2023年01月31日

多摩湖 夕景


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2023.01.29
DSC_0145 多摩湖夕景m.JPG

DSC_0147 多摩湖夕景m.JPG

DSC_0149 多摩湖夕景m.JPG

DSC_0150 多摩湖夕景m.JPG

日々変わりゆく美しい風景、神様、今日の日もありがとうございました。


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posted by 山桜 at 21:31| Comment(2) | TrackBack(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年01月28日

水の中に蝶々?


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 湿地の浅い水底にヒラヒラ動く小さな蝶々のような影が動いていました。

P1262840 ミズスマシの影m.JPG

 水面を歩く?泳ぐ?アメンボの影が底の泥の上に映った姿でした。影の斜め上にいるアメンボ(多分まだ幼虫)の姿がお分かりでしょうか。

 肉眼では、アメンボの姿しか見えませんが、水面を軽やかに滑っているようで、細い足の先にこのような丸い影が出来る程の圧が掛かっている(凹んでいる)のですね。

 透明な水面の下に映る不思議な黒い影が、目には見えていないアメンボの頑張りを見せてくれました。

<訂正>
 ×ミズスマシ → ○アメンボ
 とうとう昆虫名まで混乱する頭になったかと、気付いて茫然としました


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ラベル:ミズスマシ
posted by 山桜 at 23:55| Comment(2) | TrackBack(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年01月27日

多摩湖 冬景


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 大寒波の名残が何かあるかなと上がってみた多摩湖・・・流石に全く凍っていませんでした。

穏やかな風が湖面にさざ波を立てるのみ・・・
P1262835 多摩湖 取水塔m.JPG

取水塔と天祖山
P1262837 多摩湖取水塔 天祖山m.JPG
いつも二つの取水塔の間に見える白っぽい山は何山かと思い、調べてみると、どうやら「天祖山」。元は「白石山」と呼ばれていたとのことで、雪が積もっているのではなく、山自体が白っぽい石で出来ているのかもしれません。明治の初め「天学教」の霊山となり、山頂に天祖神社が祭られてから、天祖山と山名が変わったそうです。

その左は、東京都最高峰の雲取山(2,017m)です。

マガモたちのお昼寝
P1262838 多摩湖 カモの昼寝m.JPG

水の上は流石に寒いのか、温かい日だまりでまどろんでいましたが、カラスの鳴き声で一斉に飛び立ちビックリ! 浅瀬にいてカラスに襲われたことでもあるのか、あっという間の逃げ足(羽?)の速さでした。まぁ、直ぐに何事も無かったかのように戻って来て元通りに羽に頭を埋めていました。


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posted by 山桜 at 21:31| Comment(8) | TrackBack(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年01月26日

大寒波襲来の翌朝


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 台風並みの強風の上に冷え切った大寒波が日本列島を襲来、我が町でも最低気温が−4℃まで下がり、ちょっと外へ散歩に出てみたら、耳も鼻も痛くなり、震え上がって帰宅しました。ここは東京?と疑う、まるでスキー場のような冷気でした。

 明けて今朝、風も弱まり気温も緩んで来たようなので、どんな余波が見られるか偵察に出てみました。

全面氷結した「たっちゃん池」
DSC_0132 凍ったたっちゃん池m.JPG

DSC_0133 凍ったたっちゃん池m.JPG
日差しを浴び、少し表面が緩んで光っていました。

溶け始めた湧水ポイント
P1262845 溶け始めた池m.JPG
ところどころ溶け出している部分は、湧き水が出ている箇所かもしれません。

沁みだした水が凍った階段
P1262842 凍った階段.JPG
ここは湿地の中で常に水が沁みだしていて、凍ると危険なので冬期は封鎖されている階段です。プラタナスの葉もツララに取り込まれてまれていました。

さて、上の多摩湖はどうかな・・・


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posted by 山桜 at 23:36| Comment(2) | TrackBack(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年01月22日

秩父・水潜寺(破風山つづき)


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満願の湯でゆるりとつるつるの温泉に浸って温まった後、バスに乗り、朝下車した華厳の滝方面に戻り「札所前」下車、秩父札所三十四番の結願の寺へと向かいました。札所巡りは未だ終わってないのに、先に満願の湯に入ってしまいましたが、大丈夫なのかな・・・?

水潜寺(すいせんじ)は、埼玉県秩父郡皆野町の曹洞宗寺院
山号は日沢山(にったくさん)
本尊は千手観世音菩薩
秩父三十四箇所、日本百観音霊場「結願(けちがん)」の寺

秩父札所三十四番 日沢山 水潜寺HP

バス停の直ぐ前から、苔むした参道が続きます。

目を惹かれる美しい苔     二界萬霊を鎮める石塔
P1192734 苔s.JPG P1192723 二界萬霊s.JPG

水潜寺境内図
P1192724 水潜寺境内図m.JPG

有り難い観音さま方がお出迎え
P1192725 日本百観音結願所m.JPG

六地蔵
P1192726 水潜寺 六地蔵.JPG

本堂
P1192727 水潜寺本堂.JPG

長命水の傍らの水掛け地蔵に祈願中のつーさん 可愛い苔たち
P1192728 水潜寺 長命水s.JPG P1192736 苔s.JPG

水潜りの岩屋へと続く道
P1192729 水潜寺 岩屋へm.JPG
水潜りの岩屋は、残念乍ら現在非公開でした。

讃佛堂
P1192731 水潜寺 讃仏堂m.JPG

お札を頂くのに一生懸命で、観音堂を撮っていませんでした・・・(T0T)

千手観音さま         日沢山水潜寺のお札
P1192732 水潜寺 千手観音s.JPG sDSC_0159 (002) 水潜寺お札.jpg

今度はお見送りして下さる観音様方
P1192733 水潜寺 百観音m.JPG

帰りのバスがなかなか来なくて、日陰の寒さの中、苔などを観察。満願の湯で温まっていて幸いでした。

地衣類のハナゴケ属の仲間 アカミゴケ?(参考)5月に見た似たもの
P1192730 白い地衣類s.JPG P5218324 鳩ノ巣 地衣類s.JPG

苔たち 苔や地衣類、未同定のままの掲載でごめんなさい。分かり次第追記します。
P1192737 苔m.JPG

P1192735 苔m.JPG

破風山は、素晴らしい眺望、バラエティに飛んだ山道、古から続く信仰の山、また植生も豊かで、とても魅力的な山でした。
また、花の頃に再訪したい山リストが増えました🎵


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posted by 山桜 at 11:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 神社・仏閣 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年01月21日

秩父・破風(はっぷ)山(3)


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ネジキの冬芽         カシワバハグマの冬姿
P1192743 ネジキ冬芽s.JPG P1192744 カシワバハグマs.JPG
日本三大美芽の一つとされるネジキの冬芽は、赤いとんがり帽子を被った小人さんのようなのですが、この個体は葉痕に残り物があって「お髭のおじいさん」みたいでした。

カシワバハグマの花後。羽毛付の種の名残と総苞弁がオフホワイトとアイボリーのドライフラワーのようで、なかなか綺麗なものでした。

猿岩
P1192706 猿岩s.JPG
何処が猿? よく観ると横顔に見えないこともないような・・・

東屋より宝登山を望む
P1192708 東屋より宝登山m.JPG
山笑(やまにこ)会で以前登った長瀞近くの宝登山が間近に見えました。如金峰の近くに宝登山、なんとなく陰陽対になっているようにも。

トキリマメ          ホトケノザ
P1192710 トキリマメs.JPG P1192718 ホトケノザs.JPG
秋の名残と春の魁が集う日だまり

ヒカゲツツジの看板
P1192711 風戸のヒカゲツツジ看板m.JPG

ヒカゲツツジ(参考)2022.04.14 坪山にて (S)
ヒカゲツツジ1645747483.jpg
ツツジというよりシャクナゲに近い姿ですね。

風戸(ふっと)の鏡肌
P1192713 風戸の鏡肌m.JPG
これは、昨年、小泉武栄先生に教えて頂きました! その記事って未だ書いていないですね。色々渋滞しています(。。;)

風戸の鏡肌の説明板
P1192714 風戸の鏡肌看板m.JPG

白梅(冬至梅?)       柚子
P1192715 白梅s.JPG P1192717 柚子s.JPG
冬至梅に太陽を思わせる柚子。一陽来復、柚子湯を連想された方もいらっしゃるでしょうか。

温泉への近道         満願の湯 源泉所
P1192719 温泉へ近道s.JPG P1192720 満願の湯源泉s.JPG

満願の湯に到着です!    
P1192721 満願の湯s.JPG

(つづく)


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2023年01月20日

秩父・破風(はっぷ)山(2)


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如金峰を後にし、破風山へ向かいます。この辺りは、ヤマツツジ、ミツバツツジ、ヒカゲツツジ等のツツジの仲間の木が多く、花の時期に再訪したいです。

マサキ似の不明常緑樹(つる性?)  五葉性の松葉
P1192693 マサキ?s.JPG 撮影忘れ、どなたかお持ちですか?

下見時、足元の松葉に目を留めると、なんと珍しい五葉性のマツでした。日本のマツ属で普通良く目にする黒松、赤松は二葉性(2本ずつ束になっていて、所謂「松葉」として描かれる形)。 

五葉性のマツは、冷温帯〜亜高山帯に自生するゴヨウマツ(盆栽等で目にすることの多い、葉長3〜5cmものは、変種のヒメコマツ、6〜10cmで中部以北自生のものは変種キタゴヨウ)、高山に自生するハイマツ、松の実が採れるチョウセンゴヨウがありますが、続いてみつけた松ぼっくりの形が長くて大きくて、ゴヨウマツ、ハイマツ、チョウセンゴヨウの松ぼっくり(鞠果、球果)とは全く違うのです。

ストローブ松?ぼっくり    ストローブマツ?の姿
sP1192694 不明五葉性マツの松ぼっくり.JPG P1192695 不明五葉性マツの全姿s.JPG
マサさんが調べて「ストローブマツ」と同定。松材としては「ホワイト・パイン」と呼ばれる外来種なのですが、何故、ここに生えているのかは不明です。何はともあれ、珍しいマツをみつけて驚きでした。本番でも皆さんで観察することが出来ました。

破風山(はっぷさん)山頂標      
P1192696 破風山山頂標s.JPG

破風山よりの両神山
P1192697 破風山より 両神山m.JPG

破風山より小鹿野の二子山
P1192740 破風山より二子山m.JPG

破風山より日光連山
P1192701 破風山より日光連山m.JPG

破風山より日光男体山
P1192741破風山より男体山m.JPG

(つづく)

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2023年01月19日

秩父・破風(はっぷ)山(1)


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2023年1月19日

「破風山」と記される山は幾つかありますが、今回は、秩父の破風山(はっぷさん)の下見です。山容が屋根の破風(切妻屋根の下の逆V字型の部分)に似ている(要は△型なこと)に由来するとか。

 快晴ながら風が強めでしたので、男鹿半島の「寒風山」のように風当たりが強いことによる命名かとも思っていました。まぁ、もともと「破風」そのものが風を打ち破り家を守るものですから、麓の人々を強風から守ってくれている山なのかもしれません。

 朝の路面は凍っていて、スリップ注意。慎重に進み華厳の滝へと下りていきます。「華厳の滝」と言えば、日光が有名ですが、こちらの滝はどうなのでしょう・・・

華厳の滝
P1192664 華厳の滝m.JPG
落差は日光には及びませんが、清冽な滝音を響かせ滝壺には朝日が差し込み、心洗われる風景でした。

華厳の滝 動画 (S)

こちらは一週間後のイベント本番時で、滝の下部が凍結していました。滅多に無い貴重な風景とのこと🎵 参加者の S.アキラさん撮影の動画を借用させて頂いております。(S)印付の写真もS.アキラさん撮影です。

華厳の滝登山口   
P1192666 華厳の滝登山口s.JPG

石灰焼竈の遺構(S)       石灰焼竈の図 
1675325486206 3 石灰焼竈跡s.jpg sP1192670 石灰焼窯跡図.JPG

石灰焼竈跡看板
P1192669 石灰焼窯跡看板m.JPG

大前集落(S)      
1675325486300 大前集落s.jpg

大前集落からの展望1   
1675325486369 5 大前集落から風景m.jpg

大前集落からの展望2
P1192673 大前山から風景1m.JPG

大前集落からの展望3
mP1192671 大前集落 景色.JPG

分岐看板    
P1192672 分岐看板s.JPG 
今回は天狗山は経由せず、近道を行きました。

大前山(653m)山頂標   大前山首なし石像・御嶽蔵王大権現
P1192676 大前山653m s.JPG P1192675 大前山 首なし石像s.JPG
大前山の首なし石像は調べたところ、木曽御嶽の中心神・御嶽蔵王大権現とのことでした。平安時代以降の宮廷服の束帯で冠を被り笏を持ち、腰に太刀をつけることも。首はどうして欠け、何処にいってしまったのでしょう・・・。

鎖場を登るマサさん
P1192678 鎖場s.JPG

やせ尾根をゆく(S)
1675325486436 6 痩せ尾根m.jpg

武蔵展望台より1
P1192679 武蔵展望台より1m.JPG

武蔵展望台より2
P1192680 武蔵展望台より2m.JPG

武蔵展望台より3
P1192682 武蔵展望台より3m.JPG

武蔵展望台より4
P1192683 武蔵展望台より4m.JPG

武蔵展望台より5
P1192684 武蔵展望台より5m.JPG

大前集落よりの景色とほぼ同じながら、標高が上がった雰囲気が感じられますでしょうか。

如金さま モドキ        如金さま 看板
P1192687 如金さまモドキs.JPG 1675325486488 7 如金さま看板s.jpg
「お、これが如金さま?」という程立派な岩が先に現れますが、本物は更に大きくド〜ンと出現します。 

如金さま 本物!
P1192688 如金さまm.JPG
「如金さま」とは「金精さま」。男性の象徴神で子宝、子育て祈願に霊験あらたかだそうです。

富士浅間神の石碑        札立峠(ふだたてとうげ)(S)
P1192689 富士浅間神s.JPG 1675325486613 9 札立峠s.jpg

札立峠 看板
P1192691 札立峠看板m.JPG
昔、大飢饉の時の雨乞い「樹甘露法雨」の行の札を立てたことが地名の由来とのこと。

(つづく)


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2023年01月13日

寒暖差アレルギー(血管運動性鼻炎)


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 一昨日の散歩中、ふいにクシャミが出てから鼻水が止まらなくなりました。
「もう、花粉!? 幾ら何でも早すぎでは・・・」
と思って調べると、どうやら「寒暖差アレルギー(血管運動性鼻炎)」と呼ばれる症状のようです。

 一日の寒暖差が7℃以上あり、元々花粉症などのアレルギー性鼻炎を持っていると発症が高まるそうです。この所、こちらの朝昼夕の寒暖差はとても大きかったのです。

 先日歩いた埼玉県の小川町では水仙や紅梅が咲き出していて、山歩きでは時々マスクを外していましたし、もしやスギ花粉も飛んでいてキャッチしたのかもしれませんが、寒暖差でもアレルギー症状が出るとは知りませんでした。

 早速、手許の花粉症の薬を飲みました。このままではティッシュが何枚あっても足りません。どうか効いてくれますように・・・

 マスク生活が長くなり、鼻の粘膜も過保護で弱くなっているのかなぁ 益々マスクが手放せなくなりそうで困ったものです。


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posted by 山桜 at 10:08| Comment(6) | TrackBack(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年01月12日

官ノ倉山 と 周辺 (4)北向不動・八幡神社・小川町


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 石尊山から小川町方面に下る途中の右手に急な細い長い階段が見えてきました。これが北向不動のようです。折角来て未だ余力もあったので、頑張って登ることにしました。北向きなので薄暗く神秘的な雰囲気が漂っています。

北向不動 長い急階段
P1092631 北向不動 階段m.JPG

P1092634 北向不動m.JPG

北向不動尊のお堂      下りの方が要注意
P1092632 北向不動s.JPG P1092633 北向不動 階段下りs.JPG
北向きの仏尊は一際霊験あらたかと伝わっているそうで、北向地蔵尊なども時折見かけますね。

不動の滝          三十六童子供養塔
P1092635 不動の滝s.JPG P1092636 三十六童子供養塔s.JPG
お不動さんと滝、またしてもありましたが、ここの滝は修験の水行をするような大きな滝ではありません。

高尾山でも三十六童子はお不動さまに仕えているとされますが「供養塔」というのが気になって調べてみると、どうも昔小作人を大事にして年貢を取り立てずにお不動さまの山からの利益で立て替えていた荘屋さんが、遂に支えきれなくなり村を去る事になった時、三十六戸あった小作を童子に見立て、共に営んできた村の足跡として建立したものと伝わっているそうです。

巳待供養塔・二十二夜供養塔・庚申塔
P1092637 二十六夜供養塔などm.JPG

登山口前のトイレ      ビワ
P1092639 トイレ登山口s.JPG P1092640 ビワs.JPG
登山道を下りて車道とぶつかるT字路を右手にゆくと綺麗な公衆トイレがあります。このハイキング・コースは木の香りの新しいトイレが設置されていて気持が良いです。

花の少ないこの季節、ビワが随所で花を咲かせていました。ここでは既に終わっていましたが、やがてビワの実になる片鱗が見えます。

見逃しやすい道標      ここに出る(振り返って)
P1092641 見逃しやすい道標s.JPG P1092643 ここに出てくるs.JPG
川(水路)を右に渡る道標は、うっかりしていると見逃しやすいので要注意です。グーグルマップを見返さなかったら通り過ぎてしまうところでした。その先はまた山道になっていて、そこを抜けて振り返った処が右の写真です。

異形となったケヤキの巨木
P1092644 ケヤキ巨木s.JPG P1092645 ケヤキ巨木s.JPG

その先も道標はポツポツとあるのですが、どうも方向を失うような道で小川町方面へ出るのに迷いがちでした。小川町方面から歩く人用の道標は、逆から見ると見づらいのです。観光案内に携わる方に、一度見直して頂きたいものです。

立派な門
P1092646 長福寺?m.JPG

郷社八幡神社
P1092656 八幡神社m.JPG

八幡さまや弁天さまの境内で遊んで育ったので、八幡さまと弁天さまは、素通りできません。丁寧にお参りさせて頂きました。

P1092647 八幡神社m.JPG

P1092648 八幡神社m.JPG

P1092649 八幡神社m.JPG

狛犬(手前の新しめの一対)
P1092655  八幡神社 狛犬s.JPG P1092654 八幡神社 狛犬s.JPG

狛犬(拝殿前の古めの一対)
P1092652 八幡神社 狛犬s.JPG P1092651 八幡神社 狛犬s.JPG
向かって右手の狛犬の方が、更に古そうで何とも愛らしい表情です。

八幡さまのご眷属「鳩」   拝殿の扁額
P1092653 八幡神社 眷属鳩s.JPG P1092650 八幡宮 扁額s.JPG

八幡さまの参道の桜並木は開花時にはさぞ見事なことでしょう。他にも長福寺、古墳や、名跡等いろいろあり、ゆっくり見て回りたかったのですが、何処でお蕎麦を頂くかの方にも気がいってしまい、次回のお楽しみとしました。

図書館           酒造
P1092657 図書館s.JPG P1092658 酒造s.JPG
「和紙の里」「武蔵の小京都」とも呼ばれる歴史ある小川町の風景に合う素敵な図書館。見学や試飲もできる酒造が幾つかあって次の機会の訪問が楽しみです。今回は相棒が車で帰る予定なので、残念ながらパスでした。

お稲荷さん         武州めんの天ぷら蕎麦
P1092661 お稲荷さんs.JPG 1677815816686 蕎麦s.jpg
お蕎麦屋さんの前に「名物 いなり寿司」に誘われてお土産に購入。相棒のケロが検索して決めた駅の先の武州めんに落ち着きました。うどんの有名店で蕎麦を頼んだ相棒の写真です。お芋の天ぷらがとろけるほど柔らかで甘くて最高でした。私は素直にうどんを頼んだのですが、これがまたアゴが外れるほど固いうどんで参りました。いくらなんでも固すぎない?地元の人にはこれが普通なの? お昼すぎにも関わらず大賑わいで、座敷に上がらないと座れない程でした。

小川町は歴史と文化の町、まだまだ興味のある場所が沢山あります。外秩父七峰と共に引き続き探ってみます。

(おわり)


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2023年01月11日

官ノ倉山 と 周辺 (3)官ノ倉山・石尊山


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 東武竹沢駅からの里山歩きを楽しんだ後、いよいよ「外秩父七峰(官ノ倉山、笠山、堂平山、剣ヶ峰、大霧山、皇鈴山、登谷山)縦走」の起点、官ノ倉山登山口に到着です。「かんのくら」と聞けば自ずと浮かぶ通り、元々は「神の倉」「神坐」として崇められてきた山なのでしょう。

官ノ倉山へ 道標      コウヤボウキの冠毛
P1092618 官ノ倉山へ 道標s.JPG P1092619 コウヤボウキ?s.JPG

官ノ倉山への登り
P1092620 官ノ倉山への登りm.JPG
登り出しこそ木漏れ日がありましたが、1月の午前中、日の当たらない斜面は結構な寒さでした。お日様が恋しい季節…春になったら何が芽生え咲き出すのか想像しながらの登り。

峠に出れば快晴の青空、山頂からは360℃の見事な眺望が得られました。山々を見晴らしながらのランチです。

官ノ倉山山頂標 344.7m
P1092621 官ノ倉山 山頂標s.JPG

官ノ倉山山頂より展望
P1092622 官ノ倉山山頂より展望m.JPG
赤城山方面

P1092623 官ノ倉山山頂より展望m.JPG
榛名山方面

P1092624 官ノ倉山山頂より展望m.JPG

1677815816349 官ノ倉山山頂より展望m.jpg

官ノ倉山〜石尊山 途中展望
P1092625  石尊山山頂より展望m.JPG

P1092626  石尊山山頂より展望m.JPG
堂平山・笠山

石尊山山頂         石尊山山頂祠・献灯
P1092627 石尊山山頂標s.JPG P1092629  石尊山山頂s.JPG

石尊山山頂祠
P1092628  石尊山山頂の祠m.JPG

石尊山からも360℃のパノラマ展望が得られます。ただ、こちらでは昼食をとられる方が多く、写真を撮るのは遠慮してしまいました。この石祠の前にも人が座っていらしたので、お願いして一瞬だけ撮らせて頂きました。なので、祀られている神仏の確認も出来ず…またの機会にです。

天王沼(池)からの官ノ倉山への登りではどなたにも会わなかったので、小川町駅方面から登ってこられた方々なのでしょう。

下りの鎖場
P1092630 急坂の鎖場m.JPG
鎖無しでも登り下りは可能な斜面ですけれど、あれば安心ですね。お日様を浴びながらの快適な下山でした。

(つづく)


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2023年01月10日

官ノ倉山 と 周辺 (2)三光神社・天王沼(池)


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2023.01.09

 重要文化財 吉田家住宅を後にして更に官ノ倉山への道の途中、地元を治めていた竹沢氏の子孫が創建したという三光神社さんに参拝。

三光神社
P1092609 三光神社m.JPG

三光神社ご由緒
P1092608 三光神社由緒m.JPG
 
 ご由緒を読めば、今は「月日星」の三光としていますが、元は「北辰妙見大菩薩」=北斗七星を祀っていたとのこと。ご縁のある私、道理で心惹かれた訳です。

三光神社摂社         ご神木(スギ)
P1092610 三光神社摂社s.JPG P1092611 三光神社ご神木s.JPG

紅梅(八重寒紅?)      キーウィ
P1092607 紅梅s.JPG P1092613 キーウイs.JPG
早咲きの紅梅がほころび始めていました。 キーウイも鈴生り! 収穫せずに追熟させているのでしょうか。

天王沼(池)        
P1092615 天王池m.JPG
大きな灌漑用水の沼池。

P1092616 天王池m.JPG
大分落ち葉が堆積しているようで、かい掘りした方が良さそうな…? ただ、こう言う浅瀬もある方が、カエル等の産卵には助かるでしょうね。

東屋             小さな神社
P1092614 池ノ端の東屋s.JPG P1092617 神社s.JPG
ほとりには東屋があり、桜の咲く頃には賑わいそうです。 こちらの神社は、ごめんなさい、手を合せるだけでご祭神も確認していませんでした。場所的に水神さま関連でしょうか。それとも「天王沼」なので、牛頭天王で八坂神社?

(つづく)


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2023年01月09日

官ノ倉山 と 周辺 (1)重文 吉田家住宅


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 1月の初め、埼玉県小川町の官ノ倉山とその周辺をケロと一緒に歩いて来ました。埼玉県の小川町は、元気プラザなどにキャンプで何度か来ていましたが、駅付近の山歩きは初めてでした。

2023.01.09

 JR八高線と東武東上線が乗り入れている小川町駅、八高線の竹沢駅、東武東上線の東武竹沢駅の3つの駅が利用可能。帰りに何処へ寄り道するかで出発地の候補を選ぶことになります。今回は、小川町駅付近で寄り道をする予定でゴールに、東武竹沢駅をスタートに。

東武竹沢駅          道標
P1092589 東武竹沢駅s.JPG P1092588 道標s.JPG
未だ新しい駅舎。駅前にお店などは無く、ハイキングへの道標と慈光尊の祠が建てられています。

慈光尊の祠
P1092586 慈光尊の洞s.JPG

慈光尊の由緒
P1092587 慈光尊の由来m.JPG

小川町の観光マップ
P1092590 観光マップm.JPG

霜を帯びた葉         木部(きべ)の公衆トイレ
P1092591 霜の草s.JPG P1092592 木部トイレs.JPG
冷え込んだ朝で地面の草には霜が降りていました。

キリの実           凍った池
P1092593 キリの実s.JPG P1092595 凍った池s.JPG

国指定重要文化財 吉田家住宅 外観
P1092606 吉田家住宅m.JPG
国指定重要文化財でありながら、中に入ったり上がったり、食事が出来たり、体験イベントに参加出来たりする、享保6(1721)年に建築の記録が残る、埼玉県最古の古民家です。

P1092596 吉田家住宅m.JPG

トウガラシ          アズキ
P1092597 トウガラシs.JPG P1092598 アズキs.JPG

床の間のある部屋       囲炉裏の煙
P1092601 床の間のある部屋s.JPG P1092602 囲炉裏の煙s.JPG

ゴマ             ダイズ
P1092603 ゴマs.JPG P1092605 ダイズs.JPG

小正月の飾り木「削り花」 
P1092604 ハナノキm.JPG
魔除けの力を持つ真っ白な「ニワトコ」や「ヌルデ(オッカドノキ)」を削って作ります。名称は「削り花」など色々あるようですが、この地方では何と呼ぶのか聞き損ねました。余りゆっくりしていると、山へ行くのが遅くなるので中の方に声を掛けづらかったのです。本当はここでゆっくりしてみたかった・・・次回を楽しみにしています。

P1092600 吉田家住宅m.JPG

国指定重要文化財 吉田家住宅

(つづく)


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posted by 山桜 at 23:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅・町歩き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする