2018年12月20日

コショウノキ と エゾオニシバリの花



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むさしの自然観察園に入ってすぐ、左手の芭蕉の葉の下あたりを通ると甘い香りに足が止まります。 冬の花の少ないこの時期に、真っ白な小花を沢山付けて芳香を放っているのは、

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コショウノキ/胡椒の木 ジンチョウゲ科
分布:関東地方以西の太平洋側〜沖縄の林内
真っ赤な実がトウガラシ(辛いものを胡椒と呼んだ)に似ていることからの命名
萼片・萼筒の外側に密毛あり、良く似たジンチョウゲは無毛。 雌雄異株

そして園の奥まった所で少し見つけづらいですが、この日、同じジンチョウゲ科のエゾオニシバリも黄緑色の花を開き始めました。

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エゾオニシバリ/蝦夷鬼縛り ジンチョウゲ科 別名:ナニワズ
分布:本州(福井県以東・福島県以北の日本海側)、北海道、南千島、樺太南部の山地、山林中に点在。 雌雄異株

別名のナニワズの由来には諸説ありますが、私が好きなのは、古今和歌集由来説。

 難波津に咲くや此花冬ごもり 今を春べと咲くや此花

普通「此花」と言えば梅の花なのですが、エゾオニシバリの方が先に咲くので「ナニワヅ」と洒落たのでは?と思うと、誰がそう呼び始めたのか分かりませんけれど、時を超えてその方に、
「大好き ありがとう
と伝えたくなってしまいます。 


posted by 山桜 at 21:43| Comment(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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