2022年10月07日

「ぐり と ぐら」が くれた幸せ





「ぐり と ぐら」は、私が幼稚園の頃から親しみ、娘のケロも大好きな絵本。特に大きな黄色いカステラを焼いて森のみんなで分け合って食べるシーンが、良い匂いがしてきてふわふわで、おいしそうでおいしそうで、どれだけ憧れたことか!

「あんな大きなカステラを焼いてちぎって食べてみたい・・・」
そう思った人が大勢いる証拠に、出版社の福音館のサイトにあのカステラの作り方まで載っている程です。

「ぐり と ぐら」のカステラをつくろう!

 その可愛い、美味しい、楽しい、素敵な絵を描かれ続けた山脇百合子(旧姓 大村)さんが、天国へ旅立って逝かれました。文を書いていらしたのはお姉さんの中川李枝子さん。姉妹で一緒に絵本を作っていらっしゃるというのもまた素敵な憧れの姿でした。

 私が幾つかの絵本をケロの為に描いたのも、お二人への憧れがあったからかもしれません。

 これからも、お二人の残された、たくさんの絵本やおはなしは、子供心にずっと生き続けます。昔々の子供の私の心にも・・・。

 お空の上でも沢山の素敵な絵を描いて見せて下さい。

 合掌


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posted by 山桜 at 22:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・絵本・物語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする