2023年02月26日

良く歩いた一週間


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 狭山丘陵、大宮、川越、高尾山・日影沢林道、高尾山・病院道〜2号路〜3号路〜5号路〜もみじ台〜高尾山頂〜薬王院・・・、ふと見ると合計歩行距離は、約73km? ええっ、ほんとに? この計測って間違ってない??

 昨年の今頃は、未だストックをつき一歩一歩痛みを堪えて歩いていたのですから、今も未だ痛みがあるとは言え、随分歩けるようになったものと我ながら驚きです。

 デスクワークなどで動かない時間が長くなると、歩き出しが特に痛みますが、動き始めれば徐々に薄れていきます。躓いたり下りで衝撃を受けたりすると痛みが増すことがありますが、以前のように膝が腫れ上がって歩けなくなることはなくなりました。

 後は、2ヶ月に一度の免疫抑制剤点滴を受けなくとも良いとのお達しを待つばかり・・・晴れて寛解の日が待ち遠しいです。

 書きたいことは沢山なのに、流石に疲労が溜まって、ついつい転た寝をしてばかり。気がつくと夜で、翌日に備えなければ・・・の繰り返しです。今日も明日に備えて休みます。祖母が、Kさんが、父が、義兄が、旅立ってしまったこの季節、忙しく過ぎてしまうのが有り難いです。


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posted by 山桜 at 21:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年02月20日

観梅会 大宮第二公園


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 梅の香りに誘われ、初めての大宮で沢山の梅の花を堪能して来ました。とても全部は無理なので、目に留まったお花のお裾分けです。馥郁とした香りも感じて頂けたら嬉しいです。

曙枝垂 あけぼのしだれ 
P2203113 ウメ 曙枝垂 あけぼのしだれm.JPG
日本人が好きなほんのりサクラのような色合いの花が滝のように枝垂れていて、誰しも見とれて足を止めてしまいます。開ききると、花弁の先が少し反る傾向。

見驚 けんきょう        鴛鴦 えんおう
sP2203129 ウメ 見驚 けんきょう..JPG P2203112 ウメ 鴛鴦 えんおうs.JPG
こちらも正に「見て驚く」程、大きくふっくらした優雅な梅で、今日一番のお気に入り。若し、庭に余裕があったら植えたい!と思った程! 無理ですが・・・。

鴛鴦とはオシドリのことで、仲良しのつがいのように実が二つくっついて生るそうです。そう言えば、神戸で一つの花から沢山の実がなる梅を見ました・・・あの品種は何だったか? 後で調べてみます。

芳流閣 ほうりゅうかく     緑萼枝垂 りょくがくしだれ
sP2203118 ウメ 芳流閣 ほうりゅうかく..JPG P2203117 ウメ 緑萼枝垂 りょくがくしだれs.JPG
芳流閣は、白梅の中で一番大輪で、実梅としても沢山栽培されている品種。
同じ白梅でも、萼や若枝が赤いものと青いもの(青軸)があります。青軸の中でも「緑萼」は、八重咲きの品種。

緑萼枝垂 りょくがくしだれ
P2203116 ウメ 緑萼枝垂 りょくがくしだれm.JPG

宇治の春
P2203119 ウメ 宇治の春 うじのはる.m.JPG
今まさに満開状態・・・男性陣は「見事だねぇ!」でしたが、女性陣は「咲き始めで蕾があった方が好き!」と意見が分かれました。

紅牡丹 べにぼたん       茶筅梅 ちゃせんばい
P2203120 ウメ 紅牡丹 べにぼたん.s.JPG P2203121 ウメ 茶筅梅 ちゃせんばい.s.JPG
紅牡丹は、梅の花ではないような真っ赤な花色。

茶筅梅は花弁が退化して殆ど見えず雄しべが茶筅のよう。茶席の話題としては面白そうですけれど、出番は待合止まりでしょうか。余り重なり(茶筅)を良しとしませんし、梅の花自体、香りが強いので用いませんね。

蓮久 れんきゅう        蓮久の裏側    
P2203123 ウメ 蓮久 れんきゅう.s.JPG P2203122 ウメ 蓮久 れんきゅう.s.JPG
蓮久は、花弁の裏側が濃い紅色で、それが透けて覆輪のように見えました。

大盃 おおさかずき       白加賀 しろかが
P2203128 ウメ 大盃 たいはい.s.JPG P2203124 ウメ 白加賀 しろかがs.JPG
スッキリした花形で、紅梅・白梅の見本のような二品種。

白加賀 しろかが
P2203125 ウメ 白加賀 しろかが.m.JPG

花香実 はなかみ
P2203126 ウメ 花香実 はなかみ.s.JPG P2203127 ウメ 花香実 はなかみ.s.JPG
「花美しく香り良く実も良し」と、後水尾天皇が命名されたとのこと。

春日野 かすがの
P2203130 ウメ 春日野 かすがのm.JPG
枝によって白と桃の花が咲き分けます。一つの花の中で花色が先分けることも。

緋の司枝垂 ひのつかさしだれ
P2203132 ウメ 緋の司枝垂 ひのつかさしだれm.JPG
こちらも濃い緋色で、遠目にはアクが強い雰囲気ですが、近づいて見ると簪細工のような繊細な美しさです。

藤牡丹枝垂? ふじぼたんしだれ
P2203142 ウメ 藤牡丹枝垂? ふじぼたんしだれ.JPG P2203143 ウ メ藤牡丹枝垂? ふじぼたんしだれ.JPG
これは、先輩方が協議の結果、花姿に乱れがある、開ききった花弁が反り返っている点で「?」印がとれませんでした。

 こんなに梅の品種を沢山、じっくり見て歩いたのは初めてで、今も頭がパンクしそうです。梅が咲いているほんの短い間に見比べなければ、なかなか見分けられるようにならないですよね。これから何年かかることやら・・・というか、後何年梅の花をみられるのか・・・。

 今日は、梅の花が好きで、亡くなる6日前にも家の冬至梅を愛で、今は梅の名所の水戸に眠る祖母の命日。沢山の梅の花を一緒に見られて祖母も喜んでくれているでしょう。


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posted by 山桜 at 23:26| Comment(2) | TrackBack(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年02月19日

ヤマナシ と ヤマリンゴ


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 高尾山では、日本在来種の ヤマナシ と ヤマリンゴ(オオウラジロノキ)を見ることが出来ます。普通に皆さんが歩いている道の縁に実が落ちていますが、気付く人は殆どいないようです。

2022.12.27

ヤマナシ(ニホンヤマナシ) バラ科ナシ属
PC272552 ヤマナシm.JPG

ピンポン球より一回り小さい程の実ですが、小さいだけで姿は梨そのもの、梨の香りもします。
ナシ属の実の特徴は、萼片の先の名残が無いこと。果実的には先端ですが、俗に言うお尻の部分の窪みがツルンとしています。写真に撮るのを忘れてごめんなさい。

ニホン在来種のナシの仲間(ナシ属)には、イワテヤマナシ、その変種のアオナシなどがあります。

オオウラジロノキ(オオズミ、ヤマリンゴ)バラ科リンゴ属
PC272564 オオウラジロノキm.JPG

PC272563 オオウラジロノキ.JPG

一方、リンゴの仲間は、このように萼片の先が残っています。リンゴの皮を剥いて種の部分を除くとき、お尻の部分に、五片のポサポサが残っていますよね。

日本在来種のリンゴの仲間(リンゴ属)には、ズミ、エゾノコリンゴ等があります。


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posted by 山桜 at 21:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年02月18日

一瞬が永遠になる


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 朝ドラ「舞い上がれ」は、主人公の成長につれ、ステージやテーマが様々に変わりますね。

 人の気持を思いやりすぎ自分の好きなことも我慢して生きづらかった少女時代。

 自分のやりたいことをみつけ、パイロットを志願してやり遂げた青春時代。

 時代の変化にパイロットの道を閉ざされ「父の夢を継ぐ」道を新たに選んで進む今。

 その中で、今の幸せが壊れるのが怖くて包み隠してきた自分の想いを、遂に打ち明けた昨日の回。

 ずっと見守ってくれてきた幼馴染みと、その「短歌」に込められた思いに注目が集まっていますね。俵万智さんのTwitterで自作の短歌も添えての呟きも追い風です。
(下2首、俵万智さん詠)

 七夕の夜に言葉を交わせども 
         織姫よりも君は遠くて 


 それ以上近づけないけど傷つかない
        『ありがとう』とは便利な言葉


 和歌に和歌で返す。いいなぁ・・・日本人の原点、憧れます。


 「短歌にすると、一瞬が永遠になるんやね」
舞ちゃんのその言葉で、

 「そう・・・そうね」
Kさんを亡くした頃の拙作が胸に甦りました。


 光ふる窓辺にまどろむ君ありて 
        寝息たしかむ日々ぞ恋しき  山桜


 今もその窓辺にまどろむあなたが見えますよ。

 そして、梅津貴司くんの舞ちゃんに告白して詠んだ歌・・・


 目を凝らす 見えない星を見るように
        一生かけて君を知りたい   貴司



 まだまだ分からないこと、知らないことがいっぱいだったように思うKさんのこと、もっともっと一生かけて知っていきたかったなぁ 

 そうやって、届かない思いを抱いて一生追いかけていく私を、いつか優しく迎えに来てね。 

 あと一ヶ月と一日で六年。七回忌がやって来ます。


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posted by 山桜 at 09:57| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年02月14日

むさしの自然観察園(2月1週)


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2023年2月6日(月)

セツブンソウ
P2062931 セツブンソウm.JPG

P2062930 セツブンソウm.JPG
 節分、立春も過ぎたので、そろそろ咲いているのでは・・・?と思って、そっと落ち葉を除いてみると、小さな花たちが急に降り注いだ春の光を浴び、眩しそうに花を開き始めてくれました。今年も咲き始めに出会え、嬉しくて思わず小さな声を上げてしまいました。

ミチノクフクジュソウ
P2062896 ミチノクフクジュソウs.JPG P2062897 ミチノクフクジュソウs.JPG
毎年、書いているような気がしますが、フクジュソウに比べて萼片の長さが花弁の半分程と短いのが特徴です。横から見ると良く分ります。

キクザキイチゲ       ナニワヅ(蝦夷鬼縛、蝦夷夏坊主)
P2062895 キクザキイチゲs.JPG P2062902 ナニワヅs.JPG
温かくなり、キクザキイチゲも伸び伸びと開いて来ました。ナニワヅの開花も、もう一息?

マンリョウ          ノシラン
P2062894 万両s.JPG P2062908 ノシラン種子s.JPG
万両は赤い実、ノシランの方は、実は「実」ではなく「種子」。なんで?って思いますよねぇ そう思った方は、ようこそ植物の世界!

オオカマキリの卵嚢      ハラビロカマキリの卵嚢
P2062923 カマキリ卵嚢s.JPG P2062904 カマキリの卵囊s.JPG
カマキリの種類によって卵嚢の形も様々です。

赤花蕗のフキノトウ   足跡
P2062905 赤花フクジュソウs.JPG P2062907 足跡s.JPG
普通の蕗に少し遅れて、赤花蕗のフキノトウも上がってきました。
最近色々な動物が観察園の中を闊歩しているようで、常緑樹エリアの築山の段を毎週崩していた犯人の足跡が残っていました。

学校ビオトープ
P2062892 学校ビオトープ.JPG P2062891 学校ビオトープ フキノトウ.JPG
この日は、観察園当番の前に、市内の学校ビオトープ授業のサポート。久し振りに小学生たちのワクワク光る目と笑顔と弾む声に囲まれて元気を沢山貰いました。


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posted by 山桜 at 19:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年02月11日

むさしの自然観察園(1月5週)


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 随分久し振りのむさしの自然観察園だよりです。8月以来! 写真はそれなりに撮っていたのですが、9月頃から忙しくなり、すっかり掲載をサボりました・・・。

2023年1月30日(月)

アカハライモリのチビコ     外水槽に張った氷
DSC_0156 アカハライモリs.JPG DSC_0154 水槽の氷s.JPG
 他のアカハライモリは食欲旺盛、他のイモリを押しのけても餌に群がるのですが、このチビコだけは皆と離れて餌の取り合いにも参加しません。そのことをずっと気にかけている相棒が、少しずつ口の傍に餌を近づけては丁寧に餌やりして来た甲斐あって、やっとヤセッポチながらも育ってきました。近づくと「餌くれるの?」とでも言うように振り返る仕草が愛おしいです。

 外の小ビオトープ傍らの水槽に厚い(5cm位)氷が張っていました。氷点下が続いていたので、夕方になっても溶けずにそのままでした。

ミチノクフクジュソウ      キクザキイチゲ
DSC_0152 ミチノクフクジュソウs.JPG DSC_0153 キクザキイチゲs.JPG
 春を告げるフクジュソウが次々と咲き始めています。キクザキイチゲも日だまりでは一足早く、未だ葉が展開する前に咲き始めてしまいました。水を求めて低い通路の方に出てきてしまっている子たちには、踏まれないように目印を付けています。

コショウノキ          ムクロジの実
20230130115138545 コショウノキs.JPG DSC_0155 ムクロジ 実s.JPG
 コショウノキは、良い香りのジンチョウゲの仲間です。日本では雄株ばかりの外来種の沈丁花と違い、日本在来種で赤く熟す実を「唐辛子」に見立てて、コショウノキと呼ばれます。辛いもの=コショウと呼ぶ地方がありますね。柚子胡椒も柚子と青唐辛子で作ります。

 ムクロジの実のこの半透明の果皮にはサポニンが含まれているので、ペットボトルに水を一緒に入れて振ると、ブクブク泡立ちます。手を洗ったり洗濯に使ったりも出来ます。中の固い種は、羽根つきの羽根の玉や数珠に用いられます。沢山拾ってあるので、見に来て下さいね。


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posted by 山桜 at 17:47| Comment(2) | TrackBack(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年02月10日

朝から雪、しんしんと・・・


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 朝、カーテンを開けたら既に白く雪が積もっており、予報より早い降り始めでした。接骨院の予約があったので、用心の為に山用のストックを持って出掛けると、あらら玄関先に靴がない・・・7人のキャンセルがあったそうです。足腰傷めている方々ですもの、そうですよね。

 受診後、折角出掛けて来たので、雪の様子を見に行って来ました。そんな物好きは余り居ないようで・・・

DSC_0160 狭山公園 雪m.JPG

 雪景色、独り占め。 

DSC_0161 狭山公園 雪m.JPG

 風があり、木の幹にも雪が吹き付けています。

DSC_0164 狭山公園 雪m.jpg

 雪道の一番乗りは気持いいですよね。嬉しくも申し訳無いような気持で、キシキシと足跡を刻んできました。

20230210110515823 狭山公園 雪 (2)m.JPG

 池に雪も音も吸い込まれ、消えてゆきます。

 そして今、日も暮れましたが未だ降り続けています。朝、箒で掃いた玄関先も、その跡形無く再び真っ白です。都内の大雪警報は注意報になりましたが、ここは未だ警報がでたまま。それでも明日の気温が高そうなので、たちまち消えてしまう淡雪でしょうか。


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posted by 山桜 at 18:14| Comment(2) | TrackBack(0) | 山川・自然観察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年02月03日

節分考察、竈門炭治郎の故郷は?


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 今日は節分、鬼遣らいの日に因み「鬼滅の刃」の主人公の竈門炭治郎くんの故郷に思いを馳せてみます。原作未読の方は、ネタバレがありますのでご注意ください。

 竈門炭治郎の故郷は、公式ファンブックに「雲取山」とあります。雲取山には何度か登ったことがありますが、麓には炭治郎が炭を売りに行ったような、通りの両側に商家が立ち並ぶような村はありませんでした。(大正時代のことですから奥多摩湖が出来る前。その頃には湖に沈んだ村がありましたが、今は残念ながらしのぶことが出来ません。)

 鴨沢からの途中に薬草(マルミノヤマゴボウ)等が植えられていて、人が住んでいたような痕跡が見られますので、この辺りという可能性もありやと思っていました。(「鬼滅の刃」は、架空の話ではありますが、空想を楽しみます。)

 処が、昨年何度か訪ねた雲取山の埼玉県側からの登山口に「三峯神社」があり、その三峯とは「妙法ヶ岳」「白岩山」「雲取山」の三つの峯の総称です。ですので、この辺りも「雲取山」山域と言えなくもないかなと。三峯神社の参道傍の登山口の近くには、三峯神社に関係する務めをする人々が住まわれていた「神領民家」が保存されています。
(今はムササビが住んでいるようです^^ 中には入れません。くれぐれも踏み荒らす等しないようにお願いします。)

三峯神社「神領民家」
PB172092 (2)三峯神社神領民家.JPG

これを見た時、「鬼滅の刃」ファンの私は、思わず目を見張りました。炭治郎一家の住んでいた家にそっくりjではないですか!? 少なくともアニメの方の作画の参考にされたのでは・・・と思ってしまいます。

何より、竈門家は代々炭焼きを生業にしていましたが、始まりの呼吸の剣士「継国 縁壱(つぎくに よりいち)」の「日の呼吸」を伝える「ヒノカミ神楽」の伝承の家系、神社にお神楽を奉納していた筈。ぴったりの環境です。

上の登山道から見ても、今にも炭治郎たちが姿を現わしそうな風情。
PB172129 三峯神社 神領民家m.JPG

そして、三峯神社奥の院「妙法ヶ岳」の先、霧藻ヶ峰へ向かう途中には、「炭焼平」という場所に「竈門跡」もありました。先の「神領民家」から歩いてそう遠くない場所です。

炭焼平
PA111433道標炭焼平s.JPG

竈門跡
mPA111434 炭焼平 竈門.JPG

また、三峯一帯は霧が出ることが多く、野口雨情がこんな歌も遺しています。

「朝にゃ朝霧、夕にゃ狭霧、秩父三峰霧の中」

「狭霧」! 炭治郎が修行をした鱗滝さんの住む山は「狭霧山」でしたよね。

「霧藻ヶ峰」という、秩父宮殿下が名付けられた山も、霧深い山に生える「サルオガセ=霧藻」に因んでいます。
PB172120 霧藻ヶ峰.JPG

日本武尊も崇拝された「両神山」も間近
PA111445霧藻ヶ峰から両神山m.JPG
「両神」とは、伊弉諾(いざなぎ)尊・伊弉冉(いざなみ)尊、「日の神」である「天照大御神」の御親神様方です。(同時に、月読尊・つくよみのみこと、素戔嗚尊・すさのおのみこと、合せて「三貴神」を誕生させました。)

 酸素が薄い狭霧山、炭治郎が修行を積んだ山もこの辺りなのかなぁ等と思うと、思わず息苦しく・・・なるどころか、足取りも軽くなってしまいます。

こんなことを考えて、にこにこワクワクしていたら、鬼も逃げていくでしょう!

「鬼は〜外!」
「優しい鬼は〜内!」

明日はいよいよ立春、春が来ますねぇ🎵


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posted by 山桜 at 19:43| Comment(2) | TrackBack(0) | マンガ・アニメ等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする