x330).jpg
【下見時、数輪咲き始めの桜】

<2108-04-06>
P4062507センボンヤリ (210x280).jpgP4062508センボンヤリ (210x280).jpg
【センボンヤリ/千本槍】キク科
 花の頃は可愛らしいが、実った後はズンズンと槍を伸ばして千本槍状態になる。

<2018-03-29>
P3291985 (210x280).jpgP3291989ケヤキ (210x280).jpg
【秋川渓谷】泉沢の水も流れ込み滔々と春色の谷を流れる。
【ケヤキの芽吹き】橋の袂で29日に見た時は同定できず、6日の本番で見たら葉が展開しており、なんのことはない「あ、ケヤキだ!」。 改めて幹をみれば成程ケヤキだった・・・ああ「看脚下」!

P3291997玄庵 (210x280).jpgP3291994ワサビ (210x158).jpg
P3291987玄庵 (210x158).jpgP3291996玄庵 (210x158).jpg
P4062509玄庵 (440x330).jpg
【玄庵の佇まいとお蕎麦】玄庵のHP こんもり茂った緑はワサビの葉(29日)6日には刈り取られていたのでご主人に伺うと、
「ああ〜誰か持って行ったんでしょう・・・」
こんな美しい里を訪れる中にも不届き者が居るのが情けない。

P3292001和田向バス停トイレ (158x210).jpgP3291998和田向バス停土産店 (210x158).jpg
【和田向バス停のトイレ、土産店】
 綺麗なトイレ、そして地元の名産品、手作りの品、山菜や山野草なども売っていてバスを待つ間も楽しめる。

<2018-04-06>
P4062514瀬音の湯 (443x590).jpg
【瀬音の湯へ渡る橋】
 最後は瀬音の湯にゆったりと浸り、手足を伸ばしビールで乾杯! 

 山、蕎麦、温泉、お酒・・・どれもこれも大好きだった主人と一緒に、これからも体力が続く限り楽しみたい。


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posted by 山桜 at 23:32| Comment(2) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

鶴脚・馬頭刈山〜玄庵ハイク・前半

<2018-03-29 武蔵五日市駅>
P3291881ノジスミレ (210x280).jpg 武蔵五日市のバス停の足元に咲いていたノジスミレに見送られて乗車、「やすらぎの里」という、昨年話題になった昼ドラのタイトルと同じバス停で降り(とうげん橋バス停に留まらないバス系統の為)、とうげん橋へ向かう。
 どうして「とうげん」がひらがななのだろう? と思い検索したが出てこない。 桃源橋だと「とうげんきょう」と誤読されるから?などと勝手に想像。 ご存知の方ご教示お願いします。

<2018-03-29 檜原村 茅倉>
P3291882ネコヤナギ (210x280).jpg 先に掲載したヤマネコヤナギは、とうげん橋の手前の開けた斜面に咲いていた。 眼下の川を眺めつ「とうげん橋」を渡り、春霞かハタマタ花粉なのか?ふわりと白っぽく覆われた新緑の山を仰ぎ、道路を渡り、とうげん橋バス停の左に進むと・・・





<2018-04-06>
P4062473茅倉の滝 (443x590).jpg
【茅倉の滝】車の走る道沿いからこんな風流な滝が見えて驚き。 この道路が出来る前は、きっともっと素敵な雰囲気だったことと思うが、残されていただけでも本当に良かった。 土地の人に大切にされているのだろう。

<2018-04-06>        <2018-03-29>
P4062474クサノオウ (210x280).jpgP3291890フキノトウ (210x280).jpg
【クサノオウ/草の黄】ケシ科クサノオウ属 【薹が立った蕗の薹】キク科

<2018-03-29>
P3291887イヌナズナ (210x280).jpgP3292030イヌナズナ (210x280).jpg
【イヌナズナ/犬薺】アブラナ科
 まるで小さな黄色の花のナズナのようだが、葉には毛が生えていてナズナとは雰囲気が違う。 ナズナは茹でてお浸し等にして食せるが、こちらはこの毛が邪魔して触感が悪く「犬」の名を付けられてしまったのか。 食べてみないことには決めつけられないが。

<2018-03-29>
P3291889ミヤマキケマン (443x590).jpg
【ミヤマキケマン/深山黄華鬘】ケシ科キケマン属
 深山とつくが、里や低山に咲いている。 キケマンは海岸性でもっと背丈が高い。

<2018-04-06>
P4062475ヤマブキ (440x330).jpg
【ヤマブキ/山吹】バラ科ヤマブキ属(一属一種)
 山吹の名の通り、斜面から吹き出す滝のように咲きこぼれる。

<2018-03-29>
P3291893アズマヒキガエル (210x280).jpgP4062477アメサイ・プリケアナ (210x280).jpg
【アズマヒキガエル】 【アメリカスミレサイシン・プリケアナ】

<2018-03-29 茅倉分岐から上>  <2018-04-06>
P3291896ミミガタテンナンショウ (210x280).jpgP4062529?スミレ (210x280).jpg
【ミミガタテンナンショウ/耳型天南星】サトイモ科テンナンショウ属
【ナガバノスミレサイシン?/長葉菫細辛】スミレ科

<2018-03-29>
P3291899メギ (440x330).jpg
【メギ/目木】メギ科
 ナンテン等「メギ科」とは聞くが、「メギって?」と言う人が多いのではないだろうか? 名前は、枝の煮出し汁で目を洗って眼病予防としたことからと言う。 葉の下に鋭い長いトゲがあるので要注意。

P4062527ヒナスミレ (210x280).jpgP4062526アケボノスミレ? (210x280).jpg
【ヒナスミレ/雛菫】  【アケボノスミレ/曙菫】スミレ科

P3291907?山 (440x330).jpg
 鶴脚山(916m)山頂は、本日の最高標高なのに山頂標を撮り忘れるくらいピーク感のない山頂。  鶴脚の名前の由来も分からないが、漢字は大体が当て字なので「ツルアシ」と音だけにしてみると、何かが浮かんでくるような・・・。 写真は、恐らく撮影時間的にみて鶴脚山頂付近から振り返って眺めた山。「あの山は何?」が苦手で困る。 地図と睨めっこして名前を探したい。 

P4062524イワウチワ (210x280).jpgP3291923モミジイチゴ? (210x158).jpg
【イワウチワ/岩団扇】イワウメ科イワウチワ属 
 下見時には見逃していた馬頭刈尾根の崖縁で、お客様が見つけてくださった。 「花はイワウチワだけど、イワウチワの葉はこんなだったかな?」と思い、帰宅後調べたら、葉は形や質感共に変異が多く、どうやら奥多摩に多いのは「コイワウチワ」というタイプらしい。 最初に目に入ったのは花の落ちた葉の部分だけで光沢が強く見えたので、遠目に「イチヤクソウ?」「イワカガミ?」と思ったくらいだった。 それにしても開花が早い!

【モミジイチゴ/紅葉苺】バラ科キイチゴ属
 真っ赤な細い枝が密生していて、遠目にもぼうっと赤くみえた一叢、下見時は芽が展開前で断定できなかったが、本番でモミジイチゴと確認できた。

P3291908 (210x280).jpgP3291909 (210x280).jpg
P3291910 (210x280).jpgP3291920 (210x280).jpg
春山の尾根道、杣道・・・落葉樹林の木漏れ日の道はのどか、杉や檜の日影の森はひんやりと。

P3291915アセビ (210x280).jpgP3291911芽吹き (210x280).jpg
【アセビ/馬酔木】ツツジ科   【?の芽吹き】
 アセビは春一番に咲き出して、段々と穂を垂れ伸ばし、長いこと目を楽しませてくれる。

P4062490馬頭刈山 (210x280).jpgP3291926コーヒーブレイク (210x280).jpg
【馬頭刈山(884m)】
 大岳から連なる山々の一番端っこに見える綺麗な三角の山容、で良く「あの山は何?」と聞かれる。 その山の頂きに立てて嬉しい。 こちらも名前の由来が不明だが、これも漢字は当て字だろうか。 「マズ(ヅ)カリ」と考えるとどうだろう? また宿題が増えた。
 I会長持参の新調コーヒードリッパーで、山頂のコーヒーブレイク。 一足先に馬頭刈山頂へ向かいお湯を沸かしコーヒーを淹れてくださるという、会長の遊び心あるオモテナシが嬉しい。 馥郁といい香りが漂い疲れも癒える。 山で飲むコーヒーは何でこうも美味しいのだろう!

P4062512キアゲハ (440x330).jpg
 コーヒーの香りに誘われたか?キアゲハがヒラヒラと舞い降りた。 人が近づくとヒラリと飛び去るが、また直ぐに同じ場所に戻ってくる。 一体それ程魅力的な何ものがあったのかと後で確かめると、モミジイチゴの花が一輪俯いて咲いていた。

P3291927大岳山 (440x330).jpg
【大岳山】馬頭刈山頂から臨む
 大岳山だけは何処から見ても分かって嬉しい山容だ。 他の山の名を探す基点にもなる有難い山。

(後編につづく・・・)


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posted by 山桜 at 21:35| Comment(2) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

スミレたち/鶴脚・馬頭刈山(2)

 鶴脚山・馬頭刈山ハイキングの本番では、下見とはまた違うスミレに出会うことが出来ました。

P4062482アケボノスミレ? (443x590).jpg
【アケボノスミレ?/曙菫】
 一つだけぽつんと咲いていた綺麗な薄紅色のスミレでした。 葉は未だくるりと巻いたまま展開しておらず、またあるだろうと思って通り過ぎてしまいましたが、それきりみつからず残念でした。

P4062527ヒナスミレ (443x590).jpg
【ヒナスミレ/雛菫】
 こちらはまた小さく可憐な薄桃色のスミレ。 葉も葉脈が少し白っぽくてオシャレです。

P4062476アメサイ・プリケアナ (440x330).jpg
【アメリカスミレサイシン・プリケアナ】
 繁殖力が強い外来種で、どこかの庭から逸出したのでしょう。 こんな森の中にまで入り込んで咲いていました。

P4062504ノジスミレ (443x590).jpg
【ノジスミレ/野路菫】
 スミレとの見分けは、葉に微毛があってやや白っぽくみえることなど。 花色もスミレは野花菖蒲のような少し赤みの紫なのに対して、カキツバタのような青みを感じます。


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posted by 山桜 at 20:00| Comment(2) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月05日

逝く花びら追いて

 
青空に吸い込まれゆく花びらの 
     数だけ君の名を呼び果てむ (山桜) 

                 
posted by 山桜 at 22:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ギフチョウ舞う石砂山

 先にスミレシリーズを纏めてアップしてしまいましたが、肝心のギフチョウの方もご紹介します。 石砂(いしざれ)山は、ギフチョウで有名な山で、この季節には沢山の蝶の愛好家がカメラと三脚を持ってやって来ます。 

 飛び交う蝶の姿を追い、出来れば綺麗な花を吸蜜する姿などを撮りたい気持ちは良く分かりますが、狭い山道で三脚を立て椅子に座って陣取られると、ハイキングに来た身としてはどこを通れば良いものか戸惑いを感じます。 挙句の果てに、
「その桜の所に立たないで! 桜に来るのを待ってるんだから!」
とまで怒鳴られて、
「あ、すみません・・・」
と言いながら、心の中で、
『貴方の桜? 貴方だけの場所?』
と思わず反問してしまいました。

P4042458ギフチョウ (440x330).jpg
【ギフチョウ/岐阜蝶】
望遠カメラも持たない、気軽なハイカーの前にも優しいギフチョウは舞い降りて、近づいてコンデジで写真を撮ってもじっとしていてくれました。 羽化仕立てなのか、少し傷んでいたのか翅が少しよれているような気がします。 追い回されて疲れてしまったのでしょうか・・・。

P4042457ヒオドシチョウ (440x330).jpg
P6085254ヒオドシチョウ (440x293).jpg
【ヒオドシチョウ/緋縅蝶】
上のヒオドシチョウは、どういう訳か同行のオジサマのお帽子が好きで何度もとまりに来ました。 ギフチョウも同様で、若しかして加齢臭がお好き? サカハチ蝶なども汗によって来ますから、ミネラル補給の為、そういう臭いに引き寄せられるのでしょうね。

 折角の美しい蝶の話が、ちょっと臭って来て?しまったかな、すみません!
 スミレ以外に出会えた花々などをご覧になり、気持ちを爽やかに戻して頂ければ幸いです。

P4042413 (210x280).jpgP4042415 (210x280).jpg
P4042416 (210x280).jpgP4042419クロモジ (210x280).jpg
芽吹いたり、小さな蕾を膨らましたり、花を咲かせたりしてきた木々

P4042417アケビ (440x330).jpg
【アケビ/木通】

P4042420ミヤマキケマン (443x590).jpg
【ミヤマキケマン/深山黄華鬘】

P4042463フデリンドウ (210x280).jpgP4042464フデリンドウ (210x280).jpg
【フデリンドウ/筆竜胆】
この小さな青い妖精たちに、いついつまでも会えますようにと願うばかり

P4042423ミツバツチグリ (210x280).jpgP4042443センボンヤリ (210x280).jpg
【ミツバツチグリ/三葉土栗】  【センボンヤリ/千本槍】
いよいよ黄色の花の季節。 千本槍には白花と赤味の花があります。

P4042430アマナ (210x280).jpgP4042431アマナ (210x280).jpg
【ヒロハノアマナ/広葉甘菜】 白花と淡紅色の花
日本のチューリップ。 但し属は最近チューリップ属からアマナ属に変更。 名前の通り球根も葉も甘みがあるので山菜として食されて来ましたが、今は希少でとても口にできません。 アマナとの判別点は、葉の中央に白線があり、花の下の苞葉が3つ(アマナは2つ)な点。

P4042447虫こぶ (210x280).jpgP4042448ヒメカンアオイ (210x158).jpg
【何の虫こぶ?】   【ヒメカンアオイ/姫寒葵】
不思議な形の実? 中には羽化した後の小さな蛹が幾つも残っていました。
ヒメカンアオイは、ギフチョウの食草の一つです。

P4042469ヒメウズ (210x280).jpgP4042449チョウジザクラ (210x280).jpg
【ヒメウズ/姫烏頭】   【何桜?】

P4042459ヒトリシズカ (443x590).jpg
【ヒトリシズカ/一人静】
 群生するので、一人ぽっちでいることは殆どないのですけれど、一茎に一穂の花が咲きます。 この子たちが咲くと、辺りがすうっと静かになるような気がするから不思議です。


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posted by 山桜 at 11:39| Comment(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月04日

スミレたち/石砂(いしざれ)山

 ギフチョウで有名な石砂山、勿論ギフチョウにも出会えましたけれど、先ずはスミレたちをご紹介。

<2018-04-04 石砂山近辺>
P4042428アリアケスミレ (443x590).jpg
【アリアケスミレ/有明菫】
 薄紫に染まる有明の空から名前を貰ったとか。 
 スミレの紫色が抜けたようなイメージで紫条が目立つ。
 
P4042403ノジスミレ (440x330).jpg
P4042432ノジスミレ (440x330).jpg
【ノジスミレ/野路菫】
 スミレと間違えやすいが、葉にビロード状の微毛あり、翼は細め。 葉裏は紫がかることが多い。 花は、側弁がしっかり開いているせいかスミレより横長なイメージ。 

P4042406ヒメスミレ (443x590).jpg
【ヒメスミレ/姫菫】
 花も葉もスミレやノジスミレより小型でいかにも「姫」
 花色は、スミレ、ノジ、ヒメの3種の中で一番青みが強い。

P4042421マルバスミレ (443x590).jpg
【マルバスミレ/丸葉菫】
 この写真では葉が見えない(手前のハート形の葉は多分ドクダミ)が、花と葉のバランスが良くフォトジェニックなスミレ

P4042468アメリカスミレサイシン (440x330).jpg
【アメリカスミレサイシン/アメリカ菫細辛】
 栽培されていたものが逸出し繁殖力が強くあちこちに広がっている。


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2018年04月03日

スミレたち/狭山丘陵

狭山丘陵の路傍の石の隙間スミレたち
路傍の隙間のスミレたちの方が圧倒的に花数が多いのは、条件の厳しい所で懸命に子孫を残そうとするからなのでしょうか? 
<2018-03-30>
P3302033スミレ (443x590).jpg

<2018-04-03>
P4032316スミレ (440x330).jpg
P4032312スミレ (443x590).jpg
【スミレ/菫】
 ただ「スミレ」と言う名のスミレ。
 日本画や工芸品の図柄によく見られるスミレはこのスミレ。 

<2018-03-30>
P3302226ノジスミレ (440x330).jpg
<2018-04-03>
P4032308 (443x590).jpg
【ノジスミレ/野路菫】
 上のスミレと同じ道沿いに生えながら、不思議と混在はせず縄張りを侵さない協定でも結んでいるかのようなのが面白いです。 香りがあると聞きますが、人通りのある道で地面に顔を近づけて嗅ぐ勇気が・・・。 庭のタネを播いて思う存分嗅いでみたいです。

狭山丘陵の林縁のスミレたち
<2018-03-27>
P3271836コスミレ (443x590).jpg
【コスミレ/小菫】
 先日は路傍のコスミレを紹介しましたが、林縁のコスミレは花も大きく伸び伸びしています。 本来は半日陰くらいのやや湿ったこちらの林縁の方が好きなように感じます。

<2018-03-27>
P3271819タチツボスミレ (443x590).jpg
【タチツボスミレ/立坪菫】
 地下茎でも増えるので大群落になっていることも多いですが、こんな小株で楚々と咲く様子も愛らしいです。

狭山丘陵の湿った林内のスミレ
<2018-04-03>
P4032377 ニョイスミレ(443x590).jpg
【ニョイスミレ/如意菫】
 とても小さな白い花のスミレ。 湿っぽい場所に多いです。

<2018-03-27>
P3271828?スミレ (440x330).jpgP3271830?スミレ (443x590).jpg
【アオイスミレ/葵菫】
 「スミレハンドブック」の山田隆彦先生にお目にかかる機会があり、伺った所、葉の方をご覧になり「アオイスミレ」と同定してくださいました。 花の方は、ちょっといじけてひしゃげてしまっていたようです。 高尾の「アオイスミレ」の方が健全な状態ですので、先日の記事をご覧ください。

狭山丘陵の明るい斜面の芝草の中のスミレ
<2018-04-03>
P4032384スミレ (443x590).jpg
【スミレ/菫】
 同じスミレでも、路傍のものと比べると伸びやかさがあるような・・・危機感が希薄な為か花数は少ないです。

<2018-04-03>
P4032397 ?スミレ(443x590).jpg
【ニオイタチツボスミレ/匂立坪菫】
 こちらも山田先生に見て頂き、推測通り、ニオイタチツボスミレの花色が淡いタイプで間違いないそうです。 とても綺麗な淡紅紫色で花も大きく、見慣れていたニオイタチツボスミレとは別格な感じでした。 花柄に微毛あり(ニオイタチツボスミレの特徴)

 スミレは花期が短いものも多いので、咲いている内に追いかけるのに忙しく、なかなかアップできずにいます。 まだまだ続くスミレシリーズ、お楽しみください。


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posted by 山桜 at 23:21| Comment(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月02日

やじろべえ達のその後

<2018-03-29 鶴脚山>
P3292010アブラチャン (443x590).jpg
【アブラチャン/油瀝青】クスノキ科クロモジ属
 ボクサー型やじろべえ達は、お花を咲かせても元気いっぱい、ポンポンをもったチアガールに変身! 葉っぱが開く前に花を咲かせますので、遠目には黄色一色に見えます。

P3292024アブラチャン (440x330).jpg

  枝枝をポンポンで飾り尽くして春の森を彩っていました。

P2060463アブラチャン (210x158).jpgP3021322アブラチャン (210x280).jpg
「ボクサー型やじろべえ」だったころのアブラチャン
 丸い蕾のグローブでパンチを決めてます。


<2018-03-29 鶴脚山>
P3292026クロモジ (443x590).jpg
P3292027クロモジ (443x590).jpg
【クロモジ/黒文字】クスノキ科クロモジ属

 上品な「陰陽師型やじろべえ」たちは、葉っぱと花が同時に開いてきます。 花を咲かせても、油瀝青より色合いも控えめで俯き加減、どことなく神秘的な雰囲気で「式神」を飛ばしているかのような・・・ 

P3021311クロモジ (210x280).jpgP2090487クロモジ (210x140).jpg
「陰陽師型やじろべえ」だったころのクロモジたち
 烏帽子をかぶって、蕾の先の尖りが着物の袖口のよう


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posted by 山桜 at 22:36| Comment(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月01日

父の笑顔

P3312137ヤマザクラ (440x330).jpg
写真は【ヤマザクラ/山桜】

 一時は4月の声を聞けないのではないかと危ぶまれた父が、5名もの美人看護婦さん方に囲まれ満開の桜を見て笑顔を見せてくれました。 重い父の身体を力を合わせて運び上げて下さった皆様に、心より感謝の気持ちでいっぱいです。

 昨年、病室の窓から染井吉野の開花を待ち続け、遂に見ること叶わずに旅立った主人が、一日でも長く生きていたかった主人が、今、懸命に父を励まし応援してくれているようです。 


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posted by 山桜 at 21:38| Comment(4) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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