2023年02月18日
一瞬が永遠になる
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朝ドラ「舞い上がれ」は、主人公の成長につれ、ステージやテーマが様々に変わりますね。
人の気持を思いやりすぎ自分の好きなことも我慢して生きづらかった少女時代。
自分のやりたいことをみつけ、パイロットを志願してやり遂げた青春時代。
時代の変化にパイロットの道を閉ざされ「父の夢を継ぐ」道を新たに選んで進む今。
その中で、今の幸せが壊れるのが怖くて包み隠してきた自分の想いを、遂に打ち明けた昨日の回。
ずっと見守ってくれてきた幼馴染みと、その「短歌」に込められた思いに注目が集まっていますね。俵万智さんのTwitterで自作の短歌も添えての呟きも追い風です。
(下2首、俵万智さん詠)
七夕の夜に言葉を交わせども
織姫よりも君は遠くて
それ以上近づけないけど傷つかない
『ありがとう』とは便利な言葉
和歌に和歌で返す。いいなぁ・・・日本人の原点、憧れます。
「短歌にすると、一瞬が永遠になるんやね」
舞ちゃんのその言葉で、
「そう・・・そうね」
Kさんを亡くした頃の拙作が胸に甦りました。
光ふる窓辺にまどろむ君ありて
寝息たしかむ日々ぞ恋しき 山桜
今もその窓辺にまどろむあなたが見えますよ。
そして、梅津貴司くんの舞ちゃんに告白して詠んだ歌・・・
目を凝らす 見えない星を見るように
一生かけて君を知りたい 貴司
まだまだ分からないこと、知らないことがいっぱいだったように思うKさんのこと、もっともっと一生かけて知っていきたかったなぁ
そうやって、届かない思いを抱いて一生追いかけていく私を、いつか優しく迎えに来てね。
あと一ヶ月と一日で六年。七回忌がやって来ます。
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