2021年12月25日

氷の華 シモバシラの結晶

 厳しい冷え込みで迎えた朝、むさしの自然観察園でシソ科シモバシラの茎の地際に「氷の華」の結晶が育まれていました。

 今日はきっと出来ていると思い、登園して直ぐにシモバシラが生えている所へ向かうと、想像以上に沢山の見事な結晶が出来ていましたが、朝日が当たり既に少し溶けかけていて、焦る気持で急いでシャッターを切りました。

シモバシラ(霜柱)シソ科シモバシラ属 にできた「氷の華」たち
2021.12.20
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 このシモバシラが出来る条件は、
・地上部の茎が枯れていてるのに、地中の根が未だ
 生きて水を吸い上げていること。
・地表近くの気温が0度近いこと。
 (零下になると根も凍って水を吸い上げない。)
 (積雪があると例え出来ていても、見えない。)
・地中に十分な水分があること。
 (晴れが続いて地中が乾いていてはダメ。)
・茎が枯れて適度な裂け目が出来ていること。
 (何度も凍結を繰り返すと、茎が大きく裂けすぎ
  毛細管現象が起こり難くなる。)
・微風があると綺麗な花型になりやすいという説あり。


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posted by 山桜 at 20:45| Comment(6) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする