2021年11月17日

金色の野に降り立つべし・・・

 いつも見慣れた景色でも、少し違う時間に歩くと思いがけない姿を見せてくれることがあります。バッタなどの棲家を守る為、ススキを刈らずに残してくれているエリアがあって、その中に埋もれて歩くのが好きで・・・

2021.11.10
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 特に風がある日、ススキが揺れる表情は一時として同じ事が無く、

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 何枚写真と撮ったことか・・・

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 あるとき、遠くから眺めてススキ野原が白金色に光っていて、痛む膝も忘れて夢中で近寄っていくと・・・

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 光に包まれて時間も音もなくなりました。 

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 「その者青き衣をまといて金色の野に降り立つべし」
 すみません、アニオタなものでナウシカのあのシーンも想像してしまいました。
 神様が降りてきたような神々しい瞬間。その場にいられて幸せでした。

<追記 2021.11.27>
 ススキの花を撮っていたのを思い出し、折角なのでこちらに掲載します。雄性先熟で未だぶら下がった雄しべの葯しか見えていない状態です。
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ラベル:狭山丘陵 ススキ
posted by 山桜 at 12:08| Comment(4) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする