2019年01月08日
歩いて登る御岳山(1)御嶽駅〜滝本ケーブル駅前
自然観察ランキング
(2月9日に掲載した記事を実施日の1月8日に移動)
氷点下の気温、明星輝く夜明け前に家を出ての早朝の集合時間にも関わらず、御嶽駅に勢ぞろいされた参加者の方々の白い息が、出発前の機関車のように意気軒昂! 体操で更に身体を温めて、早々に駅の階段を下る。
更に御岳渓谷への階段を下りると、清らかな水の流れせせらぎの音に包まれ、初詣前の禊のひと時。
「多摩川」
「御岳渓谷」沿いの道
「杣の小橋」と発電所(11月の下下見時)
コボタンヅルの実 左下のセンニンソウと同じセンニンソウ属(クレマチス属)の仲間。 花も実も似ているが、よく見ると白い髭の長さもタネの形も違う。
センニンソウの実 酋長のようなアジサイの冬芽
冬芽の観察の最初の一歩にお薦めなのは、虫眼鏡なしでも観察可能なアジサイの冬芽。 一つ一つ微妙に表情が違って面白い。 酋長というか、ハワイのカメハメハ大王みたい?
「神路(かみじ)橋」への階段
神路橋と橋からの眺め(11月の下下見時)
神路橋からの眺め すっかり冬景色
渓谷から上がる道 ナンテンの実
柚子 ピラカンサ
真っ赤な御嶽神社「一之鳥居」 榎本武揚揮毫の石碑
旧一の鳥居についてはこちらをご参照ください。→ http://park2.wakwak.com/~ome.net/24bunkazai0142.html
様々な表情のお地蔵様に今日の無事を祈って手を合せる
入口に琴平の石碑が立っていた階段は、地図に依れば琴平の滝などのみられる道に続く模様・・・
神寂た神社の鳥居 幾つか仰ぎ見た登ってみたい階段の一つ
風情のある茅葺屋根 天狗さんのような冬芽
スギの実 キヅタの実
「大沢川」
「光仙橋」 「琴沢橋」ここから右は滝本川、左は琴沢
小さな白い卵のようなスズメウリの実、カラスザンショウの実は剥きたてのミカンのようないい香り
真っ赤な「石津橋」は模様替えの最中 一枚足りない緑の透かし絵が気になります。
オオバアサガラの木と実のアップ
ノキシノブ(シダの仲間) キヨスミイトゴケ(コケの仲間)
イラガの繭 ウスタビガの繭
「奥多摩新四国八十八ヶ所第四十番札所」
苔むした「滝本の洪水防石」はバス停広場の片隅にあり、往時の名残を留めて堂々たる風格ですが、乗降客の中に気付く人は殆どなく、歩いて登ってこそ目に留まる遺構です。
やっと普段降車するバス停に到着、「この坂が今日一番の難所です」といつもは苦しむ急坂が、ここまで歩いて来て温まった身体では難なく登れて嬉しい。 時間があれば立ち寄ってみたいと思いながら素通りの「御影神社」
ついに歩いてケーブルカー滝本駅下に到着!
(つづく)