2021年11月15日
キジョラン(鬼女蘭)のタネ飛ぶ
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武蔵野自然観察園のキジョランの実が弾け、種髪(しゅはつ)と呼ばれる白い毛付きの種子が飛び出しました。
キジョラン(鬼女蘭)キョウチクトウ科キジョラン属
2021.11.08
たちまち風に乗って運ばれて行きましたが、一つだけ葉の上で休んでいる子がいたので急いでパチリ!
息をしても飛んでしまうので、本当にそうっと撮りました。ジッとしていてくれて感謝です。種の形も変わっていて、篦というかお匙というか、この子の形は中華の散り蓮華に似てますね。
キジョランの若い実 7.28
こちらは未だ若い実です。いつもフィリピン・マンゴーみたいだなぁと思うのですが、マンゴーはウルシ科で中身が全然違うのは皆さんご存じの通りです。
花はガガイモの仲間(今はキョウチクトウ科)共通の地味な小さな花で、沢山咲く割りに結実が少ないのもこの仲間に共通しているように思います。
ガガイモ、コバノカモメヅル、スズサイコ・・・マイフィールドで見られるガガイモの仲間は皆、実を探して探してやっと見つかるかどうかです。
そういえば、チョウジソウだけは沢山実をつけてくれました。庭で栽培して養分が足りたのか、そういう性質なのかは野生をみないと分からないです。
キジョランは、旅をする蝶・アサギマダラの幼虫の食草として有名です。葉っぱに丸い食痕があって、その縁に未だ白い乳液が出ていたら裏側に幼虫がいるかもしれません。足元に注意しつつ、そっと覗いてくださいね。
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