2018年11月29日
大多摩ウォーキング・トレイル
自然観察ランキング
ケロちゃん、あの日と同じキラキラの朝
爽やかで嬉しいなぁ おめでとう
見て来たばかりの綺麗な景色、贈ります
JR青梅線 古里(こり)駅 9:22発 春日神社の横には・・・
東京都天然記念物 樹齢600年「古里附のイヌグス」9:42
イヌグスとはタブノキの別名です。
もっと大きく目立つと思っていたので見つからず、庭のお手入れ中の奥様に尋ねて辿りつきました。 嘗ては二股に分かれていた南半分が枯れてしまったとのこと。 以前の姿は、「古里附のイヌグス」をクリックしてリンク先をご覧ください。
寸庭橋袂のWC(清潔・温か) 9:52 寸庭橋渡る 9:53
寸庭橋から上流の眺め 9:53
寸庭橋から下流の眺め 9:53 「上の滝」10:01
オオモミジ 「下の滝」10:01
寸庭・越沢川合流し多摩川に注ぐ10:01 蛍橋?10:03
蛍橋上から越沢川 10:03
松の木尾根のタコ松 10:20
展望台10:21 展望台より振り返る松の木尾根
展望台からの眺め
大楢峠分岐 10:24 3分岐の道標 10:24
坂下のWC(清潔・温か) 10:31 雲仙橋よりの眺め 10:38
雲仙橋よりの眺め 10:38 足が震えるけど頑張って脚下を・・・
日差しが届けば・・・と思うも、これもまた晩秋の風情
雲仙橋の上はお日様ポカポカで汗ばむような温かな日 10:40
雲仙橋の袂の「民宿・雲仙屋」の見事な「菊花石」石好きの私、思わず魅入ってしまいました。 自然の造形の妙ですね・・・未だにこの紋様の形成過程に定説がないというのも神秘的です。
ここより上がれば「鳩ノ巣駅」です。 これで「古里駅」から一駅隣まで歩いたことになります。
「鳩ノ巣渓谷」の透過光で見るイロハモミジの紅葉・・・10:42
谷へ下るとまた日差しが届かずひんやりした雰囲気
水神橋 10:43 水神宮鳥居 10:44
水神宮と水神宮境内(大岩の上)からの眺め 10:45
向こうに見えるのは「鳩ノ巣小橋」、右手の建物は「喫茶ポッポ」
「双龍の滝 」10:48
紅葉 10:50
喫茶ギャラリー・ポッポ 10:51 鳩ノ巣小橋 10:52
今は「鳩ノ巣小橋から見る風景」よりも「鳩ノ巣小橋が見える風景」の方が素敵かも。鳩ノ巣溪谷へ下りる11:00
水面の紅葉 11:02 水面に映る紅葉 11:03
ダムが近づき水の流れが緩かで鏡面のようになり、紅葉の木々を映し込んでていて、思わず、
「綺麗!!」
と、声が出たけれど、やがて圧倒され無言の境地に・・・ 11:05
鳩ノ巣渓谷沿いの道 11:07
東屋へ上がる急な階段 11:10 東屋・ベンチ 11:11
白丸ダム堤防より左下の魚道を確認 11:18
白丸ダム(白丸湖) 11:19
トンネル内魚道 川沿いの遡上口からトンネルへの上り11:28 トンネル内横行 11:29
ヤマメを2尾確認されたという方に、ここへの入口を案内して頂きましたが、我々は魚影確認できず、残念。 しかも11月30日までの公開で以後冬季休業とのこと。
ダム堤防上を戻り「白丸湖畔遊歩道」へ
白丸湖 11:36
木立の間から望む白丸湖 11:36
白丸湖畔の紅葉 11:43
クジャクシダ1146
石仏1148
白丸湖畔の紅葉 11:50〜
「数馬峡橋」が見えました。11:56
「数馬峡橋」よりの風景 12:01
数馬峡橋を渡って蛇行した坂道を登れば「白丸駅」ですが、風景を楽しんだら元の道へ戻り、ここからは「数馬峡遊歩道」と名の変わる道を行きます。
「数馬峡橋」の袂に戻り 12:01
「アースガーデン」という古民家レストランの方向へ進みます。 ここからの道は川から少し離れ、声の響くトンネルをくぐると海沢(うなさわ)大橋の下から出て青梅街道へと続く道へ出ます。
途中で道を間違えた(白丸駅に出たかった)方々と遭遇し、その後の写真を撮り忘れていました。
「ここからなら白丸へ戻った方が早いし電車にも乗れるのでは?」と思って、そうお伝えしたのですが、何故か奥多摩方面へ向かうことにされたようで・・・しかも分岐地点で「奥多摩駅はこちらですよ」と安全な道をお伝えしたのに、どういう訳か海沢大橋を渡って来られて?? まぁ、車道からでも奥多摩駅には出られますし、もう戻るのは遠いし、それ以上お声掛けしませんでした。 地図を持たれずスマホを片手に歩いてらしたので方向感覚がおかしくなったのかも?
ハイキング本番で希望者をご案内する予定の「もえぎの湯」を確認し、奥多摩駅そばの蕎麦処「おく」へ向かいましたが、なんと「臨時休業」・・・山麓のお店では、ほぼ家族営業ですので冠婚葬祭のお付き合い等でこういうことが、ままあります。 いつもお世話になっていますので味も雰囲気も分かっています。下見はできませんでしたが、本番は営業確認済みですので楽しみにしましょう。
今回、初めて通して歩きましたが、いわゆる「散歩道」とは言えず、起伏あり急な上りもる山道ですので、ハイカットのトレッキングシューズ以上がお勧めです。 今年はイマイチとはいえ紅葉の盛りで、特に水面に映る美しさには心を奪われました。 素晴らしい渓谷美は、一見の価値があります。
2018年11月27日
キジョラン/鬼女蘭 爆ぜる
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キジョランやテイカカズラの白い長い冠毛のついた種が飛んでいるのは結構見かけますが、その種が詰まっている実が爆ぜる瞬間に初めて遭遇して感激でした。 またしても「今年初めて」の追加です。
首が痛くなるような頭上で逆光ですが、なんとか頑張ってカメラに収めました。 真横からしか見えず、肝心の中身は見せてくれないところがモドカシイ・・・。 一番下に写っているのが、今、正に飛び立とうとしているのが、冠毛付きの一粒のタネです。
<2018-11-24 高尾山>
キジョラン/鬼女蘭 キョウチクトウ科(前ガガイモ科)の熟して爆ぜた実
あともう少し、風よ吹け〜!と思って見守っていましたが、飛び立たず・・・。
同じ二つの実を真下からも見上げて・・・首も手もイタタタタ
「ナンダナンダ??」と人も集まって来たので退散しました。
<2018-06-04 高尾山>
若い青い実は、フィリピン・マンゴーのようです。
2018年11月24日
紅葉に染まる高尾山
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恥ずかしながら、現在左手が痛み殆ど使えない状態で、キーボード入力もたどたどしく、文字少な目にて風景をお楽しみいただければ幸いです。
東京・高尾山は、天狗さんと紅葉が特に有名でシンボルにもなっています。 一番目立つ紅葉はなんといっても「イロハモミジ」別名「タカオモミジ」ともいいますが、この「タカオ」は東京の高尾山ではなく京都の紅葉の名所・高雄山に多いことに由来しています。
<2018-11-24>
【もみじ台 】その名も「もみじ台」ですが、今年は南斜面が台風にやられて冴えないです。
【もみじ台からの富士山】 白雲の上に、更に真白き富士の高嶺が光っていました。
【薬王院】山門上の見事な色合い、シャッターを切る人多数! というか、物凄い人波で人に酔いそう・・・人間を写さないように撮っているだけで、その下はもう大変な賑わいになっています。 任務でなければ、この時期の高尾山には余り近寄りたくないなぁ・・・
【仏舎利塔】少しコースから外れた穴場
【金毘羅台】麦播き銀杏の手前の童子さん、紅葉を見上げたくなってイナバウアー? マトリックス避け? こちらも台風被害の痕跡です。
【1号路麓】ケーブル清滝駅前もようやく染まって来ました。
とにかく、人・人・人の波が押し寄せています。 何か国語もが飛び交い、大きな目印の旗が翻ってて行き先が見えないことも・・・道を踏み外したり、お子様連れの方は、紅葉に見とれて迷子を出したりしないように、十分お気を付け下さい。
2018年11月18日
2018年11月17日
2018年11月12日
人生初「マイタケ」発見!
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みつけたら「舞い踊る」ほど嬉しいと言われる「舞茸」、こちらは私ではなくご案内していたお客様が発見してくださいました。
「これって舞茸では?」
との問いかけに、
「いや〜この辺で舞茸って聞いたことが・・・
え〜っ、うわ、舞茸ですうっっ!」
と、思わず2度見して駆け寄り、鼻をくっつけて香りまで嗅いでしまいました。
こちらが人生初の天然マイタケ、それも3株も!の現場写真です。
そして生えていたのは、なんと高尾山のあるハイキング・コースの中の木の根の間でした。 まさか、そんなところに、あの一株数千円もする天然マイタケが生えているとは思いもしませんでした。
しかし、残念ながら高尾山では植物生物の採取は禁止されています。 皆さんで美味しそうな香りだけを味わって、マイタケを囲んで記念撮影をして、泣く泣く?お別れしましたが、舞い上がるような興奮も味わえて、流石の「舞茸」さんでした!
2018年11月11日
人生初「ヤマブシタケ」発見!
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「マツタケ発見!」に浮かれてバンガローへ戻る道、切株にふわっと真っ白の綿のようなものが取り付いているのが見えて・・・あれは、もしや・・・いや、間違いなく、
「ヤマブシタケっ!」
高級キノコの連続登場で、ちょっとマンガみたいに宙を飛んだかも(笑)
ヤマブシタケ/山伏茸 サンゴハリタケ科サンゴハリタケ属
名前の通り、山伏の装束の胸についているボンボン飾り(梵天)の房にソックリです。
Kさんの病名が分かった後、母が「ヤマブシタケ」を微粉末にした健康食品を送ってくれたことがありました。 祈るような半信半疑のような思いで毎日飲んでいてくれましたっけ・・・何が功を奏したかどうか分かりませんが、それから16年間、生きてくれてありがとう。 そんな思い出に感傷的になりつつ、一体どんなキノコなのかという興味もむくむくと・・・
裏側
何やら、キノコというよりも、海の生物の触手のような・・・今にも動きそうです。
断面とクローズアップ
表面の汚れを取り去ると、何処までも真っ白な美しいキノコで、食べてしまうのは惜しいようでしたが、まな板の上であれこれと観察した後、半分はお吸い物に、半分は天ぷらになりました。
上品な旨味が噛むほどに溢れ出て、美味しゅうございました。 ごちそうさま〜
2018年11月10日
人生初「マツタケ」発見!
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今年初めて見たシリーズで一番興奮したのは、やはり「松茸」です! きのこ研修で長年同じ山を歩かれている先生も初めて出会えたということで、抑えきれない嬉しさと笑顔が溢れ出ていらっしゃいました。 山桜も同様で「なんだか若返ったんじゃない?」と言われて、そんなにテカテカしていたかと恥ずかしくなりました。(笑)
こちらは、先生が発見された大きな2本のマツタケです。
(;゚Д゚)エエっ!と、思わず2度見してしまいましたよ。
マツタケ/松茸 キシメジ科キシメジ属
そしてこちらが山桜発見の小さなマツタケさんです。
その他にも山ほど採れたきのこの山の中で燦然と輝く、3本のマツタケ!!!
早速味見をば・・・う〜ん、この写真でお酒がまた呑めますね〜 マツタケは香りだけなどと言われますが、採れたてのマツタケは「甘い」んですよ・・・ゴクリ・・・あの美味しさを思い出してしまいました。
帰宅後に、マツタケとタマゴタケの土瓶蒸しならぬ(卵の入らない)茶碗蒸しを作りました。
それぞれのきのこの風味を楽しんだあの夜の記憶で、一年お酒が呑めそうです。
2018年11月09日
フクオウソウ と フクオウニガナ
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「今年は見たいみたいと思っていた花に初めて会えた!」 ということが続いていて、とても嬉しいのですが、その中の一つ、いや、二つ をご紹介します。
一つはフクオウソウ。 福王とはまた立派な名前ですが、発見された福王山に由来するのだそうで、草姿はなかなか大きく堂々たるものながら、花色は通好みの白紫で控えめです。 しかしムラサキニガナにも似てシャンデリアのように沢山ぶら下がった花をよく見ると、長い蕊といい細く薄い花びらの重なりといい、控えめながら品格があり、思わず見惚れてしまいます。
フクオウソウ/福王草 キク科フクオウソウ属
<2018-11-07 浅間嶺>
<2018-10-13 日の出山>
フクオウソウよりも先に、こちらを高尾山で初めて見て、てっきりフクオウソウだと思ったら、全体に毛がないタイプでフクオウニガナという名だと先輩方に教わりました。 名前も姿も初めての植物で嬉しい驚きでした!
なるほど、フクオウソウに比べると少し華奢な感じで毛も生えていないので、「福女王草」とも呼びたいような、優しげな貴婦人の風情です。
フクオウニガナ/福王苦菜 キク科フクオウソウ属
<2018-10-15 高尾山>
ゴワゴワでワシャワシャな感じのフクオウソウに比べて、スベスベでサラサラ〜な感じがしませんか?
<2018-09-13 高尾山>
また一つ、開花が楽しみなお気に入りの花が増えました。
2018年11月08日
リンドウ/竜胆
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今年はリンドウがあちこちで復活していて、沢山の花に出会えています。 まだまだ咲き続けていて他でも出会えると思いますが、ここで10月から撮りだめた花たちをご紹介します。
<2018-10-10 大菩薩・石丸峠>
リンドウ/竜胆 リンドウ科リンドウ属
リンドウの仲間は、お日様が差さないと花を開かないので、こんな風に機嫌よく咲いていてくれる時は、秋の深い青空を映した様な青色が目に染みます。
<2018-10-15高尾山> <2018-10-31 三頭山>
スクリューのように捻じれた蕾も可愛らしいですし、今にもほころびそうに膨らんだ蕾のふくよかさも何とも好もしいものです。
<2018-10-30 高尾山>
<2018-11-01 日の出山>
たくさんの蕾の重みで崖から、しな垂れて揺れていました。
<2018-11-07 松生山>
こちらも細い茎にふっくらした蕾3つ、どうしてこんな所に生えるのかと思うような斜面からぶら下がっていました。 花屋さんで求めて庭に植えても、どうしてもうまく育たず花を咲かせないリンドウ。 好む環境が限定されているようです。 やはり山で咲いているのを見に出かけるのが一番ですね。
2018年11月07日
ナンバンハコベ/南蛮繁縷
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ずっと図鑑でしか見たことが無く、その不思議な花の形がどうなっているのか、見たいみたいと思っていたナンバンハコベの花に、道の駅の駐車場の片隅で偶然出会うことが出来ました。
そんな時に限って、デジカメの電池が切れ、使い慣れないスマホのカメラで撮ったらピンボケでガッカリなのですが、折角の初対面の記録なので残しておくことにしました。
<2018-09-19 小菅村>
咲き始めの時は他のハコベの仲間と同じような花型なのが、子房が膨らむにつれ、花びらの間が離れ萼が膨らんで、面白い形に変わっていきます。
ナンバンハコベ 南蛮繁縷 ナデシコ科 蔓性草本
南蛮と名前に付けられていますが、在来種です。 変わった形の花形が「南蛮」風に見えたのでしょうか? 生えている場所は分かったので、来年はもう少しマシな写真を撮って、よ〜く観察したいと思います。
2018年11月06日
2018年11月04日
奥多摩不思議空間(4)カモシカの守る小河内神社
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「浮橋」を渡って見上げると、「鶴の湯温泉」が見えました。 女将さんの具合が良くないということで、少なくとも来年の3月までは休業とのこと。
奥多摩湖の周りは「温泉」だらけですね。 源泉は湖底に沈んで、そこからポンプか何かで引き揚げているのでしょうか? どうしてあんなに高い所に温泉があるのか不思議です。 そしてどうして火山も無いのに、そんなに温泉が湧き出ているのかも不思議です。 どんな地脈が流れているのでしょう。
そんなことを考えて道の先を見れば、古墳のような火山のような綺麗な三角の山容・・・
そこが目指す「小河内(おごうち)神社」のご神域です。
早速、道案内の「猿田彦大神」がお出迎えくださいました。
参拝者の為に藤棚のある休憩場所を提供してくださっているのは、参道入口の優しい方。 氏子さんなのでしょう。 猿田彦さまの化身かもしれません。 渡って来た浮橋が綺麗に見渡せました。
またもや夢幻のような美しい湖の風景なのに、電線が邪魔ですね。 ありがたい電気を送ってくれているのに罰当りですが、風景的には興醒めで・・・ごめんなさい。
余りにも嬉しい出会いで一足先にご紹介してしまった、耳をクルクルしてお話してくれるカモシカさんのお出迎えです。 本当に澄んだ美しい目でまっすぐ見詰められ、心の底まで見透かされた気持ちになりました。
その記事はこちら⇒ 「ニホンカモシカ 耳をクルクル」
長い長い真っ直ぐ歩けないような急な坂道、暑い暑い日でした・・・やっと辿りつき小河内神社の鳥居を拝めてホッとしましたが、今度は長〜い階段です。 (左手に優しい女坂があったのに気付いたのは帰り道でした。)
喪中の身ですので、これ以上踏み込むのは控えここで、手を合せ首を垂れました。
神社の向かい側の小山の上に梯子が掛かっていたので上ってみると、小さな祠が祀ってありました。 ご由緒などは何もなく、静かな佇まいでした。
その小山の上からの小河内神社
慰霊塔にも手を合せ・・・バスの時刻に間に合うように、また坂を下りていく途中、あのカモシカが見送っていてくれて、何だかジーンと心が温まるような別れが寂しいような気持ちでした。
奥多摩駅に戻って来て、またまたビールが美味しいお店で一息入れました。 なんでしょうねぇ、この一杯のビールの為に、一日歩き回っているのかもしれません。 皆さんは美味しいビール、一気に飲み干していらっしゃいますか?
2018年11月02日
奥多摩不思議空間(3)湖に浮かぶ橋
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タイムスリップしたような不思議な感覚を抱いたまま湖沿いに歩き続けると、
対岸の赤い橋、湖に消えていく細い岬などに、水底に沈む前の村落の姿の糸口が見える気がしました。
北向きに見ているのに北が下で湖の位置が実際に見えているのと逆という、頭が捩れそうな不思議な地図。 どうしてこの向きに描く必要があったのか、全く理解出来ません。 「責任者は誰!?」 と言っても仕方ないので、道しるべに従って湖の方へ下ります。
急な階段を下っていくと、樹林の間から眼下に青い湖が見えて来ましたが、浮橋の袂はぐるっと回った先で結構遠いのですよ・・・。 いろいろ不思議なことばかり。 どんな理由があるのでしょう?
やっと辿りついた通称「ドラム缶橋」は、既にドラム缶で出来た橋ではなくなって久しく、正式名称は「麦山浮橋」といいます。
水面に浮かぶ橋は、水の上を歩いてみたいという夢を叶えてくれます。 但し、ちょっと安定し過ぎていてスリル感は不足ですが、安全第一ですからしかたありませんね。 それでも橋の上で左右に広がる景色の中に立つと、湖との一体感があって素敵です。
無数の小魚の群れも見えました!
夢の世界から現実に戻る時って寂しいですね。 名残惜しい橋を蹴って陸地に渡り、橋を振り返りつつ浮世への階段を上りました。
本当にドラム缶を使っていた頃の写真と今の写真。