2019年07月09日
明石探訪(7)最終章
自然観察ランキング
「時の道」で昔の人の足跡を追うように歩き回って、辿りついた先は・・・
「子午線標示柱(現トンボの標識)」と「時計塔(天文科学館)」
先日もご紹介した「旧トンボの標識」。 再計測の結果、ここから11.1m移動して、現子午線標示柱が立っていますが、あちこち読むと、ここも正確には違っているとかいないとか・・・。 その11.1mずれたのも、時報のずれだったとか…突き詰めると、私の頭脳では段々訳が分からなくなってきたので、ここはもう、うやむやのまま先に進みます。 興味のある方はご自分で正確なところ、ご解明願います。
日時計と時計塔
別に、難しいことから逃げて日時計の時代に遡ろうとしてるわけでは…
あ〜っ、ほらほら、そうですよ! そもそも明石に降りたのは、明石大橋を間近に見たかったからでした! 灯篭の間から覗いているじゃないですか・・・ 手前の円い屋根は、天文科学館のプラネタリウムです。 この昔と今が混在している風景、外国の方にとっては、JAPANの魅力の一つなんですって。
明石大橋
ここ人丸山の東の端が、自然の高台から明石大橋が見える一番近い場所かなぁ 此処から下りれば、柿本神社の東鳥居です。
さて、ここまで歩いてきた「時の道」の様子が分かりやすい絵地図が月照寺さんのHPの中にあったので、貼っておきますね。 山桜は、この矢印とは違い、明石城のお堀横から文化博物館前を通り妙見社・本松寺の前に出ました。
「月照寺周辺案内図」
さ〜て、暗くなる前に、最寄りの「人丸前駅」から電車に乗って帰ろうかな…と思っていたら、
「んんんっ!!! あれって、何!?」
手前の建物が何とも邪魔ですが、山の間から白い靄が流れだし、すーっと真横に長く長く伸びていました。
「あ〜っ、ダメだ気になって帰れない…消えない内に、もっと近くで見たいっ!」
明石市立天文科学館 また、今度ね〜
天文科学館の形の交番やら素敵な建物も横目でみつつ〜
この黒塀の中も気になりつつ、駆け抜けて〜〜
やっと障害物のない所までやって来た時には、白い靄は海の中へと消えかけていました。
白龍か白大蛇か・・・山から生まれ海の中へと渡ったのを見届けたような気になって手を合せ、暫し放心。
(今地図を見れば、若しかしてここは「明石港」だったのかしら?)
半ばもぬけの殻のようになって気が付くと…
異国のようでいて、どこか懐かしい江戸の風景でもあるような船の群れがゆらゆらと。
由緒のありそうなお寺・・・もう道を渡る気力がなくて。
浜光明寺
「魚の棚(うおんたな)」商店街
名物の「明石焼」などで賑わっていた様子ですが、お魚屋さんはそろそろ店じまいも多くて忙しそうで・・・
その勢いに負けて、蛸の干物くらいしか写真も撮れず・・・
JR「明石駅」にヨロヨロと辿りつきケロの所へ。 お土産は飯蛸の串刺し☆ Kさんのお母さんが煮てくれたのは、米粒のような卵を持ったイイダコでしたが、この煮タコにはお米が詰められてました。 似て異なるものなりに、美味しかったです♪
今度はケロと一緒に、見逃した場所と明石の美味しいものに出会う為にも、明石再訪できたらいいなぁ(明石探訪・おしまい)
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