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8:10 さ〜て、そろそろ行きますか・・・赤トンボ(アキアカネ?ナツアカネ?胸の模様は見えないなぁ)も見送りに

【七ツ石神社】
黄色いテープが張り渡してあったり、お社の中に脚立が横になっていたりして、どうもおかしな雰囲気だなと思っていたら、七ツ石神社の再建プロジェクト
http://www.sotoday.fun/?p=32997 が進められているのだそうです。 氏子さん方の高齢化に伴い、既に30年以上前にご神体は麓の神社で祀られているそうで、それきりこちらのお社は放置され崩壊が進んでいたのを、有志の皆さんが立て直してくださろうとしていると知り、嬉しくなりました。

【平将門迷走ルート 9/10】8:11 追ってから逃れるために作った将門公一行7体の影武者人形を、藤原秀衡が射抜いた途端、人形が大きな7つの石に変わったという伝説が記してありました。
雲取山(標高2017m)の年の去年2017年からだったか、この銅版プレートが要所要所に立てられて、東国の悲劇の英雄・平将門の辿ったとされる道の紹介がなされています。 今年こそちゃんと全部読もうと思っていましたが、既に10/10を見損なっていたようで…嗚呼!

【道標】8:14 【道標】 8:18

【朝日を背に・・・千手観音?】8:18 【水場上の道標】8:20

【七ツ石小屋】8:22 七ツ石山山頂から、のんびり歩いて12分ほどで小屋に到着 早いバスに乗るにはさっさと歩かねばならず、せっかく雲取まで来ているのに勿体無い。 次のバスまでは時間がたっぷりあるので、ここで軽食タイムです。

気圧の変化で膨らんだ「どん兵衛」 お湯を待つ「どん兵衛」

飲料可能な湧水で、会長がお湯を沸かしてくださり、薫り高いコーヒーやらカップ麺やら、また菓子パン・ゆで卵・お魚ソーセージなど持ち寄った食料で、富士山(雲の上にちょっぴり顔をだしてくれていました)を眺めながら、ゆったりとしたモーニング・タイムです。

尚、こちらのお手洗いは有料です。 お手洗いの清掃は勿論、湧水や休憩所の提供を無償でしてくださっている小屋の方へのお礼も込めて、料金箱にお納め下さい。 飲み物も売っています(歩荷分+です)

9:00 ゆっくり休んで・・・といっても、20分も経つとソワソワしてくる面々、そろそろ小屋を出発です。 頭上にはウツギの花が揺れていました。

【七ツ石小屋下の道標】9:03

9:18 ふと見ると、足元にヌメッとした怪しい生き物が!! これは、トウキョウサンショウウオでは!? 何故、こんなところをウロウロと?? 寸でのところで踏み潰さなくて本当にホッとしました。 早く沢か泉へお帰り・・・

【平将門迷走ルート 紫久保 8/10】9:24
将門公の妻である「紫の前」が足手まといにならぬように自害されたと伝わる地

【平将門迷走ルート 堂所 7/10】9:25
兜や鎧まで外して休養をとったとされる地 堂所=胴を置いた所

かつて将門公が辿ったとされる山道

【平将門迷走ルート 風呂(すいほろ)岩 6/10】9:40
お風呂を沸かして入った形跡を残さず始末したが、その崩した風呂の姿に岩が化身したと伝わる地

【平将門迷走ルート 茶煮場(ちゃにっぱ) 5/10】9:46
お茶を沸かして休息したと伝わる地

【オニノヤガラの類?】 【クモキリソウ】


【平将門迷走ルート 小袖 4/10】10:21
沢で水を浴びている途中、夕立に見舞われた将門公が干していた小袖も身に着けずに残していったと伝わる地

【廃屋】10:26
かつてはこの辺りで薬草の栽培などをしていたと思われます。


【マルミノヤマゴボウ】 【雲取山登山口の看板】去年とどこが違うかな?
ここで車道に出て、バス停に着いた〜!と思いがちですが…道を渡って駐車場わき左側の山道をまだまだ下ります。

【キハギ】 【ツクバネ】
この道は鹿にも荒らされておらず、花の見所でもあります。

【平将門迷走ルート お祭・福寿寺 2/10】
ここまでくれば追手も来ないと、この地にあった呑龍神社の神楽堂で三日三晩お祭り騒ぎの休息をとったことから「お祭」の地名が残ったとされます。 この際、疲労困憊の「紫の前」が休息をとられたのが廣徳山福寿寺。

高台から奥多摩湖対岸の山

更に下るとやっと【奥多摩湖】11:04 が見えました。


【平将門迷走ルート 丹波山逃走基点 1/10】11:06
圧政に虐げられていた東国の代弁者として人望の高かった将門公も、ついには「新皇」を名乗る逆賊として朝廷から追撃を受ける身となっていました。 将門公を慕い惜しみ悼む気持ちから、源義経と同じように各地に将門公の足跡や伝説が語り継がれています。 奥多摩の丹波山に残る伝説の逃走ルートの起点です。

【バス停横の軒下のツバメの巣】
カメラを向けたらお尻を出すとは失礼な(笑) 糞は必ず巣の外に落とします。
先ずは「かゑる」カフェで、わたしと禁酒中のKbさんは冷たい自家製レモネードで一服。 会長は勿論ビール!
その後、もう一つ先のバス停までテクテク歩いて「島勝」さんの下見です。

お疲れ様でした〜♪ 川苔山の下見・本番、高尾山GC作戦の下見・本番、雲取山の下見、その間に他のイベント活動も挟まり、殆ど休みなしの日々でしたが、何とか乗り切れてやっと体力に自信が取り戻せたようです。



馬頭刈山下山時に続いて、またしても導かれた先は「貴舩神社」でした。 2年続けての喪中なのでお参りは叶いませんでしたが、遠くから手を合せました。 龍神さま、水神さま、どうか恵みの雨ほどによろしくお鎮まりくださいませ。


狛犬さんの表情をなんと読む?



お食事がすんでも、まだバスまでの時間は小一時間。 私は近所の神社や植物などを見て歩き、後のお二人はドラム缶橋を渡ってみたそうです。 バス停前から湖畔にも降りられますが、柵などありませんので、くれぐれも湖に落ちるようなことの無いようにお願いします。 湖畔を渡る風のなんとも心地よいこと…。