2022年12月22日
ショクダイオオコンニャク(燭台大蒟蒻)
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10月のFIT研修で前園長さんのご案内で訪れた神代植物公園の温室で、育てられているショクダイオオコンニャクの花が葉と一緒に咲いたというニュース! 何時間も待つような行列が出来ているということにも驚きました。
ショクダイオオコンニャクの花は、以前に観察人Tさん、ひらりんと一緒に、ムニンカラスウリの様子を見せて頂きに小石川植物園を訪れた時に初めて開花を見たのが、もう20年程前のことになりました。
数年に一度、最短でも2年に一度しか咲かないと聞いていましたが、今年咲いた株は、昨年の5月にも咲いた株ということで、今回はなんと「世界で2例目」の葉と花が同時に展開、というのがまたビックリでした。分っていないことがまだまだ多い植物なのでしょう。
ショクダイオオコンニャク(燭台大蒟蒻) 2022.12.20
(神代植物公園ニュース/スタッフTwitterより)
芽 2022.10.10
今年の10月に見た時には、未だこんなタケノコのような芽が出ていただけでした。
「咲いてくれると良いんですが、こればっかりは咲いてみないと分らないから・・・」
というお話に、何の根拠も無くふと浮かんだ野生の勘?で、
「咲くと思います!」
と言ってしまったので、本当に咲いてくれて良かった〜
葉 2022.12.10
普通に日本で見られるコンニャクとよく似ています。左奥にみえているのが今回咲いた株の芽です。植木鉢の模様が同じですね。
上に向かって突き出した「付属体」から発する腐ったような臭いで虫を誘い込んで、赤いヒダの襟みたいな仏炎苞の中に落とし込んで受精を媒介して貰う仕組みです。マムシグサの仲間のような赤いトウモロコシのような実がなるのかな?大きな実も見てみたいなぁ
温室の中には虫は少ないから、難しいでしょうか。原産地のスマトラ島にいるような甲虫類でないとダメなのかな?
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