2022年12月26日

千葉 照葉樹の森 ツルソバ、マサキ


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 昨年末、武蔵野自然塾の研修会「照葉樹の森探検」に参加しました。講師は山渓HB「葉の図鑑」等でお馴染みの林将之先生。現在沖縄在住の先生が東京へいらした機会を逃さず同行させていただくことが出来、とてもラッキーでした。

 途中、面白い品揃えで有名な道の駅?でお弁当を仕入れ(写真を撮り忘れで残念。卵巻寿司、アサリの炊き込みご飯、お惣菜、餅菓子、等々、皆思い思いに買物を楽しみ)、先ずはモクレイシの自生が見られるという千倉町の「浅間神社」へ。

 下車して直ぐに目に留まったのは、向かいの畑の石垣に蔓延っていたツルソバの青い実! 観察園でも花と青い葯は観察できていましたが、こんなに沢山の青い実を生らしているのは初めて見ました。

2022.12.25

ツルソバ タデ科イヌタデ属 花   塩浦バス停
PC252436 ツルソバs.JPG PC252485塩浦バス停s.JPG

ツルソバ 実
PC252435ツルソバ実m.JPG
 ゼリー状になった残存萼片に包まれた中の青黒い実は、ソバの実の様に三稜がある痩果ですが、蕎麦に出来るのかは不明です。

 林先生のお話では、沖縄ではこの実の様子が、牛の目に似ているので「ウシヌミンタマー」と呼ばれているそうです。この場所は陽当たりも良く乾燥していて(おまけにピンボケ・・・)ちょっとゼリー状には見えづらいですが、実の周りにはうっすら透明な部分が見えるでしょうか。もっと潤ったゼリー状の中に黒い実があれば、正に「牛の目ん玉」なのです。

 その上を見上げると、これもまた赤い、それもみなれたものより大きな実を沢山つけているマサキがしげっていました。栄養が良いのか陽当たりが良いのか、はたまた大きく改良された品種なのか・・・「オオバマサキ」という人の名前のような品種もあるそうです。

マサキ
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(つづく)


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posted by 山桜 at 22:59| Comment(2) | TrackBack(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする