2023年01月20日

秩父・破風(はっぷ)山(2)


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如金峰を後にし、破風山へ向かいます。この辺りは、ヤマツツジ、ミツバツツジ、ヒカゲツツジ等のツツジの仲間の木が多く、花の時期に再訪したいです。

マサキ似の不明常緑樹(つる性?)  五葉性の松葉
P1192693 マサキ?s.JPG 撮影忘れ、どなたかお持ちですか?

下見時、足元の松葉に目を留めると、なんと珍しい五葉性のマツでした。日本のマツ属で普通良く目にする黒松、赤松は二葉性(2本ずつ束になっていて、所謂「松葉」として描かれる形)。 

五葉性のマツは、冷温帯〜亜高山帯に自生するゴヨウマツ(盆栽等で目にすることの多い、葉長3〜5cmものは、変種のヒメコマツ、6〜10cmで中部以北自生のものは変種キタゴヨウ)、高山に自生するハイマツ、松の実が採れるチョウセンゴヨウがありますが、続いてみつけた松ぼっくりの形が長くて大きくて、ゴヨウマツ、ハイマツ、チョウセンゴヨウの松ぼっくり(鞠果、球果)とは全く違うのです。

ストローブ松?ぼっくり    ストローブマツ?の姿
sP1192694 不明五葉性マツの松ぼっくり.JPG P1192695 不明五葉性マツの全姿s.JPG
マサさんが調べて「ストローブマツ」と同定。松材としては「ホワイト・パイン」と呼ばれる外来種なのですが、何故、ここに生えているのかは不明です。何はともあれ、珍しいマツをみつけて驚きでした。本番でも皆さんで観察することが出来ました。

破風山(はっぷさん)山頂標      
P1192696 破風山山頂標s.JPG

破風山よりの両神山
P1192697 破風山より 両神山m.JPG

破風山より小鹿野の二子山
P1192740 破風山より二子山m.JPG

破風山より日光連山
P1192701 破風山より日光連山m.JPG

破風山より日光男体山
P1192741破風山より男体山m.JPG

(つづく)

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posted by 山桜 at 18:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする