秋のマメ科植物シリーズ。今回は、カラスノエンドウ等と同じソラマメ属なのに、羽状複葉でもなく巻きひげも殆ど見られないという異色な存在。名前もその特徴故に、ナンテンハギ(南天萩)、又は、フタバハギ(双葉萩)と呼ばれています。花は総状に多数固まって咲くことが多く、なかなか見応えがあります。
ナンテンハギ(南天萩)別名 フタバハギ(双葉萩)マメ科ソラマメ属 2021.09.27
2021.09.17
後ろ姿も美しく、ラインダンスの踊り子さんのよう?
2021.10.03
ポツンと一輪咲いていたので横顔のモデルになって貰いました。
2021.09.17
陽当たりの良い草地に生えます。当地ではお墓周りでも見られました。葉は対生しているように見えますが、小葉2枚で一つの葉となる2枚羽状複葉です。若葉は「小豆菜」「小豆っ葉」と呼ばれる山菜です。
2021.09.27 武蔵野自然観察園
全体の姿。最初の内は立ち上がりますが、寄りかかれる他の草が無く、自立できなくなると寝てしまいます。この写真を撮った武蔵野自然観察園でも観察することが出来ます。
いつも花にばかり注目していて、豆果が生ったところを見逃しています。地元で観察出来ている今年こそ、その姿を捉えたいと思っています。
よく似ている「ミヤマタニワタシ」は、花期が6〜9月、こちらは9〜11月。ミヤマタニワタシは開花後も苞が残り、茎が明確にジグザグを描いています。(ナンテンハギも先の方は多少ジグザクしていますが角度が鈍い。) 托葉の形も違うのですが、私は未確認なので確認出来たらお知らせします。
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