3月5日、高尾山グリークリーン作戦の本番に参加したのは、2020年の11月以来、コロナ禍と膝の故障ですっかりご無沙汰しており、久し振りの復帰でした。
コース:JR高尾山駅ー(バス)ー日影BS〜日影沢〜キャンプ場〜いろはの森〜山頂下トイレ〜江川杉の巻き道〜もみじ台〜山頂〜富士道〜薬王院〜十一丁目茶屋〜1号路〜京王高尾山口
日影沢に残っているハナネコノメが見られる場所は、観察適地ではないので立ち寄りません。蛇滝などの他の場所での観察をお願いします。
アズマイチゲ(東一華)キンポウゲ科
数が多い筈のキクザキイチゲは見当たらず、アズマイチゲが2輪だけでした。キンポウゲ科の花は、お日様の光が差さないと開かないので、日影沢に朝来ても、なかなか開花状態は見られません。開花を見たいのなら、こちらに下山するコースが良いでしょう。
アオイスミレ(葵菫)スミレ科
徳川家の葵のご紋に似た葉の形です。タチツボスミレにちょっと似ていますが、葉に厚みがあり有毛。托葉にタチツボスミレの特徴の櫛状の切れ込みがありません。花の側弁が余り開かず、距は真っ直ぐ上です。
ネコノメソウ(猫の目草)ユキノシタ科ネコノメソウ属
ネコノメソウとヤマネコノメソウも似ていますが、ネコノメソウの雄しべは4本・茎葉は対生・走出枝あり、ヤマネコノメソウは普通8本(時に4本)・茎葉は互生・走出枝なし。雄しべの数が怪しい時は、茎葉の着き方と走出枝を確かめましょう。
いろはの森の登り口にある池では、ヤマアカガエルの卵塊が見られました。親子観察会の頃にはオタマジャクシが泳いでいるかもしれません。
美人ブナ
4号路の美人ブナにも久し振りにお目にかかれ、健在のようで何よりでした。
クロモジ(黒文字)葉芽と花芽 ダンコウバイ(檀香梅)花
クロモジは真ん中の細く尖っているのが葉芽で両側の丸いのが花芽です。下見の時に毛深い芽鱗に覆われていたダンコウバイが黄色い小花を咲きほころばせていました。春ですねぇ・・・
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