2022年10月23日

オオカモメヅル(大鴎蔓)


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 カラスウリに負けない位、ガガイモの仲間も好きな山桜、高尾山でスズサイコに続き、オオカモメヅルに会えて感激です! コバノカモメヅルとスズサイコは狭山丘陵でも出会えていましたが、オオカモメヅルは初対面。しかも「えっ、こんな処に?」という、いつも通っているコース端でした。

(今は残念乍らガガイモ科は無くなってしまいキョウチクトウ科の中に入っています。)

オオカモメヅル(大鴎蔓)キョウチクトウ科オオカモメヅル属
高尾山 2022.09.16
P9161177 (2)オオカモメヅルm.JPG
花冠は5o程と小さく、5つの裂片には白い綿毛が生えています。裂片の色は、このように暗紫色のものと、もっと白っぽいものもあるようです。

中央のクリーム色の五角形は、雌しべを雄しべが囲んで合着した「ずい柱」。その周りを囲む5つの暗紫色粒状のものは「副花冠」?

P9161176オオカモメヅルm.JPG
葉腋から伸びた花序には複数の花が着いていた痕跡が見えます。

P9161176 (2)オオカモメヅルm.JPG

葉と蔓
P9161178オオカモメヅルm.JPG
カモメが羽を広げたように2枚の葉が対生しているのですが、この写真では分りづらくてすみません。

袋果
P9161175オオカモメヅルm.JPG
恐らく同じ仲間たちと同様、熟せばこの袋果が割れて、白い毛の生えた種が飛び出すのでしょう。

仲間の
スズサイコの袋果
ガガイモの袋果


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posted by 山桜 at 21:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする