2018年04月06日

鶴脚・馬頭刈山〜玄庵ハイク・後半

 馬頭刈山でゆったり休んだ後、来た道をモミジイチゴ群落の所まで戻って、泉沢・和田向バス停方面へ下る。
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P3292009ミツバツツジ (210x280).jpgP3292019ナガバノスミレサイシン (210x280).jpg
【ミツバツツジ】ツツジ科  【ナガバノスミレサイシン】スミレ科
 ミツバツツジは葉の展開前に花を咲かせる。 ナガバノスミレサイシンも一番花の頃の葉はまだ開ききっていないことが多い。

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P3292017 (210x280).jpgP4062497ヤマルリソウ (210x280).jpg
【ヤマルリソウ/山瑠璃草】ムラサキ科
 29日の下見時には固い蕾だったヤマルリソウが、その名の通り可愛い瑠璃色の花を開いていた。

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P3292016ニリンソウ (210x158).jpgP3292014ニリンソウ (210x280).jpg

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【ニリンソウ/二輪草】キンポウゲ科イチリンソウ属
 見渡す限りに広がる見事な群生地。 上の一週間前の様子にくらべると、花数がぐんと増えているし、花びらの開き方も異なる。 咲き始めの花びらは丸く、開ききったものは先が尖っていた。

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P3292012アズマイチゲ (210x280).jpgP3292011アズマイチゲ (210x158).jpg
【アズマイチゲ/東一華】キンポウゲ科イチリンソウ属
 下見では最後の蕾と花が見られたが、本番では葉しか残っておらず残念。

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【ヤマエンゴサク/山延胡索】  【アオイスミレ/葵菫】
 ニリンソウの群落に混じって、アズマイチゲの他にもヤマエンゴサク、アオイスミレが咲いていた。 これらの花たちは、やや湿り気のある場所がお好み。 かといって日が当たらないと花は咲かない。 気に入った場所では大群落となるが、そうでない場所では見つけるのは難しい。

 ここから泉沢沿いの舗装路に出る。

P3292023アブラチャン (210x280).jpgP3291956コクサギ (210x280).jpg
【アブラチャン】クスノキ科  【コクサギ】ミカン科
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【ミツバツツジ/三葉躑躅】新緑に映える満開のミツバツツジ

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【新緑と山桜の淡い彩に覆われた山】

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【イタヤカエデの新緑と花】ムクロジ科カエデ属

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P3291959 (210x280).jpgP3291960滝 (210x280).jpg
P3291965 (210x158).jpgP3291966アオキ (210x158).jpg
P3291967滝 (210x280).jpgP3291968 (210x280).jpg
P3291961 (210x280).jpgP3291963 (210x280).jpg
【泉沢(いざわ)の多彩な流れと滝】

P3291969貴布祢伊龍神社 (210x280).jpgP3291972貴布祢伊龍神社 (210x158).jpg
【貴布祢伊龍神社】泉沢の清冽な流れは、正に水神様竜神様系の貴船神社の流れ

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【キブシ/木五倍子】キブシ科  【コスミレ/小菫】スミレ科

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【下見時、数輪咲き始めの桜】

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P4062507センボンヤリ (210x280).jpgP4062508センボンヤリ (210x280).jpg
【センボンヤリ/千本槍】キク科
 花の頃は可愛らしいが、実った後はズンズンと槍を伸ばして千本槍状態になる。

<2018-03-29>
P3291985 (210x280).jpgP3291989ケヤキ (210x280).jpg
【秋川渓谷】泉沢の水も流れ込み滔々と春色の谷を流れる。
【ケヤキの芽吹き】橋の袂で29日に見た時は同定できず、6日の本番で見たら葉が展開しており、なんのことはない「あ、ケヤキだ!」。 改めて幹をみれば成程ケヤキだった・・・ああ「看脚下」!

P3291997玄庵 (210x280).jpgP3291994ワサビ (210x158).jpg
P3291987玄庵 (210x158).jpgP3291996玄庵 (210x158).jpg
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【玄庵の佇まいとお蕎麦】玄庵のHP こんもり茂った緑はワサビの葉(29日)6日には刈り取られていたのでご主人に伺うと、
「ああ〜誰か持って行ったんでしょう・・・」
こんな美しい里を訪れる中にも不届き者が居るのが情けない。

P3292001和田向バス停トイレ (158x210).jpgP3291998和田向バス停土産店 (210x158).jpg
【和田向バス停のトイレ、土産店】
 綺麗なトイレ、そして地元の名産品、手作りの品、山菜や山野草なども売っていてバスを待つ間も楽しめる。

<2018-04-06>
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【瀬音の湯へ渡る橋】
 最後は瀬音の湯にゆったりと浸り、手足を伸ばしビールで乾杯! 

 山、蕎麦、温泉、お酒・・・どれもこれも大好きだった主人と一緒に、これからも体力が続く限り楽しみたい。


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posted by 山桜 at 23:32| Comment(2) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

鶴脚・馬頭刈山〜玄庵ハイク・前半

<2018-03-29 武蔵五日市駅>
P3291881ノジスミレ (210x280).jpg 武蔵五日市のバス停の足元に咲いていたノジスミレに見送られて乗車、「やすらぎの里」という、昨年話題になった昼ドラのタイトルと同じバス停で降り(とうげん橋バス停に留まらないバス系統の為)、とうげん橋へ向かう。
 どうして「とうげん」がひらがななのだろう? と思い検索したが出てこない。 桃源橋だと「とうげんきょう」と誤読されるから?などと勝手に想像。 ご存知の方ご教示お願いします。

<2018-03-29 檜原村 茅倉>
P3291882ネコヤナギ (210x280).jpg 先に掲載したヤマネコヤナギは、とうげん橋の手前の開けた斜面に咲いていた。 眼下の川を眺めつ「とうげん橋」を渡り、春霞かハタマタ花粉なのか?ふわりと白っぽく覆われた新緑の山を仰ぎ、道路を渡り、とうげん橋バス停の左に進むと・・・





<2018-04-06>
P4062473茅倉の滝 (443x590).jpg
【茅倉の滝】車の走る道沿いからこんな風流な滝が見えて驚き。 この道路が出来る前は、きっともっと素敵な雰囲気だったことと思うが、残されていただけでも本当に良かった。 土地の人に大切にされているのだろう。

<2018-04-06>        <2018-03-29>
P4062474クサノオウ (210x280).jpgP3291890フキノトウ (210x280).jpg
【クサノオウ/草の黄】ケシ科クサノオウ属 【薹が立った蕗の薹】キク科

<2018-03-29>
P3291887イヌナズナ (210x280).jpgP3292030イヌナズナ (210x280).jpg
【イヌナズナ/犬薺】アブラナ科
 まるで小さな黄色の花のナズナのようだが、葉には毛が生えていてナズナとは雰囲気が違う。 ナズナは茹でてお浸し等にして食せるが、こちらはこの毛が邪魔して触感が悪く「犬」の名を付けられてしまったのか。 食べてみないことには決めつけられないが。

<2018-03-29>
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【ミヤマキケマン/深山黄華鬘】ケシ科キケマン属
 深山とつくが、里や低山に咲いている。 キケマンは海岸性でもっと背丈が高い。

<2018-04-06>
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【ヤマブキ/山吹】バラ科ヤマブキ属(一属一種)
 山吹の名の通り、斜面から吹き出す滝のように咲きこぼれる。

<2018-03-29>
P3291893アズマヒキガエル (210x280).jpgP4062477アメサイ・プリケアナ (210x280).jpg
【アズマヒキガエル】 【アメリカスミレサイシン・プリケアナ】

<2018-03-29 茅倉分岐から上>  <2018-04-06>
P3291896ミミガタテンナンショウ (210x280).jpgP4062529?スミレ (210x280).jpg
【ミミガタテンナンショウ/耳型天南星】サトイモ科テンナンショウ属
【ナガバノスミレサイシン?/長葉菫細辛】スミレ科

<2018-03-29>
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【メギ/目木】メギ科
 ナンテン等「メギ科」とは聞くが、「メギって?」と言う人が多いのではないだろうか? 名前は、枝の煮出し汁で目を洗って眼病予防としたことからと言う。 葉の下に鋭い長いトゲがあるので要注意。

P4062527ヒナスミレ (210x280).jpgP4062526アケボノスミレ? (210x280).jpg
【ヒナスミレ/雛菫】  【アケボノスミレ/曙菫】スミレ科

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 鶴脚山(916m)山頂は、本日の最高標高なのに山頂標を撮り忘れるくらいピーク感のない山頂。  鶴脚の名前の由来も分からないが、漢字は大体が当て字なので「ツルアシ」と音だけにしてみると、何かが浮かんでくるような・・・。 写真は、恐らく撮影時間的にみて鶴脚山頂付近から振り返って眺めた山。「あの山は何?」が苦手で困る。 地図と睨めっこして名前を探したい。 

P4062524イワウチワ (210x280).jpgP3291923モミジイチゴ? (210x158).jpg
【イワウチワ/岩団扇】イワウメ科イワウチワ属 
 下見時には見逃していた馬頭刈尾根の崖縁で、お客様が見つけてくださった。 「花はイワウチワだけど、イワウチワの葉はこんなだったかな?」と思い、帰宅後調べたら、葉は形や質感共に変異が多く、どうやら奥多摩に多いのは「コイワウチワ」というタイプらしい。 最初に目に入ったのは花の落ちた葉の部分だけで光沢が強く見えたので、遠目に「イチヤクソウ?」「イワカガミ?」と思ったくらいだった。 それにしても開花が早い!

【モミジイチゴ/紅葉苺】バラ科キイチゴ属
 真っ赤な細い枝が密生していて、遠目にもぼうっと赤くみえた一叢、下見時は芽が展開前で断定できなかったが、本番でモミジイチゴと確認できた。

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春山の尾根道、杣道・・・落葉樹林の木漏れ日の道はのどか、杉や檜の日影の森はひんやりと。

P3291915アセビ (210x280).jpgP3291911芽吹き (210x280).jpg
【アセビ/馬酔木】ツツジ科   【?の芽吹き】
 アセビは春一番に咲き出して、段々と穂を垂れ伸ばし、長いこと目を楽しませてくれる。

P4062490馬頭刈山 (210x280).jpgP3291926コーヒーブレイク (210x280).jpg
【馬頭刈山(884m)】
 大岳から連なる山々の一番端っこに見える綺麗な三角の山容、で良く「あの山は何?」と聞かれる。 その山の頂きに立てて嬉しい。 こちらも名前の由来が不明だが、これも漢字は当て字だろうか。 「マズ(ヅ)カリ」と考えるとどうだろう? また宿題が増えた。
 I会長持参の新調コーヒードリッパーで、山頂のコーヒーブレイク。 一足先に馬頭刈山頂へ向かいお湯を沸かしコーヒーを淹れてくださるという、会長の遊び心あるオモテナシが嬉しい。 馥郁といい香りが漂い疲れも癒える。 山で飲むコーヒーは何でこうも美味しいのだろう!

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 コーヒーの香りに誘われたか?キアゲハがヒラヒラと舞い降りた。 人が近づくとヒラリと飛び去るが、また直ぐに同じ場所に戻ってくる。 一体それ程魅力的な何ものがあったのかと後で確かめると、モミジイチゴの花が一輪俯いて咲いていた。

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【大岳山】馬頭刈山頂から臨む
 大岳山だけは何処から見ても分かって嬉しい山容だ。 他の山の名を探す基点にもなる有難い山。

(後編につづく・・・)


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posted by 山桜 at 21:35| Comment(2) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

スミレたち/鶴脚・馬頭刈山(2)

 鶴脚山・馬頭刈山ハイキングの本番では、下見とはまた違うスミレに出会うことが出来ました。

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【アケボノスミレ?/曙菫】
 一つだけぽつんと咲いていた綺麗な薄紅色のスミレでした。 葉は未だくるりと巻いたまま展開しておらず、またあるだろうと思って通り過ぎてしまいましたが、それきりみつからず残念でした。

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【ヒナスミレ/雛菫】
 こちらはまた小さく可憐な薄桃色のスミレ。 葉も葉脈が少し白っぽくてオシャレです。

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【アメリカスミレサイシン・プリケアナ】
 繁殖力が強い外来種で、どこかの庭から逸出したのでしょう。 こんな森の中にまで入り込んで咲いていました。

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【ノジスミレ/野路菫】
 スミレとの見分けは、葉に微毛があってやや白っぽくみえることなど。 花色もスミレは野花菖蒲のような少し赤みの紫なのに対して、カキツバタのような青みを感じます。


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posted by 山桜 at 20:00| Comment(2) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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