2022年06月30日

夏越の祓

 今年も今日で半分が終わりますね。それにしても、こんなに暑い、梅雨が明けてしまった「夏越の祓」は記憶にありません。

 先日、猿島に渡って、人形代に半年の穢れを移し、海に流して来ました。同行のFITの先輩方は、またまた一体何をしているんだか?と思われたかもしれません。

ヒトデP6229402.JPG

 今朝は早く起きて、庭先の草取りと剪定を二袋分と決めてやり始めました。暑さの中でも、ついやり過ぎてしまうので、タイマーもセットしたのですが、結構涼しくて結局3時間ほど・・・段々暑くなって来て、流石に危ないと止めました。

 蔦の間から、ドクダミ科の方のハンゲショウ(半化粧)が出てきましたが、我が家の株は未だ全く葉が白化していません。今年の夏至は6月21日、半夏生は7月2日ですね。サトイモ科の半夏(カラスビシャク)は、既に咲いていました。半夏生の日にまた紹介しましょう。

 さて、贅沢にもクーラーに当たりながら、半年に一度の大掃除・・・とまではいかなくとも、少しだけ片付けようと思います。茅の輪くぐりが出来る神社は遠いので、今日は無理かなぁ 

 昨日の散歩で見かけたアジサイは日焼けしてカサカサ、6月の紫陽花がこんな姿だなんて・・・。子供達の夏休みの友、コクワガタも暑さにやられたのか、早くも息絶えてしまっていました。
sアジサイHORIZON_0001_BURST20220629170501090_COVER (002).JPG コクワガタ♂sDSC_1613 (002).jpg

 先日の夕闇の中、甘い香りを放っていたネムノキ、昼間は葉が開いて花の色も鮮やかですが、香りは殆ど感じられませんでした。
ネムノキDSC_1612 (002).JPG

 滝の傍に生えているので、このネムノキは暑さにも負けなさそうです。悠々と枝を伸ばして、早い夏を全身で受け止めているようでした。

 
人気ブログランキング 
posted by 山桜 at 15:09| Comment(2) | TrackBack(0) | 祖先からの伝え | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ニイニイゼミ初鳴き

 6月27日に梅雨明けしてしまい、真夏のような猛暑でありながら蝉の声が聞こえないという、どこか「偽物の夏」感が拭えませんでしたが、ニイニイゼミの声がチィ・・・・ジィ・・・・シィ・・・と聞こえてきて、ようやく夏を実感することが出来ました。

 小さくて茶色と白の斑模様のニイニイゼミは、好んで集まる桜の木の模様に溶け込んでみつけづらいですが、比較的動きが鈍いので 子供の頃の私の手でも良く捕まえられたものです。それで親しみが強いのか、拙ブログでも何度も記事を書いていました。下のラベルをクリックするとタイトルが出て来て、飛ぶことが出来ます。

 湿った土の中を好む幼虫は体中に土を纏っていて、脱け殻にも土がついたままです。湿り気のある森が減って、一時は数を減らしていましたが、温暖化に順応したようで最近はまた復活しているそうです。どこの公園でも大体桜の木は植えますものね。
posted by 山桜 at 14:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする