2022年04月28日

低山はいかい 加住丘陵・滝山城跡(2)

2022年 4月27日(水) (つづき)

 ハンノキ、ウマノアシガタなどの生えている湿地に下りてまた登ると、そこには滝山城跡。八王子城に移る前の北条氏照の居城。但し、今回は自然観察に興味がいっており、余り歴史の下調べもせずに来てしまい、折角の説明も理解度が低くて申し訳なく・・・次回は八王子城と合せて勉強してから訪れたいです。

何の建物か不明(元YHがあった場所?)  滝山霞神社
加住1152建物小P4277723.JPG 加住1156霞神社小P4277724.JPG
加住と霞「かすみ」に使われたのは、どちらが先なのかな? と思って調べたら、霞神社は日露戦争での戦没者を祀った神社とのことで、こちらが後のようです。

金毘羅神社           コミスジ(小三筋)           
加住1311金毘羅神社小P4277725.JPG 加住1251コミスジ小P4277722 (2).JPG

本丸のあった辺りからの眺め
加住1332風景P4277726.JPG
秋川と多摩川の合流地点などが見渡せます。

ノヂシャ(野萵苣)スイカズラ科   タイワンマダケ(台湾真竹)イネ科
加住1332ノヂシャ小P4277905.JPG 加住1136タイワンマダケ小P4277729.JPG

ダーウィンが来たで映された倒木らしい・・・
加住1142ダーウィンの倒木P4277731 (2).JPG

カスマグサ(奥)と カラスノエンドウ(手前)マメ科
加住1354カスマグサP4277732 (2).JPG
「カ」ラスノエンドウと「ス」ズメノエンドウの間の大きさで「カス間草」とは、誰が名付けたのか? ずっとスズメノエンドウとの違いをきちんと確認できていなかったのが、初めて現物と対面して良く分かりました。って、この写真は酷いですね。分かったのは自分だけですみません。身近ではスズメノエンドウは生えているのですが、カスマグサは見かけないので、もっときちんと撮れば良かった・・・残念。

アマドコロ(甘野老)キジカクシ科
加住1156アマドコロP4277738.JPG

ハタザオ(旗竿)アブラナ科
加住ハタザオP4277739.JPG
殆ど分枝せず真っ直ぐに伸びる茎に添う果実の様子を「旗竿」に見立てたと言います。花は「旗」なのかな?

ハタザオの花          スイバ(酸葉)タデ科
加住1157小ハタザオP4277740.JPG 加住1401スイバ小P4277743.JPG

ツボミオオバコ(蕾大葉子)オオバコ科 北米原産
加住ツボミオオバコP4277744.JPG 

カナビキソウ(鉄引草)ビャクダン科 半寄生植物
加住1428カナビキソウP4277745.JPG

普段歩いている狭山丘陵とはまた異なる植物を沢山見ることが出来ました。それとも気付いていないだけで、もう少し脚を伸ばして探せばみつかるのでしょうか。尊敬する先輩の散歩道を紹介して頂き、新しい視点、視界が開けたようで嬉しい「低山はいかい」でした。


人気ブログランキング 
posted by 山桜 at 22:11| Comment(6) | TrackBack(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする