「秋」は「赤き」、様々な実りの中、やはり赤い実が目に付きます。昨日のヒヨドリジョウゴに続き、撮りためた「赤い実シリーズ」で行ってみます。百恵ちゃんの「赤いシリーズ」を思い浮かべた人は同年代(^^;)?
今年の春、ずっと謎の花を追って来て、やっと雌雄異株のウメモドキの雄花と分かりました。長年待っても実がならなかった訳です。そのウメモドキの雌株の方に見事に生っていた赤い実です。
ウメモドキ(梅擬)モチノキ科モチノキ属
2021.09.17
2021.11.12
多分、上の写真と同じ枝の約2ヶ月後です。実の数が少し減り、やや衰えも見えますが、未だ未だ鑑賞に堪える姿を保っていました。これは野生の木ですが、庭木として選ばれて植えられるのも道理ですね。
剪定もされず自由に伸びて沢山の実をつけた幸せな木々たちです。
ウメモドキの雄花 2021.05.31
花としては、雄花の方が大きく沢山咲き、雄しべの葯の色が花弁の仄かに紅を帯びた白色に映えて綺麗です。ずっと何の木だか分からなかったのは、葉がとても小さくて図鑑の記述と一致していなかったからでした。道路の隙間からの実生なので、どこかで品種改良されたものだったのでしょうか? 個体差を考えねばいけませんでした。
ウメモドキの雌花
地味な雌花ですが、やがて上のような美しい赤い実をみのらせます。
ウメモドキの名前は、葉、花、樹形が梅に似ているからとの記述を良く見ますが、余り似ているとは思えません。ツルウメモドキの方が葉はそっくりで、本当に梅の木が生えてきたと思ったら、蔓になってびっくりした程です。
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