2019年01月09日

歩いて登る御岳山(2)滝本参道(二之鳥居〜くろもん)



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(2月10日掲載の記事を実施日〜最寄に移行)

御嶽駅から観察しながら歩いて約1時間程、やっと辿りついたケーブル滝本駅で休憩させて頂き、身支度を整えて出発。
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 ケーブル駅上手の「稲荷神社」に手を合せ、参道へ石造りの小橋を渡って振り返り見たケーブル駅。

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こちらは向かう先の滝本参道口の御嶽神社「二之鳥居」です。
手前が石造りの「禊橋

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二之鳥居右手前には「滝本」の滝が龍口から流れ落ちています。

御岳山の名木たち
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愛染桂」33m 樹齢150年  「神代銀杏」45m 樹齢500年

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滝本の大杉」43m 樹齢350年 「三又の大杉」名木リストに無く勝手に命名

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静かな杉並木の参道     「ろくろっ首」の道標にドキっ!

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ろくろっ首」の正体は曲がりくねった道

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うまたてば/馬立場」 馬を休ませたと言われるちょっとして平坦な場所の中ほどの石柱には「頂上本社迄廿八丁」の文字

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PC268850蛸根杉929 (208x370).jpgP1089016 (210x280).jpg
次々と現れる蛸の足のような、王蟲の触手のような杉の根っこの下の空洞は、入ってみたい衝動に駆られますよね! 人が入ると洞の大きさが分かりますね。

上りケーブルカーが先ず上り、すれ違い地点通過後、今度は下りケーブルカー
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古名を辿って江戸時代の気分に浸って居ると、突然、唸り音と共に通り過ぎる現代のケーブルカー・・・まるでタイムスリップしたかのような不思議な気持ちになります。

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急な曲り道からゆったりとした「おおまがり」に出ます。

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朝の木漏れ日の中、静寂にして壮大な杉並木が続きます。

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滝本参道入口と御師集落入口までの2.8kmのちょうど中間地点で「なかみせ」という茶店があった場所とのこと。

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赤い橋桁がまるで鳥居のように見える、ケーブル軌道「中の茶店橋梁」下を潜ります。

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だんごどう/団子堂」お堂の中のお地蔵様が手にお団子を持っているように見えることが名前の由来。

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秋の下見時(上の写真)にはなかった毛糸のお帽子とマフラーで暖かく冬装備をされていました。

PB017948じゅうやっくぼ1019 (210x280).jpg 「じゅうやっくぼ/十薬窪」
 十薬とは十通り以上に大きな
 薬効のあるドクダミの別名。
 昔この辺りの窪地に沢山の
 ドクダミが生えていたので
 しょうか。今はその痕跡は
 みつからず。

 この後に「だいこくのお/大黒
 の尾」=大黒尾根があったの
 ですが、ここだけ谷側で見過し
 写真も無くてすみません!

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あんまがえし/按摩返し」
 此処には地名由来の看板が無かったので、「ここまで来たら、もう按摩さんは不要と返したのかな?」と思いきや、調べてみると「一旦登りきった坂道が下りだす地点なので、盲目の按摩さんが頂上まで来たと勘違いして引き返す」というのが由来とのこと。 本当に引き返したとは思えませんが、なかなか洒落たネーミングですよね。

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やまのかみ/山の神」
 山の神様を祭る祠があり、ここから先は雲上の山の神のご神域、俗世との境とされた地点です。

杉の番号札も遂に、10、9、8、7・・・とカウントダウンできる地点に来ました。
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くろもん」 嘗て御師集落の入口に立っていた黒門跡です。 

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「くろもん」の道標の後ろに杉の「1番」が聳えています。 今は黒門の下に続いていた道も閉鎖され、右に車道ができケーブル駅からの道と合流しています。

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滝本参道/ケーブルカー御岳駅/御岳山・日の出山 分岐

PB017962いつもの道に合流1032 (210x280).jpg PB017965合流1033 (210x280).jpg
バスにもケーブルカーにも乗らず、自分の足で遂に、ここまで登って来て、いつもの道との合流しました!
「私たち、歩いて登って来たんです!」
って、ケーブルで上って来た人に、ちょっと胸を張りたいような・・・。(つづく)
posted by 山桜 at 23:52| Comment(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする