2022年10月31日
むさしの自然観察園(10月4週)
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すっかり秋の花も終盤となりました。
ホトトギス 在来種
シロヨメナ シュウメイギク
ナンテンハギ(フタバハギ) ノイバラの実
オオオナモミ キチジョウソウ
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2022年10月30日
西沢渓谷・山梨県 (2)
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渓流
紅葉
先の方丈橋を渡った先に、崩壊したコースの代わりに結構な土の斜面を登る「迂回路」が出来ています。下から見ると「えっ、ここを登るの?」と、一寸怯みましたが、踏み出してしまえば確実に一歩一歩、三点支持を忘れずに登って行けば怖くも危なくもありません。但し、油断せず慎重にお願いします。(写真は流石に撮れませんでした。)
登り切った少し先から「七ツ釜五段の滝」を垣間見ることが出来ます。
七ツ釜五段の滝
シャクナゲ橋 トリカブト
オヤマボクチ シラネセンキュウ
紅葉 鶏冠山(とさかやま)
旧森林軌道と合流し、足元にはトロッコが走っていたレールが残っています。その終点地点に休憩所とバイオ・トイレがあり、そこにて昼食休憩をとりました。
昼食も終わり、さて、出発するか・・・(Fさん撮影)
甲武信(こぶし)主脈山塊図
保存されているトロッコとレール
山の神 コハクウンボク
こちらも「大嶽山那賀都神社」の幟が立っていました。位置的に、同じ奥の宮を遙拝出来る位置かもしれません。
紅葉
黄葉
アズマヒキガエル ナギナタコウジュ
西沢渓谷をぐるりと一周して「ねとり橋」を渡ると、印象的な門のような建物とWCのある広場(なれい沢広場?)へ戻り、元来た道へ合流です。
バス待ちの間、直ぐ近くの「蒟蒻館」に立ち寄りました。外観はその先に出来た新しい道の駅に叶いませんが、中身の充実度はなかなかのものです。私はこれ程の蒟蒻関連の商品を一度に見たのは初めてで、驚きと目移りで眩暈がしそうでした。
幸い、笑顔が素敵なお店の方々に親切にして頂き、色々な試食品もご馳走になり、温かなモツ煮込みで身も心も温まりました。
蒟蒻試食いろいろ 蒟蒻もつ煮込み
バス停手前でもう一度「ヨモギ餅」に遭遇し、沢山のお土産を買うスタッフ、本番には多めに作って下さいとお願いする幹事と女将さんの会話が弾みました。女将さんのお話では、「西沢渓谷を見いだしたのはうちなんですよ」ということで、今、私たちが西沢渓谷を楽しむことが出来るのも、ヨモギ餅のお店あればこそ!だったのですね。
さて、お土産も買って、一旦バスに乗ったのですが、同行の幹事がカメラを抱えて飛び出したのに釣られて外に出てみると、先程までは雲がかかっていた鶏冠山の天辺が綺麗に見えていて、やっと写真に納めることが出来ました。
鶏冠山
最後に鶏冠山が、頭の上の綺麗な鶏冠を見せてくれました。(おわり)
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2022年10月29日
西沢渓谷・山梨県 (1)
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所属するハイキングのグループの下見で(今回はスタッフではないので、飛び入り参加)、色づき始めた西沢渓谷を堪能して参りました。
バス停からすぐの店先で、噂の「ヨモギ餅」¥170が並べられていて、朝が早かったのでお腹も空き始め、思わず「1つ・・・やっぱり2つ下さい!」と早速買ってしまいました。未だ出来たてで、手にした感触も柔らかなお餅〜早く食べたい、楽しみ楽しみ♪(写真は撮り忘れ・・・ごめんなさい。)
2022.10.19
車両止めの脇からいよいよ西沢渓谷一周コースへ
ボタンヅル(牡丹蔓) クマシデ(熊四手)
ホソエノアザミ(細柄薊) セキヤノアキチョウジ(関屋秋丁字)
ゴマナ(胡麻菜) ノコンギク(野紺菊)
大嶽山那賀都神社 耳型テンナンショウ?の実
こちらの「山の神」の奥宮は国師ヶ岳に鎮座されているそうです。未だ葉が残っているので、耳型テンナンショウだろうとのこと(マサさん同定)。
コハクウンボク(小白雲木)
「ハクウンボクに似ているけれど、葉の形や質感が違う・・・ナンダロウ???」とずっと考え続けていたのが、コハクウンボクだと、一周まわり終える頃に樹名札が付いている木があって、やっと分ってスッキリ! 良かった〜♪
ナギナタコウジュ(薙刀香薷) アキノキリンソウ
片側だけに花を着ける様子が薙刀と見做しての名前です。花が咲いている頃は、触れると良い香りがします。(花が草臥れてきて夜露に濡れて・・・を繰り返す内、えもいわれぬ臭いに変貌します。うっかり手にこすりつければ、一日臭いが取れないかも・・・)
ホソエカエデ 表 裏
ウリハダカエデに似ていますが、分布が限られます。
(関東、近畿、四国の一部の、やや高い山地)
名前の通り、葉柄が細長く赤味が強い。溝があり無毛。
(ウリハダカエデは疎らな毛有り)
葉裏の葉脈腋に赤褐色の毛が無い(ウリハダカエデには有る)
ヌク沢 10:35
若しかして、水が温かいのかな?
ミネカエデ
コミネカエデ
コミネカエデの紅葉が盛りで、足元にも沢山散り始めていました。
二股尾橋
二股の流れ
クチベニタケ ?キノコ
三重の滝
人面洞
肉眼では確かに「人面」が見えたのですが、写真だと良く分りませんね??
ダイモンジソウ(大文字草)
花の形が「大」の字に見えますか? よく似ているユキノシタの秋版といったところです。上の3枚の花弁が丸く小さく目立たない「人」字草(ジンジソウ)という種もありますが、西沢渓谷ではみつかりませんでした。
さて、滝の写真を沢山撮ったのですが、名前が不明で・・・撮影時刻から類推していますが、違っているかもしれません。ごめんなさい。
竜神の滝?
貞泉の滝?
母胎淵
淵の水の深い優しい藍色に母性を感じ印象的でした。
蛙岩 方丈橋
蛙さんは、この位置からが一番カエルに見えて、近づくとどこが蛙だか良く分らなくなりました。
(つづく)
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2022年10月28日
続・多摩湖夕景
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先日は雲一つない澄み切った空の夕焼けでしたが、この日は雲が素敵な演出をしてくれていました。
2022.10.25
夕焼けは、刻一刻と表情を変えていきます。瞬きする間も惜しいほどに・・・
10数歩、歩いて位置を変えただけでも、この違いです。
奥多摩や秩父の山々のシルエット。登ってきた山々を数え、次はあの山と思いを馳せながら、帰ります。
山の神々さま、今日も佳き日をありがとうございました。
おやすみなさい。
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2022年10月27日
五條市の王隠堂さん
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昨日の「柿の日」へのコメントで、奈良県五條市の「柿博物館」のことを奈良の瓜亀仙人さんに教えて頂き、
「柿が食べた〜い」
「(五條市の柿博物館に)行ってみたい!」
等と、呟いたら・・・宅配で届いていた柿が、なんと五條市の農園「大紀コープファーム」で生産されたものでビックリ!
興味が湧いて調べてみると「大紀コープファーム」は、代表者のお名前が「王隠堂 誠海(おういんどう まさみ」さん。初めて見る苗字、まるでお坊さんのようなお名前にまたビックリ!
名前の由来は、なんと、京に幽閉されていた後醍醐天皇が吉野へ逃れた際、ご一行を匿い子孫をお守りしたことにより賜ったお名前なのだそうで、またまたビックリ!
「王を隠したお堂」という訳ですね。
その王隠堂さんは、今、有機栽培の農園を「農悠舎・王隠堂」グループ化していらっしゃいました。
「農悠舎・王隠堂」
どんな所で育てられたのか知らないまま、いつも美味しい柿や柑橘や梅を頂いていました。これからは、皆さんのお顔を思い浮かべながら、頂きます。大切に育てられた作物を届けてくださり、ありがとうございます。
素敵な古民家(というには立派すぎる邸宅)で、予約制でお食事も頂けるそうです。美味しい物大好きの瓜亀仙人さん、もし、ご訪問の機会があれば、是非、レポをお願いしたいです。
「旬の野菜・農園レストラン」
縁もゆかりもなかった方々と偶然つながったご縁なので、思い切ってご紹介してしまいました。いつかきっと私も訪ねてみます。
ブログを始めた頃には、このように不思議なご縁が繋がることが度々ありましたが、久し振りの巡り合わせにドキドキさせて頂きました。「柿さん」ありがとう! なんて書いたら「柿」繋がりのあの人もクシャミしているかもしれませんね、ふふふ♪
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2022年10月26日
今日は「柿の日」
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今日は「柿の日」と、今日のネットニュースで初めて知りました。そうとも知らず、昨日、皇居東御苑の果樹古品種園で柿の古品種を見てきたばかり、何だか柿に教えられたようで、ちょっと嬉しくなりました。
10月26日が「柿の日」になのは、正岡子規があの俳句
柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺
を詠んだ日に因んだのだそうです。
ゼンジマル(禅寺丸)甘柿
鎌倉時代前期に、川崎の星宿山蓮華院王禅寺の山中で自生しているのを偶然発見された、日本最古の甘柿。それまでは、柿と言えば渋柿で、干し柿や熟柿(じゅくし)にして渋を抜かねば食べられないものだったそうです。子供の頃、農家の庭先にたわわに実っていた小さめで丸っこくて種が大きい甘柿は、多分この禅寺丸だったような気がします。見た瞬間、何とも懐かしい気持になりました。
当初は、「王禅寺丸」と呼ばれていたのが、江戸で流通するようになって、気の短い江戸っ子に?省略され「禅寺丸」となったようです。発見された土地は「柿生」という地名となり、今も禅寺丸で町おこしをしていて、ゆるキャラ「カキまるくん」もいます。因みに「禅寺丸の日」は10月21日です。
禅寺丸は、「不完全甘柿」に分類されていて、果実に胡麻斑が出ないと甘くなりません。そうそう、皮を剥いたら未だ黒い点々が出てなくて渋かったことが、ありましたっけ。
毎年「柿のオジサン」と呼ばれていた父の友人から、沢山の柿を頂いていたものでした。柿をもぎにその大きなお宅へお邪魔したこともありました。懐かしいなぁ・・・
禅寺丸が「不完全甘柿」だとすると「完全甘柿」の品種もある筈・・・調べてみました。
・不完全甘柿:種の量が多い程甘く、少ない程渋みが感じられる。
・完全甘柿:種の有無に関わらず、渋みが抜けて甘くなる。
(奈良県産の御所柿が最古の完全甘柿。他に次郎柿、富有柿など)
ギオンボウ(祇園坊)
大きな縦長のハート型、見るからに渋柿、干し柿用の柿ですね。古くから広島県を中心に栽培されてきましたが、詳しい来歴は不明のようです。古い書物の記録では佐東郡の祇園社(現在の安神社)に植えられたのがルーツで、祇園社のお坊さんによって近郊へ広められたのが名前の由来とか。また、お坊さんの丸い頭に形が似ていたからなどという説もあるそうです。
大きくて、皮が厚め、緻密な果実、殆ど種がない等、干し柿に持ってこいな性質ですね。
ヨツミゾ(四つ溝)
名前通り、4つの溝筋があり、先がちょこんと尖っていて、横から見ると桃太郎に出てくる昔の桃のような形です。静岡県の愛鷹(あしたか)山の周辺に自生していた渋柿だそうです。
名前を忘れないように名札の写真を撮っておいたのですが・・・あれれ? 左上に「ワリンゴ」って書いてありますね。和林檎ってこと? 柿の事を和林檎って呼ぶのでしょうか? 聞いたことがありませんが・・・。
ギオンボウの名札を見てみると、ちゃんと「カキ」と書いてありました。間違いでしょうか? 早く気付けば、観察会にご一緒した先輩方に聞けたのになぁ
<2022.10.27追記> 東御苑の果樹古品種園では、西洋リンゴ導入前に栽培されていた「和リンゴ」も栽培されていますので、やはり、この名札は誤記なのでしょう。今回、ワリンゴを見逃していて残念! 実が成っていたのでしょうか・・・。
名札にも書いてある柿の学名は、「Dios(神の) pyros(食物) Kaki」という意味。古くから甘味の代表として神様にお供えしてきた栄養満点菜果物に相応しい学名ですね。
そして、柿の葉の紅葉・・・様々な表情を見せてくれて飽きません。
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2022年10月25日
多摩湖夕景
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夕焼けの綺麗な季節になりました。毎日少しずつ違う表情の夕景を見るのが楽しみで、堤防の階段を上る足取りも軽くなります。
2022.10.21
見上げると未だ緑の葉に夕日があたり紅く染まり、秋の雲が流れて・・・
沈み行く日の最後の輝きに浮かぶ奥多摩の山々のシルエット
ススキと富士山
少し高い処からの富士山
やがて富士山も闇の中に消えていきました。富士山、おやすみなさい。また明日・・・。
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2022年10月23日
オオカモメヅル(大鴎蔓)
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カラスウリに負けない位、ガガイモの仲間も好きな山桜、高尾山でスズサイコに続き、オオカモメヅルに会えて感激です! コバノカモメヅルとスズサイコは狭山丘陵でも出会えていましたが、オオカモメヅルは初対面。しかも「えっ、こんな処に?」という、いつも通っているコース端でした。
(今は残念乍らガガイモ科は無くなってしまいキョウチクトウ科の中に入っています。)
オオカモメヅル(大鴎蔓)キョウチクトウ科オオカモメヅル属
高尾山 2022.09.16
花冠は5o程と小さく、5つの裂片には白い綿毛が生えています。裂片の色は、このように暗紫色のものと、もっと白っぽいものもあるようです。
中央のクリーム色の五角形は、雌しべを雄しべが囲んで合着した「ずい柱」。その周りを囲む5つの暗紫色粒状のものは「副花冠」?
葉腋から伸びた花序には複数の花が着いていた痕跡が見えます。
葉と蔓
カモメが羽を広げたように2枚の葉が対生しているのですが、この写真では分りづらくてすみません。
袋果
恐らく同じ仲間たちと同様、熟せばこの袋果が割れて、白い毛の生えた種が飛び出すのでしょう。
仲間の
スズサイコの袋果
ガガイモの袋果
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2022年10月17日
新しい扉を開け、怯まず進もう!
薔薇「ピース」
子供の頃、庭で育てたいと思っていた憧れの薔薇。あれだけ沢山の薔薇を育てたのに、何故か未だに植えていなかった・・・
誕生日が来て、5つ違いのKさんの歳を越えてしまった。これから、Kさんが生きることが出来なかった歳に足を踏み入れる。
「俺の分まで、思う存分、楽しく生きてくれ!」
そんな声が聞こえてくる。そうだよね、共に生きている二人分の人生なんだ。だからと言って、がむしゃらに頑張って濃密に人の2倍分生きていけるような性分ではなし、未だ膝も本調子には至らず、マイペースでしか進めない。
バリバリ元気で邁進していた頃の体力も無く、この先、何を夢見て何を優先して楽しく生きていこうかと道に迷いかけていた時、突然思いがけないご縁を頂き、私にとっては雲の上のような存在の方からもお声を掛けて頂き、新しい道へと続く扉が目の前に現れた。
ご縁を繋いでくださった方とのご縁そのものも、思えば奇しきご縁。袖触れ合うも多生の縁、きっと前世か何処かで出会ったことがある方なのでは等と想像してしまう。
その扉を開けてしまえば、後戻りは出来ない。私に務まるものか不安でいっぱいだけれど、きっと沢山の学びと共に大きな喜びが待っている予感がする。何より誕生日に、その扉を開ける決断の時が訪れたという不思議。
ケロも来てくれてご馳走も頂いた素敵な誕生日。そしてこの新しいご縁は、きっと天のKさんからのプレゼントに違いない。プレゼントのリボンを解き、新しい扉を開け、怯まずに前に進もう!
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2022年10月09日
カラスウリいろいろ
今年はちょっとカラスウリの生り方が少なくて物足りない思いで歩いていたら、一面鈴生りの場所に遭遇。一つとして同じ表情がなく、宝物をみつけたとばかり観察して回りました。
未だ青い頃には薄黄色や白の縞があります。
時にはまん丸のも細長いのも
真っ赤に熟す前に萎んでしまったものや
つるりとしたのものも、傷ついてしまったものも
誰かに食い破られて「破れ提灯」になったものは、中から種がこぼれ出そう
カラスウリの種は、他の瓜の仲間とは違って、バターロールのような形。それを大黒様の打ち出の小槌に見立てて、お金が貯まるようにとお財布に入れる縁起物にもなります。
カラスウリの種については、こちらの記事もどうぞ
「カラスウリの種のへそ」
(今、ふと読み返してみて、17年も前のことでビックリ! そうかぁ カラスウリで盛り上がっていた日々・・・未だ若かったんですねぇ 観察人Tさんは、むさしの自然観察園繋がりでもあったのを後に知ったのでした。お元気でしょうか? 今日、神代植物公園での研修会で、燭台大コンニャクを見て、小石川植物園とムニンカラスウリのことを思い出しました。会いたいなぁ)
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2022年10月08日
夕焼けと十三夜
12月並みの気温、冷たい雨が降り続きましたが、今日は久し振りに晴れ間も出て穏やかな夕暮れ。堤防の上に出ると夕焼け空でした。
夕焼けを眺めて写真に収めていたら、何やら私と反対に、東の空に向かってベンチに座り空を眺めたりカメラを向けたりしている人が多いのに気がつきました。
「えっ、何が見えるの?」
と、皆さんの視線を追うと・・・
スマホを使いこなしていない私には上手く撮れませんでしたが、お月さんが雲から覗いて見えました。
そうそう、今日は十三夜でした。流石「十三夜に曇り無し」ですね。十五夜を拝んだら、十三夜も拝まねば、片見月になってしまうところでした。お月さんに呼んで頂けたようで嬉しい宵散歩となりました。
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2022年10月07日
「ぐり と ぐら」が くれた幸せ
「ぐり と ぐら」は、私が幼稚園の頃から親しみ、娘のケロも大好きな絵本。特に大きな黄色いカステラを焼いて森のみんなで分け合って食べるシーンが、良い匂いがしてきてふわふわで、おいしそうでおいしそうで、どれだけ憧れたことか!
「あんな大きなカステラを焼いてちぎって食べてみたい・・・」
そう思った人が大勢いる証拠に、出版社の福音館のサイトにあのカステラの作り方まで載っている程です。
「ぐり と ぐら」のカステラをつくろう!
その可愛い、美味しい、楽しい、素敵な絵を描かれ続けた山脇百合子(旧姓 大村)さんが、天国へ旅立って逝かれました。文を書いていらしたのはお姉さんの中川李枝子さん。姉妹で一緒に絵本を作っていらっしゃるというのもまた素敵な憧れの姿でした。
私が幾つかの絵本をケロの為に描いたのも、お二人への憧れがあったからかもしれません。
これからも、お二人の残された、たくさんの絵本やおはなしは、子供心にずっと生き続けます。昔々の子供の私の心にも・・・。
お空の上でも沢山の素敵な絵を描いて見せて下さい。
合掌
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2022年10月06日
逃げないアサギマダラ
アサギマダラは意外に人を怖れずに寄ってきたり、夢中で花の蜜を吸って動かないでいたりしてくれることが多い蝶で、コンデジでも近寄って撮影できて嬉しい蝶です。
アサギマダラ 2022.09.26
「鬼滅の刃」の虫柱・胡蝶しのぶの羽織の模様は、アサギマダラを彷彿とさせますし、その継子の栗花落(つゆり)カナヲの周りを飛んでいる蝶もアサギマダラにそっくりです。
この日は、八王子市内の小学校の移動教室の高尾山で、ふわりとアサギマダラが飛んできたので、子供達に白い体操帽子を振って貰いました。何故だか白く動くものに寄ってくる習性があるようで、いつまでもみんなの頭上を飛んでいてくれて、大喜びでした。
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2022年10月05日
見たことの無いツユクサ・・・?(マルバツユクサ)
最近、ハイキングで、
「ヨモギって、どれですか?」
「ブタクサって、どんな草ですか?」
との質問にあいました。
ヨモギは高尾山で聞かれ探しても見つからず、ブタクサは飯能で、如何にもありそうな場所を探してもみつからず、何処にでもありそうな植物でも、見ようと思うとみつからないもので、参加者の方のご要望に応えられず申し訳なく、ションボリでした。
それで今日は雨が降る前にと、近くのセイタカアワダチソウやヨモギが生い茂っている場所に出掛けて、草の根分けてでもの気持でブタクサを探していた時のことです。
「えっ、これ何? ツユクサ・・・似てるけど、変!?」
花色は見慣れたツユクサより薄い水色、何だか横広がりに潰れて・・・る?
マルバツユクサ ツユクサ科
2022.10.05 狭山丘陵
ややや、葉先がすっと尖って無く、丸っぽくてフリル付き!
そして、全体に毛が生えている・・・
ツユクサの花は、半月型の苞に挟まれるように咲いていますが、これはひょっこり苞から首を伸ばして咲いています。そしてその苞にもびっしり毛が生えていました。ごめんなさい、見慣れないせいで、う〜ん、ちょっと気持ち悪い。
帰宅して調べると、マルバツユクサと分りました。外来種?と思ったのですが、主に西日本の海岸に生える在来種とのこと。最近、人為的栽培もあって、じわじわと北上しているらしいです。
地を這うように広がり、地中にも閉鎖花を着け結実するという逞しい繁殖力があり、今後は関東でも広がっていくのかもしれません。
毎日のように歩いている道なのに、今まで気付かずにいたなんて、私の目も節穴です。ブタクサを探していて、思いがけず初めて見る植物に遭遇出来ました。
そしてブタクサは見つからず。やはり「秋の花粉症」の原因として駆除されたからでしょうか。反対に無罪とされたセイタカアワダチソウは黄色い花が綺麗なので見逃されているようでした。
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2022年10月04日
経過観察が半年後になりました!
今日は、2年前の9月末〜10月に膝の手術(膝関節滑膜切除術、関節鏡下)入院をしていた病院の定期検診。スポーツで怪我をして要手術となった選手が緊急で送り込まれてくることの多い病院なので、私みたいな緊急を要さない患者は、予約していても2時間待ちの5分診察。もう慣れはしましたが、今日も今日とて、流石に待ち草臥れました・・・。
ただ、今日は嬉しいことに、
「もう、これで一旦終わりで良さそうですね!」
と、主治医の先生に言って頂けたのです。
「まぁ、でも、念の為、半年後にもう一度診させてください。」
とのことで、3月末で、夢のようですが、本当に完治?無罪放免?になりそうです。
あの、プリンスメロンがくっついたように腫れ上がっていた右膝が、お陰様で殆ど正常な左膝と同じ位の大きさに戻りました。
もう少しで正座も出来るほどに、膝を曲げられるようになりました。
血液検査の炎症を示していた値も全て正常になりました。
後は、筋トレを継続して、左脚と同じ筋肉の盛り上がりを取り戻すため、ガンバリマス!
未だ、もう一つの病院の膠原病内科の点滴治療がありますが、快方に向かっていることは間違い無く、嬉しい秋となりました。
2022年10月01日
あっという間に9月が終わった・・・
いつ8月から9月になったろうか・・・新学期も縁遠くなり、何だか気がつかないうちに9月になり、予定が次々とやって来ては終わり、あぁ金木犀が香ってきたなと思う間に9月が終わってしまった。気付けば、今日はもう10月。
やって来る波をつぎつぎと乗り越え、又は波に乗って、充実していたのだと思う。大変なこともあったけれど、自分なりに精一杯やって、可愛い小学生から人生の大先輩まで沢山の笑顔を頂けた。
何もかも止めてしまってストレスから解放されたいと思うことも多いけれど、ストレスも人生のスパイスとして辛くてもすっぱくても吸収して行けたらいいな。
国やそれぞれの世界を背負って立っていらした、背中を追ってきたような方々が次々と旅立たれ、ストンと前が空いてしまったような気持がする。次のランナーとして、自分はそこに立てるのか? 背中を追って来てくれる人はいるのか? 過ぎゆく秋に、自分の姿をふりかえり、これからの自分を考えてみたい。