先日、ぬかるみに足を取られながらも踏ん張って撮影したガガイモの花です。標準的な花よりも紫色が薄く、殆ど白に見えるタイプでした。今日は重陽の節句ですので、菊ならぬガガイモの着せ綿で・・・
ガガイモ キョウチクトウ科ガガイモ属 2021.09.06
図鑑に記載のある花冠の喉にある環状の副花冠というのを確認したかったのですが、イマイチはっきり分かりませんでした。私が今まで副花冠と思っていた部分は、雄しべと雌しべが合着したずい柱のようです。「副花冠はずい柱の基部を取り巻く」と書いてあるのですが・・・。ここは都立公園内なので採集不可、公園外で探し出せたら一つ頂いて分解してみたいなぁ
神話に登場する植物の毛むくじゃらの花、見れば見るほど神秘的。
あ、その神話でガガイモの実と一緒に出てくる「蛾」もやって来ました。
そうか・・・やや近代的な言葉だと、「蛾が芋」とも考えられますよね。諸説に加えて貰えるかな。
刈り取られると仕方なく地を這うことも多いのですが、ここでは背の高い草に絡みついて「蔓性」を発揮していました。これが本来の姿です。
どうか実が成るまで、刈り取られないで居て欲しいと願うばかり・・・スクナヒコナノミコト、どうかお守りください!
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