2021年08月09日

ヤブラン(藪蘭)と ヒメヤブラン

 オリンピックのテレビ応援が忙しくて、書きかけのまま放置していた記事です。ヤブランの花が咲いた写真を撮ってからと思いつつ、またももや刈られてしまって意気消沈。まぁ、仕方ないですね。

ヤブラン(藪蘭)キジカクシ科ヤブラン属 2021.07.27
ヤブランP7272901.JPG
葉に斑入りの園芸種など、庭に植えられていることも多い植物です。木の根元に生えていると言うことは、小鳥の落とし物からの実生でしょうか。

ヤブランP7272900.JPG
まだ粒々の蕾で、花が咲くのを期待していましたが、咲く前に綺麗に刈られてしまいました。

<2021.08.19 追掲載> 
開花株を見つけたので追掲載します。先日の個体より花色が大分濃いですね。
ヤブラン(藪蘭)キジカクシ科ヤブラン属
ヤブランP8183036.JPG

ヤブランP8183037.JPG

ヤブランP8183090.JPG
下のヒメヤブランに比べると、一つの花は小さく、花被片も丸まったまま開ききらない感じなので、際だって目立つ感じになりませんが、長い花序ごとの集合美では負けていません。

ヒメヤブラン(姫藪蘭)キジカクシ科ヤブラン属 2021.06.30
ヒメヤブランP6302419.JPG
草丈も花序もヤブランよりずっと小さく、身を屈めて目を凝らさないとこの可愛らしい花に気付かないかもしれません。花一つの大きさは、ヒメヤブランの方が、きちんと開ききるので少し大きく思われます。計ってないので感覚ですみません。

ヒメヤブランP7142811.JPG
こちらは草丈も低く、刈り込みに強いので、刈られてもまた蕾を上げて健気に咲き返すので、花期も長く8月の今も未だ咲いています。

2021.07.14
ヒメヤブランP7142812.JPG
却って、他の草が無くなって日が当たるようになったのを喜んでいるようにも見えます。

ヒメヤブランP6302421.JPG
3oほどの小さな花ですが、青紫の花被片とおしべの黄色の端正な花です。 雌しべは、自分の花粉を避けるようにそっぽを向いてます。


人気ブログランキング 
posted by 山桜 at 23:50| Comment(4) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「禍転じて福と成す」機会を得た五輪

 世界の潮流が、人種差別・性差別撤廃、多様性の共存、持続可能な社会と環境・・・と変化している中、東京オリンピック2020は、当初「復興五輪」を謳っていましたが、終ってみれば、日本の旧い体質の膿を出し改善していく機会を得た「禍転じて福と成す五輪」となりました。

 私は、様々な告発や足の引っ張り合いは、五輪を阻害し日本の国力低下を狙う勢力の策謀ではとも疑っていました。

 しかし、例えそうだったとしても、結果として日本が抱える大きな問題点を浮き彫りにしてくれることとなり、表面的な大成功を収めるよりも、想定外のコロナ禍との戦いの中、日本全体が脱皮して行くための大きな機会を与えてくれたることになった、いや、そうしなければならないのだと思っています。

 次はパラリンピックも控えています。国としては、何かを片付けてから次の事業に移るという事が許されない状況です。このような文字通り「緊急事態」の中、複合的に組織を機能させるのはトップの仕事、我々国民は選んで任せたトップの指示に従い、一人一人が持ち場で出来る事に全力を尽くすしかありません。

 勿論、「もう、これ以上頑張ったら死んでしまう!」という人は大きな声で助けを求め、それが出来ない人を支える人も必要です。

 身体を動かそう、頭を使おう、心を動かそう、人を思いやる心が大きなうねりになって、日本を世界を救うことを願っています。

 「禍転じて福と成す」は、災害の多い国土で長い年月を掛けて培われてきた「大和心」です。

 長崎への黙祷のサイレンが鳴っています。 黙祷。


人気ブログランキング 

 


posted by 山桜 at 12:03| Comment(0) | 時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする