ガマ(蒲 ヒメガマ?)の穂 2021.11.29 むさしの自然観察園
まるでソーセージの様な形のガマの穂ですが、熟し切ると、ふいに風を含んでほわほわっとほぐれ始めます。こうなると、みるみる内に風が吹く度に崩れていって、もう止まりません。
内側から湧き上がるように、剥けていくように、どんどん姿を変えながら、風に吹かれて消えていく綿毛のついたタネ
貴毛皮の毛皮のマフラーも、数秒と姿を留めず消えていきます。
慌ててシャッターを切り続けたので、同じ様な写真に見えるかもしれませんが、少しずつ違っているのです・・・
近づいて大きくして見ると、小さな茶色いタネにタンポポのような綿毛が何本も付いているのが分かります。
大黒様の教えに従って、ガマの花をつけると「忽ちウサギの毛が生えた」と言うお話を聞くと、この綿毛がついたのだと、薬効ではなく視覚的に勘違いした私の気持も分かって頂けるのではないでしょうか。
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