2022年10月05日
見たことの無いツユクサ・・・?(マルバツユクサ)
最近、ハイキングで、
「ヨモギって、どれですか?」
「ブタクサって、どんな草ですか?」
との質問にあいました。
ヨモギは高尾山で聞かれ探しても見つからず、ブタクサは飯能で、如何にもありそうな場所を探してもみつからず、何処にでもありそうな植物でも、見ようと思うとみつからないもので、参加者の方のご要望に応えられず申し訳なく、ションボリでした。
それで今日は雨が降る前にと、近くのセイタカアワダチソウやヨモギが生い茂っている場所に出掛けて、草の根分けてでもの気持でブタクサを探していた時のことです。
「えっ、これ何? ツユクサ・・・似てるけど、変!?」
花色は見慣れたツユクサより薄い水色、何だか横広がりに潰れて・・・る?
マルバツユクサ ツユクサ科
2022.10.05 狭山丘陵
ややや、葉先がすっと尖って無く、丸っぽくてフリル付き!
そして、全体に毛が生えている・・・
ツユクサの花は、半月型の苞に挟まれるように咲いていますが、これはひょっこり苞から首を伸ばして咲いています。そしてその苞にもびっしり毛が生えていました。ごめんなさい、見慣れないせいで、う〜ん、ちょっと気持ち悪い。
帰宅して調べると、マルバツユクサと分りました。外来種?と思ったのですが、主に西日本の海岸に生える在来種とのこと。最近、人為的栽培もあって、じわじわと北上しているらしいです。
地を這うように広がり、地中にも閉鎖花を着け結実するという逞しい繁殖力があり、今後は関東でも広がっていくのかもしれません。
毎日のように歩いている道なのに、今まで気付かずにいたなんて、私の目も節穴です。ブタクサを探していて、思いがけず初めて見る植物に遭遇出来ました。
そしてブタクサは見つからず。やはり「秋の花粉症」の原因として駆除されたからでしょうか。反対に無罪とされたセイタカアワダチソウは黄色い花が綺麗なので見逃されているようでした。
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