高尾山から戻り少しでも涼しいようにと公園の中を歩いていたら、夕暮れの光の中にネムの大きな木にピンクの花がふわふわと浮かんでいるのが見えました。
ネムノキ(合歓木)マメ科 2022.06.25
思わず近寄ってもう1枚、もう薄暗くてピントが合わず・・・
更に近づいてみました。
葉っぱは既に畳まれ眠っています。
頬紅様のブラシのよう
更に寄ってよく観ると、細い刷毛の束になっています。
萼は小さく目立たず、
その上に伸びている黄緑色で先が5つに裂けているのが花冠(筒状になっている花)、
そこから長く伸び出しているピンクで葯が着いているのがおしべ、
白くて目立たないめしべが数本あるはずです。
この上の写真だと、ピンクの雄しべの中に白いめしべが見えています。
雄しべが役目を終えて萎れてくるとめしべの存在がもっと分かってくるようです。
未だ小さかった蕾 2022.06.09
この状態から花が咲くまで、2週間程掛かったのですね。

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