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(雨が降っている間に、たまったブログ更新がんばるぞ〜

'23 4月 高尾山グリーンクリーン作戦
下見: 3月30日(木)
本番: 4月1日(土)
コース: 小仏バス停〜小仏城山〜お花道〜高尾山
〜富士道〜薬王院下〜浄心門〜清滝
「高尾山の一番美しい季節にようこそ!」
開口一番、思わずそう大きな声を上げてご挨拶してしまった程、実に美しく「山萌える」から「山笑う」の日でした。
今日も我が「山桜班」は、初参加の方々と植物観察好きな方々の布陣。宝生寺前の沢沿いの道からスタートです!
この時期、アチコチに姿を現わしながら、なかなかこっちを向いていてくれないのが、ミミガタテンナンショウ。どうも恥ずかしがり屋さんが多いようです。
ミミガタテンナンショウ セツブンソウ


セツブンソウは、こんな所に自生している筈がないので、どなたかが植えたものでしょう。既に結実していました。朝ドラ「らんまん」で、万太郎くんがお母さんが一番好きな花「バイカオウレン」と間違えて摘んで帰ってきたのが、この「セツブンソウ」でしたね。お花は確かに似ていますが、実の形は全然違うこと、先日ブログに書きましたので、ご興味があればご覧ください。
アズマヒキガエルの卵塊

もこもこ固まって産卵されるヤマガエルの卵塊と違い、うねうねと蛇のようなチューブに包まれています。
アメリカスミレサイシン 同 'スノープリンセス'


園芸用に持ち込まれたアメリカスミレサイシンは繁殖力が強く、アチコチで野生化が広まっています。原種の青紫色の他に、このような白やエンジ色、中心が青紫でぼかしになった’プリケアナ’などの品種があります。
ニリンソウ

沢沿い等の水気の多い場所が大好きなニリンソウは、条件が合えば大群落を作ります。キンポウゲ科の仲間では珍しく食用となり、東北などで呼ばれる山菜名は「ふくらべ」です。
ニリンソウ イチリンソウ蕾


ニリンソウは、5弁花が基本ですが、このように3弁、6弁、八重咲きになったりもします。薄くピンクがかったり、時に「ミドリニリンソウ」と呼ばれる緑色の花ものもあります。
ニリンソウもイチリンソウも「スプリング・エフェメラル(春の儚い命・春の妖精)」と呼ばれる、春のいっときだけ姿を現わして直ぐに消えてしまう春植物です。写真を撮るために踏み荒らすことなく、そっと見守ってやってください。
オッタチカタバミ ジロボウエンゴサク


在来種のカタバミは地面を這うように広がりますが、この外来種は背伸びするように立ち上がって咲きます。
タチツボスミレ?


殆ど日が差さない湿った場所に咲いていたスミレ。上弁がとても短く側弁も唇弁も細く・・・「??」しかし、葉柄基部に櫛型の托葉があったので、やはりタチツボスミレの栄養不良状態だったかもしれません。右は直ぐ近くに咲いていた、痩せ型のタチツボスミレ。
(つづく・・・)

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