2022年12月09日

紫色のノササゲの実


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 自然界で紫色の実と言ったら「ムラサキシキブ」の実を思い浮かべる方が多いと思いますが、このノササゲの実(豆莢)の紫色を初めて見た時は、余りの美しさに自然のものとは俄に信じられず、ただただ驚いて見入ってしまったものです。

 その時のことは、確かこのブログにも書いた記憶がありますが、未だ名前も知らず、あたふたしていたと思います。昔の記事は恥ずかしいけれど、後で調べてみますね。(なんと、みつからず・・・きっと名前を間違って記載しているのだと思います(恥;;)なんと間違っているのかなぁ 放置しては拙いので、引き続き探してみます!)

ノササゲ(野大角豆)マメ科ノササゲ属
2022.11.08
PB082036 ノササゲm.JPG
草むらで此の色を見てしまったら、ハッとしてドキドキするのは私だけではない筈。

2022.10.29           2022.11.25
PA291864 ノササゲs.JPG PB252220 ノササゲs.JPG
紫色の莢が弾けると中からは瑠璃色の丸い豆が!

2022.12.08
PC082367 1208 多摩湖ノササゲm.JPG
花数の割りに実りは良くないことが多いのですが、これは見事に鈴生りでした♪ 未だ莢の紫色もほんのり残っていて、紫と瑠璃の色重ね、そして自然が生み出す曲線の重なりの意匠が雅びでウットリです。

こうして豆莢は弾けるものの、豆は莢の縁にくっついたまま飛び出ません。食べて貰え易いようにしているのかもしれないですね。

花  2022.09.09      2022.09.25
P9090930ノササゲs.JPG P9251249ノササゲs.JPG
花は黄色でご覧のようにふさふさと沢山集まって咲きます。この中で普通(私が見てきた範囲で)は、2〜3個くらいしか実らないようです。

葉表             葉裏
P5318521ノササゲ葉s.JPG PC102377ノササゲ葉裏s.JPG 
葉先は鋭く尖らず、葉脈が白く、葉裏も白いので、全体的に青白っぽく見え、他のマメ科と見分けやすいです。

葉も老化してくると葉脈の白さは消えてしまい、やがて黄葉して、冬枯れの森の中で良く目立つようになります。
PC102375ノササゲ葉初冬s.JPG PC102385ノササゲ黄葉s.JPG

PC102374ノササゲ黄葉m.JPG
真っ赤なモミジを背景に、朝日を浴びてキラキラしていました。草黄葉も良いものです。


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posted by 山桜 at 20:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする