自然観察ランキング
あっという間に9月も下旬、9月は初分野の幹事のイベントが続いたので、皆様にご迷惑を掛けず、且つ沢山の方に喜んで頂きたいと運営に専念していて余裕なく、ブログの更新もすっかりご無沙汰してしまいました。 活動が多すぎた故の空白であって、なんとか元気に過ごしております。 ご心配をおかけして申し訳ありませんでした。
書きたかったことは山ほどあるのですが、遡ってのご報告は、とても厳しそうなので先ずは最新の記録から更新します。
今回は、「日の出山〜金毘羅尾根〜深沢「松葉」ハイキングの下見に行ってきました。
朝方はしっとり霧がかかっていましたが、日の出山に着く頃には青空が広がり360度の展望を楽しみ、金毘羅尾根は秋の花々が咲き始めて、素晴らしい花の回廊になっていて、感激でした。
御嶽駅からバス、御岳ケーブルと乗り継ぎ、御岳山参道へ。
ユウガギク/柚香菊 ツリフネソウ/釣舟草
大きな白いきのこ オトコエシ
花のお宿「はらしま」さん前の辺りは花の見所 9:40
ヤマトリカブト/山鳥兜 カメバヒキオコシ/亀葉引き起し
いつもの御岳山・神代欅の方へ登らずに日の出山方面(左手)へ下ります。 9:45
正面に「駒鳥山荘」を見て下り、道標にそって更に左手に下ります。
「と々炉」の表札のかかる門の前を過ぎて 9:47
石垣の間に未同定の花の蕾 長い坂を下りますが、ここは冬季は凍ったり積雪があったりで要注意とのこと。 お正月に通る時は軽アイゼンが必要かもしれません。)9:46
バッコヤナギ? 余り馴染みのない木々をみることができるスポットです。 9:48
サワシバの実と葉
ヤマミゾソバ? ミゾソバ/溝蕎麦
「山楽荘」前を過ぎて 9:25
タカオヒゴタイ10:02 キバナアキギリ/黄花秋桐10:06
キツネノチャブクロ カラカサタケ
御嶽神社 金色の鳥居 道標13F-250 10:16
長い階段 ニガクリタケ?
道標13F-240の先にWC 10:33 その上にまた階段
階段の上に広場があって、また階段 10:33
アキノキリンソウ ノハラアザミ
日の出山山頂からの展望: 青空が広がってきて真っ白な雲海の中から峰々が顔を覗かせてくれました。
御嶽神社の奥ノ院が祀られている男具那山
男具那山と御岳山の位置関係を見ると、やはり奥ノ院を祀るお山を遥拝するように御嶽神社が建てられたように思えます。
御嶽神社(御岳山)が、雲海から浮かび上がると「天空の城」のようです。
日の出山と御岳山を結ぶ延長線上の山と言えば…川苔山?
大岳山はどこにあっても分かりやすい
雄大な景色に興奮して、ちょっとお腹が空いたので、おむすびを一つ頂いて、さぁ、また出発です。
道標13F-S-180 10:44
階段を下ります。 ワレモコウ/吾亦紅
ツリガネニンジン ベンチ10:45
ステップの低い階段下る 道標13F-130 10:49
ツリガネニンジン シラヤマギク 10:50
ベンチ 道標13F-120 10:51
道標「つるつる温泉」 道標84-150 10:54
つるつる温泉の道標を見て、「そちらではない」の意識が働いたか、ここで道を誤る。 幾ら歩いたことのある道でも、こういう事があるから下見は大事です。
そんなことも知らず、花にみとれていた私は呑気なもので、申し訳ない・・・
オクモミジハグマ カシワバハグマ
ツルリンドウの赤い実 キバナアキギリ
どうも方向がおかしいということで、来た道を戻って道標を確認すると、11:14
左にかぶさるようについていた手書きの「つるつる温泉」の札の下に、これまた手書きで「金毘羅尾根」の文字が!
迷う人が多いということで、書いてくれている人もいらっしゃるわけで、ありがたいことです。 できればもう少し見やすく書いて欲しかったけれど… その次の道標には、きちんと「金毘羅尾根」の文字が刻まれていました。11:16
道標 11:16 道標13F-100 11:19
日の出山を振り返る
ノコンギク/野紺菊
ヤマハッカ/山薄荷?
ユウガギク シラヤマギク
ヤマジノホトトギス/山路の杜鵑
倒木の根
ここで、先程までチラチラと葉っぱや実をみつけていたツルリンドウの大群落を発見し、大興奮! あれ程高尾山の秋の花々を探そうハイキングで探してもみつからなかったツルリンドウが数え切れないほど花をつけ、まるで絨毯のように地面を覆い尽くしていました。
ツルリンドウ/蔓竜胆
オトコエシ サルトリイバラの実
麻生山794m 11:54
先日亡くなった、サザエさんのお母さん役で有名な麻生美代子さんを偲んで合掌しました。
麻生山よりの展望 11:54
ここのベンチでランチをとられる人多数・・・普通はそうですよね。 でも私たちには下山後の「松葉」のお昼とビールが待っているので、軽食を補給して歩きます。
麻生山から下りた所の道標 84-120 12:05
大勢の人がいて賑やかでしたが、我々の行く方角へ行く人はいませんでした。
静かになった山道で・・・
ツルニンジン(ジイソブ)/蔓人参(爺斑)発見! 写真は天地を返していますが、谷側斜面の上から撮ったので、花の中の様子が見られず残念。
キバナアキギリの淡黄色とツリフネソウの濃いピンクが咲き競って、秋の彩の綺麗なこと! 写真では上手くお伝えできないのが残念! 是非、ハイキング本番でご覧いただきたいです。
ツリフネソウ キバナアキギリ
そしてそして、こちらも高尾山ではみつけられなかったジャコウソウが見事に咲いていました!
ジャコウソウ/麝香草
イヌショウマ/犬升麻 カシワバハグマ
ヤマジノホトトギス
道標84-110 1219 道標1219
秋の彩の山道 12:21
ヤマハギ ツルリンドウ
道を下ると展望が開けて 12:32
明るい山道には花も沢山咲いています。
ヤマジノホトトギス
オトコヨウゾメ? 葉が黒ずんでいるのでそうだと思うのですが、実の形がちょっと違うような?
ヤマジノホトトギス
ネットと看板 12:37
道標 12:39 動物調査カメラ12:51
突然ピカッ!とフラッシュが焚かれてビックリ!! 変な顔の写真撮られたんでしょうね・・・凹
秋の彩り12:54
イヌショウマ12:55
山主の印1258 シロオニタケ
下り口の竹札の印(会長お手製) 右の本道から左に入る 13:18
新所沢線14号へ向かう 1320 右は13号
オレンジ色のきのこ 深沢へ下る1326
日差しを浴びて、沢渡る 13:38
沢沿いのススキ 13:40
秋色の空 13:42
コボタンヅル
お食事処「松葉」に到着 13:48
6月に南沢さんの山へ下った道よりずっと早く降りて来られました。 あの時は大分下に出て、暑さの中、また「松葉」まで登ってくるのが結構大変でしたよね。
やっと遅い昼食、会長は早速ビール!です。 私は前回は山菜うどんでしたので、鹿カレーに挑戦。
タコ焼きコロッケ・松葉1402 鹿カレー・松葉1409
タコ焼きコロッケは熱々なので、要注意です。 鹿肉は柔らかに煮込んであって臭みも無く、鹿と言われなければ分からない程でした。 長野県のお肉屋さんから仕入れている鹿肉だそうです。 出来立ての栗の渋皮煮をお土産に購入。
アカジソが満開。 女将さんに聞かれた下の駐車場の赤い実はヤマボウシでした。
野紺菊の園芸種 コンギク/紺菊 カリガネソウ/雁金草
ノブドウも綺麗に色づき始めていました。
本番は3週間後なので、花々がどれだけのこっているか心配ですが、秋の花は割合に長く咲いているので、だいじょうではないかな…その時はまたその時の花や実の彩に出会えることでしょう。
途中道を間違って20分ロスしたのに、予定通りの時間に駅に到着というマジック? どうもどんどん早足になっているようなので、牛の寝通りの時の見積もりも甘くて反省でしたが、本番での予定時間に十分余裕をもたせないといけませんね。
ラベル:ハイキング 日の出山 麻生山 金毘羅尾根 ユウガギク オトコエシ ツリフネソウ キバナアキギリ ヤマジノホトトギス ジャコウソウ ツルリンドウ ツルニンジン ジイソブ シラヤマギク ノコンギク コンギク カリガネソウ ノブドウ ヤマボウシ ツリガネニンジン ワレモコウ ヤマトリカブト カメバヒキオコシ バッコヤナギ サワシバ ミゾソバ タカオヒゴタイ キツネノチャブクロ カラカサダケ ニガクリタケ アキノキリンソウ ノハラアザミ 御岳山 御嶽神社 男具那山 大岳山 オクモミジハグマ カシワバハグマ サルトリイバラ ヤマハッカ イヌショウマ ヤマハギ オトコヨウゾメ シロオニタケ ススキ コボタンヅル