2018年04月27日

自生のカザグルマ

 日本に自生するクレマチス(センニンソウ)属の「カザグルマ」と思われる野生の姿を初めて見ました。 ずっと庭で栽培していたのですが昨年手入れが出来ずにいたら消えてしまいガッカリしていたので、こんな所で出会えて本当に驚きました。 

 大きな淡い青紫色の花を沢山付けていて、知らなかったらクレマチスの園芸品種と思うくらい見事な姿です。 春一季咲きで、この季節だけに力を集中して咲きこぼれていました。 当地の自生種は絶滅危惧IA類です。

 クレマチスのパテンス系園芸種の交配親としても有名です。 「カザグルマ」の子供たちには、大輪で一季咲き多花性の性質を残したものも多いです。

<2018-04-27 某所>
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【カザグルマ/風車 Clematis patens 】
 キンポウゲ科センニンソウ属
 
 高い所に咲いていて、ふっと見上げていなければ見過ごすところでした。 
「ほら、ここに咲いているよ・・・」
って、またいつも一緒に居てくれる人が教えてくれたようで嬉しいな。 

上記「パテンス系」でご紹介した品種群が掲載されています
「湘南クレマチス園」のトップページはこちら


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posted by 山桜 at 23:50| Comment(2) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

キアシドクガ 大量発生!

毛虫、芋虫の類が苦手な方は閲覧ご注意です

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<2018-04-27 狭山丘陵>
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【キアシドクガ/黄脚毒蛾】ドクガ科
 ドクガ科に属するものの、毒針毛はなく刺されることはないとされています。 

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目を転じると、ナント! 擬木の柵の手摺の上をぞろぞろ行軍中…

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縦杭の上で止まってグルグルウロウロ…

向かいから男性が枝をクルクル回しながらやって来られ、
「毛虫が酷いでしょう?上から垂れてくるから気を付けてね」

『キアシドクガは毒はないんですよ…』
と虫好きは心の中で呟きつつ、毒はなくても身体にとまられたら気持ちはよくないもの、
「本当、スゴイですね、ありがとうございます」
道行く人の親切な言葉は、いつも嬉しいものです。
毛虫が襟首に入るのが嫌な人(皆そうですよね)は、この季節の森歩きでは、必ず帽子を被りましょう。

森の中からサクサクショワショワと風とは異なる音がするので、目を凝らしてみたら…

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キアシドクガの群れが、ミズキの葉を猛烈な食欲でモシャモシャとかじっている音でした!

P4270907ミズキ キアシドクガ (443x590).jpg
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こちらの木は既にすべての葉が丸坊主! 可哀想に・・・といっても、一度ぐらい丸坊主になっても次の新しい葉が出て、枯れることは無いそうです。 次の葉もやられたら流石にダメージ大きいでしょうけれど、キアシドクガの発生は一年に一度なのでセーフかな? ただ余り何年も食害を繰り返されると、徐々に衰弱して枯死する木も出るそうです。

1週間後、擬木の上を彷徨っていた毛虫たちは、次の食べ物を探していたのではなく、お腹いっぱいになって蛹になる場所を探していたようで、
<2018-05-04 狭山丘陵>
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蛹化したばかりのキアシドクガ、お尻の方に最後に脱皮したばかり殻が残っています。

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こちは、すっかり蛹になっています。 よく見ると、既に脚ができていますね。 タイミングよく羽化は見られたら、またご報告します。


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posted by 山桜 at 23:20| Comment(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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