2022年03月01日

見下ろす青鷺

 朱鷺の羽で赤く染まっていたことから「赤羽根」と呼ばれたとも言われる赤羽の病院からの帰り、早めに終わって帰れたのでいつもの散歩道に寄り道していると、目の前の階段を数段上がった高みにあるベンチに、突然ふわりとアオサギが降り立ちました。

 『赤羽から戻って青羽に出会うとは!』
ドギマギしながら急いでスマホを取り出すと、残念ながらベンチからはスタッと下りてしまいましたが、通りを歩く人の頭より上で、ゆっくり歩を進めながら何やら偉そうに睥睨しており・・・

アオサギ(青鷺)2022.03.01
アオサギDSC_1386 (002).JPG

アオサギDSC_1391 (002).JPG

 丁度そこへ通りがかった人の良さそうな小柄なオジサンが、アオサギにペコリとお辞儀をしているのを見て、ほっこりしてしまいました。あ〜分かる〜、あの嘴の長い大きな鳥に上から見下ろされたら、思わず、
「あ、どうも・・・(ペコリ)」
ってなりますよね。

 私も出来るだけ気配を消してソロリソロリと近づいてみましたが、目が合った瞬間、ふぁさっと飛び立っていってしまいました。もうちょっと一緒に居てお話したかったなぁ そう言うときは、カメラなんて向けてはダメですよね・・・。

アオサギHORIZON_0002_BURST20220301153524930 (002).JPG

2021.09.06
アオサギP9063355.JPG

 こちらが、彼のお気に入りの場所です。いつも人間が彼を見る為に立ち止まる対岸に、飛んで行ってみたかったのかもしれませんね。

 *「赤羽」地名の由来説には、関東ローム層の赤土の目立つ土地で「赤埴(あかはに)」から派生の説もあります。 


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posted by 山桜 at 21:47| Comment(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする