2019年04月29日

大鳴門橋遠望〜ポニョが走る海



                       自然観察ランキング

神話の聖地、伊弉諾神宮、おのころ島神社を後にして・・・
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 青緑に広がるキャベツ畑の道を抜け、淡路島南の鳴門海峡を間近に臨む「うずの丘」に到着。 

 お目当ては、↓こちら 2013年ご当地バーガー・グランプリ1位!
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淡路島 オニオン・ビーフ・ハンバーガー
すみません💦美味しそうに撮れなかったので、こちらのサイトで美味しさをご想像ください。
淡路島バーガー
オニオンが先に付く通り、厚切りの玉ねぎカツ・玉ねぎチップ・玉ねぎフォンダン(くたくた煮)が主役。 甘辛いビーフとトマトソースが玉ねぎの味を引き立てています。 その上、オニオンリングのサイドメニューまで頼んでしまったので、もう食べても食べてもまた甘くておいしい、玉ねぎ〜玉ねぎ〜の玉ねぎ三昧でした。

 お腹いっぱいになって外に出ると、 
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大鳴門橋、そしてその向こうは憧れの四国ですね〜

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 大鳴門橋の両側の海には、渦潮が見えるような・・・
 次にケロの所に来られたら、橋を渡ってあの未踏の四国へ連れて行ってくれるかな?

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 青い海に浮かぶ小島

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サクラマス幟
 ケロは、
 「こわ〜っ、身が削がれたサーモン?」
 などと言ってましたが、これはサクラマス(ヤマメは同種の陸封型)の婚姻色ではなかろうかと。 確か婚姻色が桜色になるのでサクラマスと呼ばれているのでは? でも、こんなに真っ赤だったかなぁ?? 後で確かめますね〜

 <追記> サクラマスの婚姻色を確かめると、桜色にはなりますが、このように真っ赤ではなくヤマメの桜色の部分が濃くなった位の色合いでした。 それでこの「のぼり」を拡大してよ〜くみると、真ん中にうっすら白っぽい筋が透けて見えるようで、やはり目の良いケロが言うとおり、皮を剥がれたか三枚おろしにされた姿の様です 幾ら身の色が綺麗だからと言って、そのような姿で風に吹かれているなんて、あんまりな気がします。 

 同じ道を戻るのも詰まらないので、西海岸沿いの道を帰ります。
P4270471県道25号沿い海 (440x293).jpg
 「あれっ、またキャベツ畑!?」
 と思う程、キャベツにそっくりな色の海原が目線よりも上に見えて、「崖の上のポニョ」でポニョが荒れる海の波の上を走るシーンを思い出してしまいました。
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P4270468県道25号沿い海 (207x310).jpg P4270465アンモナイト像 (207x310).jpg
 余りにも海が迫ってきて落ち着かないので、車を止めて一休み。 こうして眺めれば、何という事も無い穏やかな海でした。 この辺りで出土したアンモナイトのモニュメント。

 私がなんのかんのと騒いで煩かったか、そろそろ運転に疲れたのか、ここから高速に乗って帰路へ。

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 最初に渡った明石海峡大橋を再び渡って戻ると、六甲山系の山並みが見えて来ました。 

P4270866摩耶山? (207x310).jpg P4270867長峰山? (210x140).jpg
ロープウェイが見えるので、あれは摩耶山かな? 山崩れが見えるのは長峰山かな? 目に留まる、気になるというのはご縁があるということですね。(つづく)
posted by 山桜 at 22:58| Comment(6) | 旅・町歩き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

シロバナウンゼンツツジ/白花雲仙躑躅



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 六甲山で出会えた小さな白い花「シロバナウンゼンツツジ」 花も葉も小さいながら、他にない特別な雰囲気を感じるツツジです。 今年探しあぐねて、たった一輪の落花を見ただけのシロヤシオツツジの真っ白さとは異なる、ほのかに紅色を感じるような温かみのある色合いでした。

 <2019-04-28 六甲山 魚屋道>
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シロバナウンゼンツツジ/白花雲仙躑躅

ふつうのウンゼンツツジはツツジ属最小(葉身0.5-1.0cm)の葉を付け、裏主脈に平たい剛毛がある。花は淡紅紫色。
瀬戸内海沿岸地方に分布する白花ウンゼンツツジの葉は、一回り大きく、表面と縁に茶色の伏毛がある。
花径は1.0cm程で、上部に赤紫色の蜜標(斑点)、5本の雄しべは花弁より長く、雌しべは雄しべより長い。
ウンゼンツツジの三大自生地は、伊豆半島、紀伊半島南部、六甲山だが、六甲山や瀬戸内海沿岸部のものだけ白花をつける。

 雲仙ツツジと聞けば、九州の雲仙岳で発見されたものかと思ってしまいますが、
・雲仙岳には、この種は自生しておらず、名前の由来がはっきりしない。
・古くは「コメツツジ」と呼ばれていた。 今でも和歌山県龍神村ではコメツツジと呼ぶ。
 一方、標準和名が「コメツツジ」の別種も存在するので、紛らわしい。
・雲仙地方には、古くから「ウンゼンツツジ」と呼ばれていたツツジがあるが、牧野博士がその種の標準和名を「ミヤマキリシマ」と定めたことで、今もややこしいことに「ミヤマキリシマ(ウンゼンツツジ)」と表記されている。

 六甲山でも中腹以上に分布(今は200m代の標高にも分布が下がった)とされているのを見れば、「仙人が住む雲上に咲くツツジ」程の意味かも知れませんが、どこかでいつか名前が取り違えられて伝わってしまったのかもしれませんね。
posted by 山桜 at 22:02| Comment(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする