2018年10月08日
ヤマホオズキ と イガホオズキ
自然観察ランキング
去年「ヤマホオズキ」を初めて見て興奮していたら、今年は更に先輩に「イガホオズキ」なるものを教えて頂き、またまた大興奮の秋です。
ヤマホオズキもイガイガしているので、同じものの別名かと思ったら、全く別物でした。 百聞は一見にしかず、ご覧ください。
<2018-10-06>
ヤマホオズキ/山酸漿・鬼灯 ナス科
ヤマホオズキの実には、表面に突起があるものの、まだホオズキらしい稜(山になった縦線)があります。
葉柄にははっきりとした翼があって、楔形に茎に向かって伸びています。
一方、イガホオズキの実は真ん丸にイガイガというホオズキらしからぬ風体で・・・
イガホオズキ
正にイガだらけのトゲトゲの実で、
葉っぱや茎にも毛が多くてモフモフしています。 葉柄の翼はあることはありますが控えめです。
そして9月に見つけていた、萼に毛が生えている妙なハダカホオズキ?と思っていたのが、実はこのイガホオズキの花だったのでは? と思いついて引っ張り出して拡大してみました。 花の形もハダカホオズキとは違いますし、右側の子房が膨らんだ方の萼が伸びてきているのが分かります。 ハダカホオズキだったら萼は伸びません。 よく見れば茎にも毛が生えていて、正にイガホオズキの花だったようです。 ちゃんとイガホオズキの実がなっているか確認しにいってみましょう。
ハダカホオズキの花や実