立冬も過ぎ、花が乏しい季節、自生地が暖かい植物の花が目を楽しませてくれます。ツルソバは、暖地の海岸などで良くみられる植物ですが、以外に耐寒性があり、以前も何処かで書いた気がしますが、裏高尾の道ばたで毎年咲いているのを見ます。何処かのお宅で栽培していた物が逸出したのでしょう。
ツルソバ(蔓蕎麦)タデ科イヌタデ属 2021.11.08
人間百科事典のような武蔵野自然観察園の理事長に教えて頂いたのですが、この白い小さな花の雄しべを良く見ると・・・
外側はほんのりピンク、内側は雪のように白い花弁の中に美しい青い雄しべの葯が、とても美しく映えます。
近づいて虫眼鏡で見ないと気付かないような世界ですが、日だまりで雪の結晶をみつけたような、凜とした冬の匂いがするような姿にハッとします。
花が少ない季節、虫たちにも大人気でした。
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