「ガガイモの副花冠を知りたいなぁ」と思って、藪に目を凝らして歩いていたら、スクナヒコナノミコトはガガイモに興味を持った私を愛ぐしと思われたのか、有り難くもその正体を見せてくださいました。
先日の花は、白さが際立っていましたが、この日の花は紫色が濃くて目にとまりました。こちらの色が図鑑に載っている花色に近いですね。
ガガイモ キョウチクトウ科ガガイモ属 2021.09.10
近づいてみると・・・花色が濃いので中心部の造りがよく見えるような・・・
更に家に戻って拡大してみると・・・
「ああっ!若しかして、これが副花冠!?」
花冠の裂弁(花びら)の喉の部分に、確かに薄い膜のような小さな花びら状の副花冠が、雄しべと雌しべが合着したずい柱の回りを囲むように着いているのが見えました! 見たいと思い続ければ叶うものですね、感激です。
以前、私が副花冠と思っていた部分は強ち間違ってはいなかったけれど、正確に実体を掴んでもいませんでした。これでハッキリ分かって、本当にスッキリ!しました。
花色は、個体差なのか、時間経過で変化するのか? 先日見た花の4日後のこの写真を見ると、時間経過でも少し濃くなる様です。ただ、一番上の濃い色の花は蕾もあって開花したばかりのように見えるので個体差も大きいように思えます。引き続き、観察を続けてみます。
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