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狭山丘陵のスミレ2番手は、アオイスミレに続いてコスミレですが、このスミレも暖かい陽だまりの建物の傍やアスファルトの隙間等では、時を待たずに早くから咲き始めます。 既にブログにも載せたかと思いますが、今年は1月4日に我が家の鉢の中で満開になっていました。 花色は本来の開花季節の色より薄めです。
<2019-01-04>


コスミレといっても、基本種のスミレ(マンジュリカ Viola mandshurica)より大型になることが多いのですが、このような栄養・水分的にはあまり豊かでない環境では、小型化しています。 花色も薄い傾向にある気がします。
<2019-03-14>


コスミレ/小菫 スミレ科 Viola japonica
学名に japonica が付いていて、尚更愛おしく感じます。
4日後の森の中、落ち葉の中から咲き出したコスミレ

まだ葉が展開して咲き始めたばかりですが、ふっくらのびのびしている印象で、花色も葉色も濃く健康そうです。 こういう個体では、葉裏が紫色を帯びているものが多いです。


コスミレは、割に色々な環境に適応できる種のようですが、本来はやはり明るい森の湿度が保たれているような場所が好みのように思えます。 私が観察してきた範囲では、石垣やアスファルトの隙間にしても、斜面の下の方や適度な水分が流れ込んでいる場所に多く生えていました。